提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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◆zqJl2dhSHw
[sage saga]
2015/12/06(日) 23:08:32.44 ID:hT/G1Qws0
島風「あっ、電ちゃん。話終わった? 早く夜戦に行こうよ!」
電「はいなのです。しかしすごいメンバーですね。阿武隈さんの練度では、今回の海域は時期尚早なのでは?」
島風「基礎鍛錬も大事だけど、戦闘で得られるものも大事って判断だって。ほら、北上さんと妙高さんも一緒に行くんだよ」
電「なるほどなのです。実戦であの2人を間近で見られる機会はめったにないのです。作戦名はなんですか? 高速艦でまとめ得られているから、『はやきこと島風の如し』ですか?」
島風「作戦名は聞いてないよ。『電撃作戦』なんてどうかな? これならすごく速いよね」
阿武隈「……作戦名は「阿武隈の練度を上げる作戦」です」
電「海上で電気なんて、四方八方に霧散しておしまいなのです。ここは島風の如しがいいのです」
島風「電ちゃんはもっと速さのお勉強をしたほうがいいよ。電圧と大気圧じゃ出せる速度の桁が違うもん。電撃がいいよ」
阿武隈「……電ちゃんは入渠して補給して準備をしてきてくださーい」
電「島風ちゃんももっと考えたほうがいいのです。電達は艦娘だから、物理現象の制約すら解き放つことができます。つまり、皇国最速を誇る島風の名を冠した作戦こそ、最速の概念を顕せるのです!」
島風「そんなの精神論だよ。本当に速さを表現するなら、光か電気しかないもん!」
阿武隈「……あたしの指示に従ってください。んぅぅ、従ってくださぁいぃ!」
駆逐艦同士が組手を始めてしまった。
片や地域の守護神にまで祀り上げられた艦娘。大破状態とはいえ、限界練度は伊達ではなかった。
片や皇国海軍最速の艦娘。その速さに関して余計な説明は不要であり、駆逐艦としてはこの鎮守府で第2位の練度を誇っている。
阿武隈では到底止めることはできなかった。
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