忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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518: ◆jOsNS7W.Ovhu[saga]
2015/03/27(金) 00:42:36.53 ID:YIgeImhp0
綾「もしかしたら」

忍「はい」

綾「……あの二人が、シノの近くにいたら」

綾「そんな質問をされてシノが困ったら、すぐに突っ込みを入れて」

綾「あやふやなまま、なし崩し的にお話が終わっちゃうだろうから……」

綾「シノが――あなたが、心からどう思っているのかを相手は聞きたかったんじゃないかしら」

忍「私、が……」


綾「アリスとカレン」

綾「……その二人をどう思っているのかって、きっと相手の親御さんは凄く気にすると思う」

綾「きっと、何度確認しても足りないくらい……」

陽子「そっか、だから――」

綾「辻褄の合わない質問をしてでも、何度も確認したいんだと思うの」

忍「……わぁ」


忍「綾ちゃん、凄いです」

忍「私――頭の中がボーっとしてしまって、何も思いつきませんでした」

綾「……ありがとう、シノ」

綾「でも私は、シノに『お返し』ができてないから」モジモジ

忍「?」

綾「いつも私を励ましてくれる、あなたに」

綾「……少しは『借り』を返せているのかしら?」ニコッ

忍「――綾ちゃん」ニコッ


陽子「……」

陽子「はぁ……」タメイキ

勇『みんなー? お風呂、湧いたわよ』コンコン

忍「あっ、お姉ちゃん!」

勇『開けるわよ』ガチャッ


勇「やっほー、陽子ちゃんに綾ちゃん」

陽子「イサ姉……」

綾「こ、こんばんは」

忍「……」

勇「お風呂、誰が一番先に入る?」

忍「――あ」


忍「そ、それなら、私でもいいでしょうか?」

陽子「うん、いいよ」

綾「どうぞ」

忍「ありがとうございます」

忍「それでは」ペコリ


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