安価とコンマで異世界転生!その11

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

682 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/11(火) 02:03:15.06 ID:W6e1qNcK0
そして、ぶりっ子はやはり綺麗に飛び、
やる気にキャッチされるのであった


狙撃少女「さて……では全員揃いましたし、行きましょうか」

少年「ああ、そうだな」


平坦な草原であることから、視界状況も非常に良好だ
一行が目指すべき滝は大きく、
故に夜でも視認しやすかった
683 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/11(火) 19:34:38.58 ID:W6e1qNcK0
すみません寝落ちしました


夜の草原は動乱の街とは全くの別世界で、
ただただ静寂に包まれていた


男「本当に、ここに指導者的な存在がいるのか……?」


あっという間に滝崖まで辿り着いた一行
滝の近くを歩いてそれらしき人物を探す


中華「あっ、あれは……」


>>下1……一行が発見したのは
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/11(火) 20:36:37.87 ID:OoTyB3Jq0
出来合いの野営キャンプ地。よく見ると怪我人とかが目立つ
685 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/12(水) 02:26:59.62 ID:IqZ1TTwM0
滝壺の水面に映る暖かな光
それを投影する光源に向かえば、
そこには野営キャンプ地があった


氷魔「……人も居ますね……」

やる気「行くっすか?」

ぶりっ子「危険じゃないでしょうかぁ?」

怪盗「危険?」
686 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/12(水) 02:32:03.57 ID:IqZ1TTwM0
ぶりっ子「なんか、怪我してる人多いですしぃ……」

狙撃少女「設営も、規模の割には雑ですね……状況的にも、刺激したらまずそうです」

炎魔「でも、コンタクトは取らないと」

少年「どの道、みんな顔割れてそうだしな」

男「……じゃあ俺が」

中華「また拐われに行くの?」

男「すまん……」
687 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/12(水) 03:09:12.61 ID:IqZ1TTwM0
本日はここまでです
ありがとうございました
688 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/12(水) 19:51:39.01 ID:IqZ1TTwM0
氷魔「……やはり……安全のためにも……全員で行くべきでしょう……」

やる気「そうなるっすね」


かの暗殺者ほどの手練れがこのキャンプに潜んでいるとは考えにくかったが、
やや過敏になっている一行は、
固まってキャンプに侵入するのだった


ぶりっ子「お邪魔しま〜す……」
689 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/13(木) 03:13:37.12 ID:cup6bqSJ0
一行がそこに足を踏み入れれば、
やはりと言うべきかキャンプに集う人々は警戒を露わにした
その場から動かず視線を向ける者、
逃げ出す者、傷口を庇い様子見をする者、
傷痍を悟られぬようにする者……
様々な意識が向けられる


怪盗「待って下さい、私たちは事を荒立てに来たのではありません!」

少年「むしろ、帝国の公権力とはがっつり敵対中だぜ?」
690 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/13(木) 03:16:18.32 ID:cup6bqSJ0
本日はここまでです
ありがとうございました
691 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/13(木) 19:19:09.92 ID:cup6bqSJ0
狙撃少女「やはり、こうなりますか……」


周囲から向けられる視線に、
場は完全に冷えきり硬直
次の一手を考えなければならないフェイズだ


炎魔「……?」


しかし、唯一緩やかな足取りで一行に近付いてくる者がいた
その表情は見せかけかもしれないが、
決して威圧的ではなかった


>>下1……近付いてきた存在
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/13(木) 19:23:39.23 ID:9XNazXoY0
顔半分を包帯で巻いた女性(元男性)。 役職は現役勇者
693 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/14(金) 02:04:47.17 ID:frQXW21e0
勇者「やぁ、君たち……悪いが、彼らはここで大人しくしているだけなんだ。なにか話があるなら、ボクが聞こう」


どこかボーイッシュな印象を受ける女性がそこにいた
彼女の顔のうち半分は包帯で覆われており、
ここにいる人々の例に漏れず、
怪我をしたのだろうと推察できる


男「っ……!?」


男は彼女から奇妙な威圧感を感じた
これまでに会ってきた強者が放つようなそれが、
巧妙に隠されていることに勘づいたのだ
694 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/14(金) 02:13:05.50 ID:frQXW21e0
キャンプに集う人々は、彼女を力強い視線で見つめる
それは一行にも高い信頼を感じさせるほどだった


中華「ここに、邪教徒たちに対して強い影響力を持つ人物がいると聞いてね。多分、あなたですよね?」

勇者「そう言われるとむず痒いですね。……ですが、否定はしませんよ」

氷魔(……携えた宝剣……明らかに只者ではない雰囲気……穏健でいて芯も感じますし……予想以上の傑物が現れたかもしれませんね……)

やる気「うちらは……少なくとも一時的に、それ以降は状況によるっすけど、あなたたちを手を組みたいんすよ」
695 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/14(金) 04:10:03.12 ID:frQXW21e0
本日はここまでです
ありがとうございました
225.86 KB Speed:4.4   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)