男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/29(火) 13:02:52.61 ID:RgRONR7yO

俺は必死に逃げていた。

家の方向とか、交番とか、そんなものを意識して走る余裕はなかった。

背中から疼く傷みと左腕から鈍く高まってくる焼かれるような傷み。

この2つの傷みが背を後押しするかのように、俺は幾つかの街灯の下を駆け抜け……そして、いつしか深夜の路地裏にまで逃げていた。


男「ハァッ…ハァッ…ッ!! ゼェ……!!」タッタッタッ


悪夢だ。

これは悪夢だ、質の悪い……上げて落とすタイプの夢だ。

そうだ、これは悪夢だから……逃げてしまっても仕方ない筈だ。




だから…………俺は……………………





ホイミスライム【ホヨヨ…】ヒュルンッ!!

男「ぁ……」

男(…まわり…こまれ……)


さまよう鎧「よくやった我が右腕……!」タンッ…!!


男(逃げないと……逃げて、逃げ…)




───────── 【『兜割り』】 ─────────




< ───── ゴガァンッッ!!





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