779: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/12/05(月) 00:29:15.96 ID:FyUFA4MH0
そんなことを口にしながら、土御門はへらへらと笑う。
全身を、それも体の内外問わず裂傷を刻まれたというのにこの態度。
本当であれば立っていることすら苦痛だろう。しかし彼の演技は、自身が重傷患者であるということをまるで感じさせない。
そんな様子に当麻とパチュリー一同は呆れつつ、脱線した話題を強引に戻す。
上条「土御門、インデックスとフランはどうしたんだ? 姿が見えないけど……」
土御門「あの二人なら、乗ってきた車に待機させてる。 フランドールの方は疲労で眠ってるがな」
土御門「俺の知り合いに監視させてるから、何か起こったらすぐわかるぜい」
パチュリー「で、これからどうするの? 詳しくは聞いてないけど、いい方法を見つけたそうじゃない?」
パチュリー「二人を『処刑塔』に幽閉せずに済ませられる……そんなご都合主義の最たる方法を」
土御門「あぁ、そうですたい。 まだいくつか問題が残っちゃいるが、不可能じゃあないって方法だ」
土御門「博打染みた部分もあるにはあるが、やって損はない」
パチュリー「へぇ……で、どんな方法なのかしら? 立案者さん?」
859Res/553.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20