らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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こなたの旅G 4/5
[saga sage]
2013/06/16(日) 07:53:58.83 ID:xTUnpMLR0
気付くとかがみに会ってから1時間が過ぎようとしていた。楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまうもの。神崎さんに報告する時間が近づいてきた。
こなた「ごめん、もうそろそろ時間……」
かがみ「本当だ、時間が経つのは早いわね……もう少し残れないの」
こなた「うん……」
かがみ「なによ、誰かと会う約束でも……あぁ、もしかして彼氏?」
こなた「いや、そんなんじゃない……」
かがみ「別に無理に否定なんかしなくても、恥かしがる歳でもないでしょうに……こなた、あんた結婚するきあるの?」
こなた「ん〜〜〜分かんない」
かがみは溜め息をついた。
かがみ「ふぅ、あんたねぇ、もう少し自分の将来の事を……」
話すのを止めて暫く私をみてから微笑んだ。
かがみ「まぁ、それで良いのかも知れない、こなたらしくて良いわ、私も夫と……ひとしと出会っていなかったら……そう思うとこなたを責められない、こればっかりは
縁だからどうしようもないわ」
こなた「そう言ってくれると私も気が楽だよ……かがみは稲荷さんの旦那だもんね、凄い縁だよ、つかさがくれた縁だよね」
私は帰り支度をした。それをかがみはじっと見ていた。
かがみ「こなた……もう少し時間いい?」
こなた「なあに?」
私は支度をしながら話した。
かがみ「みゆきの話しは聞いたと思うけど、あんたはどう思う?」
私は帰り支度を止めた。
こなた「話しって、真奈美が生きているかもしれないって?」
かがみは頷いた。
かがみ「みゆきに見せてもらったデータを見て驚愕した、パターンがワールドホテル時代と全く同じなのよ、もう既にある物を順番に出しているとしか思えないほどよ、
これはどう考えてもお稲荷さんじゃないと出来ない、私もそれはみゆきと一致した……だけど、真奈美さんが生きているとなると……分からないわ」
こなた「データについてはさっぱりだから答えられないけど、真奈美に関していえばもしかしたら……なんて思う事もできそうだよね……他にお稲荷さんが残っていなければだけどね、
かがみの旦那さんには話したの?」
かがみ「話したけど……データを見ただけでは何とも言えないって……」
こなた「……だからかがみは調べているの?」
かがみは頷いた。
かがみ「そうよ、もし、万が一、真奈美さんだったら助けなければならないでしょ、うんん、例え別のお稲荷さんだったとしてもね、そうじゃないとけいこさん達が
地球を去った意味がなくなるじゃない」
こなた「そうかもしれない、だけど今は何も分からないよ……」
……私達は同じ目的で貿易会社を調べている訳か……
かがみ「そうね、もう少し調べないといけない、でも、私ではこれ以上調べられないわ」
かがみは暗く沈んだ表情をした。
こなた「35階の資料室にその答えがありそうなんだけど……なかなかセキュリティが厳しくてね、あのビルで大きなイベントとかないかな?」
かがみは目を大きく広げて驚いた。
かがみ「あんた、一体何をしようとしているの……35階ってこなたが働いていた店のすぐ上じゃない……」
こなた「それで、イベントは在りそうなの?」
秘密だから言えない。分かって欲しい……かがみ……私は目で訴えた。
かがみ「……話せないのは訳ありのようね……良いわ、調べてあげる、その代わり、後でちゃんと話してもらうわよ」
こなた「ありがとう……」
かがみ「分かっても分からなくても毎日今と同じ時間でこの店で待っているわよ、それで良い?」
こなた「うん、それでいい、最後に変装するなら普段着でね」
かがみ「分かってるわよ、いちいち五月蝿い!!」
私は伝票と鞄を持った。
こなた「ふふ、今日は私の奢りだよ、それじゃ明日ね」
私は足早に店を出た。時間に遅れると神崎さんに怪しまれる。
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