らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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383:こなたの旅 27 4/5[saga sage]
2014/07/13(日) 16:22:31.89 ID:KUTQmI3w0
 かがみに連れられて居酒屋に来た。
居酒屋だけあってレストランかえでとは雰囲気がちがっていた。
かがみ「どうこの店、個室もあって雰囲気でるでしょ?」
こなた「う、うん……それより良いの、ワインもう2杯目だよ、酔い潰れても送ってあげないよ……」
かがみ「酔っている様に見えるか、まだ2杯しかでしょ!!」
いや、もう充分酔っている……
かがみ「そうそう、神崎あやめさんを殺したとされる殺し屋が捕まったわよ、国際手配されていてかなりの大物みたいね……決め手は神崎あやめの携帯電話……」
こなた「神崎さんの仲間も殺されたって言ってた」
かがみ「ふ〜ん」
かがみ目が細くなりにやけた。
こなた「な、なに、急にそんな顔して……気持ち悪いよ……」
かがみ「事務所に来てから神崎さん、神崎さんって、よくその話をするわね」
こなた「そんな話してないよ……」
かがみ「顔が赤くなっているじゃない、白状しなさいよ」
こなた「白状ってなに、お酒が入れば赤くなるよ……」
今日はやけに絡むな……
かがみはおつまみを一口食べた後私に近づいた。
かがみ「あれから何度も会ってるんでしょ?」
こなた「会ってるけど?」
かがみ「何処までいったのよ、」
こなた「何処までって……」
かがみは私の背中を叩いた。
かがみ「なに照れてるのよ、隠すような歳かよ、あんたが神崎さんを気にしているのはバレバレだ」
こなた「……」
そんな風に見えていたのか。だけど言っている事はだいたい合っていた。
かがみ「私は別に構わないと思う、お稲荷さんなら浮気は絶対にしないし」
こなた「いや、無理だよ……」
かがみ「何が無理なのよ!!」
かがみは迫ってきた。
こなた「冷酷であざとい……って」
かがみ「冷酷、あざとい……何よそれ?」
こなた「作戦をする時、神崎さんにそう言われた……好きとか嫌いとか以前の問題だよ……」
かがみは自分の席に戻りワインを飲み干した。
かがみ「あんたギャルゲーとかしている割にまったく分かってないわね、言葉通りの意味じゃないわよ」
言い方がカチンときた。私は立ち上がった。
こなた「もう帰る……」
かがみ「まぁ、待て、分らないなら教えてあげる、神崎さんはあんたの作戦に協力したでしょ……」
こなた「したよ……それがどうかしたの」
かがみは溜め息を付いた。
かがみ「これだけ言ってまだ分らないのか……鈍いわね……とにかく彼はまんざらでも無いって事よ、諦めるな」
こなた「諦める……何を?」
かがみは私をじっと見た。
かがみ「あんたを見ていると昔のつかさ……いや、ひよりを思い出す、まったく同じだ」
こなた「さっきから何言っているのか分らないよ……」
かがみ「だったら考えろ、気付いたら手遅れになるぞ」
こなた「かがみ……酔ってるよ……」
かがみ「うるさい、今日は最後まで付き合ってもらうわよ」
こなた「わかったよ……」
なんか非常にハイテンションのかがみだ。しょうがない今日は付き合うか……




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