男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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699:名無しNIPPER[saga]
2016/02/20(土) 20:51:38.35 ID:bcgHFL1Ko



──────── ゴッッッ!!!


……何度も打ち鳴らされる轟音に耳が慣れてきた頃、俺より少し前を走っていた主任に追いついた。

主任と俺はセイバー……つまり店員を先頭にして家を飛び出したものの、セイバーとは少し距離が出来ていた。

追い付けないのだ。

主任のピオリムで加速しているにも関わらず俺と主任よりも早く走り……その上、先程から視界に入ったモンスターを全て一撃で倒している。

まさに無双、もうあいつ一人で良いんじゃないかな? と言いたくなる程に。

ただ……


男「とは言え……なんか、焦ってないかあの子」

主任「やっぱりそう見えますか」タンッ

男「ああ、上手く言えないけど……こう」


前日の彼女を見ていた俺は、荒々しく走りながらモンスター達を片手間に粉砕する姿に違和感があった。

表情は分からない、俺も店員も相当速い速度を出して走っているから見えないのだ。


しかも追い付けない。



男(……上手く言えないけど、なんか……俺みたいだ)






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