【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part5

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728 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/17(月) 20:36:59.83 ID:NwQxiQv70
国宝は本来勝手に拝借して良いものではありませんが、これはクリアボーナスなのでなんと問題ありません。寛大なエリオス皇帝陛下は寛大なので、きっとお許しになられるかと思います
クロシュ氏は瓶がお気に召したようです。スライムがデロデロになっている状態は、人間で言えば力が抜けている状態に近いようです。力を抜いても四方に飛散しないで済む瓶は、スライムにとって実際楽なのだと思われます

他者を救うというのは基本的には褒められた行いなのですが、相手が救いを求めているかどうかは見極める必要があるかもしれません。救われないことが救い、というようなおかしな拗らせ方をした人も時々いるので、気を付けたいところです
案を持ち越しをすることもできなくはないのですが、地域や情勢が変わってしまうと設定の大きな変更が必要になってしまう場合もあり、そうなってしまうとそれは本来のそのキャラクターと言えるのだろうか……という懸念もあったりします。また、募集の度に持ち越しが増えていくという恐ろしい事態になると恐らく>>1が発狂するので、少し慎重に考えたいところであります

人数制限については、先着順というやり方にはしないつもりなので、開始時間と終了時間で困ったことになることはたぶんないかと思います。もちろん>>1が見落としている問題もあるかもしれないので、不備があれば早めに言って頂けると助かります

クロシュ氏はあかちゃんスライムなので、物事を深く考えずに実行してしまうことが時々あります。今回の夢喰いについては、クロシュ自身が自覚的に行ったことかどうかもよくわかりませんが、悪気はなかったと思います。しかし相手によっては、たとえ悪夢であっても勝手に侵入して食べられることに拒否感を覚える人もいるかもしれないので、注意が必要かもしれません。なおミスティさんはたぶん全然気にしないと思います

登場人物は実際とても増えているので、今後は今までのようなペースで登場人物を出していくのはきついかもしれません
アイテムは今のところ大丈夫ですが、どちらかというと行数が増えすぎて1レスに収まらなくなりそうなことの方が心配かもしれません
クロシュ氏の夢の住民については、全員を一度に登場させると実際まあまあ大変です。しかしクロシュ氏の夢が舞台になる頻度自体はそれほど多くなく、必ず全員を描写しなければならないわけでもなく、そして夢の住人たちは既に物語が終わった人たちでもあるので、実はそれほどきつくはなかったりしいます。スライムの心の世界をご覧いただければさいわいに思います。ご心配いただきありがとうございます
729 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/17(月) 20:40:03.09 ID:NwQxiQv70
というわけで、オノゴロ諸島編にて登場する @姫巫女、A現地住民 の募集についての告知です

〈オノゴロ諸島〉
■概要
大陸から東の海域にある島国。代々続く姫巫女の血筋によって統治されている。
大陸とは異なる独自の文化を発展させており、その独特の雰囲気から旅行者の間で密かに人気がある。忍術や妖術といったこの地域特有の魔法(?)もあり、これの習得や研究を目当てに訪れる者もいる。
また、他の地域ではあまり見られない妖怪≠ニいう種族が存在する。
■産業
温泉、忍術、妖術、鉄鋼業(特に刀鍛冶)が盛ん。
刀剣の品質は世界最高水準と言われており、それを求めてここを訪れる剣客も少なくない。
オノゴロ本島の中心に聳える霊峰の麓にはトウゲン温泉と呼ばれる温泉街があり、人気のある観光地の一つとなっている。なお北大陸のトウゲン帝国とは特に関係ない。
■情勢
数ヶ月前から周囲の海流が激しく荒れており、通常の船舶ではオノゴロ付近の海域に入ることも出ることもできない状況となっている。当代の姫巫女と朝廷は原因の調査や対応に尽力しているが、今のところ芳しい成果は挙がっていない。

 *

〈今回の募集キャラクター〉

@当代の姫巫女
 先祖代々オノゴロを統治してきた家系の末裔。現在のオノゴロ諸島を統治する立場にある。

A現地住民
 オノゴロ諸島に住む者。老若男女存在する。
 性別、年齢、種族は多様。戸籍を有す者も有さない者もいる。
 現地住民のほとんどは、農業や商工業で生計を立てている。
 朝廷に使える公家、武家、忍者などもいる。
 朝廷に仕えていない没落貴族、落武者、野良忍者などもいる。
 オノゴロ温泉で働く者もいる。
 妖怪の多くは山奥などに潜むが、人に紛れて暮らす者もいる。
 他にも多種多様な者がオノゴロ諸島で暮らしている。

 *

(@のテンプレート)
【名前】
【種族】人間
【性別】女
【年齢】20歳以下
【容姿】
【性格】
【魔法】
【備考】オノゴロ諸島を統治する当代の姫巫女。

(Aのテンプレート)
【名前】
【種族】
【性別】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【魔法】
【備考】

 *

〈今回のルール〉

・@は、コンマが最も高い案を1つ採用します

・Aは、個性や役割などを鑑みつつ>>1の独断で何名か採用します。たぶん5名くらいが限界です。また、コンマが最も高いものは必ず採用します

・作中に登場する際、設定等が若干変更される可能性があります。ご了承ください

・1つのIDにつき採用できるのは1つの案までとなります。2つ以上の案を投下する際はご注意ください。また、IDを変えて2つ以上の案を投下するといった行為はお控えください

 *

今週水曜日の 00:00 〜 23:59 を投下期間といたします。投下する案には@〜Aのいずれかの番号をご記載ください
ご質問やご感想などありましたらお気軽にどうぞ
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 00:00:11.88 ID:HyXqvl9Ko
【名前】イクセ・ホシツカサ(オノゴロ諸島伝統表記:星司 幾世)
【種族】人間
【性別】女
【年齢】6
【容姿】常時頭に半透明の狐、腰に半透明の尻尾が付いている黒髪おかっぱの少女。糸目で体格は年齢平均よりとても小柄。サイドに黒ラインの入った緋袴を着ている。
【性格】厭世的で怠惰なのを隠すために愛想よく振舞う事に慣れている。のじゃ口調。振りまく愛嬌に騙されて活発な巫女様だと大多数の民に思われている。
【魔法】魂継承魔法。波長の合う相手であれば自分の魂を分け与えることで記憶や経験を共有できる。
【備考】オノゴロ諸島を統治する当代の姫巫女。姫巫女は寿命が近づくと次の代へ自分の残り魂を全て受け渡し、連綿と記憶・経験を繋ぐ「帰常憑(きつねつき)」という儀式を行ってきた。
通常儀式は十分成長した姫巫女に対して行われるが、イクセの場合は姫巫女候補だった母親の急死、さらに先代姫巫女の病により、とても未熟な状態での継承が行われ、本来の人格が乗っ取られてしまった。性格や口調は魂のものである。
継承されてきた魂達はこの儀式が他者から見た不死を姫巫女の血筋に押し付けているとやるせない思いを抱えていたが、とうとうイクセという個人を完全に消してしまったと絶望するに至る。
経験や知識からオノゴロ諸島周辺の異常の原因や解決方法には当たりが付いているが、当代でこのシステムとそれを守る人々を滅すべく利用しようとしている。自分達の完全なる死という結果となる事は、もちろん承知の上
731 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/19(水) 00:00:12.60 ID:GW6E+OsI0
それではこれより、本日の 00:00 〜 23:59 を投下期間といたします。投下する案には@〜Aのいずれかの番号をご記載ください

@姫巫女
A現地住民

↓1〜 本日23:59まで
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 00:01:17.07 ID:HyXqvl9Ko
ごめん1です
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 00:17:23.29 ID:qW5XvXeTo
A
【名前】トコヤミ
【種族】土蜘蛛
【性別】女
【年齢】1200
【容姿】8本の足を持つ、さらし美女
【性格】めんどくさがりに見えて結構面倒見が良い。割りと方々の面倒事を抱え込んでしまう苦労人属性。
【魔法】あらゆる物をぐにゃぐにゃに柔らかくする魔法。これでオリハルコンだろうが何だろうが加工できる。
【備考】べらんめえ調で口が悪いが面倒見が良いので地元住民には愛されている。朝廷の大貴族の一人であり、同時にオノゴロ1の鍛冶士でもある。彼女の造った最高大業物のうちの1本は勇者の剣として有名。気に入った奴のためにしか武具を造らない主義。ちなみに料理も上手で旅人に振る舞ったりする。
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/02/19(水) 01:34:06.12 ID:/GpRC+4u0
(Aのテンプレート)
【名前】バクハ
【種族】鬼
【性別】男
【年齢】100歳
【容姿】白髪短髪、額に2本の角がある。忍者の服を着ている。腰には2本の忍者刀を装備している。オラオラ口調。
【性格】オラオラ系だが面倒見がよく兄貴肌。影で頑張る努力家。人間(オノゴロ諸島以外)に対して少し嫌い。
【魔法】爆発魔法(ニトログリセリンを操り爆破出来る。)大爆発出来るが本人の努力で被害が出ない程度の小さい爆発も出来る。
【備考】オノゴロ諸島の姫巫女を守る忍者。昔王国で冒険者になること夢見て行くが"鬼"という事で迫害や殺されそうになってしまったり王国だけではなく他の国、街でも石を投げられ追い出されい為、人間が嫌いになった。そんな中唯一オノゴロ諸島住民や姫巫女は自分の事を受け入れてくれ為、オノゴロ諸島の人達は嫌いになっていない。姫巫女の恩もあるので自ら志願して側にいる。面倒見がいいので小さい子供や妖怪達に人気。忍術も得意で分身や忍ぶ事も出来る。さらに自身の爆発魔法も合わせた忍術可能。戦闘時は忍術だけではなく忍者刀の2刀流で戦うが忍者刀にニトログリセリンを塗ってある特殊な刀で触れたら切ると同時に爆発する仕組みになっている。忍者刀は名刀で爆発しても壊れる事はない。
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 06:24:46.67 ID:CBFknupGO
【名前】サララ・ココロイシ
【種族】人と妖怪(一つ目小僧)のハーフ
【性別】女
【年齢】12歳
【容姿】水色ショートヘアで単眼。
【性格】真面目だが臆病な性格。
【魔法】水属性魔法が得意で魔法アイテム作成に長ける。
【備考】メルルの妹で道具屋の娘。自由を求め家を出た姉の事は呆れつつも心配している。
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 06:26:49.24 ID:CBFknupGO
>>735
Aです
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 08:10:26.13 ID:RVBzkrEeo
【名前】リュウトウ (明石 竜灯)
【種族】人間 【性別】女性 【年齢】14
【容姿】ロングストレートの黒髪と黒い瞳を持つ、眼光鋭いスレンダー少女。常に藍色の袴と軽鎧を着込み、帯刀している。戦闘時は髪を一纏めにする。身長156cm。
【性格】属性は中立・善。冷静沈着で寡黙でやや堅物。淡々と勤めを果たす仕事人間。他人に厳しいが自分にはその3倍厳しい生真面目な秀才。相手を理解する為に刀で打ち合おうとするなど、少々感覚的で脳筋な一面もある。
【魔法】空間跳躍の魔法を扱う。射程は目が届く範囲、対象は自分のみ、連続使用はその度に負荷が増す。主に剣技に付随して使われ、得意技は刀身のみを跳躍させる、距離も場所も問わない居合術"無元斬り"。
【備考】朝廷に仕える武家"明石家"現当主の長女で、国に仇なす怪異を討ち取る"怪異殺し"。姫巫女を護衛する近衛兵の内の1人。
物心付く前から武芸百般を学び、一切の遊び無く鍛錬を続けている。弱冠12歳で朝廷より、日中は姫巫女の近衛、夜は街の警邏と悪しき怪異を討つ御役目を授かる。殺生は苦手だが、それが仕事ならと割り切って勤めている。一方、若年でありながら加減せず活躍しているなどの妬み嫉みで、一部の者達には良く思われていない。
愛刀は刃渡り75cmの黒い打刀。弛まぬ努力と研鑽の結果、力・技・速の全てを兼ね備え、単体比較なら国内最強と評される。既に師匠超えを果たす程に個は極まっている反面、連携を取れる者は少なく、将としての能力もまだ低い。
自分が周りとは違う事を理解しているので、自らを護国の刀と規定している。民の暮らしを守る為に戦うが、決してその輪に入ろうとはしない。
好き:武芸の鍛錬、守る事、白米と焼き魚と味噌汁
苦手:コミュニケーション、奪う事、辛い食べ物
夢:「必要ありません」(噂に聞く曾祖叔父と語り(打ち)合う事)
大嫌い:自らの快楽の為に他者を踏み躙る輩、弱い自分
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 08:12:48.48 ID:JspWG/t90
A
【名前】フミト・カラスマ
【種族】烏天狗
【性別】男
【年齢】見た目は20代半ばほど。実際は遥かに長い年月を生きている
【容姿】黒髪長髪で修験者のような恰好をした男性。烏天狗といっても黒い翼が生えている以外は人間とそう変わらない
また愛用の筆と和柄の手帳を常に持ち歩いている
【性格】飄々としており、風流さを重んじている。また時折俳句のような五七五のリズムで話す癖がある
【魔法】文筆魔法。魔翌力を込めて書いた文章を実体化させることが出来る
例えば「炎が出る」と書けば実際に炎が出てくるのだがそれだけでは大した効果にならず、「灼熱の業火が相手を焼き尽くす」等のように状況を詳細に書くほど
その効果は跳ね上がる。しかしその分、手間や魔翌力消費量も跳ね上がるのが難点である
【備考】姫巫女に仕える烏天狗。豊富な知識を持っており、その才を買われて歴代の姫巫女の教育係を現在まで務めて来た
ちなみに普段は作家としても活動しているのだが、現在は書きたい物をあらかた書ききってしまったのかスランプ気味
以前世界を舞台にした大冒険記を書こうと思い立ち、その取材も兼ねて一度世界を旅してみたいと思った事があるのだが、現在のオノゴロ諸島の状況を鑑みて言
いだせずにいる
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 08:13:51.37 ID:RVBzkrEeo
>>737
記入漏れました A現地住民 でお願いします…
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 13:20:23.13 ID:mmyXNofVO
A
【名前】ハツヒ
【種族】九尾の狐
【性別】女
【年齢】2000
【容姿】9本のモフモフを持った和服美人
【性格】適当、思いたったが吉日の行動派、個人主義者
【魔法】どこにでも存在できる魔法
外的影響や環境変化の影響を一切受けずに生命を維持することができる。星が滅びた後でも生きていけると豪語する。
【備考】オノゴロ一番の自由人。妖怪らしく山奥に潜むなんてことはせず、行きたい場所やりたいことを思うがままに行動するタイプ。好奇心が強く新しいもの好きなため、最近外国で開発された原付を購入して乗り回してる。魔法と合わさりマグマの上でも荒れた海の上でも呪いひしめく場所でも原付でスイスイ移動する。
基本的に集団生活に向いていない勝手気儘な性格なので、真の正しい世界思想をまったく理解できない。だって他人とずっと一緒って嫌。
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2025/02/19(水) 15:11:58.51 ID:yBWDNTd6o
A(現地住民)
【名前】イヨ・ツクヨミ(月読 壱与)
【種族】人間
【性別】女
【年齢】18
【容姿】カラスの羽を思わせる(オノゴロでは「カラスの羽のよう」は最上級の褒め言葉だ)長い黒髪に血のような紅い瞳の和服美女
一応成人だが背は幼女のように小さく(130cm代)彼女の正体を知らない人によく子供扱いされることがややコンプレックス
【性格】おしとやかな箱入りお嬢様。やや世間知らずなところはあるが貴族にありがちな高慢さはなく、己が間違っていたと理解すればそれを素直に認めて謝罪できる奥ゆかしさを持つ
【魔法】呪文を書いた紙「オフダ(札)」に魔力を込め、様々に用いる魔法。オノゴロでは「符術」と呼ばれる
敵に向けて飛ばし爆破して攻撃する、飛ばした札と「視界」を共有する、空中に固定して足場として使うなど様々な利用方法がある
【備考】朝廷に代々使える呪術師の家系、その次期当主最有力候補
ツクヨミ家は当主が亡くなった際その子のうち最も魔力が高い者が次の当主となるしきたりで
今のところ現当主である父親はピンピンしており他のきょうだい達との関係も良好だが
他のきょうだいを擁立する者から密かに嫌がらせを受けるなどしており、どうしたものか頭を悩ませている
生まれてから一度も島の外に出たことがなく、外国の文化に密かに興味津々
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 18:42:38.99 ID:xwWvTTMOO
(Aのテンプレート)
【名前】シズク
【種族】ウォータースライム
【性別】女
【年齢】8
【容姿】透き通った水色のスライム。人型に擬態することもできるが、体色や質感は変えられない(俗に言うスライム娘のような外見になる)
【性格】普段は素直で人懐っこい。汚い水を取り込むとやさぐれる
【魔法】水魔法
【備考】トウゲン温泉の温泉宿で働くウォータースライム。温泉宿での教育により丁寧語を使うことができる
簡易的な水質の検査や浄化を行うことができ、温泉宿では重宝されている。ただし一度に浄化できる水量は温泉一つ分くらいで、限界を超えると疲れ果ててデロデロになってしまう
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 20:24:16.57 ID:OjarIZgU0
A
【名前】 トキワ
【種族】人間
【性別】女性
【年齢】10歳
【容姿】床に付きそうな黒髪ロング、前髪も長く両方目隠れをした小柄な少女。身体中に様々な傷跡がついている。
【性格】元々は 引っ込み思案だが献身的で優しい性格だったが、今では自分の未来に苦しみ怯えながら生きている。
【魔法】肩代わり と不死(?)
触れたり 彼女自身が強く念じた生物の怪我や病気や精神面の不調等を肩代わりする。肩代わりした分は彼女自身に痛みと傷として残るがその傷によって彼女が死ぬことはない。それが肩代わり魔法の副産物か別の要因なのかは不明。
【備考】現在の朝廷に不満を抱いている あるいは 恩恵にあずかれない没落貴族、落武者、野良忍者、貧民、はぐれ妖怪等から支持を受け祭り上げられている少女。出生不明の孤児であるがそれを逆に利用
されていずれ 朝廷に反旗を翻すつもりの者達から「真の姫巫女」として反乱の大義名分・旗印として扱われてしまっている。
まだ自分の能力をポジティブに考えていた頃は、能力を生かしてお医者さんになろうと思っていたが今では遠い夢。
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 20:30:38.56 ID:OjarIZgU0
>>743
逆に利用されの部分に変な改行が入ってしまいすみません
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 21:02:39.48 ID:2YRDnAASO
(Aのテンプレート)
【名前】ゲッコウ
【種族】人間
【性別】男
【年齢】50歳
【容姿】黒髪長髪。顎ひげがある。藍色の着物を着ていて日本刀を帯刀している。瓢箪型のお酒を持っている。
【性格】豪快に笑い誰とでも平等に接している。いつも酒を飲んでいる。
【魔法】剣魔法(剣などの刃物をいつくか生み出し操る魔法)
【備考】温泉宿の店主。呑んだくれだがお客様や従業員のことは大切にしている。昔は勇者サインとともに旅をした人物で昔は冷静沈着な性格だった。剣術の腕はオノゴロ諸島でも上位に入る。姫巫女から朝廷に使える武家にスカウトしたが断った。テラヌス・ウルスで登場した孫のミカヅキの事は心配している。
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 21:24:13.45 ID:/X+KvFMY0

(@のテンプレート)
【名前】カグヤ・ハクホウ
【種族】人間
【性別】女
【年齢】15歳
【容姿】黒髪ロング、桃色の巫女服を着用している。小柄。
【性格】基本怠け者で家から出ようとしないがやる時はやる人。
【魔法】時間操作魔法(自分だけ早く動いたり相手の動きを完全停止させることもできる)・空間操作魔法(次元の隙間を作り出して別の場所にワープしたり人や物を呼び出したりできる。)
【備考】オノゴロ諸島を統治する当代の姫巫女。先代から受け継いだばかりでまだ自覚は薄いが素養は備わっている。
ユキとは幼馴染。幼い頃オノゴロを訪れたモーリィの強さを見て彼女を超えるべく密かに努力している。
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 22:16:30.40 ID:Vsr+gIWWo
【名前】アキト・イザナギ
【種族】人間
【性別】男
【年齢】19
【容姿】黒髪ショートヘア、切れ長の目、細身、質素な青い着物と袴
【性格】クールで落ち着いているが、少し天然っぽいところも。滅私奉公の精神を持つ
【魔法】破邪(聖なる属性に近いオノゴロ特有の属性。武器にまとわせることで魔法や霊的な存在を切れるようにする使い方もある)
【備考】没落貴族の子
昔は長年朝廷に仕えてきた公家だったが悪徳な公家の策略にはまり彼の家は朝廷を追放された
それ以来、姫巫女以外の朝廷の人間を信用していない
国や姫巫女への忠義は変わっておらず、国が抱える問題を解決するために独力で動いている
武芸に秀でた家系ではなかったが、彼は天才的な刀の才能に恵まれ、それを努力で磨き上げ
居合いの達人と言われるほどの刀の使い手へと成長した(ただしそれを知る者は限られている)
好物は温泉とみたらし団子のたれマシマシ
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/19(水) 23:59:45.16 ID:EotLShKbO
(A)
【名前】リシュウ
【種族】人間
【性別】男
【年齢】56
【容姿】非常に大柄で筋骨隆々としたゴツい体格。日に焼けた肌。ハゲ頭にねじり鉢巻。ふんどし派。かなりの強面。
【性格】職人肌で頑固者。
【魔法】流体魔法。液体や気体などを自由自在に操る。
【備考】
オノゴロ諸島に居を構える鍛冶職人でオノゴロ諸島では名の知れた名工。武器や防具は勿論のこと、装飾品や農具などもお手の物。
国や姫巫女などに興味がなく、一途に最高の刀剣を打とうとしている求道者で勇者の剣を超える武器を目指している。
また、それなりに剣技に精通しており、最高の剣士に最高の刀剣を渡したいと思っている。
ちなみに妻と娘がいるが、家では尻に敷かれて頭が上がらないようだ。
最近の悩みは抱えている弟子の育成が上手くいっていないこと。弟子の技量は他国なら一人前で通じる程度はあるのだが。

装備品の強化用キャラクター。ロリ巨乳のキャラを作りたかったが全年齢板で性癖の押し付けは良くないかと思い方針転換。
褐色肌巨乳お姉さんでもよかったかな、と今でも悩む。
749 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/20(木) 00:00:58.36 ID:7hgHwUc60
ご投下いただきありがとうございました

現地住民確定枠は>>742の方となります。また、他の現地住民案の方も何名か登場するかと思います。よろしくお願いたいします

そして姫巫女は>>730の方なのですが、現状の設定だと20歳以下と言えるかどうか微妙なので、採用するには設定をかなり大きく変更しなければならないかもしれません
もし設定を変更しても問題なければその旨をレスして頂けると幸いです(24時間内に本人のものと思しき返事が見られなかった場合、多数決で決めることになります。ご了承ください)
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/20(木) 00:13:03.22 ID:Yr4ai1Uho
>>749
変更OKです
お手間かけます
751 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/20(木) 01:00:05.24 ID:7hgHwUc60
>>750
ありがとうございます。なるべく元の設定に込められたコンテキストを損なわないよう努力いたします

また性癖の押し付けめいた案については、>>1的には板に従い全年齢の範疇であれば特に問題ありません。そもそもスライムが主人公のスレなので、極端なエログロとかが混入していない限りはまあ大丈夫だと思います(大丈夫じゃない読者の方もいるかもしれません)
752 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/20(木) 01:04:28.11 ID:7hgHwUc60
―幕間
 ユーシリア鉱山 深部

 セレスティアの遺骸「」

ブラッド「悪竜の遺骸……死んでからけっこう経ってるはずだけど、未だに腐らず呪いを放ち続けてるとはね」スタスタ

ブラッド「でも悪竜は二匹いたはず……。一匹はあののろまスライムが食ったのか? いや、それなら普通両方食うか……」

ブラッド「まあともかく、わざわざこんな辛気臭い穴ぐらを歩いてきた甲斐があったってもんだ」デロデロ―

 モニョモニョ…モグモグ…

ブラッド「うぷ、ちょっと気持ち悪い……。死して尚ここまで害意剥き出しの死骸は初めてだ。こりゃ完全に消化するまでしばらく大人しくしてた方が良いかな――」


 カツン―カツン―…


ブラッド(――!? くそ、こんな気持ち悪い時に誰だ!? 隠れないと……!)モニョモニョ ピョンッ

天井に張り付く透明ちびブラッド「」モニョッ


 カツン―カツン―…


十字瞳孔の金髪ロング少女「……」カツン カツン


透明ちびブラッド(なんだあいつ……? 服装の感じからすると、腐れロイエの神官か? 神官が何でこんなとこに……)


十字瞳孔の金髪ロング少女「……」ピタ
 手「」スッ


透明ちびブラッド(悪竜の死骸があったところで、手をかざした……?)


 ヴン――…
 地面から浮き上がってくる光「」ポウ――…


透明ちびブラッド(あれは……のろまたちが探してる世界樹の光ってやつ……? なんで地面から出てきたんだ……? 星に還したんじゃなかったの?)


十字瞳孔の金髪ロング少女「……回収完了」クルッ


透明ちびブラッド(あ、帰る――)


十字瞳孔の金髪ロング少女「」クルッ ジッ


透明ちびブラッド(――!! こ、こっち見やがった!! バレてる!! 殺るか!!?)モニャモニャ…!


十字瞳孔の金髪ロング少女「……はあ」クルッ


 カツン―カツン―…


透明ちびブラッド「……」

 ピョン モニョッ ポン!

ブラッド「あいつ……明らかにあたしに気付いてた癖に……」

ブラッド「まあいいか。力量差に恐れをなして逃げたとかでしょ、うん」

ブラッド「……」


ブラッド(……今の消化不良中のあたしじゃ、ちょっとやばかった)

ブラッド(でもそれはそれとして、むかつく……。殺る価値もないとでも言うつもりか、腐れロイエめ)


ブラッド(……ていうか世界樹の光ってやつ、今あいつに盗られたんじゃないの?)

 ◆
753 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/20(木) 01:14:39.17 ID:7hgHwUc60
ユーシリア鉱山の奥で密かに悪竜を喰らう赤いスライムと、光を奪う十字瞳孔の少女。腹に抱くは如何様な陰謀か。妖精たちの頑張りは、本人らの与り知らぬところでひっそりと無に還ってしまうのか。あかちゃんスライムクロシュは、この信じられぬ狼藉を許せるのか――

というわけで次回は土日となります。よろしくお願いいたします
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/20(木) 01:42:12.64 ID:ASKVRIbQo
おつ
今回も14人で数は十分だし出したい物も書き出せたし次はお休みするかな
しかし光の回収が終わっても今度は光の争奪戦か…
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/20(木) 21:03:26.57 ID:0w6pThECO
すみません>>745を書いたものですがもし採用された時でいいのですが年齢の変更します。
50歳→75歳の変更でお願いします。
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/20(木) 22:43:32.44 ID:1v/7Y76Bo
十字瞳孔…一体どんな力を持っているんだ…
おつです
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 07:51:06.35 ID:ugm+EuC9O

結局パティさん前線で戦わなかったけど、単騎で魔王と渡り合えるんだろうか。王妹から嫉妬向けられてそうだけど軽く流してそう。
758 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 16:15:01.65 ID:UVzxgOXh0
どうやらロイエ教の方々は光を諦めたわけではなく、回収方法を変更したようです。彼らがどのような思惑で光を集めているかは定かではありませんが、気を付けていきたいところであります

年齢変更の件承知いたしました。なお今回のような数に制限のない募集であれば特に問題ありませんが、数に制限のある募集の場合は原則変更できませんのでご注意をお願いいたします

十字瞳孔の少女がどのような力を持っているのかは明らかになっていませんが、地面から星の力を引っ張り出して持っていってしまう危険な力を持っていることは確かなようです。それが彼女自身の力なのか、何らかの技術によるものなのかは不明です

パティ氏は戦おうと思えばたぶん戦える人ですが、戦うこと自体にはあまり乗り気でないようです。運動が嫌いなのかもしれません
なお種類にもよりますが、一人で魔王と渡り合うのは難しいと思われます。平均的な魔王でさえ、地上のあらゆる生命体より強大で危険であると言われています
759 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 16:16:57.06 ID:UVzxgOXh0
―ユーシリア平原 岐路

風船気球クロシュ「」ポスン


セイン「ありがとう」スタ

イリス「うん! こちらこそ、一緒に戦ってくれてありがとう!」

ローガン「……本当に助かった。感謝する」

セイン「ああ」

妖精「……気が向いたらまた一緒に来てよ。クロシュも喜ぶし」

クロシュ「うん……」

セイン「わかった。次の任務もお前達の支援であることを願おう。では」スタスタ…

 ☆セインさんと別れました

 ◆

―夜
 東ユーシリア平原 空


風船気球クロシュ「」フヨフヨ モニョモニョ


イリス「夜になっちゃった……クロシュちゃん疲れてない……? 降りなくて平気?」

分体クロシュ「うん」

妖精「ごめん、夕方には港に着くと思ってたんだけど……向かい風が思ったより強かったみたいで……。クロシュ、無理しちゃだめだよ?」

分体クロシュ「だいじょうぶ……!」

ミスティ「……クロシュが大丈夫と言うなら、信じましょう」


 ヒュルヒュル――


妖精「ん? 風の精霊?」

風の精霊「はーい! お届け物だよ〜!」ヒュルヒュル

妖精「お届け物って――」

 蒼い杖「」ポン!

イリス「うわあ!? 急に杖が現れた――ってこれ、なんかすごい星属性の魔力を感じるんだけど!?」

風の精霊「世界樹の精霊がユーシリアの英雄から没収したものなんだって!」

妖精「ええっ!? じゃあこれってまさか……ユーシリアの国宝の、蒼き星の杖!?」

風の精霊「たぶん!」

ローガン「な、なんだと!? 国宝の蒼き星の杖だと!?」

風の精霊「世界樹の精霊が特別にそれを貸してあげるって。元々あの子のものでもないのにね〜」

妖精「そ、そうなんだ……。イリス、試しにこの杖持ってみて」

イリス「う、うん」スッ

 蒼き星の杖「」カッ!!

イリス「わっ!」


世界樹の精霊『……聞こえる……?』ヌッ

イリス「うわあ!? 世界樹の精霊さん!?」

エバンス「うお!? 俺にも見えるぞ!?」
760 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 16:18:12.38 ID:UVzxgOXh0

世界樹の精霊『イリス・プラネットを通して、私の姿を投影している。ついでに、風の精霊も見えるようにしてあげる』

風の精霊「わは〜!」ヒュルヒュル

ミスティ「風の精霊……こんな姿だったのね……」

イリス「見た感じは妖精さんたちとあんまり変わらないね」

妖精「……それで、星の力の無駄遣いを許さないあなたが、どういう風の吹き回しなの? これは」

世界樹の精霊『……実際、その杖を濫用されるとすごく困る……。だから、前の持ち主からは没収した。でも、ちょっとそんな悠長なこと、言ってられなくなったかもしれない……』

ミスティ「どういうこと?」

世界樹の精霊『あなたたちが戻してくれた、地の力が……星脈に溶け込む前に、何者かに掠め取られた……』

妖精「ええっ!? 嘘でしょ!?」

世界樹の精霊『嘘じゃない……。私も、一安心してたところだった……』

イリス「でも妖精さんは地面に戻したよね!? 誰がどうやって引き上げたの!?」

世界樹の精霊『わからない……。ものすごく、むかつく……。だから……その杖を使って、コテンパンにして欲しい……』

イリス「ええ……」

世界樹の精霊『そいつの動向は、私と精霊たちで追う……。あなたたちは、今はオノゴロに急いで……。そして敵の正体がわかるまでに……その杖で敵をぼこぼこにする練習を、しっかりしておくこと……』

イリス「わ、わかりました」

世界樹の精霊『それじゃあ……よろしく……。おやすみなさい……』フッ―

風の精霊「わたしも帰るね〜ばいば〜い」ヒュルルッ


ミスティ「消えたわ……」

エバンス「……世界樹の精霊ってどんなのかと思ってたが……意外と感情的というか……」

妖精「……本人は真面目ぶってるつもりだけど、中身は他の精霊とか妖精とあんまり変わらないと思う。ん……?」

ローガン「あれは――」


 夜空を流れる星屑の群れ「」キラキラ


エバンス「流れ星……にしちゃ数が多いな!?」

妖精「星屑アリの大群だ! あの坑道でジュエルマジロたちと一緒に襲ってきた!」

ミスティ「アリの群れ……。でもすごく綺麗……」

妖精「こうして見る分には綺麗なんだよね。でも地の力が奪われたままだと……あのアリたちの食べ物も、いずれは枯渇する……」

イリス「……何者かはわからないけど、野放しにはできないね。よし……コテンパンにする練習、しておかなきゃ!」グッ

 蒼き星の杖「」キラン

 ☆蒼き星の杖を借りました
  イリスが装備します
761 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 16:26:01.36 ID:UVzxgOXh0
―オノゴロ諸島への海路 1日目

◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:メイドブレード  盾:ラティアの大盾  飾:くすんだ耳飾り
武:竜珠の大杖    防:竜のエプロン   飾:不死鳥の羽根

◇妖精   [世話焼き妖精]
武:         盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:         防:精霊のレオタード 飾:

◇イリス  [星の魔法使い]
武:蒼き星の杖    盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:         防:魔術師のローブ  飾:

◇ミスティ [氷の魔法使い]
武:魔銀の短剣    盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:         防:氷竜革のローブ  飾:

◇ローガン [鋼の戦士]
武:トカゲ斬り    盾:灼鋼の盾     飾:くすんだ耳飾り
武:鋼の回転ノコギリ 防:オリハル鎖帷子  飾:

◇エバンス [地の傭兵]
武:古代の鉄槌    盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:魔銀の剣     防:硬質革鎧     飾:

◯所持アイテム
[道具]        [装備品]       [大事なもの]
運命賽*4       蜘蛛絹の下着      魔族国永久旅券
会心賽*0       ザリガニのお守り    フメイの服の切れ端
反魂丹*2       大きな巻き貝      精霊の印
鉄鍋+携帯調理器具   大きな軽石       精霊樹の実のジャム
「星の魔力」上中    闇の欠片        精霊樹の鉢植え+赤雷球
お宿の焼き菓子     フリルワンピ水着    フメイとアリシラの人形
お宿の妖精の織物    魔法学園のスク水    メルルの帽子
魔導飯盒        炎鉱石         溶岩石のアミュレット
妨害魔力波発生装置   ガラスのザリガニ    太陽のメダリオン
属性大全        踊り子の双剣      暗黒優待券
魔王図鑑        サボテンドラゴンの花  冒険者証(ランク1)
氷精の魔導書      精霊のローブ      大魔女帝国渡航権
ブラッドワイン*3   精霊樹の杖[改]    かたたたきけん
マッスルワイン*1               大魔女帝国滞在許可証
吸血鬼殺ワイン*1               風船印のパラシュート
綺麗な砂                    ラティア勲章
魔術書「正負の属性」              ユーシリア王家の紋章
吸血鬼の日焼け止め
日蝕の傘
大魔女サイン*1
古代のセラミック
ステライト鉱石
特産スムージーセット

◯現在の目標
・フメイちゃんを探す
・世界樹の光を追う[3/5]

◯仲間の目標
・カリス・ノーランドを討つ(ミスティ)

◯経験値
・クロシュ 剣技[05/06] 魔法[05/06] 防御[03/06]
・イリス  杖術[00/04] 魔法[04/16]
・ミスティ 剣技[00/07] 魔法[04/16]
・ローガン 剣技[11/16] 魔法[03/08] 防御[02/08]
・エバンス 剣技[09/16] 魔法[00/08]
……………………………………………………………………………………
762 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 16:29:46.11 ID:UVzxgOXh0
―翌朝
 東ユーシリア港

 ザァーン… ザザァーン…

カモメ「クゥー、クゥー」


妖精「……というわけで、今回は海路!」

大亀クロシュ「〜〜」モニョモニョ

妖精「水の精霊たちの話によると、海流は荒れているけど抜け道もあるみたい。気球より時間はかかるけど、安全第一でいこう」

ローガン「異議なしだ。つまらぬところで命を落とすのは避けるべきだろう」

エバンス「はは、一人で悪竜に挑もうとした旦那が言うと説得力があるな!」

ローガン「フッ、そうだろう?」

妖精「……つまんないとこで命を落とすべきじゃないってのは、あなた自身も含まれてるんだよね?」

ローガン「無論だ。皆が拾ってくれたこの命、無駄にするわけにはいかん」

 *

―東ユーシリア海 [1日/3日]

 帆「」バサッ!
 大亀クロシュ「」スイスイ


ミスティ「海の旅……久しぶりね」

イリス「イスファハーンに行った時以来かな? あれから大魔女帝国に行ったら、いつの間にか中央大陸に戻ってきてたし」

エバンス「ユーシリアの港から海に出るのは今回が初めてだな」

ローガン「うむ。海域が違えば、その様相も異なる。油断せずにいこう」

妖精「だってさ、クロシュ」

分体クロシュ「うん……」


↓1コンマ 遭遇イベント
01-32 なし
33-36 ブラッド
37-40 レイン
41-44 ザイル
45-56 黒髪の無愛想な青年
57-68 赤髪ロングポニテの女性冒険者
69-80 メルル
81-92 リュアン
93-96 レイ
97-00 フメイ&アリシラ

↓2〜3コンマ ランダムイベント
01-10 強敵
11-25 敵襲
26-50 食料発見(コンマ)
51-75 場所発見(コンマ)
76-00 良いこと(自由安価)
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 16:30:54.10 ID:ugm+EuC9O
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 16:31:05.31 ID:M4ir9Smm0
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 16:31:14.13 ID:VQsEWBERO
良い
766 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 16:38:34.25 ID:UVzxgOXh0
誰とも会わず、食料を見つけ、敵襲がありました
まず見つけた食料の判定を行います

↓1コンマ 見つけた食料
01-10 プランクトンの塊
11-20 藻屑
21-30 ウミノモズク
31-40 オオキイクラゲ
41-50 イカツムリ
51-60 異世海老
61-70 イクラマス
71-80 マグロ
81-90 ウミザリガニ
91-00 ヒヒイロガニ
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 16:51:28.67 ID:IcmpfTxj0
768 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 17:50:23.09 ID:UVzxgOXh0
 大亀クロシュ「」スイスイ


エバンス「おっあれは」

 魚影の群れ「」スイスイ

イリス「お魚の群れ!」

エバンス「へへ、実はこういうものを買っておいたぞ」スッ

 投網「」ポン

ローガン「投網か!」

エバンス「おう! こいつをヒョイッと投げて――」ヒョイッ

 投網「」ザブンッ

エバンス「引き上げる!」グイッ

 投網「」ザバンッ
 イクラマス「」ビチビチ

エバンス「一丁上がりってわけだ!」

 *

エバンス「それじゃあ捌くとするか」
 包丁「」シャキン

ミスティ「あら、丸焼きではないの?」

エバンス「この時期のイクラマスは卵持ちだからな。イクラって聞いたことないか?」

ミスティ「イクラマスってイクラのマスってことなの?」

エバンス「……語源とかは俺も詳しくないが、たぶんそうだ。イクラは生で食うのが一番美味い。ちなみにイクラマスとアークサーモンは呼び名が違うだけで同じ魚だ」

妖精「イクラ、食べたことない……」

エバンス「まあ待ってな!」

 *

 イクラ「」ポン!
 イクラマスの刺身「」ポン!

エバンス「お待ち!」

分体クロシュ「わあ……!」

ローガン「見事だ。エバンスくん、生魚も捌けたのか」

エバンス「おう。一時期寿司と刺身にハマったことがあってな」

イリス「すっごい美味しそうです! お刺身……!」


分体スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ

ミスティ「……分体のクロシュは美味しそうに食べてるけど……本体のクロシュは今も泳いでいるのよね……。なんだか少し気が引けるわ……」

 モニョモニョ…

分体クロシュ「だいじょうぶ……! わたしが食べて……デロデロになって、戻れば、わたしが食べたのと、おんなじ……!」

妖精「つまり本体が食べたのと同じだから気にするなってさ」

ミスティ「安心したわ……」

 ☆イクラマスとイクラを食べて元気が出ました
  次の戦闘時、コンマ+20の効果があります

 ◇
769 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 17:51:35.05 ID:UVzxgOXh0

大亀クロシュ「」スイスイ


妖精「……! エバンス後ろ!」

エバンス「!?」バッ

大きな猛禽類「」ビュンッ!
 ガギンッ!!

大きな猛禽類「」シュバッ!

エバンス「な、なんだ!? 咄嗟に弾いたが――」

ローガン「あれは――アローホーク! 別名空の忍者だ! 陸海問わず広範囲に生息している猛禽類だが――」


アローホーク「クエーッ!!」バサッバサッ


ローガン「人を襲ったという事例はあまり多くない。しかしあれはかなり気が立っているようだ!」

エバンス「チッ、やるしかねえか!」


 ☆戦力差により自動的に勝利しました
  イクラマスの力は温存されます

 *

アローホーク「クエ〜っ!」バサッバサッ


ミスティ「逃げてったわね」

エバンス「焼き鳥にはできなかったか……」

妖精「アローホークは速いからね。逃げる判断をされたら追いつけないよ」

イリス「……なんで気が立ってたんだろう?」

妖精「さあ……。今は子育ての時期ってわけでもないから、お腹が減ってたとかじゃないかな」

ローガン「世知辛いな……」

 ◆
770 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 17:52:11.00 ID:UVzxgOXh0
―夕方
 小さな無人島

 ザァーン… ザザァーン…

 焚き火「」パチパチ

スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ

イリス「お疲れ様、クロシュちゃん。夕ご飯までもう少し待っててね」

スライムクロシュ「〜〜」モニョニョ


エバンス「この辺の海はまだ穏やかだな。どの辺りから荒れてくるんだ?」

妖精「このペースで行けば、たぶん明日の昼過ぎくらいから荒れ始めると思う。安全な海路を進めば極端に危険な状況にはならない……はず」

ローガン「それでもクロシュくんへの負担が心配だ。いっぱい食べてしっかり休んでもらわねばな」

ミスティ「冷凍イクラマスを作っておいたから、必要があれば解凍して食べましょう」


小さな無人島で野営します
↓1〜3 自由安価 野営中何をする?
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 17:57:30.27 ID:KHz85Zj20
イリス エバンス、ローガンにみてもらい杖術の経験値をあげる
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 17:57:46.78 ID:flLKRpAS0
島を探索
その途中でボトルメールを発見する
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 17:59:11.61 ID:M4ir9Smm0
クロシュ
防御の訓練
774 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 18:16:31.23 ID:UVzxgOXh0
―夜
 小さな無人島

イリス「……」
 蒼き星の杖「」チャキ

エバンス「お、どうしたんだイリスちゃん。ボコボコにする練習か?」

イリス「……この杖、精霊樹の杖と比べて頑丈そうなので、殴ったら痛いだろうなあと思いまして」

エバンス「お、おお……。いや、けどそれ国宝だしそういう使い方するのは流石にまずいんじゃないか……?」

イリス「あっ、確かに……」

ローガン「……いや、問題ないと思うぞ」スタスタ

イリス「ローガンさん」

ローガン「それは確かに国宝かもしれないが、既に遺失して久しい。しかも世界樹の精霊殿に没収されたものとなれば……多少無茶な使い方をしても誰も困りはせんだろう」

イリス「ええ……。いや、でも確かに困る人はいない……のかなあ……?」

ローガン「世界樹の精霊殿も、できれば星の力は濫用して欲しくないと言っていた。つまりその濫用を促す蒼き星の杖は、彼女にとってもあまり大事にしたくはない武器なのではないか?」

イリス「まあ、言われてみれば確かに……」

ローガン「では杖術の訓練だ! いつでも私やエバンスくんが守れる位置にいられれば良いが、戦況は刻一刻と変化する。イリスくん自身が自分の身を守れるくらい杖を振り回せるなら、それに越したことはないというわけだ」

イリス「わ、わかりました。それではよろしくお願いします!」

エバンス「まあ力を付けることには俺も賛成だ」


↓1コンマ
01-60 杖術経験+1
61-90 杖術経験+2
91-00 杖術経験+4
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 18:20:57.65 ID:ugm+EuC9O
776 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 19:26:26.11 ID:UVzxgOXh0
イリス「はあ、はあ……つ、つかれた……」

ローガン「うむ……新米冒険者よりは使えるようだ」

エバンス「魔法一辺倒で近接はからきしって奴も多いし、イリスちゃんは大したもんだぞ」

イリス「無理に褒めなくても大丈夫ですよ……。一人旅をしてた頃も、近接戦に持ち込まれたら絶体絶命でしたし」

ローガン「そんなことはない。イリスくんにはエンチャントという近接戦闘における切り札もある。魔法を使う者の最大の強みはそこなのだ」

エバンス「ああ……。俺や旦那もエンチャントはできるが、どうしても本職に比べると劣るからな。その点イリスちゃんなら最大の強みとして発揮できる」

イリス「まあ……」

ローガン「気が向いたら、また訓練に付き合おう。イリスくんはまだ若い。できることは多ければ多いほど良いぞ」

 ☆イリスが杖術経験を2積みました

 ◇
777 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 19:50:33.39 ID:UVzxgOXh0
―夜
 小さな無人島

 ザァーン… ザザァーン…


ミスティ「はい」スッ

 氷柱「」ヒュンヒュン

メイドクロシュ「!」ザッ
 大盾「」ガシン!

 パキンパキン

妖精「もうちょっと強くしても良いんじゃない?」

ミスティ「そうみたいね……。じゃあ、これはどう?」スッ

 氷塊「」バギュンバギュン!

メイドクロシュ「!」ザザッ
 大盾「」ガシン!


↓1コンマ
01-30 防御+1
31-60 防御+2
61-90 防御+3 能力獲得
91-00 防御+6 つよい能力獲得
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 19:51:59.22 ID:9X3IGatiO
779 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 20:26:40.47 ID:UVzxgOXh0
 氷塊「」グオオッ
 バギャギャギャッ!!

メイドクロシュ「んゅ……!」グググ

ミスティ「クロシュ、後ろ!!」

メイドクロシュ「ほえ……」

 氷の峰打ち刃「」ヒュヒュッ

メイドクロシュ「んわ〜っ!?」ドガガガッ

 デロデロ…

スライムクロシュ「」デロロ…


妖精「あちゃー……後ろが疎かだったね、クロシュ」

ミスティ「ご、ごめんなさい。痛くなかった?」タタッ

 モニョモニョ…ポン!

クロシュ「だ、だいじょうぶ……!」

妖精「でもこの辺にしとこう。クロシュは一日中泳いだ疲れもあるだろうし」

ミスティ「そうね……。私もちゃんと寸止めできるようにしないと……」

 ☆クロシュが防御経験を1積みました

 *
780 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 20:27:16.40 ID:UVzxgOXh0

ミスティ「体を冷やすといけないわ。テントに戻りましょう」

クロシュ「うん……。……?」

妖精「どうしたの?」

クロシュ「なんか……ある」ヒョイ

 瓶「」ポン

ミスティ「瓶? 暗くてよく見えないけど……」

光クロシュ「ん!」ポン! ピカピカ

妖精「クロシュの七変化、本当便利だなあ……。それで中身は――」

 瓶「」
 瓶詰めの手紙?「」

ミスティ「紙だわ」

妖精「ボトルメールってやつかな?」

ミスティ「ボトルメール……昔読んだ絵本にそういうのがあったような気がするわ」

光クロシュ「ぼとるめーる……」

妖精「せっかくだし読んでみる? こんな無人島で拾ってくれる人なんて私たちくらいしかいないだろうし」

ミスティ「そうね。読んでみましょう」

 キュポン
 手紙?「」パサッ

↓1コンマ
01-10 呪いのオフダだ!
11-50 誰かに宛てられた恋文
51-90 温泉宿の宿泊券だ!
91-00 ???
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 20:28:31.43 ID:ugm+EuC9O
782 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 20:31:54.79 ID:UVzxgOXh0
 手紙「」ペラッ

ミスティ「……」

妖精「……」

光クロシュ「?」


ミスティ「……戻しておきましょうか」

妖精「そうだね……」

 瓶詰めの手紙「」キュッ

ミスティ「それっ!」ポーイ

 パシャン――…

ミスティ「届くかどうかは知らないけど、応援してるわ……」ファサッ

 ◆
783 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 20:33:13.60 ID:UVzxgOXh0
―オノゴロ諸島への海路 2日目

◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:メイドブレード  盾:ラティアの大盾  飾:くすんだ耳飾り
武:竜珠の大杖    防:竜のエプロン   飾:不死鳥の羽根

◇妖精   [世話焼き妖精]
武:         盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:         防:精霊のレオタード 飾:

◇イリス  [星の魔法使い]
武:蒼き星の杖    盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:         防:魔術師のローブ  飾:

◇ミスティ [氷の魔法使い]
武:魔銀の短剣    盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:         防:氷竜革のローブ  飾:

◇ローガン [鋼の戦士]
武:トカゲ斬り    盾:灼鋼の盾     飾:くすんだ耳飾り
武:鋼の回転ノコギリ 防:オリハル鎖帷子  飾:

◇エバンス [地の傭兵]
武:古代の鉄槌    盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:魔銀の剣     防:硬質革鎧     飾:

◯所持アイテム
[道具]        [装備品]       [大事なもの]
運命賽*4       蜘蛛絹の下着      魔族国永久旅券
会心賽*0       ザリガニのお守り    フメイの服の切れ端
反魂丹*2       大きな巻き貝      精霊の印
鉄鍋+携帯調理器具   大きな軽石       精霊樹の実のジャム
「星の魔力」上中    闇の欠片        精霊樹の鉢植え+赤雷球
お宿の焼き菓子     フリルワンピ水着    フメイとアリシラの人形
お宿の妖精の織物    魔法学園のスク水    メルルの帽子
魔導飯盒        炎鉱石         溶岩石のアミュレット
妨害魔力波発生装置   ガラスのザリガニ    太陽のメダリオン
属性大全        踊り子の双剣      暗黒優待券
魔王図鑑        サボテンドラゴンの花  冒険者証(ランク1)
氷精の魔導書      精霊のローブ      大魔女帝国渡航権
ブラッドワイン*3   精霊樹の杖[改]    かたたたきけん
マッスルワイン*1               大魔女帝国滞在許可証
吸血鬼殺ワイン*1               風船印のパラシュート
綺麗な砂                    ラティア勲章
魔術書「正負の属性」              ユーシリア王家の紋章
吸血鬼の日焼け止め
日蝕の傘
大魔女サイン*1
古代のセラミック
ステライト鉱石
特産スムージーセット

◯現在の目標
・フメイちゃんを探す
・世界樹の光を追う[3/5]

◯仲間の目標
・カリス・ノーランドを討つ(ミスティ)

◯経験値
・クロシュ 剣技[05/06] 魔法[05/06] 防御[04/06]
・イリス  杖術[02/04] 魔法[04/16]
・ミスティ 剣技[00/07] 魔法[04/16]
・ローガン 剣技[11/16] 魔法[03/08] 防御[02/08]
・エバンス 剣技[09/16] 魔法[00/08]
……………………………………………………………………………………
784 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 20:40:15.15 ID:UVzxgOXh0
―オノゴロ諸島への海路 2日目


大亀クロシュ「」スイスイ

 高波「」ザバーン

大亀クロシュ「」スイスイ


ローガン「おお……あのような高波をものともせずスイスイ進むな、クロシュくん」

イリス「頼りになりますねえ」


ミスティ「……でも、海が荒れてきたということよね。もう」

妖精「うん。この先しばらく静穏な航海とはいかなそうだ。一応言っておくけど、これでも安全な海路なんだよ?」

エバンス「まあ……本当に荒れてる海はこんなもんじゃねえからな」


↓1コンマ 遭遇イベント
01-32 なし
33-36 ブラッド
37-40 レイン
41-44 ザイル
45-56 黒髪の無愛想な青年
57-68 赤髪ロングポニテの女性冒険者
69-80 メルル
81-92 リュアン
93-96 レイ
97-00 フメイ&アリシラ

↓2〜3コンマ ランダムイベント
01-10 強敵
11-40 食料発見(コンマ)
41-70 場所発見(コンマ)
71-00 良いこと(自由安価)
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 20:40:47.60 ID:M4ir9Smm0
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 20:40:57.42 ID:IcmpfTxj0
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 20:41:13.84 ID:5Ecg5jqLO
はい
788 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 21:01:04.89 ID:UVzxgOXh0
 高波「」ザバーン

大亀クロシュ「」スイスイ


 レー… クレー…


イリス「……? 今何か聞こえなかった?」

ミスティ「……聞こえたわ。人の……声のような……」


 ケテクレー…! タスケテクレー…!!


エバンス「お、おいあれ見ろ!!」


 漂流しているイカダ「」サバーン!!
イカダに乗る赤髪ロングポニテの女性「助けてくれええええ!!!!」


妖精「……自殺志願者か何かかなあ」

イリス「いや早く助けてあげなきゃ! クロシュちゃん!!」

大亀クロシュ「〜〜」モニョニョ スイスイ

 ◇

赤髪ロングポニテ→デュア「かたじけない……死ぬところであった……」ビショビショ

妖精「お礼ならクロシュ……この大亀に言ってね」

デュア「む……? なんと、大亀!? これはまさか――噂に聞く竜宮伝説か!?」

イリス「違うと思います……。デュアさんは、どうしてこんな海にイカダなんかで?」

デュア「うむ……私は見ての通り冒険者なのだが、最近刀の具合が悪くてな……。鍛え直してもらおうと思い至り、こうして単身オノゴロへ向かっていたというわけだ」

エバンス「イカダでか……」

デュア「仕方なかろう。ユーシリア港では船が出ていなかったし、貸してもくれなかったのだ」

ローガン「なぜ船が出ておらず、貸してもくれなかったのか考えなかったのか……?」

デュア「……はっ! まさか……この荒天でか!?」

ローガン「よくわかったな……」

デュア「ははは、これは迂闊だった! 私としたことが、こんな間抜けな死に様を晒してしまうところだったとは! 一生の不覚だ!」

ミスティ「むしろそんなんでよく今まで生き残って来れたわね……」

デュア「というわけですまんが、オノゴロまで乗せてくれ!」

妖精「クロシュ、一人増えても大丈夫?」

 モニョモニョ…ポン!

分体クロシュ「うん」

デュア「!? 亀の甲羅から幼子が生えてきた……!? なんと面妖な……!!」

妖精「いい忘れてたけど、クロシュはスライムだよ。大亀の姿は擬態」

 ☆オノゴロまでの道中、冒険者のデュアが道連れになりました

 *

そして新たな場所を見つけ、良いことがありました

↓1コンマ 見つけた場所
01-05 死の海域
06-35 古戦場跡の島
36-65 浮島スライム
66-95 座敷童の屋形船
96-00 竜宮城

↓2自由安価 起こった良いこと
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 21:09:22.04 ID:yEQDQT0JO
はい
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 21:09:26.34 ID:AlBjh/aMo
星の光に辿り着くためのヒントのようなものを得る
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 21:09:31.01 ID:ugm+EuC9O
オノゴロの移動道具屋さん漂流
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 21:09:32.77 ID:rB6lEv9oo
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 21:10:05.56 ID:9X3IGatiO
大きな木のタルを発見
794 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/22(土) 21:16:34.42 ID:UVzxgOXh0
急用が入ってしまったので本日はここまでとなります。次回は……何やら恐ろしい海域に突入してしまったり、世界樹の光に辿り着くためのヒントのようなものを得たりする編となります

荒れる海を渡り、一行が目指すは神秘の領域オノゴロ諸島。無人島で野営したり、野良冒険者のデュア氏を救助したりしつつ、順調な旅路を進んでいるように見えます。しかし大亀になったクロシュは、誤って危険な場所に足を踏み入れてしまい……。
世界の滅亡をもたらした亡霊は、水底に沈み続ける。迷い込んだ大亀のことなど気にもせず。気にもとめず。周囲の全てを終わらせながら、終末の夢に浸り続ける。きっと――そこであかちゃんスライムにできることなんて、何も――

それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 23:43:23.04 ID:rB6lEv9oo
おつです
おっと、厄な出来事に巻き込まれるクロシュ一行の明日はどっちだ
最初期募集組も未登場が残り一人となった…はたして登場できるのか
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 02:27:32.70 ID:utvHjpLOo
おつ
上陸前に低コンマ産ダンジョンとは…
突破できても後が怖いな
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 13:36:51.37 ID:xK5kxF6fO

もしかして魔王図鑑に載ってた水底の魔王か
798 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 17:27:10.68 ID:K5WdgQXV0
クロシュ氏はうっかり変な場所に入ってしまったようです。そこは実のところ、近海の島々に住む人々から死の海域≠ニ呼ばれて恐れられている危険な領域。果たしてクロシュ一行は無事に出られるのでしょうか
そして実際最初期に募集した人の中で未登場の方はあと一人となりました。今回試験的に遭遇判定をランダムイベンドから分離させる試みを講じてみましたが、特に問題なければ今後もこのようにやっていきたいと思います

恐るべきダンジョンに入ってしまったので、クロシュたちは気を付けなければならないかもしれません。しかし突破さえできればたぶん大丈夫です。そして実のところ運命賽がいっぱいあるのでたぶん大丈夫です

これが魔王図鑑に載っていた水底の魔王かどうかはまだわかりませんが、とても危ない場所なのは確かなようです。なるべく生きて帰れるようにがんばって欲しいところであります
799 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 17:28:07.68 ID:K5WdgQXV0
―謎の海域 踏破率[0/??]

 重苦しい暗雲「」
 凪いだ海「」

大亀クロシュ「……?」スイスイ


デュア「む? 波が治まったぞ?」

イリス「水の精霊さんが教えてくれた海路の効果?」

妖精「……え、ええと……」


水の精霊『その海域には入っちゃだめ〜!』


妖精「!! クロシュ、今すぐ引き返し――」

幼い少女の影?『……』

妖精「あ……」

 パタ…

ミスティ「妖精!? どうしたの!?」

大亀クロシュ「〜〜!?」モニャニャ!?

ローガン「クロシュくん、とにかく急いで引き返すんだ! ここにいるのはまずい!!」

大亀クロシュ「〜〜!」モニョニョ!!


↓1コンマ
01-10 踏破率+3 クロシュ以外全員戦闘不能
11-20 踏破率+3 イリス、ミスティ戦闘不能
21-30 踏破率+3 エバンス、ローガン戦闘不能
31-35 踏破率+3 イリス戦闘不能
36-40 踏破率+3 ミスティ戦闘不能
41-45 踏破率+3 ローガン戦闘不能
46-50 踏破率+3 エバンス戦闘不能
51-55 踏破率+3 デュア戦闘不能
56-60 踏破率+3
61-90 踏破率+4
91-00 脱出
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 17:29:47.19 ID:FFPOmWvoo
やべーい
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 17:30:07.36 ID:HzwxtTUi0
802 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 17:49:02.89 ID:K5WdgQXV0

大亀クロシュ「〜〜!」モニョニョニョ!! スイスイスイ


エバンス「ちくしょう、どこから仕掛けてきやがるんだ!?」キョロキョロ

ローガン「陣形を固めるんだ! 倒れた妖精くんを守れ!」

デュア「応!」シャキン!!

ミスティ「くっ……!! イリス、相手の魔力は補足できた!?」

イリス「な……何も感じ取れない!! 寒気がするような冷えた気配が大気の全体に漂っているみたいで――」

幼い少女の影『……』

ミスティ「――!!?」
イリス「――あ」

 ドサッ… ドサッ…

デュア「お、おい!?」

エバンス「イリスちゃん、ミスティちゃん!!」

ローガン「馬鹿な……!!」

大亀クロシュ「〜〜…!?」モニャニャ…!?


謎の海域 踏破率[3/??]
↓1コンマ
01-20 踏破率+3 クロシュ以外全員戦闘不能
21-30 踏破率+3 エバンス、ローガン戦闘不能
31-40 踏破率+3 ローガン戦闘不能
41-50 踏破率+3 エバンス戦闘不能
51-60 踏破率+3 デュア戦闘不能
61-90 踏破率+4
91-00 脱出
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 17:49:15.65 ID:HzwxtTUi0
804 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 18:05:06.61 ID:K5WdgQXV0
大亀クロシュ「〜〜〜!!」モニョニョニョ…!! スイスイスイスイ


ローガン「くっ……!! 何なのだこれは……!!」キョロキョロ

デュア「昔聞いたことがある!! オノゴロの近海にあるという、死の海域の伝説を!!」

エバンス「なんだそれは!?」

デュア「そこを通る者は、船に乗る人間だろうと海を行く海洋生物だろうと等しく取り殺されるのだそうだ!! 数ある与太話の一つに過ぎんと思っていたが――」

ローガン「……まさか、水底の――」

幼い少女の影『……』

ローガン「!!!」

 ズゥッ――

ローガン(い、命が――体から、抜けていくかのような――)

 オリハル鎖帷子「」ジャリン!!

ローガン「ぬ、うおおおおおおっっ!!」グググッ!!

幼い少女の影『!』


エバンス「旦那!?」

ローガン「はあ、はあ……!! 危ないところだった……!!」

デュア「敵が見えたのか!?」

ローガン「うむ……! 幼い少女の影……間違いない、水底の魔王だ!! 皆、気を強く持て!! 迎撃より耐えることに集中するんだ!!」

エバンス「お、おお!」

デュア「なんもわからんがわかったぞ!!」

大亀クロシュ「〜〜!」モニョニョ!


謎の海域 踏破率[7/??]
↓1コンマ
01-20 踏破率+3 クロシュ以外全員戦闘不能
21-30 踏破率+3 エバンス、ローガン戦闘不能
31-40 踏破率+3 ローガン戦闘不能
41-50 踏破率+3 エバンス戦闘不能
51-60 踏破率+3 デュア戦闘不能
61-00 脱出
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 18:10:20.01 ID:2VeMYF+ho
よゆう
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 18:11:34.12 ID:tGycIBnzO
誰か助けに来てくれえええ!!!
807 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 18:21:24.60 ID:K5WdgQXV0

イリス「」
ミスティ「」
妖精「」

エバンス「まだ辛うじて息はある! ここを切り抜ければなんとかなるはずだ!!」

デュア「応よ!! 精神修行は得意だ!!」

ローガン「二人とも油断は禁物だぞ!! もし奴がまだ本気じゃなかったら――」


幼い少女の影『謚励o縺ェ縺?〒……』


エバンス「――!!?」
デュア「あ……」
ローガン「ぐ……うおおおおおっ!!!」

 ドサッ… ドサッ… ドサッ…


大亀クロシュ「〜〜〜!!?!?」モニャニャニャニャ!!!?!?!?


幼い少女の影『縺ゅ→縺ッ縺ゅ↑縺溘□縺』


大亀クロシュ「〜〜〜!!!!」モニョニョニョニョ!!!! スイスイスイスイスイスイ


謎の海域 踏破率[10/??]
↓1コンマ
01-30 クロシュ沈没……
31-90 脱出
91-00 クロシュ覚醒
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 18:25:28.51 ID:HzwxtTUi0
覚醒して
809 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 18:48:59.02 ID:K5WdgQXV0
幼い少女の影『縺翫d縺吶∩縺ェ縺輔>』

 ズゥッ――

大亀クロシュ「……!!」モニャニャニャッ…!!

 不死鳥の羽根「」キラキラ…!

幼い少女の影『!』


大亀クロシュ「〜〜!!」スイスイスイスイスイスイスイ


幼い少女の影『……』


 ――脱出成功――
810 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 19:45:53.01 ID:K5WdgQXV0
―オノゴロ諸島への海路

大亀クロシュ「〜〜!!」スイスイスイスイ!!


水の精霊「あ〜戻ってきた〜。絶対死んじゃうと思ってたよ〜」

大亀クロシュ「〜!」モニョ!

水の精霊「ここまで来ればもう大丈夫。背中のみんなは……のびちゃってるけど、命に別状はないみたい。そのうち目を覚ますよ、たぶん」

大亀クロシュ「〜〜…♪」モニョモニョ

水の精霊「しばらくは私が案内してあげるね〜」

 ◇

―夕方
 小さな岩礁

 ザァーン… ザザァーン…

スライムクロシュ「」デロデロ…


妖精「うぅ……まさか魔王の領域に入っちゃうなんて……」

水の精霊「も〜、うっかりしすぎだよ〜」

スライムクロシュ「〜〜…」モニョニョ…

妖精「いや……航路の確認を怠った私がだいぶ悪いよ……。みんなの命を危険に晒しちゃった……」

エバンス「まあ……生きて帰れたわけだし、良いんじゃないか?」

妖精「良くない! これでもし誰かが死んじゃってたりしたら……!!」

ミスティ「反魂丹の使い所ね」

妖精「ちょっと、茶化さないで!」

ミスティ「茶化してるわけじゃないわ。失敗なんて誰にでもあることよ」

イリス「そうだよ妖精さん! 危ないところだったのは確かだけど、そんなの今までだっていくらでもあったでしょ?」

ローガン「うむ。次に気をつければ良いのだ」

デュア「はっはっは! 私は元より海の藻屑になりかけていた身だ! むしろ面白い体験ができて感謝したいくらいだぞ!」

妖精「……まあ、確かに必要以上にくよくよしても仕方ないか……。わかった……次はこんなことがないよう、気を付ける……」

スライムクロシュ「〜〜♪」モニョニョ


水の精霊「ね〜、ところで甲羅の上にこんなのがあったよ〜」スッ

イリス「えっ?」


↓1コンマ 生還ボーナス
01-60 運命賽
61-90 呪いの人形
91-00 水霊の加護+会心賽
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 19:46:56.59 ID:DiVLTCGMO
812 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 20:07:47.06 ID:K5WdgQXV0
水の精霊「はい!」

 石の賽「」ポン!

イリス「あ、増えたり減ったりする石の立方体!」

ミスティ「一体何なのかしら……。まあ悪いものではなさそうだし、取っておきましょう」

 ☆運命賽を1つ手に入れました

 *

―夕方
 小さな岩礁

 焚き火「」パチパチ

妖精「……ところで、あの海域に入って気が付いたことがある……」

ミスティ「え、何?」

妖精「オノゴロの周辺海域はどこも荒れてるのに、あの海域だけは不自然なくらい荒れてなかった。それはたぶん、あの魔王の領域が星の力の影響を妨げてるんだと思う」

ミスティ「実際全然荒れてなかったものね」

妖精「……でも、今回探す星の力は水属性。もし海に落ちてればその影響力は海流に乗ってかなりの広範囲に広がるし、いくら魔王の領域でも完全には遮断できないと思うんだ」

エバンス「つまり……どういうことだ?」

妖精「世界樹の光は、海じゃなくて陸地にある可能性が高い……!」

ローガン「だが……我々が通る海路はともかく、ほとんどの海域では海がかなり荒れているのだろう? これでも大きく削がれた結果なのか?」

妖精「う……そ、それは私にもわかんないけど……。たぶんそうなんじゃないかなあ……」

イリス「まだまだ調べなきゃいけないってことだね……」


デュア「ふむ……何の話をしているのか全くわからん!」

スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ

デュア「クロシュ殿が何を言っているのかもさっぱりわからん!」

 ☆世界樹の光は陸地にあるっぽい?という推論を得ました

小さな岩礁で野営します
↓1〜3 自由安価 野営中何をする?
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 20:08:05.49 ID:4AHUXw0/0
オノゴロの移動道具屋漂流
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 20:10:39.30 ID:Td1n0zpq0
デュアの話を聞く
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 20:11:34.35 ID:2VeMYF+ho
さっきの海域に対してテレパシーを試みる
816 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 20:52:12.04 ID:K5WdgQXV0
―夕方
 小さな岩礁

 ザァーン… ザザァーン…
   ダサレ…  クダサレ…

イリス「…………な、なんだろう……デジャヴっていうのかな……」

ミスティ「奇遇ね。私も既視感……というか、既聴感を覚えているところよ……」

 タスケテクダサレ――…!!

エバンス「お、おいあれ見ろ!」


 漂流している行商船「」ザバーン!!
オノゴロ行商人「助けてくだされええええ!!!!」


妖精「自殺志願者か何かだね」

イリス「いや助けてあげないと! クロシュちゃんは疲れてるだろうから、私がいきます!」タンッ ザブンッ!

ローガン「私も行こう!」タンッ ザブンッ!

デュア「人手は多い方が良かろう!」タンッ ザブンッ!

 *

オノゴロ行商人「ふい〜、助かりました! 船まで括ってもらって!」ビショビショ

妖精「私たちが助けなきゃあなたは命がなかったわけだし、何かやるべきことがあるんじゃない? ほら、丁度いろいろ荷物を背負った船もあるみたいだしさあ……」ニヤニヤ

イリス「よ、妖精さん……」

オノゴロ行商人「や、妖精様の仰る通りでさあ! 命あっての物種っす、なんでも持ってってくだせえ!!」ババッ

妖精「え、いや冗談だよっ! そんな追い剥ぎみたいな真似しないよ!」アタフタ

デュア「はっはっは! 良かったなあオノゴロの商人殿! ここにおわす方々は極楽浄土からの御使いとでも言えるほどの徳を持った方々だぞ!」

ミスティ「それは誤解だと思うわ……」

オノゴロ行商人「しかし何のお返しもしないのはあっしの気が収まりませぬ!」

エバンス「あー……じゃあ、格安で何か売るってのはどうだ? ギリギリ利益が出るくらいに割り引いてくれりゃ良いぞ」

オノゴロ行商人「がってん承知! じゃあ日が暮れる前に見てってくだせえや!」

 行商船の暖簾「」バサッ


↓1〜3選択 買いもの
1.◯◯の××を更新する(コンマ)
2.店主のおすすめ品をタダでもらう(コンマ)
0.自由安価(装備以外の買うものなど)

*1の記入例:妖精の防具
*以下のものは、この市場では更新できなさそうです
・クロシュの武器、防具、盾、装飾
・イリスの武器
・ミスティの防具
・ローガンの防具、盾
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 20:55:40.96 ID:DiVLTCGMO
0、オノゴロ製の魔法アイテム「雨を遠ざける傘」
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 20:56:43.42 ID:HzwxtTUi0
2
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 20:57:16.07 ID:qBmnQnLVO
1 ミスティの短剣を更新
820 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 21:56:06.13 ID:K5WdgQXV0
―行商船

クロシュ「……?」

 太陽の絵が描かれた和傘「」ポン

オノゴロ行商人「お客さんお目が高ェ! そいつぁ晴れ乞い傘! オノゴロの一番偉ェ神様のアマテラス様のご加護が授けられた由緒正しい傘でさァ! 開けば立ち所に雨雲を遠ざけるすげェ傘っす!」

妖精「これにかけられてるのは妖精のいたずら魔法だよ。自然神が現世にこんな露骨な道具を残すことは普通ないもん」

オノゴロ行商人「ええッ!? でもこれを売ってくれた妖精さんは……あっ」

妖精「……まあでも、効果の方は本物みたいだね。しかし自然魔法をこんな危険な道具の作成に使うなんて……全く……」

クロシュ「きけん?」

妖精「日照りが起きてる地域でこれを差し続けたらどうなると思う?」

クロシュ「わ……」

オノゴロ行商人「ひえっ……」

妖精「わかった? 今まで売れなくて良かったね」

オノゴロ行商人「や……へへぇ……」

クロシュ「……じゃあ、わたし、買う……!」

オノゴロ行商人「ええっ!? こんな危ねえもん処分しようかと思ってたんすが……!?」

妖精「まあ私の見てる範囲でなら自然魔法の発動も感知できるから、危ないことにはならないと思うよ」

クロシュ「うん……! それに……おおきいスライムさんにあげた、雨乞い傘に……ちょっと、似てる……!」

妖精「あ、そういえば確かに……。まさか同じ奴が作ったんじゃないだろうなあ……」

 晴れ乞い傘「」ポン

 ☆晴れ乞い傘を購入しました

 *

エバンス「うーむ……しかし急に買い物の機会なんてのが来ても迷っちまうな……」

ローガン「私は……現時点でかなり良い装備を身に着けているゆえ、今はまだ買い替える必要がないな」

デュア「店主! 刀鍛冶はいるか!?」

オノゴロ行商人「すんません、この船で鍛冶は無理っす!!」

デュア「なんと……」

エバンス「当たり前だろ! 鍛冶を何だと思ってんだ!?」

デュア「それもそうか……。なら何かおすすめの品はないか?」

オノゴロ行商人「おすすめですかい? ちょいと待ってくだせェ」ガサゴソ

 *

ミスティ「……」

 ボロボロの魔銀の短剣「」

イリス「……けっこう限界みたい?」

ミスティ「ええ。そろそろ限界だと思う」

イリス「どこで手に入れたものなのか、聞いても良い?」

ミスティ「私をかどわかそうとした人攫いの連中を返り討ちにした時の戦利品」

イリス「そ、そうなんだ……」

ミスティ「あの子に貰った精霊のローブほどではないけど、まあまあ愛着もあるわ。でもそんな感傷で戦いに支障を来すのは愚かなこと……。せっかく格安で武器を買える機会が来たのだから、何か探してみるわ」

↓1コンマ 店主のおすすめ
01-45 温泉まんじゅう
46-90 ↑+温泉宿の宿泊券
91-00 ↑+ヒヒイロガニ

↓2コンマ ミスティの武器
01-60 氷の短刀
61-90 雪女の氷扇
91-00 妖刀氷華
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 22:01:48.90 ID:2VeMYF+ho
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2025/02/23(日) 22:04:23.03 ID:4RG93CRHo
ほい
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 22:11:05.24 ID:FFPOmWvoo
イチタリナイ
824 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 23:03:26.52 ID:K5WdgQXV0
オノゴロ行商人「オノゴロ土産のおすすめ品と言ったら、こいつで決まりでさァ!」

 温泉まんじゅう「」ポン!

デュア「温泉まんじゅう!」

エバンス「温泉まんじゅうか……! 確かにオノゴロじゃ温泉が有名だよな!」

オノゴロ行商人「さらに今ならなんと、こいつもお付けいたしゃしょう!」

 温泉宿の宿泊券「」ポン!

ローガン「これは……宿泊券!」

オノゴロ行商人「トウゲン温泉の旅館の宿泊券っす! このまんじうもそこで仕入れたもんなんす!」

エバンス「おお……こ、これはちょっと嬉しすぎるぞ……!?」

オノゴロ行商人「助けてくだすったお礼に全部差し上げゃしょう! おらァ!」ドンッ!!

 温泉まんじゅう「」ポン!
 温泉宿の宿泊券「」ポン!

デュア「うおおお私の分も!!?」

ローガン「いかん……世界樹の光を追わねばならぬのに、温泉が楽しみになってしまう……!」

エバンス「仕方がない……仕方がないんだ……! 温泉には抗えない……!!」

 ☆温泉宿の宿泊券をいただきました
 ☆この後みんなで温泉まんじゅうを食べて元気になりました
  次の戦闘コンマに+10の効果があります

 *

ミスティ「あら、これは……」

 白木の鞘に納められた短刀「」ポン

イリス「あっこれ演劇で見たことある! ヤクザっていうオノゴロの悪い人たちが持ち歩く武器だよ!」

ミスティ「そうなの?」

妖精「違うよ、これはオノゴロの武士とかお姫様がハラキリをする時に使う自決用の刃物だよ」

ミスティ「え、どっち?」

オノゴロ行商人「どっちも完全に間違ってるってわけじゃありやせんが……。これは短刀っていう、オノゴロ刀の懐に入れて持ち歩きやすい版みたいな奴でさァ。しかもこいつは、氷属性と相性の良い冷鋼(つめたはがね)が使われている……いわば、氷の短刀ってわけっす!」

ミスティ「つめたはがね……!」

イリス「ミスティにぴったりだ!」

オノゴロ行商人「試しに抜いてみますかい?」

ミスティ「ええ、じゃあ……」

 シャッ――
氷の短刀「」キラン
 雪の結晶「」キラキラ…

イリス「おお〜!」パチパチパチ
クロシュ「わあ〜!」パチパチパチ
妖精「かっこいい!」パチパチパチ
オノゴロ行商人「なんと……抜き放つだけで、雪の結晶が……!」パチパチパチ

ミスティ「買ったわ。おいくらかしら?」

 ☆ミスティが氷の短刀を買い、装備しました

 *
825 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 23:04:08.06 ID:K5WdgQXV0
―夜
 行商船

オノゴロ行商人「今夜はこの船にお泊りくだせえ。中は意外と広いんで、窮屈にはならんと思いやす」

ローガン「ありがたい。岩礁はテントが張りづらくて少し困っていたのだ」

エバンス「助けて大正解だったな!」

 *

 ギィ… ギギィ…

 吊り下げランプ「」ユラユラ

イリス「デュアさんは冒険者さんなんですか?」

デュア「ああ。あと私相手に畏まった言葉遣いは不要だぞ。こう見えてたぶんお前たちと同年代だ」

イリス「えっそうなんだ! てっきりけっこう年上なのかと……!」

デュア「冒険者にとっての年齢など、何の意味もなさない数字だ。強さこそ正義――それこそが冒険者にとって、唯一にして絶対の基準。わかりやすくて良いだろう?」

イリス「まあ、わかりやすくはあるけど……」

ミスティ「強さこそ正義……まあわかるわ。強くなければ生き残れないし、何も守れないもの……」

イリス「確かに……」

デュア「そして今日の私は本当に無様だった……。迂闊にこのような荒れた海へイカダで乗り出し、お前たちに助けられ、魔王には手も足も出ず意識を奪われる始末……。弱き者の末路としてはこの上なく相応しいものであった、と言われかねん」

イリス「い、いやいやいや! 生き残ってるから末路ではなくない!?」

デュア「お前たちのお陰でな。大亀スライムのクロシュ殿がいなければ海の藻屑だった。自分の弱さを痛感したよ」

ミスティ「私たちにも突き刺さるわ……。クロシュがいなかったらみんなまとめて海の藻屑だった……」

イリス「いやまあ……それはそう……」

デュア「オノゴロに着いたら、刀を直すと同時に私自身も鍛え直さねばならん。負けたままではいられん……!」

ミスティ「魔王には勝てないのが普通だと思うわ……」

デュア「だがローガン殿はあの魔王の妖術に一度耐えてみせた。私は耐えられなかった。なれば、鍛え方が足りなかった以外にないだろう?」

イリス「えっローガンさん一回耐えたの!?」

ミスティ「嘘でしょ……」

デュア「当面の目標は、命を奪われる妖術を耐えられるようになること! だ!」

ミスティ「でもどうやって耐えられるようになったか確認するの? まさかまたあの海域に?」

デュア「……考え中だ!」

 ◇
826 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/02/23(日) 23:04:59.04 ID:K5WdgQXV0
―夜
 行商船

スライムクロシュ「……」


クロシュ(あの……黒い影の女の子……ものすごく、危なかった……。けど……)

クロシュ(……ものすごく……かなしくて……寂しい感じも、した……)

クロシュ(………クロちゃんみたいに……魔王になって、ずっと……苦しんでるのかな……)

クロシュ(どうにか……してあげられない、かな……?)

クロシュ(……!)ピコン!


スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ

妖精「ん? クロシュ、何してるの?」

スライムクロシュ「〜〜」モニョニョ

妖精「え……えっ!? あの魔王と交信してみるだって!!?」

スライムクロシュ「〜」モニョ

妖精「ば、ばかやめなさい!! 魔王と交信なんてしたらどんな影響を受けるかわかんないでしょ!? 死んじゃうかもしれないんだよ!?」

スライムクロシュ「――」モニョモニョモニョ―

妖精「ああ、このばか聞いちゃいない!!」

妖精「……ていうか、相手がスライムじゃないと交信はできないんじゃなかったっけ?」

 *

―??

 遥か彼方の空に浮かぶ白い光「」ユラユラ

 地上に瞬く無数の光「」チカチカ


クロシュ「ん……前より、少し慣れた……」ググ モニョモニョ

クロシュ「えっと……たしか……」モニョモニョ


 凪いだ海域「」


クロシュ「あった……あの辺……」モニョモニョ

クロシュ「……きこえる……?」モニョモニョ


↓1コンマ
01-05 クロシュ死ぬ
06-80 へんじがない
81-95 縺ゅ↑縺溘?隱ー?
96-00 ??
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 23:09:49.40 ID:FeFta9GwO
はい
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