とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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220: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/08/10(月) 00:10:30.85 ID:Ns/1g1At0

これは非常に不味い。
門限を過ぎたら最後、フランドールは明日までこの建物から閉め出されることになり、
逆にレミリアはこの建物から一歩も外に出ることができなくなるのだ。
果たして、家に帰ることができなくなった妹は一体どのような行動を取るのだろうか。



レミリア(最悪、『警備員』に連絡した方が良いかしら……?)



レミリアは最終手段として、『警備員』を利用する案を思いつく。
もしもフランドールが帰ってこなかった時は、『警備員』に保護してもらおうという考えだ。
最も安全で確実な方法である。しかし、その案を考えた当人の表情は優れなかった。


彼女としては、出来るだけ『警備員』や『風紀委員』といった公安機関のお世話にはなりたくない。
理由は様々ではあるが、敢えて挙げるとするならば『自身が魔術師の端くれだから』である。
科学と魔術は互いに相反するもの。彼女の立場で考えると、敵陣のど真ん中に入り込んでいるようなものだ。
そんな場所で目立つ行動を取るのは、どう考えても賢いとは言えない。




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