とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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201: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/07/27(月) 01:36:45.18 ID:rwjASv/Y0

レミリア「……一つだけ、尋ねてもよろしいでしょうか?」

学校側『何でしょう?』

レミリア「貴方の言動から、何やら随分と急いでいる印象を受けたのですが……それは何故?」

学校側『いえ、それはですね……』

レミリア「私としては、本来なら個別授業を受けるかどうかはフラン本人が判断すべきことだと思います」

レミリア「あの子も馬鹿ではありませんから、そちらの厚意には気付いているはず……」

レミリア「じっくり話し合いさえすれば、自分から納得して個人授業を受けるでしょう」

レミリア「それなのに貴方達はあの子との対話を早々に諦め、私という身内に縋りついた」

レミリア「傍から見れば、教師としての義務を放棄したようにも捉えられますが……?」



相手の言い訳を許さないかのように、レミリアは言葉を覆い被せていく。
こうして自身の考えを口にしていくにつれて、学校側の行動の中にある不可解な点が徐々に明白になってきた。


そもそも、話の展開が急過ぎるのだ。
フランドールが超能力を会得していることが発覚したのは、恐らく昼頃のこと。
それから数時間の内にフランドールへの個別授業の案が学校の中から出て、
それを本人に提案した所拒絶され、さらにその説得の御鉢がレミリアに回ってきたのである。


普通であれば、数日かかって展開される話であるはず。
それを考えると、学校側がどれほど焦っているのかが改めて理解できるだろう。




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