提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
1- 20
131: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:42:02.28 ID:2CgeDF200
那珂はマイクを使っていなかった。

単純な音であれば、全てかき消されてしまっていただろう。

ならば、届けた先は耳ではなく心。発したものは、声ではなく想い。
以下略 AAS



132: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:47:48.73 ID:2CgeDF200
那珂「みんなー! しっかりと電ちゃんのことを見てたかな〜?」

途切れそうな空気を繋ぎ直し、再び歓声が上がる。

青葉「あっ、あれは一体何だったんでしょうか? 艦娘の常軌を逸していたのでは!?」
以下略 AAS



133: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:48:59.72 ID:2CgeDF200
青葉「……」

青葉「暁ちゃんと雷ちゃんもこの歓声の中で闘って欲しかったです……」

マイクを通さず、小声でこぼす。
以下略 AAS



134: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:49:31.15 ID:2CgeDF200

「……水雷戦隊を侮らないで」




135: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:50:20.75 ID:2CgeDF200

「……水雷戦隊を侮らないで」




136: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:51:15.87 ID:2CgeDF200
>>135 削除

マイクどころか、零式聴音機ですら拾えない程小さな声だった。

その声が、機関部を水没させるかのごとく青葉を覆う。
以下略 AAS



137: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:53:19.76 ID:2CgeDF200
那珂「……」

周囲の空間が歪む。

青葉が見た錯覚でしかないが、その気迫はあの武勲艦を想起させるものだった。
以下略 AAS



138: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/21(水) 21:40:29.15 ID:QTJQMTd80
――第六駆逐隊――

電「響ちゃん、諦めちゃだめなのです」

響「すまない。最後は全力で回避しなくちゃいけなかったね。電はかなり無茶をしたけど大丈夫かい?」
以下略 AAS



139: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/21(水) 21:42:01.40 ID:QTJQMTd80
挺身により電は小破となった。

長門に打ち込むということは、電自身にもそれ相応の反動があるということだ。

響を庇う代償は決して安いものではなかった。
以下略 AAS



140: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/21(水) 21:43:00.21 ID:QTJQMTd80
3盃生き延びて酸素魚雷を当てることができればなんとかなる。

訓練前の北上の言葉だが、的を射ていた。

2盃なら可能性が残り、1盃ではわずかな希望も残らない。
以下略 AAS



141: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/21(水) 21:46:58.19 ID:QTJQMTd80
――長門――

長門「……巧いな」

駆逐艦の機動力により、長門はT字不利を取らされ続けた。
以下略 AAS



403Res/357.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice