主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
↓ 1- 覧 板 20
71:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/01/26(月) 23:32:16.42 ID:qvGSNhSYO
…タタタ…タタタ…カカ…
給油施設跡の方から進捗の音が聞こえる。
対してからこちらは依然静寂に包まれている。
目を凝らし耳を澄ませる。…表面上異常は無い。
だけど僅かなほんの僅かな違和感を感じる。
後輩女「新人男、何か変だ。警戒強めて」
新人男「はぁ…」
滞空センサーを展開しているとはいえ穴はある。
目視と予測で異変を察知しカバーするしか無い。
ボン、ボン、ゴゥ
後輩女「!」ガバッ
商店跡の窓から火の手が!…観測機に反応は無かった、いつの間に!
カシン、パシュ、カシン、パシュ
後輩女「新人男!ぼーっと突っ立って無いで進捗する!」カシン、パシュ
新人男「は、はい」カカカ
…ダメだ、あそこまで近づかれたらここからだと死角が多過ぎる。
後輩女「降りて直接折衝するよ。着いてきて」タッ
ライフルを背中に回し腰からSMGを取り出す。
端末『装填:30、予備弾倉:30×4』
後輩女「移動遅いよ!早く!」タタッ
端末『技能1係長:技術ー!何してたぁ!ぐぁ…お前ら早く、早く消火しろ!』
端末『ダレカァタスケ…』『ソトダソト二…』
『ア゛ア゛ァアァ』『アチィヨォ』
タタタタ、タタタタ…
端末から断末魔の声が飛び込んでくる。
後輩女「外の先方の牽制を始めます!タイミングを見て脱出を…」
端末『技能1係長:ぐぁぁ、クソぅ!』
商店跡の入り口から火だるまになった社員が踊り出る。
タタタタ、タタタタ
端末『技能1係長:ガハッ!』プツッ
後輩女「クッ、行くよ新人男」パラララ
新人男「はい」カカカ
475Res/394.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20