らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
↓
1-
覧
板
20
259
:
こなたの旅P 4/7
[saga sage]
2013/10/20(日) 19:39:01.09 ID:Zxa35hrs0
あやめ「柊さん夫婦には話せない」
つかさ「え、ど、どうして……」
ひろし「何故だ、自分の姉だぞ、一番助けたいにきまっているじゃないか!」
悲しそうな顔をするつかさ、怒り出すひろし。
あやめ「その身内ってのが一番危ない、今度の計画には冷静な判断、機械的な正確さが必要なの、私が話せないって言ったくらいで怒ったり悲しんだりするようじゃとてもじゃないけど
この計画は成功しない」
二人は黙ってしまった。
かがみはつかさの方を見た。
かがみ「神崎さんの言う通りかもしれない、今回は私達に任せて」
つかさ「う、うん……」
神崎さんはかがみの方を向いた。
あやめ「いいえ、小林さん、小林さん夫婦にも話せない」
かがみは一歩後ろに下がって身を引いた。
かがみ「なっ!、ばかじゃない、あのデータの解析をしたでしょ、これ以上の適任はいない」
神崎さんは首を横に振った。
あやめ「貴女はワールドホテル事件の時、弁護を担当した事務所に所属していたでしょ、これを見て」
神崎さんは鞄からL版の写真をテーブルの上に置いた。そこには黒ずくめの服を着た女性が写っている。写真の風景は見覚えがある……
そうだ。私が潜入取材の時に働いていた喫茶店だ。まさかあの時のかがみを……
あやめ「私がたまたま店に居た時に隠し撮りしたものだけど、数名の人に尾行されているのに気づかなかった?」
かがみ「し、知らない……尾行……まさか」
あやめ「この後、この店を出て別の喫茶店に向かったでしょ、何をしたの、私は尾行を巻いたからその後の足取りが掴めなかった」
かがみ「こなたと会っただけ……よ」
神崎さんはため息をついた。
あやめ「それならいいけど、行動は気を付けて、私が貴女の事務所を取材しなかったのは貿易会社から監視されているから、本当は此処にも来て欲しくなかった」
かがみ「ま、まさか此処も監視されて」
かがみは窓を開けて外を見回した。
あやめ「監視されているのはあくまで貿易会社の本社に近づいた時だけ、あまり重要視はされていないみたい」
かがみ「ま、まずい、ひとしが……」
かがみは慌てて携帯電話を取り出した。
あやめ「安心して、もう彼には連絡をして調べないように言ってあるから」
かがみは携帯電話を持ったまま動かなくなった。
神崎さんは帰り支度を再び始めた。
あやめ「さっき言った4人以外で私の計画に協力できる人が居たら今度の日曜日、私の家に来て、此処に居ない人も呼んで構わない、但し、それなりのリスクは覚悟して」
帰り支度が終わるとドアに向かって歩き出した。
ひろし「まて!」
神崎さんは立ち止まった。
ひろし「姉を……頼む」
神崎さんは頷くと黙って頷くと店を出て行った。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
728Res/1149.80 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360577276/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice