らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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370:七夕 2/4[saga sage]
2014/07/06(日) 00:04:09.70 ID:jN24m8os0
かがみ「どう?」
ケーキを食べる私をじっと見るかがみ先輩。
ゆたか「……美味しいです……しつこくない甘さと程よい苦味がアクセントですね……」
にっこり微笑むかがみ先輩。
かがみ「でしょっ!!」
表情が少し誇らしげの様な気がした。
ゆたか「こんなに美味しいお店があったなんて……今度みなみちゃん達にも教えます」
かがみ先輩は大きく頷いた。
ゆたか「今日はお一人なのですか?」
かがみ「そうよ……」
ゆたか「つかさ先輩は……」
かがみ先輩は少しさみしそうな顔になった。
かがみ「そうね、確かに高校まではつかさとほとんど一緒に行動していた、でも、流石に大学と専門学校じゃ時間が合わないわよ……」
ゆたか「せっかくの日曜日なのに、残念ですね」
かがみ先輩は静かにコーヒーカップを口に運んだ。
かがみ「今までが上手く行き過ぎていた、それは分っているけど……慣れるのにはもう少し時間が必要かもね……」
ゆたか「いろいろ大変ですね」
かがみ先輩はコーヒーカップを置いた。
かがみ「ところでゆたかちゃんはどう、二年目高校生活は?」
ゆたか「クラス替えしても相変わらずのメンバーは変わらなかったので……」
かがみ「……凄いわね……私は結局つかさやこなた、みゆきと同じクラスには一度も慣れなかった」
そういえばつかさ先輩は小学校から一度も同じクラスになってないって言っていたのを思い出した。
ゆたか「で、でも卒業しても頻繁に会っているのだから凄いですよ」
かがみ「そういえば担任が黒井先生なんだって?」
話が変わってしまった。あまり触れて欲しくない話だったかな……
ゆたか「え、あ、はい、そうです、とっても厳しくて……厳しくて……」
かがみ「たまに遅刻寸前で教室に飛び込んでくる?」
私は黙って俯いた。
かがみ「ふ〜ん、図星みたいね……黒井先生はまだこなたと同じネットゲームしているのかしら……」
ゆたか「……お姉ちゃんは遅くまで起きているみたい」
かがみ先輩は溜め息をついた。
かがみ「やれやれ」
かがみ先輩は再びコーヒーカップを口に運んだ。私もその合間にケーキを食べた。


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