提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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314: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2016/09/10(土) 17:02:33.10 ID:ZENM51iK0
――特別席――

レ級「姫ちゃん手加減できてないわね。ねぇ、司令官さん。今からでも中止したらどうかしら?」

提督「何を言っている。俺の艦娘も北方棲姫も完璧な演技ではないか」

レ級「状況がわかっていないわけじゃないでしょう? 2人は姫ちゃんの艦載機に反応すらできていなかったわ」

提督「脚本通りだ」

レ級「旗艦の空母は戦闘に突入してるのよ? あれは演技なんかじゃない。沈んだらどうするつもりなの」

提督「だから何を言っている。北方棲姫も見事な演技ではないか。それに龍驤は沈んでも帰ってくると言っている。お前は何を心配しているんだ」

レ級「それ、ありえないから。ちょびひげも何か言ってあげたらどうなの。あなた上官なんでしょう」

大元帥「上官ですが指揮において命令は出せないですね。それが我が国の決まり事です。この鎮守府の指揮は彼に一任していますので」

レ級「だったらあなたは何のために存在しているのかしら」

大元帥「責任を取るためです。直接の指揮はしなくとも、それを承認したのは間違いなく私ですので」

レ級「だったら……」

提督「レ級よ、お前はさっきから何が言いたいんだ。総合的に見て、俺の持っている戦力ではお前達を殲滅することは不可能だ。北方棲姫の無事は保証されている」

レ級「……えぇ、そのとおりね」

レ級はこれ以上の訴えを諦めた。

彼女にとって、短い時間ではあったがこの鎮守府の居心地は悪くなかった。

もともと話が通じる相手ではなかったと諦める。

ずっと昔からそうだったのだ。

今回こそ変わるかもしれない。

それは今回も変わることはなかった。

それだけのことだった。






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