提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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◆zqJl2dhSHw
[sage saga]
2015/11/01(日) 22:57:53.07 ID:/77XVT0Q0
暁の脳内で中央演算装置がオーバークロックを起こす。
同時に、高度な数式が展開された。
妙高≒隼鷹≒一人前のレディ≒暁
暁「……」
無言のまま脱帽し、頭を差し出す。
提督「ん? 妙高や隼鷹と同じ扱いでいいのか?」
暁「と、当然よ!」
提督「暁、よくやった」
暁「♪」
暁はあまりにもあっさりと陥落してしまった。
ほんの少し前まで涙を流し、鼻水を垂らしていたとは感じさせないほどに。
泣いていた他の3人もその様子を見て自身を改めた。
悔しさはよりも、この機会を与えてくれた指令に報告をしたい気持ちが勝ったからだ。
提督「響ぃ、講評だ!」
響「ああ、わかったよ。けれど司令官、首だけでこっちに振り返るのはやめてくれないかい? 人間の可動域を超えているよ。はっきり言うと怖い」
提督「何をいまさら」
響「そうだね」
提督「響は……うむ、いい表情だ。何か納得できたか? だが講評はさせて貰おう」
響「お願いするよ」
提督「昼戦の主砲、雷撃を放つところ、長門の砲撃を回避するところ。夜戦の雷撃もよくやった。可能戦闘機会を余すところなく使っていたな。花マルだ!」
響「スパシーバ」
提督「……」
響「どうしたんだい、司令官? 何か気に触ることをしてしまったかな」
提督「お前の祖国はどこだ? お前が守りたい国は?」
響「あぁ、そうか。そうだね、不誠実だったよ。私は『響』。皇国で生まれ育った暁型の駆逐艦だ。祖国はこの国しかない」
提督「そうだな」
響「けれど、司令官。私は連邦だって同じように守りたいんだ。私はあの国でも闘っていたからね。彼らが深海棲艦の脅威に晒されたなら、その時は助けに行きたい。これは皇国に仇なす意志だろうか」
提督「そんなことはないさ、お前は暁型だからな。誰かを助けるときは、俺が止めたって押っ取り刀で駆けつけるだろう」
響「ふふっ。ありがとう、司令官。雷と電も待ってるから」
提督「ああ」
響「……」
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