提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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162: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/11/14(土) 19:28:15.00 ID:LhWGe+c60
青葉「ふふふ、降りてきました! 青葉、取材を始めます!」

天啓を得た青葉が会長にインタビューするために駆け寄った。

青葉「会長! 取材させてください。電ちゃんとの出会いから今日に至るまでをお願いします!」

那珂「青葉ちゃんって、おバカさんだね☆」

青葉「えっ?」

会長「青葉殿、よくぞ聞いてくれました! 我が君との出会い、それは私がまだハナタレ小僧だった時分。 珍しく海が凪いだ日でした」

会長は嬉々として話を始める。

会長「提督、青葉殿をお借りしていきます。手短に話しますが、立ち話で済む話ではありませんので! 慰労会までには間に合わせます」

提督「青葉をよろしくお願いします」

提督は一礼する。

提督「あと慰労会ですが、ありがたくお受けします」

会長「なんのなんの、私こそお礼をさせてください。いつも我々を守ってくださりありがとう存じます!」

提督「お上より賜った、我々の存在意義ですから」

提督の表情は誇らしげだった。

提督「では、青葉の取材が入ったので明後日の夜ですね。慰労会楽しみにしております」

会長「精一杯もてなしますので!」

青葉「……え? 会長の取材は慰労会までじゃ」

提督「青葉、自分で口にしたことは必ずやり遂げろよ」

青葉の脳内で中央演算装置がフリーズを起こす。

キャッシュもメモリも真っさらにして現実から逃げたかったが、強制的にリカバリされる。

逃げることなど許されない。

会長への取材が決定した瞬間に慰労会開催時刻が48時間ほど延期された。

それについて誰も気にしていない。

それどころか青葉に憐憫の目を向けている。

電「青葉さん」

青葉「はい! ワレアオバ!」

混乱していることが容易に読み取れた。

電「明後日の慰労会で会いましょう」

青葉「いやーっ!!」



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