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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part5
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787 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/22(土) 20:41:13.84 ID:5Ecg5jqLO
はい
788 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/22(土) 21:01:04.89 ID:UVzxgOXh0
高波「」ザバーン
大亀クロシュ「」スイスイ
レー… クレー…
イリス「……? 今何か聞こえなかった?」
ミスティ「……聞こえたわ。人の……声のような……」
ケテクレー…! タスケテクレー…!!
エバンス「お、おいあれ見ろ!!」
漂流しているイカダ「」サバーン!!
イカダに乗る赤髪ロングポニテの女性「助けてくれええええ!!!!」
妖精「……自殺志願者か何かかなあ」
イリス「いや早く助けてあげなきゃ! クロシュちゃん!!」
大亀クロシュ「〜〜」モニョニョ スイスイ
◇
赤髪ロングポニテ→デュア「かたじけない……死ぬところであった……」ビショビショ
妖精「お礼ならクロシュ……この大亀に言ってね」
デュア「む……? なんと、大亀!? これはまさか――噂に聞く竜宮伝説か!?」
イリス「違うと思います……。デュアさんは、どうしてこんな海にイカダなんかで?」
デュア「うむ……私は見ての通り冒険者なのだが、最近刀の具合が悪くてな……。鍛え直してもらおうと思い至り、こうして単身オノゴロへ向かっていたというわけだ」
エバンス「イカダでか……」
デュア「仕方なかろう。ユーシリア港では船が出ていなかったし、貸してもくれなかったのだ」
ローガン「なぜ船が出ておらず、貸してもくれなかったのか考えなかったのか……?」
デュア「……はっ! まさか……この荒天でか!?」
ローガン「よくわかったな……」
デュア「ははは、これは迂闊だった! 私としたことが、こんな間抜けな死に様を晒してしまうところだったとは! 一生の不覚だ!」
ミスティ「むしろそんなんでよく今まで生き残って来れたわね……」
デュア「というわけですまんが、オノゴロまで乗せてくれ!」
妖精「クロシュ、一人増えても大丈夫?」
モニョモニョ…ポン!
分体クロシュ「うん」
デュア「!? 亀の甲羅から幼子が生えてきた……!? なんと面妖な……!!」
妖精「いい忘れてたけど、クロシュはスライムだよ。大亀の姿は擬態」
☆オノゴロまでの道中、冒険者のデュアが道連れになりました
*
そして新たな場所を見つけ、良いことがありました
↓1コンマ 見つけた場所
01-05 死の海域
06-35 古戦場跡の島
36-65 浮島スライム
66-95 座敷童の屋形船
96-00 竜宮城
↓2自由安価 起こった良いこと
789 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/22(土) 21:09:22.04 ID:yEQDQT0JO
はい
790 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/22(土) 21:09:26.34 ID:AlBjh/aMo
星の光に辿り着くためのヒントのようなものを得る
791 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/22(土) 21:09:31.01 ID:ugm+EuC9O
オノゴロの移動道具屋さん漂流
792 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/22(土) 21:09:32.77 ID:rB6lEv9oo
れ
793 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/22(土) 21:10:05.56 ID:9X3IGatiO
大きな木のタルを発見
794 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/22(土) 21:16:34.42 ID:UVzxgOXh0
急用が入ってしまったので本日はここまでとなります。次回は……何やら恐ろしい海域に突入してしまったり、世界樹の光に辿り着くためのヒントのようなものを得たりする編となります
荒れる海を渡り、一行が目指すは神秘の領域オノゴロ諸島。無人島で野営したり、野良冒険者のデュア氏を救助したりしつつ、順調な旅路を進んでいるように見えます。しかし大亀になったクロシュは、誤って危険な場所に足を踏み入れてしまい……。
世界の滅亡をもたらした亡霊は、水底に沈み続ける。迷い込んだ大亀のことなど気にもせず。気にもとめず。周囲の全てを終わらせながら、終末の夢に浸り続ける。きっと――そこであかちゃんスライムにできることなんて、何も――
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
795 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/22(土) 23:43:23.04 ID:rB6lEv9oo
おつです
おっと、厄な出来事に巻き込まれるクロシュ一行の明日はどっちだ
最初期募集組も未登場が残り一人となった…はたして登場できるのか
796 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 02:27:32.70 ID:utvHjpLOo
おつ
上陸前に低コンマ産ダンジョンとは…
突破できても後が怖いな
797 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 13:36:51.37 ID:xK5kxF6fO
乙
もしかして魔王図鑑に載ってた水底の魔王か
798 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/23(日) 17:27:10.68 ID:K5WdgQXV0
クロシュ氏はうっかり変な場所に入ってしまったようです。そこは実のところ、近海の島々に住む人々から死の海域≠ニ呼ばれて恐れられている危険な領域。果たしてクロシュ一行は無事に出られるのでしょうか
そして実際最初期に募集した人の中で未登場の方はあと一人となりました。今回試験的に遭遇判定をランダムイベンドから分離させる試みを講じてみましたが、特に問題なければ今後もこのようにやっていきたいと思います
恐るべきダンジョンに入ってしまったので、クロシュたちは気を付けなければならないかもしれません。しかし突破さえできればたぶん大丈夫です。そして実のところ運命賽がいっぱいあるのでたぶん大丈夫です
これが魔王図鑑に載っていた水底の魔王かどうかはまだわかりませんが、とても危ない場所なのは確かなようです。なるべく生きて帰れるようにがんばって欲しいところであります
799 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/23(日) 17:28:07.68 ID:K5WdgQXV0
―謎の海域 踏破率[0/??]
重苦しい暗雲「」
凪いだ海「」
大亀クロシュ「……?」スイスイ
デュア「む? 波が治まったぞ?」
イリス「水の精霊さんが教えてくれた海路の効果?」
妖精「……え、ええと……」
水の精霊『その海域には入っちゃだめ〜!』
妖精「!! クロシュ、今すぐ引き返し――」
幼い少女の影?『……』
妖精「あ……」
パタ…
ミスティ「妖精!? どうしたの!?」
大亀クロシュ「〜〜!?」モニャニャ!?
ローガン「クロシュくん、とにかく急いで引き返すんだ! ここにいるのはまずい!!」
大亀クロシュ「〜〜!」モニョニョ!!
↓1コンマ
01-10 踏破率+3 クロシュ以外全員戦闘不能
11-20 踏破率+3 イリス、ミスティ戦闘不能
21-30 踏破率+3 エバンス、ローガン戦闘不能
31-35 踏破率+3 イリス戦闘不能
36-40 踏破率+3 ミスティ戦闘不能
41-45 踏破率+3 ローガン戦闘不能
46-50 踏破率+3 エバンス戦闘不能
51-55 踏破率+3 デュア戦闘不能
56-60 踏破率+3
61-90 踏破率+4
91-00 脱出
800 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 17:29:47.19 ID:FFPOmWvoo
やべーい
801 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 17:30:07.36 ID:HzwxtTUi0
あ
802 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/23(日) 17:49:02.89 ID:K5WdgQXV0
大亀クロシュ「〜〜!」モニョニョニョ!! スイスイスイ
エバンス「ちくしょう、どこから仕掛けてきやがるんだ!?」キョロキョロ
ローガン「陣形を固めるんだ! 倒れた妖精くんを守れ!」
デュア「応!」シャキン!!
ミスティ「くっ……!! イリス、相手の魔力は補足できた!?」
イリス「な……何も感じ取れない!! 寒気がするような冷えた気配が大気の全体に漂っているみたいで――」
幼い少女の影『……』
ミスティ「――!!?」
イリス「――あ」
ドサッ… ドサッ…
デュア「お、おい!?」
エバンス「イリスちゃん、ミスティちゃん!!」
ローガン「馬鹿な……!!」
大亀クロシュ「〜〜…!?」モニャニャ…!?
謎の海域 踏破率[3/??]
↓1コンマ
01-20 踏破率+3 クロシュ以外全員戦闘不能
21-30 踏破率+3 エバンス、ローガン戦闘不能
31-40 踏破率+3 ローガン戦闘不能
41-50 踏破率+3 エバンス戦闘不能
51-60 踏破率+3 デュア戦闘不能
61-90 踏破率+4
91-00 脱出
803 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 17:49:15.65 ID:HzwxtTUi0
あ
804 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/23(日) 18:05:06.61 ID:K5WdgQXV0
大亀クロシュ「〜〜〜!!」モニョニョニョ…!! スイスイスイスイ
ローガン「くっ……!! 何なのだこれは……!!」キョロキョロ
デュア「昔聞いたことがある!! オノゴロの近海にあるという、死の海域の伝説を!!」
エバンス「なんだそれは!?」
デュア「そこを通る者は、船に乗る人間だろうと海を行く海洋生物だろうと等しく取り殺されるのだそうだ!! 数ある与太話の一つに過ぎんと思っていたが――」
ローガン「……まさか、水底の――」
幼い少女の影『……』
ローガン「!!!」
ズゥッ――
ローガン(い、命が――体から、抜けていくかのような――)
オリハル鎖帷子「」ジャリン!!
ローガン「ぬ、うおおおおおおっっ!!」グググッ!!
幼い少女の影『!』
エバンス「旦那!?」
ローガン「はあ、はあ……!! 危ないところだった……!!」
デュア「敵が見えたのか!?」
ローガン「うむ……! 幼い少女の影……間違いない、水底の魔王だ!! 皆、気を強く持て!! 迎撃より耐えることに集中するんだ!!」
エバンス「お、おお!」
デュア「なんもわからんがわかったぞ!!」
大亀クロシュ「〜〜!」モニョニョ!
謎の海域 踏破率[7/??]
↓1コンマ
01-20 踏破率+3 クロシュ以外全員戦闘不能
21-30 踏破率+3 エバンス、ローガン戦闘不能
31-40 踏破率+3 ローガン戦闘不能
41-50 踏破率+3 エバンス戦闘不能
51-60 踏破率+3 デュア戦闘不能
61-00 脱出
805 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 18:10:20.01 ID:2VeMYF+ho
よゆう
806 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 18:11:34.12 ID:tGycIBnzO
誰か助けに来てくれえええ!!!
807 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/23(日) 18:21:24.60 ID:K5WdgQXV0
イリス「」
ミスティ「」
妖精「」
エバンス「まだ辛うじて息はある! ここを切り抜ければなんとかなるはずだ!!」
デュア「応よ!! 精神修行は得意だ!!」
ローガン「二人とも油断は禁物だぞ!! もし奴がまだ本気じゃなかったら――」
幼い少女の影『謚励o縺ェ縺?〒……』
エバンス「――!!?」
デュア「あ……」
ローガン「ぐ……うおおおおおっ!!!」
ドサッ… ドサッ… ドサッ…
大亀クロシュ「〜〜〜!!?!?」モニャニャニャニャ!!!?!?!?
幼い少女の影『縺ゅ→縺ッ縺ゅ↑縺溘□縺』
大亀クロシュ「〜〜〜!!!!」モニョニョニョニョ!!!! スイスイスイスイスイスイ
謎の海域 踏破率[10/??]
↓1コンマ
01-30 クロシュ沈没……
31-90 脱出
91-00 クロシュ覚醒
808 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 18:25:28.51 ID:HzwxtTUi0
覚醒して
809 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/23(日) 18:48:59.02 ID:K5WdgQXV0
幼い少女の影『縺翫d縺吶∩縺ェ縺輔>』
ズゥッ――
大亀クロシュ「……!!」モニャニャニャッ…!!
不死鳥の羽根「」キラキラ…!
幼い少女の影『!』
大亀クロシュ「〜〜!!」スイスイスイスイスイスイスイ
幼い少女の影『……』
――脱出成功――
810 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/23(日) 19:45:53.01 ID:K5WdgQXV0
―オノゴロ諸島への海路
大亀クロシュ「〜〜!!」スイスイスイスイ!!
水の精霊「あ〜戻ってきた〜。絶対死んじゃうと思ってたよ〜」
大亀クロシュ「〜!」モニョ!
水の精霊「ここまで来ればもう大丈夫。背中のみんなは……のびちゃってるけど、命に別状はないみたい。そのうち目を覚ますよ、たぶん」
大亀クロシュ「〜〜…♪」モニョモニョ
水の精霊「しばらくは私が案内してあげるね〜」
◇
―夕方
小さな岩礁
ザァーン… ザザァーン…
スライムクロシュ「」デロデロ…
妖精「うぅ……まさか魔王の領域に入っちゃうなんて……」
水の精霊「も〜、うっかりしすぎだよ〜」
スライムクロシュ「〜〜…」モニョニョ…
妖精「いや……航路の確認を怠った私がだいぶ悪いよ……。みんなの命を危険に晒しちゃった……」
エバンス「まあ……生きて帰れたわけだし、良いんじゃないか?」
妖精「良くない! これでもし誰かが死んじゃってたりしたら……!!」
ミスティ「反魂丹の使い所ね」
妖精「ちょっと、茶化さないで!」
ミスティ「茶化してるわけじゃないわ。失敗なんて誰にでもあることよ」
イリス「そうだよ妖精さん! 危ないところだったのは確かだけど、そんなの今までだっていくらでもあったでしょ?」
ローガン「うむ。次に気をつければ良いのだ」
デュア「はっはっは! 私は元より海の藻屑になりかけていた身だ! むしろ面白い体験ができて感謝したいくらいだぞ!」
妖精「……まあ、確かに必要以上にくよくよしても仕方ないか……。わかった……次はこんなことがないよう、気を付ける……」
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョニョ
水の精霊「ね〜、ところで甲羅の上にこんなのがあったよ〜」スッ
イリス「えっ?」
↓1コンマ 生還ボーナス
01-60 運命賽
61-90 呪いの人形
91-00 水霊の加護+会心賽
811 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 19:46:56.59 ID:DiVLTCGMO
あ
812 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/23(日) 20:07:47.06 ID:K5WdgQXV0
水の精霊「はい!」
石の賽「」ポン!
イリス「あ、増えたり減ったりする石の立方体!」
ミスティ「一体何なのかしら……。まあ悪いものではなさそうだし、取っておきましょう」
☆運命賽を1つ手に入れました
*
―夕方
小さな岩礁
焚き火「」パチパチ
妖精「……ところで、あの海域に入って気が付いたことがある……」
ミスティ「え、何?」
妖精「オノゴロの周辺海域はどこも荒れてるのに、あの海域だけは不自然なくらい荒れてなかった。それはたぶん、あの魔王の領域が星の力の影響を妨げてるんだと思う」
ミスティ「実際全然荒れてなかったものね」
妖精「……でも、今回探す星の力は水属性。もし海に落ちてればその影響力は海流に乗ってかなりの広範囲に広がるし、いくら魔王の領域でも完全には遮断できないと思うんだ」
エバンス「つまり……どういうことだ?」
妖精「世界樹の光は、海じゃなくて陸地にある可能性が高い……!」
ローガン「だが……我々が通る海路はともかく、ほとんどの海域では海がかなり荒れているのだろう? これでも大きく削がれた結果なのか?」
妖精「う……そ、それは私にもわかんないけど……。たぶんそうなんじゃないかなあ……」
イリス「まだまだ調べなきゃいけないってことだね……」
デュア「ふむ……何の話をしているのか全くわからん!」
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
デュア「クロシュ殿が何を言っているのかもさっぱりわからん!」
☆世界樹の光は陸地にあるっぽい?という推論を得ました
小さな岩礁で野営します
↓1〜3 自由安価 野営中何をする?
813 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 20:08:05.49 ID:4AHUXw0/0
オノゴロの移動道具屋漂流
814 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 20:10:39.30 ID:Td1n0zpq0
デュアの話を聞く
815 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 20:11:34.35 ID:2VeMYF+ho
さっきの海域に対してテレパシーを試みる
816 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/23(日) 20:52:12.04 ID:K5WdgQXV0
―夕方
小さな岩礁
ザァーン… ザザァーン…
ダサレ… クダサレ…
イリス「…………な、なんだろう……デジャヴっていうのかな……」
ミスティ「奇遇ね。私も既視感……というか、既聴感を覚えているところよ……」
タスケテクダサレ――…!!
エバンス「お、おいあれ見ろ!」
漂流している行商船「」ザバーン!!
オノゴロ行商人「助けてくだされええええ!!!!」
妖精「自殺志願者か何かだね」
イリス「いや助けてあげないと! クロシュちゃんは疲れてるだろうから、私がいきます!」タンッ ザブンッ!
ローガン「私も行こう!」タンッ ザブンッ!
デュア「人手は多い方が良かろう!」タンッ ザブンッ!
*
オノゴロ行商人「ふい〜、助かりました! 船まで括ってもらって!」ビショビショ
妖精「私たちが助けなきゃあなたは命がなかったわけだし、何かやるべきことがあるんじゃない? ほら、丁度いろいろ荷物を背負った船もあるみたいだしさあ……」ニヤニヤ
イリス「よ、妖精さん……」
オノゴロ行商人「や、妖精様の仰る通りでさあ! 命あっての物種っす、なんでも持ってってくだせえ!!」ババッ
妖精「え、いや冗談だよっ! そんな追い剥ぎみたいな真似しないよ!」アタフタ
デュア「はっはっは! 良かったなあオノゴロの商人殿! ここにおわす方々は極楽浄土からの御使いとでも言えるほどの徳を持った方々だぞ!」
ミスティ「それは誤解だと思うわ……」
オノゴロ行商人「しかし何のお返しもしないのはあっしの気が収まりませぬ!」
エバンス「あー……じゃあ、格安で何か売るってのはどうだ? ギリギリ利益が出るくらいに割り引いてくれりゃ良いぞ」
オノゴロ行商人「がってん承知! じゃあ日が暮れる前に見てってくだせえや!」
行商船の暖簾「」バサッ
↓1〜3選択 買いもの
1.◯◯の××を更新する(コンマ)
2.店主のおすすめ品をタダでもらう(コンマ)
0.自由安価(装備以外の買うものなど)
*1の記入例:妖精の防具
*以下のものは、この市場では更新できなさそうです
・クロシュの武器、防具、盾、装飾
・イリスの武器
・ミスティの防具
・ローガンの防具、盾
817 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 20:55:40.96 ID:DiVLTCGMO
0、オノゴロ製の魔法アイテム「雨を遠ざける傘」
818 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 20:56:43.42 ID:HzwxtTUi0
2
819 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 20:57:16.07 ID:qBmnQnLVO
1 ミスティの短剣を更新
820 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/23(日) 21:56:06.13 ID:K5WdgQXV0
―行商船
クロシュ「……?」
太陽の絵が描かれた和傘「」ポン
オノゴロ行商人「お客さんお目が高ェ! そいつぁ晴れ乞い傘! オノゴロの一番偉ェ神様のアマテラス様のご加護が授けられた由緒正しい傘でさァ! 開けば立ち所に雨雲を遠ざけるすげェ傘っす!」
妖精「これにかけられてるのは妖精のいたずら魔法だよ。自然神が現世にこんな露骨な道具を残すことは普通ないもん」
オノゴロ行商人「ええッ!? でもこれを売ってくれた妖精さんは……あっ」
妖精「……まあでも、効果の方は本物みたいだね。しかし自然魔法をこんな危険な道具の作成に使うなんて……全く……」
クロシュ「きけん?」
妖精「日照りが起きてる地域でこれを差し続けたらどうなると思う?」
クロシュ「わ……」
オノゴロ行商人「ひえっ……」
妖精「わかった? 今まで売れなくて良かったね」
オノゴロ行商人「や……へへぇ……」
クロシュ「……じゃあ、わたし、買う……!」
オノゴロ行商人「ええっ!? こんな危ねえもん処分しようかと思ってたんすが……!?」
妖精「まあ私の見てる範囲でなら自然魔法の発動も感知できるから、危ないことにはならないと思うよ」
クロシュ「うん……! それに……おおきいスライムさんにあげた、雨乞い傘に……ちょっと、似てる……!」
妖精「あ、そういえば確かに……。まさか同じ奴が作ったんじゃないだろうなあ……」
晴れ乞い傘「」ポン
☆晴れ乞い傘を購入しました
*
エバンス「うーむ……しかし急に買い物の機会なんてのが来ても迷っちまうな……」
ローガン「私は……現時点でかなり良い装備を身に着けているゆえ、今はまだ買い替える必要がないな」
デュア「店主! 刀鍛冶はいるか!?」
オノゴロ行商人「すんません、この船で鍛冶は無理っす!!」
デュア「なんと……」
エバンス「当たり前だろ! 鍛冶を何だと思ってんだ!?」
デュア「それもそうか……。なら何かおすすめの品はないか?」
オノゴロ行商人「おすすめですかい? ちょいと待ってくだせェ」ガサゴソ
*
ミスティ「……」
ボロボロの魔銀の短剣「」
イリス「……けっこう限界みたい?」
ミスティ「ええ。そろそろ限界だと思う」
イリス「どこで手に入れたものなのか、聞いても良い?」
ミスティ「私をかどわかそうとした人攫いの連中を返り討ちにした時の戦利品」
イリス「そ、そうなんだ……」
ミスティ「あの子に貰った精霊のローブほどではないけど、まあまあ愛着もあるわ。でもそんな感傷で戦いに支障を来すのは愚かなこと……。せっかく格安で武器を買える機会が来たのだから、何か探してみるわ」
↓1コンマ 店主のおすすめ
01-45 温泉まんじゅう
46-90 ↑+温泉宿の宿泊券
91-00 ↑+ヒヒイロガニ
↓2コンマ ミスティの武器
01-60 氷の短刀
61-90 雪女の氷扇
91-00 妖刀氷華
821 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 22:01:48.90 ID:2VeMYF+ho
あ
822 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2025/02/23(日) 22:04:23.03 ID:4RG93CRHo
ほい
823 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/23(日) 22:11:05.24 ID:FFPOmWvoo
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