らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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こなたの旅G 3/5
[saga sage]
2013/06/16(日) 07:53:04.04 ID:xTUnpMLR0
仕事が終わりあやのの働いていたいたと言う喫茶店に向かった。
店に入るとかがみの居場所は直ぐに分かった。サングラスは外してあるけど服装は変えられないか。黒尽くめのスーツにネクタイ。どうみてもマトリ〇クスだ。
こなた「クスッ!!、お待たせ」
かがみの目の前で思わず吹いて笑った。
かがみ「な、なによ」
不機嫌な顔のかがみ。私は席に座った。
こなた「それって変装、仮装、それとも趣味なの?」
かがみ「……変装よ、完璧だと思ったのに……あのビルだと私は知られ過ぎているから……あまり派手な格好は出来ない」
充分派手だけどね……そんな時は普通私服の普段着でいいのに。
こなた「その知られすぎている所にわざわざ出向くって事は何かの調査なの、かがみって探偵もしてるんだ?」
かがみは首を横に振った。
かがみ「そんな事なんてしていない、みゆきに頼まれたのよ……調べて欲しいってね……」
こなた「みゆきさんの個人依頼か……」
かがみ「こなたこそなんであの店に居たのよ、見たところ従業員みたいだけど、かえでさんのレストランはどうした、さては大失敗をして解雇されたか」
そうかかがみはまだ知らないのか。てかこれは秘密作戦だ。でも解雇されたってのはちょっとね……
こなた「……ちょっと一ヶ月間くらい研修でね……」
かがみは私をじっと細目で見た。
かがみ「研修ね……それにしてははまっていた……まさか神埼あやめと関係あるんじゃないでしょうね!?」
ぐ、鋭いな……かがみもいい加減な返答は出来ない。
こなた「ないない、全くないよ、うんうん、研修、研修」
かがみは更に目を細めて疑いの眼(まなこ)で睨んだ。
かがみ「そうやって必死に否定するのが怪しい」
こなた「そ、そんな事よりもさ、久しぶりに逢ったんだし、もっと楽しい話しをいしうよ、この前会ったのはつかさの演奏会だったよね」
かがみ「え、もうそんなに経ったかしら……」
こう言う時は話題を変える。それしかない。
こなた「経ったよ、お互い会う機会が減ったよね」
急にかがみの表情が悲しくなってしまった。
かがみ「そうね、こなた、みゆき、あやの……みさお……ひより……ゆたかちゃん……そして……つかさ……」
こなた「え、つかさって、お互いの家はそんな遠くもないのに会ってないの?」
かがみ「結婚してから急にね……何故かしらね、それまでは目覚めてから寝るまで気付くといつも隣に居たのに……今じゃ理由がないと会いにいけない……
それは両親や姉さん達も同じよ……まるで他人になってしまったみたい……今じゃつかさはこなたの方が会う機会は多いわよね」
こなた「そんなに考え込む事じゃないよ、お互い家庭を持てばそうなるのは当たり前じゃん、私だって引っ越していた時はお父さんと会えなかったし」
かがみ「こなたは単純で羨ましいわ……」
単純ね、でも、複雑の方が優れているとは限らない。
こなた「それじゃ単純になればいい、妹に会いに行くのに理由なんかいらない、ゆい姉さんだって今でも週に一回は遊びにくるよ、そんなに会う理由があるとは思えないけどね……」
かがみ「成実さん……そうなの……」
こなた「会わない日が長引くとそれだけ会い難くなるから、会いたいなら会いに行けばいいだけ」
かがみは狐に摘まれた様な顔をして私を見た。
かがみ「フッ……こなたにしては良い事言うわね……その通りかもしれない」
こなた「「しては」は余計だよ!」
かがみが笑った。そういえばこんな笑顔を見るのも久しぶりかもしれない。学生時代の記憶が蘇ってきた。
それからの私達は学生時代の話題に花が咲いた。
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