男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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772:名無しNIPPER[saga]
2016/08/29(月) 06:57:15.33 ID:UQ6UXNVuo

ドサァッ!


エビルマージ「ふむ、私を相手に接近戦で挑む発想は買ってやろう」ザッ…ザッ…

エビルマージ「だが貴様では力不足だったな?」


呪文すら使わずに魔力を溜めて至近距離で撃っただけ、その光弾だけで主任の意識が途絶えようとしていた。


主任「ぐぅ……ッ、げほっ! ガフッ! ……え、エビルマージ!」

< チャキッ


それでも、主任はナイフを手放す事なくその切っ先を向けた。


エビルマージ「ふ……なら」

緑衣の中から伝わる嘲笑。


エビルマージ「『メラミ』」

直後。

主任の眼前で 太陽が弾けた 。


    ギュボォッ・・・!!


主任「ぇ    ッ ッ




────────── ドッッ…… ゴォォオッ!!




自身の出した悲鳴が耳に届かない程の爆発と、全身を殴られたような激痛、そして浮遊感。

津波に飲まれたかのように投げ出され転がっていく彼女が止まった時、既にその意識は切れていた。





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