398: ◆yyODYISLaQDh[sage saga]
2017/04/28(金) 15:35:58.92 ID:yEOjnOa9O
洋服、宝石、アクセサリー、バッグ、靴、その他諸々の雑貨など指向性はなく、気の向くままにふらふらしているといった感じだ。
この前の光のときは洋服の店だけだったからまだゴールが見えそうなものだったが、今日の雪姫には目的が見えない。
自分を脅してまで連れてきたというのに、ただ引っ張りまわすだけというのはジュウには理解の範疇を超えていた。
「……必要か、俺?」
「デートは一人じゃできないでしょ?」
口の中で呟くように漏らした疑問と不満はあっさりと一蹴されてしまった。
しかし雪姫に連れまわされるのに疲れたジュウもこの程度では収まらず、続けて疑問を投げかける。
「そうじゃなくて、何か用事があってここまで連れてきたんじゃないのか」
その質問に対して雪姫は不満気に唇を尖らせて、ジュウの胸をつつく。
「デートのためって言ってるのに、わかんないかなあ」
そのままジュウの腕をとって抱きかかえるようにする雪姫。
二の腕に女性特有の柔らかさを感じつつも、ジュウはそれを極力無視しながら答えた。
「俺とお前はそういう関係じゃないだろ」
「光ちゃんとはしたのに?」
「あれは仕方なく……」
「それって本当かなあ」
「……何?」
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