らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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128:こなたの旅D 3/5[saga sage]
2013/05/12(日) 12:38:49.16 ID:viSuFd2o0
 登りのお返しか。それなら私だって……急いでお弁当を片付けて……ゆたかの作った卵焼きを食べるなんて信じられない……何が無事を祈ってだよ……あ、あれ?
神崎さんはなんでこのお弁当を私が作っていないのを知っていたのだろう……
私の無事を祈ってって……確かにゆたかならそうしたかもしれない。
こんな事が出来るのは……お稲荷さん……
 ん〜、結論を急ぎすぎたかな。。彼女はかえでさんに策士と言わしめた人だ。お稲荷さんっぽく感じただけかもしれない。
地球に残ったのは四人だけ……もし彼女がお稲荷さんならひろしが気付くはず。
それにけいこさんやめぐみさんの失踪ならその真相を知っているはずだ。こんな回りくどいことをする必要はない。そう考えるとやっぱり神崎あやめは人間だ。
それじゃ彼女はこの神社を寄付した人を探してどうするつもりなのかな。
お礼をするつもり……
それだけなら私達は秘密にしている必要はない。彼女がつかさに会おうが会うまうが関係なくなる。そして私もこんなに悩まなくてもよくなる……
こなた「ふぅ〜」
溜め息をついた。そんな単純じゃないよね……
気付くともう神崎さんの姿は見えない。もう下りてしまったのか。
あの記者はこの神社を寄付した本人に何を話すつもりなのか。少しそれも興味があるな。
ポケットからハンカチを出した。そして神崎さんと同じように手摺に巻きつけてその上に腰を下ろした。バランスを取りながら滑る……
こなた「うわ〜」
落ちそうになった。だめだ。これは直ぐに出来ようなものじゃない。くやしいけど歩いて下りよう。

 神社の入り口に戻ると彼女はバイクに跨り私を待っていた。親指を立てて向かう方向を指している。私を案内してくれるのか。
私は車に乗りエンジンをかけた。彼女はゆっくりとすすみ始めた。そして私は彼女の後を付いていった。




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