このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。

安価とコンマで異世界転生!その11

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

946 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/13(日) 19:51:25.93 ID:ttOXew320
中華「そうか!それはよかった……」


中華はほっと胸を撫で下ろした
食材に対するファーストインプレッションは、
一生に渡ってその人の味覚に影響するからだ


氷魔「……本当に美味しいですね……」

中華「海鮮は得意なほうだからね、あの街で買っておいてよかったよ」

やる気「間が良かったんすね」

中華「他の街で買えなかったから、あそこで買うしかなかったんだ」
947 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/13(日) 20:45:35.24 ID:ttOXew320
ぶりっ子「お魚はヘルシーなので、沢山食べちゃいます!」

怪盗「でも、ご飯は炭水化物ですけど……」

ぶりっ子「うるさいですね!食べると言ったら食べるんですよぉ!」


ぶりっ子は楽しそうにお代わりを貰いに行った


狙撃少女「ふふ、やっぱり面白い人ですね」
948 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/13(日) 21:20:21.00 ID:ttOXew320
今までとは段違いの人数での夕食は、
和気あいあいと終了した


気弱少女「こんな美味しいものを食べたのは初めてです」

少年「そうだろ?帝国の外にはうまいものがいっぱいあるんだ」

中華「そうだね、世界が広いだけ、料理の幅も広いから」


まだ寝るまでには時間がある

>>下1……なにをする?
1.中華を手伝う
2.氷魔と話す
3.やる気と新技の特訓
4.ぶりっ子と話す
5.怪盗と話す
6.狙撃少女と話す
7.炎魔と話す
8.少年と話す
9.気弱少女と話す
10.神に祈る
11.自由安価
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/13(日) 21:40:48.78 ID:YSr8nhiJ0
9
950 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/14(月) 01:06:09.84 ID:OW9FxR1r0
本日はここまでです
ありがとうございました
951 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/14(月) 19:34:43.49 ID:7VsEFsOWO
熱気に当てられた体を冷まそうと、
男は教会の中へと入っていった
運び込まれた照明はわずかで、
薄暗い中、気弱少女は祭壇に向かっていた


男「食後もお祈りか?」

気弱少女「あっ……いえ、違います」


見れば、彼女の手には一皿、
中華の作った海鮮料理があった
952 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/15(火) 02:49:51.43 ID:7JJ6JBca0
男「うん?」

気弱少女「こんなに美味しいものですから……神様にも捧げないと」


彼女はそう言って、おもむろに皿を祭壇へと奉じた


男「俺なんかより、よっぽど敬虔だな……」

気弱少女「そうですか?」

男「土産の一つでも、渡せればいいんだがな……君を見習うよ」
953 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/15(火) 02:55:58.14 ID:7JJ6JBca0
気弱少女「……私も、なんとなく捧げてるだけですから。なにが欲しいのかなんて、分かりません」

男「……そうか、確かにそうかもな」

気弱少女「あなたは、分かるんですか?」

男「なんとなく。でも渡さないんじゃ意味ないしな」

気弱少女「私には、そちらの方が羨ましいです」

男「そんなこと言うな、ここの神様が悲しむぞ」
954 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/15(火) 02:57:05.00 ID:7JJ6JBca0
本日はここまでです
ありがとうございました
955 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/15(火) 19:58:35.90 ID:DkrGi2V+O
気弱少女「こんなに多くの人と過ごすなんて、初めてかもしれません」

男「……確かに、その歳だとそうかもな」

気弱少女「あの子は、慣れてそうでしたけどね」

男「少年のことか」

気弱少女「はい、そうです」

男「……その、言いづらかったらいいんだけど……あいつと君は、どういう関係なんだ?」

気弱少女「>>下1」
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/15(火) 20:22:06.60 ID:UWeDFG6W0
……元々は帝国で秘密裏に様々な人体実験を行う為に集められた孤児でした……
あの子とは同じ時期に『実験体』に選ばれた事もあって幼馴染や血の繋がらないきょうだいに仲が
良かったです。
957 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/16(水) 00:51:20.95 ID:/ruBGtX80
気弱少女「……元々は帝国で秘密裏に様々な人体実験を行う為に集められた孤児でした……」

男「えっ……」


彼女が口を開いたのを見て、
そこまで問題のない過去だと推察した男は心底驚いた


気弱少女「あの子とは同じ時期に『実験体』に選ばれた事もあって幼馴染や血の繋がらないきょうだいに仲が良かったです。」

男「……実験か……」
958 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/16(水) 00:55:47.49 ID:/ruBGtX80
その内容について聞くことは、当然憚られた


気弱少女「……彼は芯のある人です、生き延びたのも、納得できますね」

男「君も、あいつも……よく生き残れたな」

気弱少女「私は、少し運がよかっただけです」

男「……そうかな、君のように清らかな心を持つ人が生き残れたのは、ある種の必然を感じるけれど」
959 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/16(水) 00:57:00.37 ID:/ruBGtX80
本日はここまでです
ありがとうございました
960 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/16(水) 19:48:09.97 ID:/ruBGtX80
気弱少女「そうでしょうか?」

男「あぁ、そうさ。神様がいるんなら、そういうこともあるだろう」

気弱少女「そうですか……あっ」


突然、彼女は間の抜けた声を上げた


男「どうかした?」

気弱少女「なくなってます、料理」


祭壇に置かれたそれは、
いつの間にか皿だけになっていた
311.65 KB Speed:4.4   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)