ここだけ男子高校ただしPCは男装少女PART47

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132 :以下、VIP にかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2024/02/20(火) 02:36:00.68 ID:oEnVjRGE0
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133 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/03/23(土) 08:20:38.54 ID:b2Cn6TGmo
>>131

「じゃが、しかしなぁ……」
腕を組んで不思議そうに二人の方をじぃっと眺めている。

「うーむ。妾もたのまれるがままじゃったからのぅ。
 何をするのかと思っておったが、こんなに便利な物があるとは。
 風呂釜を薪で炊いておったのももう昔の様じゃ……」
腕を組んだまま唸っている。
さっきから言われてることは全然気にしてないようだ。かなり図太いのかもしれない。

「封印が崩れたようじゃからの。今では出入り自由じゃ、
 その件はもうよい。久々に知らぬ者と話せて楽しかった。それでよい。
 そうと決まったら戻すとするかの……ついでに妾も散歩にでも出ようかのぅ」
ケタケタと笑いながら二人の方へ歩み寄ると妖力を込め始める。
合わせた月の掌から光りがあふれ出すと彗華が鈴にしがみ付いてきて……。


「わっ」
気づけば辺りは公園の中庭、大樹の前。元いた場所に戻ってきたようだった。
地べたに座り込んだままの二人の前には……一匹のキツネ。
「何かあったのかっ!? 悲鳴が聞こえてきたが……」
校舎の方から纏先生が駆けつけてきた。急いできたのか息を切らせている。
134 :霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g :2024/03/29(金) 16:31:16.37 ID:SjuFnJASO
>>133
「?(今なんですごく見られたんだろ?)」

凝視されたことに首を傾げるも特に言及はせず

「そっか、じゃあ今度逆にげっさんが俺達のほうにきたら何かおいしいもの作ってやるよ。またなっ!ひゃんっ!?」

いつものようにニッと笑って手を振ったところでしがみつかれて変な声が出た。



「お前……急に変なとこ触るなよ……
 あっ先生だ」

日頃クールな先生の焦ってるシーン。日頃なかなか見られない貴重なシーンだ。
135 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2024/03/29(金) 19:34:32.91 ID:xR9ZYdTd0
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136 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/03/30(土) 08:11:24.01 ID:XDwEjMPEo
>>134

「すす、すみませんっ。こわくって……」
全身で思い切り抱き付きに行っている。
柔らかいのと冷たい感触が思い切り押し付けられていた。

「急いできたのだが、無事ならそれに越したことはないよ。
 ……ただ、キミもそういった面があるのは意外だったかな」
知らない女子に抱き付かれている男子生徒という絵面。納得したような顔。

「……やっぱり。
 鈴さん、あっちにいた間の時間、ぜんぜん進んでないです」
纏の言動に違和感を覚えた彗華がスマホを取り出しながら画面を見せてきた。
暫くあっちに居たというのに、時計は1分も進んではいなかった。

クーン
「あっ、脱走しているな。また戻しておかなければ……」
どこかへいこうとしていたキツネだったが纏に見つかりすぐ抱えられた。
137 :霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g :2024/03/30(土) 23:48:46.20 ID:JZ/G657Mo
>>136
「お前冷たいからびっくりするんだよ……もういいだろ寒いからはなれなさい」

引き剥がそうと彗華のおでこをぐいぐい押すいつの間にか服装も道衣に戻っている。

「そういった面?ああ、(鍛錬は)毎日の積み重ねが大事ですからね。こう見えてけっこーやる(戦える)んですよ」

道衣を着ていることに対しての言及だと思っての返答。
誤解されていることに気づいていない。

「えっうわっホントだ……夢でも見させられた?これが狐につままれたってやつ……?」

彗華のスマホと学校の時計を見比べる。どっちも同じ時間だ。
138 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2024/03/31(日) 07:39:38.89 ID:vj9LUnCz0
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139 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/04/03(水) 02:13:59.46 ID:0pP0Pr32o
>>137

「うぐぅ…はぁい」
辺りが元に戻っていて落ち着いたのか大人しく離れて。

「ふむ。意外……でもないか」
浮いた話とは無縁そうに感じていたが、見た目がいいのは間違いないから。と一人納得して。

「狐?
 なにかコレが悪さでもした?」
あっさりと捕まえ抱きかかえている狐を示しながら。
わきの下に腕を通された狐は抵抗できずに不服そうにして。
140 :[AUA288U] [age]:2024/04/03(水) 11:18:51.36 ID:J0AVkXTDO
(´・ω・`)yー~~~
馬鹿みたいな香味焙煎(http://kes.5ch.net/test/read.cgi/operatex/1712088811/2
>>138
http://pug.5ch.net/test/read.cgi/siberia/1693539385/474-475
http://pug.5ch.net/test/read.cgi/editorialplus/1711612147/392-393
392: 名無しさん@お腹いっぱい。(スップSdda-PyL+ [1.72.6.57])[FR]
[sage] 2024/04/03(水) 07:01:33.68 ID:Z/qmxjlqd
393:
@香味焙煎 ★ ハンター[Lv.6](★ 99e5-dh8U [2400:4051:3be0:a800:*])
[IN][sage] 2024/04/03(水) 07:42:42.22 ID:SIggsQEX9
誤動作してる予感
68: 動け動けウゴウゴ5ちゃんねる [] 2024/04/03(水) 08:05:12.99 ID:Edw02WKl0
どんぐりって結局何?)だなw

http://agree.5ch.net/test/read.cgi/operate/1709038178/68
団栗。上記の話(>392ー393)とは無関係ならば広義にはブナ科の果実の総称だそうだw
♀こい、つかちょっときてくだちい
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1670927980/285-547

あ。悪ぃ。みたいなじゃなくて単にバカだったわww
141 :Ng=Site [sage]:2024/04/03(水) 11:19:23.77 ID:P/4Pg2x/0
>>140
こいつどこでも爪弾きにされる嘘つき^^;
142 :霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g :2024/04/04(木) 07:46:23.34 ID:WiI5o6cLo
>>139
「っくしっ!!」

盛大なくしゃみ。ちょっと冷えたらしい。

「?」

結構な食い違いが発生しているが、ちょっと変わったリアクションの先生だなあくらいにしか思っていない。

「いや……そのこが犯人……はんこ?(犯狐)なら今頃先生もやられてるんじゃないかなあ……
すごくイヤそーな顔してるし」

狐の不服そうに抱えられている様子がおかしくて笑いながら答える
143 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/04/17(水) 04:05:57.98 ID:tnohWVTdo
>>142

「あっ……大丈夫ですか?」
くしゃみした鈴を気遣うが元々は彗華のせい。

「ああ、安心していいよ。
 私とこれは一緒に暮らしているんだ」
片腕を前足に通し保持したまま顎の下をくすぐり。
「おっと、暴れない暴れない」
鈴が笑っているのに気づくと威嚇する狐を両手でしっかりと抱えて抑える。
144 :霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g :2024/04/17(水) 18:37:50.15 ID:4L0ntayqO
>>143
「大丈夫大丈夫、ちょっと身体動かせばなんともないさ」

キレッキレのムーブをしながら答える。多分空手の形だ。

「そうなんですね。
 ぜんぜんなついてない……」

心の声が完全に漏れた

145 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/04/18(木) 06:06:55.95 ID:d0VjeJo8o
>>144

「おおー」
ぱちぱちと拍手。

「ははは。この子はなかなか我儘だからね」
胴体に腕を通され唯一動く後ろ脚をばたばたさせて暴れている。
「さ、そろそろ私は戻ろう。
 朝から頑張っているようだけど授業には遅れないようにな」
キツネを抱えたまま校舎に戻っていった。

「……あれ。結局なにしに来たんでしたっけ?」
146 :霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g :2024/04/20(土) 21:51:02.56 ID:Ut1IuYTgo
>>145
「ふう……」

血色も良くなりほどよく温まったようだ。

「よしよし」

野良狐ではなく飼い狐なら病気の心配もないだろうと撫でにいった

「あー……朝のお風呂の時間なくなっちゃったな」

学校特有のバカでかい時計を確認してため息。

「なんだっけ……」
147 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/04/26(金) 06:36:31.39 ID:R7+L1dE6o
>>146

鈴が近づいてくるとわうわうと鳴いて暴れようとするが抱えられて結局大した抵抗にはならず。
「なんだか鈴には反抗的だね……なにかした?」
と冗談めいて口にすると去っていく。

「あ……すみません。
 変なの? に付き合わせてしまって。
 私も用事、忘れちゃいましたし……思い出したらまた来ます」
ぺこ。と頭を下げる。
148 :霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g :2024/04/26(金) 10:22:03.39 ID:9JfdOPwSo
>>147
「はは……心あたりはないんですけど……
(ヤバい、さっきのなついてない発言根に持たれたかな?)」



「なに謝ってんだ、スイカのせいじゃないだろ?
ま、なんか困った時はつきあうから遠慮すんなよ。じゃあなっ」

手を振りながら去っていった
149 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/04/28(日) 05:17:01.93 ID:jqe6/795o
>>148

「ありがとうございます……。
 その時はぜひお願いします……」
去っていくところにもう一度頭を下げる。

「走って帰ろっかな」
朝のジョギングの帰りだったのを思い出しながら学校から去っていくのだった。
150 :柊宇都 綾 ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/05/02(木) 01:25:08.03 ID:eFwYlKvko
「んー」
自動販売機の前でディスプレイをぼーっと見たまま突っ立ている。
151 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2024/05/02(木) 22:56:52.94 ID:T7iy9J9wo
>>150
「あっ、綾さんいいところに!
全然身に覚えがないんですけど昭和のレディースみたいなDQN女に追っかけられてるんですよ!」

困惑した表情で走ってくる汚い忍者。
珍走団特有のやかましいエンジンとパラリラパラリラというホーンの騒音も近付いてくる。

「いかにもな人が来たらそのまままっすぐ行ったって言っといてくれませんか?
あ、これで好きなの飲んで下さいね。それじゃ!」

綾の手に500円玉を握らせると屋上のフェンスにワイヤーを引っ掛けて去っていった。
伊織か見えなくなったと思ったら本当に昭和からタイムスリップしてきたような走りにくそうないかにもなバイクに乗った
白のいわゆる特攻服を着た金髪ロングヘアーのいかにもなDQN女がやってきた。

「おいコラァ!テメェ霜月知らねえか?ナメてっとぶっ[ピーーー]ぞ?ああん?」

バイクを降り、綾を睨む……いわゆるメンチを切りながら至近距離まで寄ってきた。
152 :柊宇都 綾 ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/05/03(金) 00:33:41.71 ID:b78GZfXlo
>>151

「???
 あ、うん……わかった」
よくわからないままに押し寄せてくる情報量の塊。
つい頷いてしまい手には500円玉。段々と近づいてくる聞きなれない音。いなくなる伊織。

いかにも過ぎる見た目の女に凄まれるが表情は一切崩れることなく。
「あっち」
と、伊織が指し示したまっすぐの方向に顔を向けて。
153 :霜月  鈴 ◆f7JK9RIN.g :2024/05/03(金) 23:48:27.46 ID:rV7zO+bFo
>>152
「あァん?なんだその目は……ナメやがって……」

綾の胸ぐらを掴んできた!
154 :柊宇都 綾 ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/05/04(土) 08:35:50.39 ID:iKLQ41npo
>>153

「?」
ちゃんと答えたのに怒っているのが理解できずに首を傾げ。

「あっち」
聞こえてなかったのかな……とか考えた結果、今度は指で嘘の方向を示す。
至近距離まで顔が寄ってきても表情の変化は僅かに眉をひそめるのみ。
155 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2024/05/04(土) 23:05:44.95 ID:eMFpPu67o
>>154
「テメェは一発ヤキ入れててててぎゃっ!」
「なに!やってんだっ!」

スッと現れた鈴がサッと胸ぐらをつかむ手をひねって関節を極めながら外し、そのまま自販機にどーん。

「てっ、テメェ!不意打ちなんて……あっ霜月じゃねェか!」
「?なんだよキレちらかしたあげく思いどーりにならないとさらに当たりちらかすようなヤツなんて知らないぞ?誰だよお前」
「んだとコラァ!!」
「だからお前誰だって聞いてるんだろ!そっちだけこっちの名前知ってるの気持ち悪いだろ!」
「なっ……アタイのことを知らないってのかい!」
「知らないから聞いてるんだろ!」

昭和不良女は最初からキレ散らかしているが鈴も鈴で綾が胸ぐらをつかまれていたのを見たせいか明らかに苛ついている。

「なるほど……やっぱり心当たりないなあと思えば鈴の方だったみたいですねやれやれ」

綾の横でスポーツドリンクを飲みながら他人事のように呟く伊織。
156 :柊宇都 綾 ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/05/10(金) 06:00:55.65 ID:ApoONC/6o
>>155

「!」
突如現れた鈴が不良女を自販機に叩きつけるという珍しい怒り姿に驚いた。

ぴっ、がしゃこんっ。
自販機は既に硬貨を入れた状態だったので不良女が押し付けられた時に何かが購入されてしまったらしい。
「んー……」
鈴側に心当たりが無いのも変な話だと思いつつも、特に声に出すわけでもなく伊織と一緒にやり取りを見つめる。
157 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2024/05/10(金) 23:13:22.21 ID:juqTy/hLo
>>156
「じゃあこれでどうだ!」

金髪のカツラと黒マスクを外す不良女。
少し茶色がかったボブカットでかわいい系の顔だ。

「……なんだ、かわいい顔してるじゃないか。そんな変なカッコやめときゃいいのに」
「うっ……うるさい!」

相変わらずピンときていないしおまいうなことを言う鈴となんかまんざらでもなさそうな不良女。

「あっ……僕はちょっと用事を思い出したので……」

急にいそいそとその場を離れようとする伊織。怪しすぎる。


158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2024/05/11(土) 04:16:21.38 ID:kDSUmuKe0
子役時代にちやほやされてたり親からお金貰ってたりして感覚がおかしいタイプだろ
真面にちゃんと育てられてたら周りがチヤホヤしても地に足付けた生活してると思う
それに自分の意志で芸能の仕事をやってなかったと思うぞ
親がやらせたとか切っ掛けが自分の選択じゃないから中途半端になって
子供じゃ無くなった途端に使えなくなっちゃう
芸能の仕事を自分で選択しているなら将来はこんな役者になりたいとか
こんな芸能の仕事をしたいとか目標をもってスキルを積み重ねるだろ
それもなくただ漫然と向こうから来る子役の仕事をやってただけだろ
その結果、芸能関係者がしてた派手な事が忘れられずに次の仕事とか
人生の目標を見つけることができずに時間だけが過ぎて金がなくなって
まともな人脈がなくなってろくでもない人間とつながりができて・・・
っていう転落人生なんじゃねーの?
159 :柊宇都 綾 ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/05/26(日) 08:35:34.81 ID:53xicGSTo
>>157

「……???」
不意に正体を現した不良女。
鈴とのやり取りの間も首をかしげていたが。

「どうしたの?」
あまりにも怪しい伊織の態度に、なんとなく今までの経験から手を掴んで引き留める。
160 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2024/05/30(木) 07:13:15.04 ID:zT8cFas7o
>>159
「とりあえず全部説明してくれ、バイクも音で聞こえにくいからエンジン止めて」

「わたしは!別に助けてくれなくたってあんな気合の入ってないセイコーのヤツなんて倒せたんだ!だから霜月を倒してそれを証明しないとダメなんだ!
それと!ちょっとしてから街で会ったときに声かけたらホテルに連れ込もうとしたでしょ!」

「うん……うん……セイコー……世紀末高校……あー、あの時の……うん?倒す?
ホテル……」

鈴に言われた通りエンジンを止めて説明。
言っている内容はDQNだが、話は通じるらしい。

「ハハハやだなあ綾さん、離してくださいよー、僕は無関係ですってー。
やだなあ兄さん人違い!人違いですって!」

鈴の冷たい視線を受けじたばたともがき逃げようとする動きに力が入る伊織だったが綾の腕力の前には通用しない。
掴まれている場所が腕なので得意の関節外しも使えないようでひとしきりもがいた後、諦めた様子で肩を落とす。

「イオリ、本当は?」
「ハイ、メスの顔でこっち見てる女の子がいたのでヤれると思って声をかけました!
でも未遂!未遂です!」
161 :柊宇都 綾 ◆RYO/n8uupE [sage]:2024/06/19(水) 06:35:16.00 ID:cZ4POHa4o
>>160

「……」
どうやら彼女は鈴と伊織を見間違えていた(?)よう。
良くない話を聞いていくうちに伊織を掴んでいる力が自然と籠っていく。

それよりも、綾の知らない内になにかまた危ないことに首を突っ込んでいた鈴の方が気になって、
後ろからとことこと(伊織を引っ張りながら)近寄ると鈴の腕も取った。
162 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2024/06/22(土) 11:49:41.61 ID:l4DlFw2zo
>>161
普通の格好の時に絡まれる
→鈴に助けられてしまったので鈴に勝って助けは必要なかったことを証明しなければならない
それはそれとしてときめいてしまった自分も許せない
→そのせいでホテルに連れ込まれそうになった自分が許せないし連れ込もうとしたこいつはとりあえず[ピーーー]

とりあえずこういうことだったらしい。


「あっ、綾さん腕が……あの腕が!それ以上はいけませんって!」

徐々に己の腕をつかむ手に込められる力が増していくことに恐怖を覚え青ざめる伊織。

「……言ってることの大半はよくわかんなかったけどとりあえずイオリがまたケダモノだったことでやらかしたってことはわかったぞ……
うーっ……弟がすみません。私も突き飛ばしてすみません。また後日ちゃんと謝罪に行くのでお名前とご住所を……」
「天愛羅(てぃあら)、田中天愛羅!よろしく!あとそういうのはいらないからちゃんと私と闘え!
あとそいつはぶっ[ピーーー]!霜月、お前がいくら守ろうとしてもな!」
「別にこいつならいくらでもつきだすけど……ん?どうしたリョウ?」
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