提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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309: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2016/08/13(土) 18:08:37.42 ID:r/A+UUIU0
――特別席――
観艦式は無事に終え、住民は国旗を掲揚しながら大元帥を迎える。

大元帥の姿を見るのは初めてだが、国を背負う者の格が滲み出ていた。

それに加えて、猫背姿はどこか愛嬌を感じさせるものだった。

劇が開始されるまでほんの少し間が空く。

レ級「ねぇ、ちょびひげ」

大元帥「はい、なんでしょうか」

レ級「こんなことを聞くのもあれだけど。こんな距離にいていいのかしら、私は仮にも深海棲艦なんだけど」

大元帥「貴女方が深海棲艦であることと貴女方が貴賓であることは何の矛盾もありません。迎賓は私の役目でしょう」

レ級「ふぅん」

提督「準備が整いました。まもなく開演です」

大元帥「劇、楽しみですね」

レ級「まぁ、そうね」

レ級が視線を流すと、すぐそばでは港湾棲姫が舞台を睨みつけていた。

港湾世紀は観艦式で歌っていた軽巡から鉢巻と白と赤のサイリウムを渡されていた。

舞台の役者を応援する時に必ず使うものだと艦隊のアイドルが言っていたのだ、北方棲姫を応援するためにいそいそと身につけた。

それらを身につけた彼女は非常に愉快な容姿になる。

要塞の谷間に溢れんばかりのサイリウムが挟み込んであったからだった。

彼女にとって大切なのは北方棲姫であり、自身の見た目も鎮守府も大元帥もどうでも良かった。

レ級「ふぅ」

特に警戒することもないと判断したレ級はおとなしく演劇を鑑賞することにした。





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