男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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700:名無しNIPPER[saga]
2016/02/20(土) 20:52:23.47 ID:bcgHFL1Ko

セイバー「男、主任、二人ともついて来れてますか?」

男「何とかなッ……少しは振り向いて聞いたらどうだ!」

主任「本当にね……!」


降り落ちる雨に濡れながら、俺達は森林公園に向かう。

屋根を、建物を、途中で現れるモンスターを退けながら飛び越えて行く。

目的の地区までそれほど時間はかからない、実際には交通機関を駆使しても一時間半はかかった筈だが。


そうして、俺達は異変に気づいた。


    ……ォォン…ッ

男「!」

主任「男さん、今の!」

男「『銃声』……撤退した機動隊なのかもしかして」ズザァァッ

男「セイバー!」


咄嗟に足を止めると、俺は前方を走っているセイバーを呼び止める。

現状、もしも機動隊がまだ近くにいるなら多少のリスクは覚悟して公園の事を聞いておかなければならない。

しかし。





……俺の声に応じたセイバーが戻ってくる事は無かった。








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