男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/08/29(月) 06:34:11.69 ID:UQ6UXNVuo
主任は一つ、エビルマージを誤解していた。
それまでの彼女にとって、エビルマージというモンスターは自分よりも遥かに呪文に長けていて、恐るべき強さだと認識していた。
その上に油断もしない。
主任の使える魔法の悉くを撃ち落とし、余裕を持って撃破しようとするだろう。
そこまでは彼女の認識で間違いなかったのだ。
その先である。
「遅い」
主任「っ!?」
< ガシィッ
既に疲弊し、魔力が尽きかけた彼女は全力で魔法を撃つことでエビルマージの視界を奪う。
その隙に彼女は接近戦を挑もうとしていたのだ。
ステータスは調べていた、エビルマージの近接戦となった場合の能力は恐らくレベル10程度の戦士のパラメーターらしいと。
故に主任はエビルマージを捉えてそこへ一撃を加えた。
それこそが間違い。
主任(は、離れない……引き剥がせない!?)
< ミシミシミシ……ッ
魔法使いのイメージと、ネット上にある『あくまで解析されただけのデータ』。
そんな物で八魔将の一人を量った事が、そもそもの間違いだったのだ。
エビルマージは『弱くない』。
ドゴッ!!
主任「げ……ッぁ、うぁ……ッ……」グラッ……!
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