忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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567: ◆jOsNS7W.Ovhu[saga]
2015/04/20(月) 00:29:15.57 ID:KKTULAjW0
忍「――それでは、座りましょうか」

アリス(そう言うと、シノは噴水の縁に腰を下ろした)

アリス(それにつられて、私たちもすぐ隣に座る――)

忍「……7時まで、後10分」 チラッ

カレン「シノ?」

忍「お二人とも、お手洗いは大丈夫ですか?」

アリス「だ、大丈夫だよ?」ピクッ

カレン「シノ、何かあるデスカ?」ピクッ

忍「――言ったでしょう?」


忍「お二人に魔法をかける、と」ニコッ


アリス(そんなことを言うシノの顔は赤かったけど……)

カレン(なぜだか凄く頼りがいのある笑顔で――私たちを安心させてクレル……)


「あ、先客がいるね」「マジか……というか、三人?」
「友達かな? それじゃ、ちょっと遠くに――」


忍「……あ、あはは」アセアセ

アリス(い、一気に笑顔が崩れて……)

カレン(ある意味、いつも通りのシノに戻りマシタ……)

忍「や、やっぱり――ここに来る人も、いますね」

アリス「……ねぇ、シノ? その魔法って」

カレン「有名、なんデスカ?」

忍「……」



――というかこれ、こんなコラム的な書き方でいいのかな……――

――気づいた人勝ちだな、これ――



忍「――魔法ですからね」

忍「誰にでも知られているのは、らしくないでしょう?」

アリス「……そっか」

カレン「シノがそこまで言うのナラ……」

カレン「私たちは、それを楽しみにするだけ、デス」

アリス「う、うん……そうだね」

忍「あ、で、でも……そうかしこまらないでください」

忍(さっきから、いちいち格好つけようとするだけで照れてしまいそうなんですから……)カァァ



――7:00


忍「……時計が」

アリス「わっ、音楽……」

カレン「――クリスマス・ソング、デス」

忍「……わっ」

アリス「シノ……あっ」

カレン「――!」


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