男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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◆SetoseN//M
[saga]
2016/04/02(土) 19:44:41.59 ID:0UuJ+YOPo
男「どうも、数日ぶりかな」
「毎日来いと言っておるだろう」
男「ここまで毎日ってのは、どうにも距離がね」
「信仰心の足りん奴だ、呼べば喜んで毎日来るやつだっているだろうに」
男「うん、まぁ本物の神がいるだからそうだろうけどさ」
「ま、お主がやたら忙しいのは知っておるがの」
男「ははは、暇な方がいいくらいなんだけどね」
「人外に好かれておるからの、魅入られてると言うのが正しいのか」
ク「神様も男さんのこと好きですものね」
「にゃっ、別に我はそんなことはないし?」
ク「そうですねぇ、くすくす」
「そうだ男よ、探しものはこれだろう?」
男「あぁ、ありがとうってこれはなんだい?」
「女の幽体の一部ではないのか?」
男「中に入ってる小さいのはそうだと思うけれど、この透明なボールみたいなのものは何なのかなって」
「本体から離れているせいで消えられても困るので、とりあえずの保護じゃ」
「適当に壊して開ければ問題なく出てくるぞ」
男「よく閉じ込められる子だねぇ」
「ふわふわしててそこらの何かに喰われてしまうよりは良いだろうて」
男「その通りなんだけれどね」
男「まぁ、とりあえずこれで揃った訳か」
男「あまり気は進まないが、しょうがないか」
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