安価とコンマで異世界転生!その11

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2 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/12(木) 04:19:04.74 ID:627vfVY50
極北「そうだ、言い忘れたことがあって……」

男「なんだよ!?」


またオーロラがかかってそれは現れた
いちいち演出が入るのが、
一行は逆に鬱陶しくなってきた


極北「ここ、少し明るくなってきただろう?」

中華「そ、そうだね……」
3 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/12(木) 04:19:56.08 ID:627vfVY50
本日はここまでです
ありがとうございました
4 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/12(木) 19:42:32.04 ID:627vfVY50
その存在の指す通りだった
二階に登ってきたときにやや明るくなっていたと一行は思っていたが、そのときよりもさらに建物が明るくなっている


氷魔「……ですが……ここまで明るかったでしょうか……?」

極光「オーロラが差す度に、少しずつこの塔は明るくなっていく」

やる気「つまり、あんたが現れると明るくなっていくってことっすね」

極光「そうなるね」
5 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/12(木) 20:45:17.40 ID:627vfVY50
ぶりっ子「でも、それそのものの理由が分からないですねぇ」

極光「だろうね」

炎魔「それも、いずれ分かると言うんでしょう?」

極光「よく分かってるじゃないか。……では、またね」


そして、いつものようにその姿を消した


狙撃少女「……まぁ、暗いよりはよくなっている気分がしますけれど」

男「そうだな。周りも見やすくなってきてるし、どんどん行こう」


>>下1コンマ……探索判定
1〜30……階段発見
31〜60……魔物出現
61〜80……トレジャー!
それ以上……!?
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/12(木) 21:34:46.91 ID:YEbnGmhDO
はい
7 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/13(金) 03:21:18.36 ID:siGXVE+U0
本日はここまでです
ありがとうございました
8 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/13(金) 18:14:44.95 ID:IeknMK/+O
リロールです!


中華「でも、あれだよね」

氷魔「……なんですか……?」

中華「どんどん明るくなるんだったら、いつか眩しくてなにも見えなくなっちゃいそう」

やる気「あー、それはあるかもしれないっすね」

ぶりっ子「炎魔さぁん、熱感知とかでレーダーできませんかぁ?」

炎魔「ふっふっふ……流石に無理!」


>>下1コンマ……探索判定
1〜25……大階段発見
26〜50……極光カウンター+2
51〜75……レアトレジャー!
それ以上……!?
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/13(金) 21:47:54.88 ID:EDY+T4UDO
はい
10 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/14(土) 04:03:13.90 ID:Vr3QkJwx0
!?


突如地鳴りのような音がする
何事かと一行は周囲を確認するが、
なにか特別な変化が生じた様子はない


怪盗「ま……魔物でしょうか?」

狙撃少女「だとしたら最悪ですが……気配は今のところありませんね」

男「いつもダンジョンアタックはうまく行っていたが……今回は波乱に満ちているな」
11 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/14(土) 04:24:24.19 ID:Vr3QkJwx0
本日はここまでです
ありがとうございました
12 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/14(土) 19:19:58.88 ID:Vr3QkJwx0
中華「底力が重要だね」

氷魔「……そうですね……それと……」

やる気「なんすか?」

氷魔「……恐らく……先程の振動は……地形の変化によるものですね……」 


彼女は自身の魔力感知能力でそれを感じていた
そして、それができる者はもう一人いる


炎魔「私もそう思います」


>>下1コンマ……探索判定
1〜20……大階段発見
21〜40……極光カウンター+2
41〜60……魔物出現
61〜80……レアトレジャー!
それ以上……!?
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/14(土) 19:21:50.07 ID:0D62z5GU0
いよっ
14 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/14(土) 21:04:58.35 ID:Vr3QkJwx0
ぶりっ子「でっか!」


巨大神殿の入り口かと思うほどの巨大な階段が、
突如として見えたのだ


怪盗「これで、大分頂上に近付けそうですね」

狙撃少女「運が向いてきたかもしれませんね」


段数も尋常ではなかったが、
それを苦にする者はいなかった
15 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/15(日) 04:37:54.55 ID:Dhe9KLC40
遠くから見れば坂のようなそれを登り切り、
辿り着いたのはやはり塔の内部だった


男「流石に、まだゴールじゃないか」

中華「そうだねぇ」

氷魔「……おや……」


彼女が振り返ると、一行も振り返る
そこにあったはずの大階段はなくなっており、
通常の階段のみがそこにはあった
16 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/15(日) 04:57:36.49 ID:Dhe9KLC40
本日はここまでです
ありがとうございました
17 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/15(日) 19:08:28.80 ID:324kG3wLO
やる気「……ま、いいっす。どのみち進むしかないっすからね」

ぶりっ子「そうですねぇ。どんどん行きましょう」


来た頃とはすっかり様変わりして、
いやに明るくなった無機質なダンジョンを、
確実に前進していくのであった


>>下1コンマ……探索判定
1〜20……大階段発見
21〜40……極光カウンター+2
41〜60……魔物出現
61〜80……レアトレジャー!
それ以上……!?
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/15(日) 19:14:25.55 ID:fVDRSL0DO
はい
19 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/15(日) 21:14:18.91 ID:Dhe9KLC40
突風が突如として一行を襲う
その風に乗って、流動するオーロラが吹き付ける


怪盗「な、なんです!?」

狙撃少女「まさか、奴が……?」


猛烈なそれが過ぎ去る頃に、それは現れた


虹鳥「………………」

炎魔「不死鳥……?いや、違う!」
20 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/15(日) 21:17:58.94 ID:Dhe9KLC40
それは大きな鳥の姿をしていたが、
不死鳥のように煌々とした炎を纏ってはいなかった
代わりに絢爛たる極彩色のオーロラを纏い、
仇なす者たちに睨みを利かせていた


虹鳥「クキキキキ……」

男「尋常ではない敵意を感じる……戦闘は避けられそうにないな」

中華「フェニックスの前哨戦ってことかな?美味し……面白そうだね」
21 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/16(月) 00:15:17.69 ID:4qWuKP/40
本日はここまでです
ありがとうございました
22 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/16(月) 18:43:23.28 ID:9fhUxhBeO
怪盗の【素早さ】355
虹鳥の【素早さ】300


やる気「では、参るとしよう」

氷魔「……奴がどの程度物理に耐性があるかは未知数です……お気をつけて……」

ぶりっ子「よぉし、私もぶちかましますよぉ!」

怪盗「では、私も!」


三人は三者三様の武器を振るい、
おぼろげな鳥へ攻撃を仕掛ける


>>下1コンマ下一桁×21.5……連携攻撃のダメージ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/16(月) 18:59:53.65 ID:oI3Wle5Y0
どりゃ
24 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/16(月) 21:31:33.65 ID:4qWuKP/40
107ダメージ!
やる気、ぶりっ子は2レベルアップ!
怪盗は3レベルアップ!


ぶりっ子の斬撃が虹鳥を苦しめ、
やる気のドリルのごとき槍がその身を刺し穿ち、
怪盗のハンマーが怯んだ敵を高速で吹き飛ばして壁に叩きつけた


虹鳥「キェーーッ!」

やる気「うむ、よい当たりだ」

怪盗「あいつ軽いですね、このハンマーがめちゃくちゃ効きますよ」
25 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/16(月) 21:38:33.89 ID:4qWuKP/40
狙撃少女「……ふむ、あいつは炎が苦手そうですね」

炎魔「私の出番!と言いたい所ですが……邪な感じはしないので、私の炎じゃ倒せなさそうですね」

男「なら、俺だ」

狙撃少女「頼みますっ!」


彼女はそう言うと同時にパチンコを勢いよく引く
そして、その射線を通すように男は魔法を撃ち込む


男「上級炎魔法!」

狙撃少女「発射!」


弾は魔法と合わさり、燃え盛りながら鳥へ飛んでいく


>>下1コンマ下一桁×7.5……魔法射撃の威力
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/16(月) 23:09:13.48 ID:qMJDFTFOo
ぬん
27 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/17(火) 02:14:03.74 ID:m6W879420
本日はここまでです
ありがとうございました
28 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/17(火) 18:28:05.57 ID:m6W879420
弱点属性(200%)!
120ダメージ!
男と狙撃少女は2レベルアップ!


流星のごとき橙色の弾が、軌跡を描いて虹鳥を貫いた


虹鳥「キェェ……!」


鳥そのものの肉体は燃え、纏っているオーロラも隅から焦げて失くなっていく


男「よし!完璧だっ!」
29 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/17(火) 18:50:04.33 ID:m6W879420
戦闘は終了したのでレベルアップ処理をします
今回も多いので本編と同時進行とします


中華「まさに狙撃手の活躍だったね」

狙撃少女「ありがとうございます。……少し、自信に繋がりました」


一行が安堵していると、死した虹鳥の死体が突如として発光する


氷魔「……なんですか……!?」



男が2レベルアップです

>>下1・2コンマ……男の成長

〜男の成長テーブル〜
01〜20で筋力+3
21〜40でHP+3
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+4
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/17(火) 18:51:51.21 ID:NfhksNOVo
うにょーん
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/17(火) 19:14:18.60 ID:77vtLXaDO
はい
32 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/17(火) 21:26:24.36 ID:m6W879420
男の【HP】71【MP】120


その死体からオーロラの奔流が迸り、一行を包む


やる気「……ここは……?」


そこは、前に向かってオーロラの流れる空間
全方位をオーロラに囲まれ、足場すらもオーロラだ


極光「ふふふ……まずはおめでとう、と言っておこうか」


そして、オーロラの進む先にそれは現れた
わざとらしく大きな拍手をしている


やる気が2レベルアップです
また、レベル30になるので一度上のテーブルに移動します

>>下1・2……やる気の成長

〜やる気青年の成長テーブル〜
01〜40で全能力+6
41〜60で習得『ブレイブハート』
61〜80で習得『看視の魔眼』
81〜90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜やる気青年の成長テーブル〜
01〜20で筋力+3
21〜40でHP+3
41〜60でMP+4
61〜80で素早さ+4
81〜90で全能力+5
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/17(火) 21:36:56.57 ID:77vtLXaDO
はい
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/17(火) 23:24:30.23 ID:5GX+l20vO
35 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/18(水) 02:00:22.18 ID:TXDAbbcq0
本日はここまでです
ありがとうございました
36 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/18(水) 19:11:36.26 ID:/R914emrO
やる気の【HP】63
やる気は『ブレイブハート』を習得しました
精神干渉を無効化することができます


ぶりっ子「あなたがけしかけたんですか、あの鳥」

極光「おいおい、そう睨まないでほしいね……こちらとしては、善意で行ったのだから」

怪盗「思いっきり襲いかかってきましたよ!?」

極光「だね。……焦れったくなってしまってさ。もうこちらで全ての試練を代行してしまおうと考えたのさ」

狙撃少女「……ということは」

極光「オーロラの流れに沿って進むといい。面倒な探索は終わりだ、直接フェニックスに会えるよ」


ぶりっ子が2レベルアップしました

>>下1・2コンマ……ぶりっ子の成長

〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜20で筋力+3
21〜40でHP+2
41〜60でMP+5
61〜80で素早さ+4
81〜90で全能力+5
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/18(水) 19:20:22.60 ID:fElgJ/vDO
はい
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/18(水) 19:54:41.31 ID:vQnZzeLbO
39 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/18(水) 21:04:25.60 ID:TXDAbbcq0
ぶりっ子の【HP】??+34【MP】150


そう言い残して、極光はオーロラの流れに吸い込まれて消えていった


男「……行くか」

中華「そうだね……ついにここまで来たんだね」

氷魔「……感慨に浸るのは……まだ早いですよ……」

やる気「そっすね!」


一行もまた、オーロラに従って光の中へ消えていくこととなる


怪盗が3レベルアップしました

>>下1・2コンマ……怪盗の成長

〜怪盗の成長テーブル〜
01〜20で筋力+1
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+5
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/19(木) 00:27:37.41 ID:79eC16ZDO
はい
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/19(木) 03:45:21.19 ID:3WbDw+QV0
片岡翔太
42 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/19(木) 19:40:57.92 ID:49e/Cw7y0
怪盗の【筋力】121【MP】139


だんだんと視界を光が埋め尽くし、
それがついに穏やかな暗黒へと転じたとき、
塔の頂上へと辿り着いたということが分かる


ぶりっ子「寒い……空気薄い……」

炎魔「しょうがないですね、私が暖めてあげますよ」

怪盗「あ、私もお願いします」


狙撃少女がレベルアップしました
>>下1コンマ……怪盗の成長
>>下2コンマ……狙撃少女の成長


〜怪盗の成長テーブル〜
01〜20で筋力+1
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+5
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜狙撃少女の成長テーブル〜
01〜20で筋力+5
21〜40でHP+2
41〜60でMP+5
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+4
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/19(木) 20:37:20.29 ID:KKYhmUtM0
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/19(木) 20:49:53.79 ID:79eC16ZDO
はい
45 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/20(金) 03:24:30.82 ID:W3r7E7oE0
怪盗の【HP】??+2
狙撃少女の【素早さ】??+14


いつもの調子の三人をよそに、
狙撃少女は幻想的な空間を噛み締めていた
塔の中にあったようなものではない、
穏やかなオーロラが夜空に漂っている


狙撃少女「すごい場所に来ちゃいましたね」

男「ああ、そうだな……」


そう話していると、
突如として鳥の嘶きが聞こえてきた
46 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/20(金) 03:46:43.54 ID:W3r7E7oE0
本日はここまでです
ありがとうございました
47 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/20(金) 18:41:01.13 ID:8L8zbZaMO
夜空を焦がしながら、それは飛来する
燃え盛る深紅の体に、やはりオーロラを纏って、
巨躯の不死鳥が現れた


中華「こ、こいつが……」

氷魔「……フェニックス……ついに……ご対面ですか……」


それは大きく羽ばたくと、口を開いた


不死鳥「>>下1」


狙撃少女のレベルアップ処理が残っているので行います
>>下2コンマ……狙撃少女の成長

〜狙撃少女の成長テーブル〜
01〜20で筋力+5
21〜40でHP+2
41〜60でMP+5
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+4
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/21(土) 00:12:57.45 ID:tEDH5CG4o
定命の者よ退くがよい、これより先は神域である
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/21(土) 01:17:31.56 ID:7DErkEWDO
50 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/21(土) 04:11:13.27 ID:wd3Zc1fY0
狙撃少女の【MP】148


不死鳥「定命の者よ退くがよい、これより先は神域である」

やる気「神域……?」

ぶりっ子「なんだか知りませんがぁ、この先に進むつもりはありませんよぉ」

不死鳥「ふん……どうだかな」

怪盗「私たちはあなたに用があって来たんですからね」
51 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/21(土) 04:39:09.72 ID:wd3Zc1fY0
本日はここまでです
ありがとうございました
52 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/21(土) 19:47:07.54 ID:wd3Zc1fY0
不死鳥「我に用とな……?」


話の最中、どこからともなく極光が現れた


極光「いかにも、その通りでございます」

不死鳥「ほう……何用だ?申してみよ」

狙撃少女「あなたの骨が必要なのです。それを用いて作られた武器が、大魔王を打倒するのに使えるとのことなので」

不死鳥「>>下1」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/21(土) 21:42:29.36 ID:7DErkEWDO
お前達にとって私の骨と同価値だと思う物をなんだ?
それと交換にしよう
54 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/22(日) 04:33:30.98 ID:EJT6rRBh0
不死鳥「お前達にとって私の骨と同価値だと思う物をなんだ?それと交換にしよう」


そう、その炎の化身は告げた


男「……難しい問いだな」

中華「単純に考えても、世界を救いうるようなものでしょ?」

氷魔「……そんなものは……持っていないでしょうね……」

やる気「ってか、目の前に本人がいて、『これと同価値だ』なんて言いたかないっすね」
55 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/22(日) 04:54:13.44 ID:EJT6rRBh0
本日はここまでです
ありがとうございました
56 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/22(日) 19:11:45.88 ID:EJT6rRBh0
炎魔「私とか、どうですか?」


彼女はそう言い放って、不死鳥の前へと歩み出た
誰よりも前に立ってしまったため、
一行の誰も、彼女の表情を知ることはできない


不死鳥「……ほう」

炎魔「私にも不死鳥の力はありますし、純粋なそれではないにしても、骨と同じくらいのパワーはあるんじゃないかなぁ……って」
57 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/22(日) 19:39:48.46 ID:EJT6rRBh0
ぶりっ子「ちょっと、炎魔ちゃん!?」

炎魔「世界を救うなんて大それたこと、今はまだできませんけど」

不死鳥「………………」

炎魔「それはほら、将来への期待も込みってことで!」

怪盗「ダメです!そんなことしちゃいけませんから!」

狙撃少女「そうですよ、思い直すべきです」
58 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/22(日) 21:05:16.77 ID:EJT6rRBh0
男「そうはさせない!」


彼は炎魔の肩を掴み、引き戻す
そして、不安げなその顔を覗く


炎魔「私は、それでもいいんですよ。みなさんの役に立てれば」

男「俺が嫌だと言っているんだ。みんなもそうだ」

炎魔「………………」

男「フェニックス!もし魂を持っていくなら俺にしてくれ。……あとは、世界樹の露なら持っているぞ」

不死鳥「>>下1」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/22(日) 23:24:10.44 ID:2xRQOo3j0
同価値出ない以上骨は渡さん
60 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/23(月) 00:14:34.79 ID:MqOzj+RD0
不死鳥「同価値出ない以上骨は渡さん」


と、フェニックスはきっぱりと言ってのけた
頑固なものだが、
後ろにいた仲間たちは胸を撫で下ろすこととなる
通っていれば、死人が出ていたのだから


中華「さて、どうしようか……」

氷魔「……私に案があります……」

やる気「お、なんすか!?」
61 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/23(月) 00:48:25.32 ID:MqOzj+RD0
本日はここまでです
ありがとうございました
62 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/23(月) 19:19:15.43 ID:MqOzj+RD0
氷魔「……なければ……作るのですよ……!」

ぶりっ子「ど、どうやってぇ?」

氷魔「……中華さん……料理をしましょう……!」


突然の提案だった
だが、もしかしたらやれるかもしれないという期待も一行によぎった
中華本人も、やや逡巡してから答えを出す


中華「分かった!やってみよう」

怪盗「幸運にも、肉はまだありますからね!」
63 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/23(月) 21:11:07.30 ID:MqOzj+RD0
中華「そういう訳で、どうですか?」

不死鳥「ヒトの料理で我を満足させると?」

中華「勘違いされては困りますね。僕はこう見えて神なんですよ」

不死鳥「ほう」

中華「あと救世主で……魔王でもありますよ」

不死鳥「つくづく強欲な奴め……ふん、いいだろう」
64 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/24(火) 02:10:37.65 ID:rPCC47wA0
本日はここまでです
ありがとうございました
65 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/24(火) 19:29:00.67 ID:rPCC47wA0
狙撃少女「さて、キッチンはどうしますか?」

中華「そうだね……流石にキッチンがないと料理できないや」


まだ力が足りていないためか、あるいはそういうものなのか、神にも厨房は必要なようだ


極光「ご心配なく。手は打とう」

炎魔「本当ですか!?」

極光「>>下1」


1.厨房を造り出す
2.基地までのポータルを作る
3.自由安価
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/24(火) 19:44:29.94 ID:G2j16Qof0
1
67 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/24(火) 20:12:35.79 ID:rPCC47wA0
極光「厨房を造り出すことにしようか」


手をかざすと、突如塔の頂上に立方体の部屋が現れた
中を見ればそこは本格的な厨房であり、
一行が拠点としている館のものよりも豪華だ


男「すげぇ!」

極光「こちらとしても、君たちの料理に興味がある。行き倒れた人間の食料を漁っても、保存食か気持ち悪い鳥しか入っていないのでね」
68 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/25(水) 01:40:27.61 ID:OcT1wQos0
中華「と、いっても……肉しか出せないけどね」

不死鳥「美味いものは美味い……バリエーションなど不要だ」


フェニックスはもしかしたら偏食をするタイプなのかもしれない、と男は思った
中華はそれを聞くと、そのまま料理の下準備を始めた


氷魔「……うまくいくと……いいですね……」
69 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/25(水) 01:47:50.46 ID:OcT1wQos0
本日はここまでです
ありがとうございました
70 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/25(水) 19:38:15.17 ID:OcT1wQos0
しばらく待てば、香ばしい匂いが漂ってくる
もう夜なのもあって、一行もみな腹が減っている


やる気「早く食べたいっすね」

ぶりっ子「そうですねぇ、これだけ動き回ったんだから、お肉食べても太りませんよねぇ?」

怪盗「きっとそうですよ!沢山食べましょう!」
71 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/25(水) 19:49:49.31 ID:OcT1wQos0
中華「お待たせー」


彼は厨房からいつものように配膳カートに料理を乗せて出てきた
いつもと違うところといえば、
神格としての力を込めたからか、
料理がやや輝いていることぐらいだ


狙撃少女「早速食べましょうか……」


一行はみな迷わず食事を始め、
中華は完成した料理を一皿、フェニックスに捧げた
不死鳥はそれを神通力で取って、口に運ぶ


不死鳥「>>下1」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/09/25(水) 22:35:40.23 ID:+1TnqB5l0
突然倒れ込み死亡した
不死鳥の体は徐々に骨となり
あとに残ったのは骨と卵だけだった
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/26(木) 00:54:19.51 ID:YfUfJaWDO
思ってた以上に美味いな
74 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/26(木) 03:05:28.80 ID:axizkGjW0
不死鳥「!!!」


突如フェニックスは目を見開き、
そのまま力なく倒れ込んだ


男「……え?」

極光「……ふむ、脈がないですね」


エネルギーの塊のごときその肉体に脈拍があるのかは分からなかったが、死んでいるようだ
そして、その肉体はだんだんと昇華されていく


中華「えっ、えっ、これダメなやつかな!?」
75 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/26(木) 03:16:30.15 ID:axizkGjW0
本日はここまでです
ありがとうございました
76 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/26(木) 19:14:09.72 ID:TWNKq09xO
慌てる中華をよそに、
不死鳥の肉体はどんどん失くなっていく


極光「そういうわけで、ほら。どうやらうまくいったみたいだよ?」


極光が指差す先には、
死したフェニックスの骨と、一つの卵があった


氷魔「……なるほど……転生したのですね……」

中華「あ、そういうこと?よかったぁ……」
77 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/26(木) 20:04:32.30 ID:Un1H2niZO
中華は不死鳥の骨を回収し、食卓に戻る


やる気「確かにこりゃ死ぬほど美味いっすね!」

中華「君も食べなよ。作ってあるからさ」


彼は極光に手招きする


極光「……そうだね。折角だしいただこう」


同じく食卓に着き、食器を手にする
肉料理を口に運ぶため、その外套が外される


>>下1……極光の素顔
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/26(木) 21:30:22.62 ID:+tKYLD5+0
中性的なアルビノ少女
79 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/27(金) 04:43:41.93 ID:EUW/ZGI90
その素顔や髪は極北を覆う氷雪のごとく純白だった
断定するのにやや時間がかかったものの、
中性的なだけでおそらく女性であろうと推察される


ぶりっ子「お、女の子だったんですねぇ!?」

極光「それはそうだろう。だってさ、ボクが不死鳥本人でないなら……巫女に決まっている」

怪盗「ああ……そういうことなんですね」

極光「色々あって姿は隠しているから、よく分からないかもしれないけどね」
80 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/27(金) 05:14:30.95 ID:EUW/ZGI90
本日はここまでです
ありがとうございました
81 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/27(金) 18:17:58.59 ID:dnj7rv06O
狙撃少女「巫女をやられて何年になるのですか?」

極光「うーん、数えてないけど……結構長いよ。多分半世紀はやってるね」

男「え"っ」

中華「歳を取らないってことかな?」

極光「そう。先代までは普通の人間と同じように扱ってたらしいのだけれど……ここ、人いなさすぎるから人材が足りないまたいで」


不死鳥も人材不足に喘ぐのだなぁ、と一行は思った
82 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/28(土) 03:37:12.40 ID:jiOVSuxo0
氷魔「……正気を保っていられるのは……すごいことのように思います……」

極光「君たちのような冒険者がときおり現れるから、結構退屈はしないよ」

やる気「へぇ、来るもんなんすね」

極光「そうだね。それだけの気骨があるのだから、やっぱり不死鳥が誘っても巫女や司祭にはなってくれないみたいで」


確かに、冒険のために極北まで来るような者は本物だ
一行もやってきてはいるが、
明確な目的あってのことであるからだ
83 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/28(土) 04:17:34.12 ID:jiOVSuxo0
本日はここまでです
ありがとうございました
84 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/28(土) 19:36:24.23 ID:jiOVSuxo0
談笑しているうちに、料理は全てなくなった
目的のものも手に入れたため、
一行はその場を去ろうとする


ぶりっ子「じゃ、ぼちぼち帰りましょうかねぇ」

極光「おっと、一ついいかな?」

怪盗「なんでしょう?」

極光「不死鳥の骨……武器にするんだよね?」
85 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/28(土) 19:40:49.05 ID:jiOVSuxo0
狙撃少女「そうですが……なにかまずかったですか?」

極光「ああいや、そんなんじゃないよ。ただ……」

狙撃少女「?」

極光「ボクはフェニックスの巫女だから、今ここでそれを武器に昇華することもできるんだ」

中華「へぇ……じゃあ、やってもらう?」

男「そうだな」


巨大な不死鳥の骨を極光に渡すと、
彼女はそれをどうにか掲げて祈りを捧げた
夜空の彼方からオーロラが到来し、
骨を包み込んでいく
次第にそれは姿形を変容させ、新たな武器となる


>>下1……どんな武器になった?
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/28(土) 20:17:12.49 ID:jP6YOPHDO
深紅の日本刀
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/28(土) 20:19:05.74 ID:4aSh1YhRo
やっと追いついた
柄に螺鈿細工の施された槍
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/28(土) 20:59:12.46 ID:d+qPKjkA0
紅い羽根をモチーフにしたライフル銃
89 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/29(日) 03:41:02.43 ID:DHBsdekK0
よくよく考えてみればでっかい不死鳥の骨なので武器一つにしかならないのはやや不自然でした
なので、上記三つの安価は全て採用させていただきます


氷魔「……三つ……ですか……」


ゆらめく光の帯が去っていくと、
そこには武器が残った
その一つは深紅の日本刀であった


男「……暖かい」


なんとなくそれを拾った彼は、
自らの掌から臓腑にじんわりと温もりが抜けていくのを感じた


やる気「……そして、槍があるっすね」
90 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/29(日) 04:41:37.20 ID:DHBsdekK0
本日はここまでです
ありがとうございました
91 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/29(日) 19:50:57.69 ID:DHBsdekK0
やる気は剣の傍らに落ちていた槍を拾った
柄には螺旋の細工が施されており、
美術品としての武具のようにも見える
だが、拾ってみればそれは手に馴染む


ぶりっ子「変わった槍ですねぇ」

やる気「そっすね。男も言ってたっすけど、なんか暖かいっすね」


その螺旋の模様は不死鳥の輪廻転生を暗示しているかのようだった
92 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/29(日) 23:47:22.85 ID:DHBsdekK0
狙撃少女「あ、銃もありますよ。ほら、これライフルです」

怪盗「随分綺麗なライフルだよね〜」


スタイリッシュなその銃身は紅く華やかで、
形状としては赤い羽根がモチーフになっていることが明らかだ


狙撃少女「使います?」

怪盗「美術品としては欲しいけど……それ、私には扱えないかな」
93 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/30(月) 00:05:24.23 ID:o2U2nfLR0
極光「気に入ってもらえたかな?」

男「ああ。美しく、強靭だしな」

極光「そう。それはよかった」

中華「お世話になりっぱなしだね」

極光「全部仕事だから気にしなくていい。さ、そろそろ帰るべきだ。風邪をひいてしまうよ?」


夜の極北は冷える
標高高き塔の頂ともなればその寒さはいっそう強く、
フェニックスの卵が暖房のようにはたらいてはいるものの、それでも寒かった
94 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/30(月) 00:47:00.92 ID:o2U2nfLR0
本日はここまでです
ありがとうございました
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 02:03:27.22 ID:OLDt+iZuo
おつおつ
温情やったぜ
96 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/30(月) 19:36:49.33 ID:o2U2nfLR0
氷魔「……そうかもしれませんね……」

極光「ボクが送ってあげるよ。さぁ、目を閉じて」


彼女に促されるまま、みなが目を閉じた
そうしてしばらくじっとしていると、
上空から不死鳥の鳴き声が聞こえた


やる気「っと!」


目を開ければ、そこは塔の外だった
声のする方を見れば、
極光と産まれ直した不死鳥が一行を覗いている
フェニックスの体はかなり小さくなっており、
産まれ直したことが際立って分かるだろう
97 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/30(月) 21:31:17.82 ID:o2U2nfLR0
ぶりっ子「また会いましょう!」

極光「ああ、またね!」

不死鳥「キーンッ!」


お互いに手を振り合いながら、極北の山を下っていく


怪盗「さて、これからどうします?」

狙撃少女「図書館の街に直行……と言いたい所ですが、極北戦士さんに報酬を渡していませんね」
98 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/30(月) 22:26:00.35 ID:o2U2nfLR0
一行は山をひたすら下り、
極限まで冷えた極北の夜を歩く
だが、不死鳥の骨から作られた武器がほんのりと温かく、極端に凍えることはなかった


男「そろそろキャンプだな」

中華「ああ、なんか今日はどっと疲れたよ」

炎魔「確かに、早く寝たいです」

氷魔「……これまでの中でも……かなり激動の日だったと言えそうですね……」
99 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/09/30(月) 22:33:11.73 ID:o2U2nfLR0
本日はここまでです
ありがとうございました
100 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/10/01(火) 19:34:09.00 ID:SJaM21w60
しばらく歩いて、
基地にある極北戦士の小屋までやってきた
やはりボロボロで、風が抜けている


やる気「すみませーん」

極北戦士「……む、君たちか」

ぶりっ子「えぇ、お陰様であの子たちは安全な場所まで移動させられましたよ」

極北戦士「そうか、それはなによりだ」

怪盗「そういう訳で、お礼をしに参りました」
101 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/10/01(火) 19:37:39.63 ID:SJaM21w60
極北戦士「別に、仕事のつもりではなかったのだがな……」

炎魔「そう言わずに、感謝の気持ちです!」


【ギルドの資金】72160295


極北戦士「十万も!?」

狙撃少女「これでも少なすぎるぐらいです。沢山の子供たちの命を守ったのですから」

極北戦士「うむむ……わ、分かった。受け取っておこう……」
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