男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
1- 20
734:名無しNIPPER[saga]
2016/05/19(木) 00:08:43.40 ID:aw0yPgO8o


    ギュィインッ!!


大気を渦巻く力は、果たして『どちら』の物だったのかは分からない。



都市を覆い尽くせる災害を一点に集束したかのように、その場所に破壊がもたらされたのだから。


エビルマージ【『マヒャド』ッ!】キィンッッ


無駄な口を開く事はしない。

如何に力量差のある相手だろうと、その愚かな行為が、一瞬の隙が強者をも殺す事をエビルマージは理解していたからだ。

棒立ちで魔法を撃つ事もしない。

緑衣から伸びる手から魔力を放出して後方へ跳躍し、店員から距離を取りながらの『マヒャド』だ。




────────── 地面から突き立つ一本の氷の塔は店員の視界を塞ぎ。


────────── 上空から降り注ぐ氷塊は高層ビルの崩落よりも凶悪に、店員を捉える。


────────── 貫き穿つ為の氷柱とは違い、触れただけで凍てつく冷気を纏った質量攻撃である。




一瞬で繰り出される氷結系最上位の呪文は、最強の魔導師によって更に攻撃魔法として磨かれ殺到する……!





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
916Res/444.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice