とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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731: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/09/19(月) 23:58:24.16 ID:mw4mEHxs0

レミリア「ここで私が倒れたら、誰があの子を守るのよ!?」

レミリア「気づいた時には父も母も殺されていて、故郷には二度と帰れなくなっていたわ……」

レミリア「街の外には十字教。 街の中は魔術師である私達にとって敵の科学。 
私達に本当の安住の地なんて、この世の何処にも存在しない」

レミリア「それでも外よりは中の方が安心だったから、この街で生きていくことに決めたのよ」

レミリア「だけど敵陣の中じゃ何時、何が起こるかわからない。 次の瞬間には、街の全てが敵になるかもしれない」

レミリア「もしかしたら、私達が生きていることに気づいた奴が、この街に乗り込んでくる事だってあるかもしれない」

レミリア「そして、もしそうなってしまったら、何も知らないフランには自分の身を守ることなんて出来ない」

レミリア「只でさえ強すぎる自分の力に怯えているのに、殺し合いなんて出来るわけ無いじゃない……!」



フランドールは幼すぎたが故に、自身の両親が殺された事実を知ることはなかった。
それどころか『魔術』というものすら、彼女の記憶の中には残っていない。
つまり『スカーレット家の魔術師』と言えるのは事実上レミリア一人であり、
フランドールは魔術というものに関しては最早、一般人同然なのである。
そのことが果たして良いことなのか、それとも悪いことなのか。それはレミリアにもわからない。




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