136: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/06/22(月) 00:19:28.48 ID:T93YvcF00
そんな科学の総本山の街に、『科学』とは真逆である『魔術』の世界で生活を送ってきた少女二人が住む。
それは本来であれば、絶対にあり得るはずの無い状況である。
他の魔術師がそのことを聞いたならば、衝撃のあまり茫然自失となるか、もしくは戯言として嘲笑するだろう。
もっとも科学と魔術の確執など、幼いフランドールにとっては与り知らぬことなのだが。
137: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/06/22(月) 00:20:42.97 ID:T93YvcF00
そしてもう一つの、彼女達にとっての強い味方がいた。それは学園都市で生活する大人――――教師達の存在である。
彼らは学園都市の仕組みがよくわからない少女二人のために、子供では如何ともしがたい問題を代わりに解決してくれた。
住居の問題だとか、交通機関の利用法だとか、学校への編入の手続きだとか、様々なことを手とり足とり教えてくれたのである。
138: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/06/22(月) 00:21:31.75 ID:T93YvcF00
親の加護の無い、二人だけの学校生活。
辛いことは多々あった。だがそれでも、フランドールにとっては充実した生活であったことは間違いない。
異国の友達と一緒に遊ぶのはとても楽しいし、先生達も自分に対して優しくしてくれる。
今まで見たことも無い、お掃除ロボといった最新鋭の機械がそこかしこで動き回っていて、
139: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/06/22(月) 00:22:53.06 ID:T93YvcF00
140: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/06/22(月) 00:30:28.69 ID:T93YvcF00
今日はここまで
というわけで、これよりフランドール(+レミリア)の過去編(in学園都市)を始めます
質問・感想があればどうぞ
141:名無しNIPPER[sage]
2015/06/22(月) 00:33:35.68 ID:zzxngEjbO
乙です
142:名無しNIPPER[sage]
2015/06/22(月) 07:49:44.55 ID:bAVsorjO0
乙!
果たして、何がどう今に繋がっているのか
143:名無しNIPPER[sage]
2015/06/23(火) 19:06:02.14 ID:5DZcr9oE0
乙
気絶しながら昔の夢でも見てんのか
144:名無しNIPPER[sage]
2015/06/23(火) 19:59:03.98 ID:G0HQfcE40
目が覚めた時が楽しみですね?
145: ◆A0cfz0tVgA[saga]
2015/06/29(月) 00:49:57.51 ID:nViWSLwi0
これから投下を開始します
146: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/06/29(月) 00:51:25.81 ID:nViWSLwi0
859Res/553.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20