男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/29(火) 18:58:57.44 ID:IbfKqfQCO

────────── パラパラ……ザリッ…「ケホッ……」



男(生き…てる……)グググ…ッ

男(……手も動く…)フラッ…


粉塵の中で戻る僅かな意識。

全身を打たれたと思える傷みが薄れる程に朦朧とした意識で、俺は静かに巻き上げられた粉塵の向こうで立つ影を見た。

さまようよろいは、俺を見失っていた。

そして右腕と呼ばれていた相方のホイミスライムもまた、同様に見失っていたのだ。

恐らく予期せぬ何かが奴等のトドメの連携を遮ったのだ。


だが、それを思考する余裕も体力もない。


男「……」

< ギシッ……


手には、これだけ取り乱しながら逃げていたにも関わらず離さなかったあの大木槌がある。

しかし。


男(……あんな化け物に、通じるのか…)





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