提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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◆zqJl2dhSHw
[sage saga]
2016/06/07(火) 22:06:48.30 ID:2VZyhD7e0
龍驤「おぉ、おはようさん。よう寝られた?」
提督「おはよう、おかげさまでな。ただ、直前まで寝てたから講評ができん、すまん」
龍驤「ええよ。けど皆頑張ったから声だけかけたって」
提督「うむ。まず、長門」
長門「はい」
提督「妙高の真似はやめてくれ。わかってくれていると思うが、実戦で実践してしまうとお前の艦体は耐えられない」
長門「そうだな、この図体では耐えられないだろう。演習で浮かれてしまったようだ」
提督「しかし! 今までできなかったことができた事はすごいな! 独力だけではないな、那珂か? 操舵力が格段に向上するのは那珂の訓練だな」
長門「ご名答」
提督「秋津洲流戦闘航海術を使う選択をしたのは、事前に作戦を練ったんだな。隼鷹、いや赤城にも助けを求めたか」
長門「そのとおりだ」
提督「仲間に助けを求められるのは素敵だ。やはり連合艦隊旗艦はお前のものだな! よーしよしよしよし」
長門「ふふ、ありがたく頂戴しよう」
提督「次は加賀」
加賀「はい」
提督「なんで大破でも発艦できるんだ? 装甲空母であれば中破で発艦可能とは聞いているんだが。加賀は違うよな?」
加賀「違います。ですが私は一航戦ですから」
提督「なるほどなぁ! 一航戦だもんな。いい娘だ、加賀! よくできた」
加賀「ふふっ」
提督「航空甲板を盾にもせず、たとえ一歩足りとも動けない状態でも信じられないほどの水準を保ったり。教科書通りにできないことが常なのに、本当にすごいな!」
加賀「さすがに気分が高揚します」
提督「最後は龍驤だな。龍驤!」
龍驤「はいはい」
龍驤を褒めるときはどのようになるのか。
提督にとって龍驤が特別であることは周知の事実だが、褒めているところを目撃する機会は殆ど無かった。
皆はどのような状況になるか、密かに楽しみにしていた。
龍驤「よしよしよし。よう頑張ったな。やるべきこと全部やって演習にも間に合ったやん」
提督「あぁ!」
龍驤「めっちゃカッコ良かったで。流石やな!」
提督「そうだろう、そうだろう!」
全員の頭に疑問符が浮かんでいたが、一部艦娘、日向以上の古参組は笑っていた。
漣「ナニコレ?」
潮「龍驤さんが別格ってことだけはわかるね」
漣「まぁ、そうねぇ」
提督「では、加賀、龍驤と長門の演習を終了する。双方、今後もよくよく努めてほしい」
日向「全員、礼!」
「「ありがとうございました」」
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