提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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210: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2016/02/11(木) 22:29:41.33 ID:qKqc1knq0
――船渠――

加賀「まさかあなたが背中を流してくれるなんて、殊勝な心掛けです」

瑞鶴「なんでそんなに上からなのよ」

加賀「何を話せばいいかよくわからないのよ。まったく、五航戦はそんなことも察することができないのかしら」

瑞鶴「嘘でしょ? 私ぜんぜん悪くないじゃん。全部加賀の問題じゃん」

加賀「そういうことにしておきます。もういいわ、次は私が変わりましょう」

瑞鶴「うん」

加賀は大量に泡を立てて瑞鶴の背中を流す。

加賀「あなた、ずいぶんと細いですけれど。ちゃんと食べているのかしら」

瑞鶴「食べてるわよ!? 一航戦とおんなじ食事とってるじゃない」

加賀「それでは足りません。私と赤城さんはほぼ待機中です。いわばアイドリング状態の燃費です」

瑞鶴「うん」

加賀「あなたち五航戦は今まさに訓練をしている最中です。実戦に近い燃費でしょう」

瑞鶴「待って、昨日は出撃がなくて一航戦も五航戦も同じだけ訓練をしたんだけど? 今日も稽古つけてくれたじゃん」

加賀「そうです。それが何か?」

瑞鶴「何か? じゃないわよ、加賀も訓練してるじゃない」

加賀「私達にとっては待機と変わらないわ」

瑞鶴「マジ? 私、すっごく疲れたんだけど」

加賀「マジです。練度の差を嘆いてもしかたありません。今のあなたはより消費をしているので、より補給をする必要があります」

瑞鶴「ご飯、美味しいけど。あの量でも限界一杯食べているんだけど」




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