男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/08/30(火) 14:41:34.70 ID:6JFLvN2lo
ビュッッ・・・ゥゥゥンッ ━━━━━━━━
━━━━━━━━ ズンッ・・・!!!
降り立った巨大な岩山、主任の目に映ったのはそんな馬鹿げた光景だった。
数十メートルの距離が開いていたにも関わらず、天空から降ってきたその巨体を中心に土砂の津波が周囲を巻き込み吹き飛ばしていく。
その衝撃波によって、主任を拘束していた氷の結晶が粉砕される。
しかし、彼女の華奢な肉体も周囲の樹木や土砂と同じく、為す術も無く投げ出されてしまう。
主任「きゃぁぁあっ!!」
手足の感覚が未だ重度の凍傷により麻痺していたせいで、受け身を取ることもできず数回に渡って全身を打ち付けながら森林公園の出入口近くまで吹き飛ばされてしまった。
凄まじい衝撃波による破壊の波は森林公園の樹木をほぼ全て薙ぎ倒していた。
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