提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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245: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2016/04/10(日) 23:14:50.37 ID:fna7Hy4H0

龍驤「あれ? ウチなにやっとんの?」

青葉「広報誌に載せるんです。秘書艦の仕事ですよ?」

龍驤「そやったっけか」

青葉「そうです」

龍驤「そうか」

青葉「はい」

初めて聞いた仕事を言われるがままにこなす。

青葉「龍驤さん、今日は大丈夫ですか?」

青葉は加賀と龍驤、そして長門の演習のことを聞いた。

何も準備をしていないように見えたからだ。

龍驤「もちろん大丈夫やで〜。第3哨戒線より内に来たんはロ級が2体だけで、そのまま外に戻ったしな。即出撃可能な艦娘は鳳翔、那珂、妙高、島風、祥鳳、潮やから、よっぽどが起きても対応できる」

青葉「……おぉ」

予想外の答えが返ってきた。

秘書艦はまったく浮ついていなかった。

純白のドレスに浮ついていることは事実だろうが、並行して臨戦状態でもあった。

龍驤「むしろ青葉の方こそ大丈夫か? 全然寝てないやろ?」

青葉「いえ! 青葉は大丈夫です。慰労会は楽しかったですし、何より電様と鎮守府の歴史を編纂する任務もできましたので!」

龍驤「絶対寝不足や。今日の演習は司会実況いらんから。もう休み」

青葉「きょーしゅくです! けど、心配御無用ですよ。よーし、もっと働けます!」

比叡「えぇいっ!」

比叡は裂帛の気合で青葉の意識を刈り取り、そのまま抱え上げる。

龍驤「ありがとぉ、比叡」

比叡「お安い御用です」

龍驤「今日の司会実況はないけど、日向に解説して貰って隣に瑞鶴を座らせとこ」

比叡「とてもいい看取り稽古になりますね」

龍驤「そうやろ? もっと瑞鶴には育ってもらわんとな」

比叡「……そうですね」

おそらく龍驤の勘違いは、龍驤自身が気がつくまでは正せないだろう。

比叡「指令、腕の見せ所ですよ」

龍驤「おっ? そうやな」





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