らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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七夕 1/4
[saga sage]
2014/07/06(日) 00:02:55.00 ID:jN24m8os0
今日は街に出てお買い物。
外は梅雨で生憎の天気。こんな時は天気を気にしないデパートで買い物をするのが一番。
こなたお姉ちゃんは買い物を済ませて先に帰った。これだったらひよりちゃんやみなみちゃんと一緒に来た方が良かったかな……
なんて最初はそう思ったけどたまには一人で気兼ねなく、時間も気にしないで買い物をするのもたまには良いかな……
普段寄らないような店をちょっと覗いてみよう。
少しアンティークっぽい装飾品店を見つけた。値段も手ごろで私でも買えそうな物がいくつもあった。
何気なく手を伸ばした。丁度その時同じ物を取ろうとしたのか他人の手が重なってしまった。
ゆたか「す、すみません……」
手を引っ込めて相手の方を向いた。
かがみ「ゆたかちゃん?」
ゆたか「か、かがみ先輩?」
そこに立っていたのはかがみ先輩だった。
かがみ「奇遇ね、一人でお買い物?」
ゆたか「はい……あ、いいえ、こなたお姉ちゃんと買い物に来たのですけど途中で別れて一人で買い物をしていました」
かがみ「こなたも来ていたのか……」
かがみ先輩は辺りを見回した。
ゆたか「お姉ちゃんはもう帰りました」
かがみ先輩は呆れるように溜め息をついた。
かがみ「あいつは目的を果たすと直ぐ帰るからな……」
ゆたか「かがみ先輩もお買い物ですか?」
かがみ「私? そうね、そんな所かしら……この店感じがいいから何気なく入ったのよ」
かがみ先輩は店の周りをゆっくりと見ました。
ゆたか「そうでしたか、失礼しました」
私は会釈をして店を出ようとした。
かがみ「待って、これから予定はあるの?」
店の入り口で私は立ち止まった。
ゆたか「いいえ、特にありませんけど」
かがみ「こんな所で会ったのも何かの縁、どう、この近くに美味しいスイーツの店知っているけど寄っていかない?」
かがみ先輩の誘いに断る理由はなかった。
ゆたか「はい」
かがみ「それじゃ行きましょ」
『七夕』
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