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【SP安価】浜面「とある紅蓮の」シャナ「炎髪灼眼」【禁書×シャナ】

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311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/24(火) 17:52:36.06 ID:UETGOLIDO
私はそれなりに人を知ってるから詭弁だと思ったノ
非人道な事は理事長が頑張ってるのに確認とったのか怪しかったし
312 :1 [saga]:2024/09/24(火) 19:01:03.18 ID:c6W0eVN90
 そげな・・・
 http://news.yahoo.co.jp/articles/cce5d5a7cdaa016df94fb0eabfa1a7669cff6f61
313 :1 [saga]:2024/09/24(火) 19:24:20.57 ID:c6W0eVN90
 シティマカーブル「私はそれなりに人を知ってるから詭弁だと思ったの」


 シティマカーブル「非人道な事は理事長が対処を頑張ってるのに、それを無視して」


 シティマカーブル「人の役に立つ事を提案するなんて・・・怪しい以外にないわ」


 浜面「そうか・・・それでお前は難を逃れてレディバードは連れ去られたって訳か」


 シティマカーブル「連れ去られたというより・・・木原端数の理想を信じてしまったから」


 シティマカーブル「私を分からず屋って言って突き飛ばしたの」


 亡亡「追跡装置もその日に取り除かれたようで追う事はできないでいたんだ」


 フリルサンド#G『だけど、木原端数が紅世の徒と協力するこの事態が起きたから』


 フリルサンド#G『やっと追いつけたという感じね。連れ戻せるかは別として・・・』


 悠二「・・・まさかとは思うけど、抵抗したらやむを得なく壊すって言わないよね?」


 浜面「おいおい・・・そんな事考えてねぇよな?お前の妹なんだぞ?」


 シティマカーブル「・・・わからない。あの子にとってどうすればいいのか・・・」


 五和「>>314



 ショック過ぎて先に書き込んじゃいました・・・
 アスバディ組とか神華皇子や写影君とか恋査29のために貯めてた石が無駄に・・・orz
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/24(火) 19:31:32.55 ID:KZaYhDSxO
スクエニのソシャゲにしては5年間は超長生きだったけど悲しい…
アイテムのコミカライズ出てるしまだ続くと思ったんだけどなあ
どこかで続けてくれないかな

私は当然話し合うべきだと思います
仲のいい姉妹は理想ですけど、時にはぶつかり合って見えるものがあるでしょうし……
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/24(火) 19:35:23.42 ID:09SThMjxO
良く考えるとシナリオが失われるのはすごい惜しいんだよな、電撃のラノベたちとここまでコラボした作品もマジで稀有だし

私はシティマカーブルさんのすべきことは1つじゃないですか?
人造だろうと唯一の姉妹なんですから
316 :1 [saga]:2024/09/24(火) 20:32:28.59 ID:c6W0eVN90
 五和「私は当然話し合うべきだと思います。唯一無二の妹なんですから」


 五和「仲の良い姉妹は理想ですけど、時にはぶつかり合って見えるものがあるでしょうし・・・」


 悠二「そうだね。血の繋がりがあるとかないとか関係なしに、絆は結ばれるものなんだ」


 悠二「ぶつかり合って歩み寄れば、もっと絆が深まるんじゃないかな」


 シティマカーブル「・・・うん、わかった。話してみる」


 浜面「よしっ!その意気があれば大丈夫だな。で、まだ他にも居るのか?


 ドレンチャー「そのようですが・・・残念ながら正体までは判明していません」


 ドレンチャー「ただ、狙いはわかっています。その正体不明の人物と木原端数は統括理事長の」


 ドレンチャー「居城たる窓のないビルの侵入で・・・紅世の徒は統括理事長本人を狙っています」


 悠二「統括理事長を・・・?その人が徒に狙われるのなら何か特別な力があるんだよね?」


 浜面「いや〜?別にこれと言って胸のデカ・・・ゲフン!ふ、普通の女子学生だよな?」


 五和「は、はい。力ではなく統括理事長という存在だから狙われているんじゃないかと・・・」


 フリルサンド#G『いいえ。風斬統括理事長は彼の言っている通り特別な力を持っているわ』


 フリルサンド#G『それがどんなものなのか・・・詳しくは本人から聞く事ね』


 悠二「>>317
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/24(火) 20:46:01.24 ID:6GwKVwQ4O
存在に関する力について何か大きなものがあるのかもしれないね
三柱神の一人だから狙うということは、徒にとって利益があるのは間違いないだろうし
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/24(火) 20:46:47.82 ID:XxXcEMDfO
でもそんな堅牢な建物に住んでる理事長さんが出てくるってあるのかな?
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/24(火) 20:47:58.51 ID:Uxnw2ElGO
地位や立場じゃなくて能力が徒にとって都合が良いのかも…
能力開発をしているなら関連する何かがあってもおかしくない気がする
320 :1 [saga]:2024/09/24(火) 21:33:01.97 ID:c6W0eVN90
 悠二「地位や立場じゃなくて能力が徒にとって都合が良さそうだからね」


 悠二「能力開発をしているここなら、関連する何かがあってもおかしくない気がする」


 浜面「あーそう考えてみちゃそうだよな。紅世の徒なら能力に目を付けそうだし・・・」
 

 悠二「うん。存在に関する力について何か大きなものがあるのかもしれないね」


 悠二「三柱神の2人が狙うという事は紅世の徒にとって利益があるのは間違いないよ」


 五和「2人・・・という事はシュドナイさんとヘカテーさんが来てるんですね」


 浜面「それ考えたら・・・無理ゲーじゃね?徒だけならともかく、あの2人を倒すのって」


 ドレンチャー「最終手段としては元の世界へ強引に押し戻すしかありませんね」


 悠二「それは有効かもしれませんけど・・・大人しく戻ってくれるかどうか・・・」


 五和「その時は、この世界を守護する魔神様の力をお借りしましょう」


 悠二「魔神・・・?」


 アニェーゼ「ここでは超能力が一般的ですけど、逆に信じられていない魔術も存在しますからね」


 アニェーゼ「なので、神様とか妖精も現実に居やがるって訳ですよ」


 悠二「そ、そうなんだ・・・僕の世界もそうだけど、この世界もかなり変わってるんだね」


 浜面「まぁ、自分が居る世界と比べてみりゃな。で、アニェーゼ?どうだったんだ」


 アニェーゼ「>>321
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/24(火) 21:38:26.14 ID:6GwKVwQ4O
喜んでやがりましたがイマイチ素直じゃねえんですよ、素直に『うれしー!』とか言えばいいのにちょっとクール気取りやがってました
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/24(火) 21:39:38.96 ID:ypNhSdbnO
神裂とヴィリアン様に面倒見てもらって回復はしていやがるようですね
坂井さんのことは聞いて満更ではない感じなのが声のトーンでわかりましたし
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/25(水) 08:00:34.07 ID:VhAtm+C1O
おつおつ
五和や猟虎はヴィルへルミナの服とかすごいワクワクして見そうな気が
それぞれコス衣装やマンガに使えるのでは?と思ったりとか

シティマカーブルとの関係の描き方がどんどん気になっていくしたのしみ
324 :1 [saga]:2024/09/25(水) 21:39:48.02 ID:p2DU4aHi0
 アニェーゼ「悠二さんの事を聞いて満更ではない感じなのが声のトーンでわかりましたけど」


 アニェーゼ「クールぶっててイマイチ素直じゃなかったですね」


 アニェーゼ「無事よかったとか一言ぐらい言えばいいですのに」フンス


 悠二「あはは・・・まぁ、シャナらしくて寧ろホッとしたよ」


 悠二「シャナの方はもう大丈夫そうなのかな?」


 アニェーゼ「はい。神裂とヴィリアン王女に面倒見てもらったおかげで」


 五和「誰かが悠二さんの世界から来ていたりはしてましたか?」


 アニェーゼ「ヴィルヘルミナとマージョリーって女性が2人が来たそうですよ」


 アニェーゼ「他のお仲間はこっちの世界へ移動できる人数制限のためにダメだったとか」


 悠二「そっか。佐藤と田中も来てくれたら心強かったんだけど・・・仕方ないな」


 浜面「・・・ん?なぁ、五和。この悠二は何巻ぐらいから来てるんだろ?」ヒソヒソ


 五和「そういえば・・・恐らく、ヴィルヘルミナさんの認識と佐藤さんの言及からして」ヒソヒソ


 五和「[巻までは確実に進んでいる様子ですね。・・・浜面さん、もしもですよ?」


 五和「悠二さんが最終巻・・・つまり未来について聞いてきた際には口をつぐみましょう」


 浜面「>>325
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/25(水) 21:45:52.21 ID:NEfamHVjO
そっか、未来を言ってしまうのは違うもんな
坂井たち自身で未来を切り拓いて行くべきだし
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/25(水) 21:46:43.50 ID:s8CFFwCWO
そんな野暮なことするもんじゃないだろ
結末を決めるのは俺達じゃなくて全員でやるべきことだろうしさ
327 :1 [saga]:2024/09/25(水) 22:46:14.15 ID:p2DU4aHi0
 浜面「あぁ、そうだよな。未来の事を言っちまったら・・・」


 浜面「悠二達自身で未来を切り拓いて行くべきだし、そんな野暮な事はするもんじゃないしな」


 浜面「結末を迎えるのは俺達じゃなくて・・・悠二達がやるべき事だからさ」


 五和「その通りです。ただ・・・悠二さんなら敢えて聞かないかもしれませんね」


 五和「私達が答えるのに困ってしまうのを察して・・・」


 浜面「あり得るな。じゃあ、その時は俺達もありがたくすっ呆けるとしようぜ」


 悠二「じゃあ、明日にはシャナ達もこの街に来るんだね」


 アニェーゼ「イギリス清教と一時協力体制を敷く事にもなりましたから、事態の解決にあたって」


 アニェーゼ「ついでに増援も派遣してくれるみたいです。いい加減な選抜はしないと思いましょう」


 悠二「協力してもらえるだけでもありがたいよ。紅世の徒は僕らよりも大勢で来ているはずだ」


 悠二「>>328
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/25(水) 22:48:58.16 ID:wJYllGJeO
こちらにも内通者がいるなら僕らより多いのは自明の理だからね…
さっき徒と戦ってみたけど、浜面もみんな頼り甲斐があるってわかったから……
よろしくね!
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/25(水) 22:50:11.93 ID:MFM+JoQyO
手強いのが多いのは手を合わせてわかっただろうけど、確実に僕らをここで倒すためにしてくるからもっと厄介だよ…
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/25(水) 22:50:45.93 ID:aj4HKG6AO
僕ももう少し存在の力をコントロールしないと…
もう少し強くなりたいな
331 :1 [saga]:2024/09/25(水) 23:30:27.47 ID:p2DU4aHi0
 悠二「徒と戦って手強いのが多いってわかっただろうけど・・・」


 悠二「浜面君や皆も頼り甲斐があるってわかったから、改めてよろしく頼むよ」


 浜面「おうっ、任せとけ。俺の仲間にも連絡しておくから戦力はかなり増すぜ」


 浜面「何とかゼロワンを本調子にしてもらえるよう、申し訳ねぇがちょっと催促してみるか」


 悠二「僕も・・・もう少し存在の力をコントロールできるようになりたいな」


 悠二「シャナや皆の力になってあげたいから、そのためにも頑張らないと」


 ドレンチャー「では、作戦をまとめると・・・翌日にまず彼と彼女のお仲間と合流します」


 ドレンチャー「そして狙われている統括理事長の元へ赴き保護しましょう」


 ドレンチャー「今現在、窓のないビルは警戒態勢となっていて近付く事はできません」


 ドレンチャー「しかし、統括理事長も状況は把握していますので接触してくださるはずです」


 悠二「あっ・・・浜面君。今夜だけここで寝泊まりしてもいいかな?」


 悠二「財布はあるにはあるんだけど・・・」


 浜面「>>332



 今日はここまで。
 おやすみなさいでせうノシ
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/26(木) 06:33:19.90 ID:YSuRzWHeO
流石に俺がスキルアウトの頃みたいに適当な所で寝ろなんてさせたら不味いだろ…
このアジトの仮眠室は空いてるところもあるしそこでな
……お金はシャナに何か買うのに使うと喜ぶんじゃねえか?ヒソヒソ

おつおつー
ドレンチャーが頼れる大人らしくて良い!
意外と浜面と五和も相性良いし飛電アイテムもよくなっていきそう
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/26(木) 07:56:10.04 ID:PCsT8/ziO
ヴィルへルミナとマージョリーはイギリスに来たかこれは期待できる、割とシャナ戦力も揃ってきたね

徒が来るかもしれねえから良いぜ、ここで良ければだが
寧ろまだ引っ越ししたてだから何もないんだけどな
334 :1 [saga]:2024/09/26(木) 20:35:48.65 ID:eZpV59C00
 浜面「もちろんいいぜ。適当な所で寝ろなんて言うわねぇからよ」


 浜面「仮眠室なら必要なもんは全部揃ってるし不自由はしないぜ。寛いでってくれ」


 悠二「ありがとう。明日に備えて休ませてもらうよ」

 
 浜面「徒がいつ現れるかわからねぇし、朝一に丈澤博士と会わないといけないから」


 浜面「俺も今日はここで泊まるか。滝壺に連絡入れとかないと・・・」


 五和「アニェーゼさんはどうしますか?もしよろしければ私の自宅にでも・・・」


 アニェーゼ「そうしましょうか。慣れない所で寝るより知ってる人の家の方が気楽でしょうから」


 ドレンチャー「では、私達も明日に備える必要がありますので失礼します」


 フリルサンド#G『全員、時間厳守でお願いするわね』


 浜面「ああっ。明日はよろしく頼むぜ、ドレンチャー社長、フリルサンドさんよ」


 亡亡「シティマカーブル、母さんが待っているから帰ろう」


 シティマカーブル「・・・うん」コクリ


 
 視点変更

 イギリス清教
 ヴィランサイド

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/26(木) 21:46:43.69 ID:5bPP5eYvO
ヴィラン
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/26(木) 21:46:59.34 ID:K84co0X2O
ヴィラン
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/26(木) 21:47:19.72 ID:oid391n7O
イギリスサイド
338 :1 [saga]:2024/09/26(木) 22:49:41.30 ID:eZpV59C00
 -学園都市 第一九学区-


 シュドナイ「戻ったぞ。待たせたな、俺のヘカテー」


 ヘカテー「然程待ってはいませんし、私はあなたのものではありません」


 ヘカテー「それよりも例の陽炎の街・・・その少女はどうしたのですか?」


 シュドナイ「相変わらず手厳しい事だ。例の代物はまだ手に入ってはいないぞ」


 端数「少々厄介な問題が起きての。まぁ、当初の目的であるデータは入手できたんじゃ」


 端数「これを元に装甲板が逃がしきれない衝撃波のパターンを解析してみるとしよう」


 レディバード『先生。そのパターンを解析次第、私にデータを入力してください』


 レディバード『そうすればこの役立たずサングラスに任せなくてもいいですから』


 シュドナイ「やれやれ、まだ根に持ってるのか・・・俺にだって想定外だったさ、あれは」


 ヘカテー「何があったのかは知りませんが、あなたの落ち度であるなら擁護できません」


 シュドナイ「・・・そうかい。まぁ、そうしてくれるなら、こっちは楽に事を済ませられるな」

 
 端数「ふむ・・・しかし、掘削機でも使おうかと思っていたんじゃがのう」


 レディバード『>>339
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/26(木) 22:58:45.30 ID:5bPP5eYvO
物理的な干渉に対しては強固な壁に従来の掘削機は衝撃波には少し弱いかもしれません
つまり従来のもの以上のということですか?
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/26(木) 22:59:37.43 ID:Dg4ZxVMAO
彼ら達が放つ衝撃波が防御と反発してる隙に使うのは有りたと思います
341 :1 [saga]:2024/09/26(木) 23:32:44.26 ID:eZpV59C00
 レディバード『物理的な干渉に対しては装甲の性能が予想よりも高かった場合に従来の掘削機では」


 レディバード『破壊力が弱いかもしれません。なので、私のスペックなら問題ないはずです』


 レディバード『先生の役に立てば、他の人々のためにもなると思いますから』


 端数「・・・そこまで言うのであれば、是非とも君を使わせてもらおうかの」


 レディバード『はい。・・・放電機械油の補給を行います』スタスタ


 シュドナイ「・・・しかし、陽炎の街か・・・」


 シュドナイ「探耽求究の奴、それが大命遂行の鍵になると言うが本当なのかねぇ」


 ヘカテー「是非もありません。いかな犠牲を払ってでも、目的を果たさなくては」


 シュドナイ「承知の上だ。それにしても・・・くくっ」


 ヘカテー「何がおかしいのですか?」


 シュドナイ「なに、邪魔立てをしてきた威勢のいい嬢ちゃん達なんだが・・・」


 シュドナイ「なかなかどうして遠出もしてみるものだな。楽しませてくれそうだ」

 
 ヘカテー「>>342
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/27(金) 07:41:22.08 ID:d8gR38cfO
色情に煽られるのは男性としての本能として理解はできますが、聞いたところだとただの学生に過ぎないのであればそれを好むのは少し引きますが…

おつおつー
シュドナイはヘカテーを慈しんでるけどヘカテー側は塩なのがまた良いよね…
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/27(金) 08:17:22.44 ID:pSHgwVWWO
私としてはこのような科学の進んだ陽炎の街よりも自然あふれる山々の方が好きですが
344 :1 [saga]:2024/09/27(金) 11:31:01.22 ID:wFKGteMO0
 ヘカテー「私としてはこのような建物しか見えない街よりも、自然溢れる山々の方が好みです」


 ヘカテー「加えて・・・色情に煽られるのは男性の本能として理解できるものの」


 ヘカテー「それを好むというのは正直、少し引きます。今後は必要最小限の会話に留めましょうか」


 シュドナイ「勘違いされちまってるが、そうじゃないぞ。つまらん旅路にはならないと思ったんだ」


 シュドナイ「宝具を持たずして、またはミステスでもないというのに俺に噛み付いて来たからには」

 
 シュドナイ「次に会った時、存分に遊んでやろうと思ってな」


 ヘカテー「・・・道楽にかまけている暇はありません。大命の遂行こそが第一です」


 ヘカテー「どうやら、この世界における上位存在がどこかしらか私達を監視していますから」


 シュドナイ「ほぉ・・・観ているだけで手出しをしないとは、どういう了見なんだろうな」


 ヘカテー「わかりません。しかし・・・間違いなく私達だけでは勝機はないでしょう」


 シュドナイ「・・・お前がそういうなら、遊ぶ時間はそう無さそうか。少しばかり惜しく思うな」


 シュドナイ「>>345
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/27(金) 12:24:26.16 ID:pSHgwVWWO
ここの奴らのレベルをもっと測って挑みたいものたいんだがな
特に可能なら成長したあの娘たちと、な
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/27(金) 12:47:34.95 ID:9ViwRBz6O
上位存在とやらにも挑みたいが目下はそれではないか
347 :1 [saga]:2024/09/27(金) 15:56:47.40 ID:wFKGteMO0
 シュドナイ「ここらの奴がフレイムヘイズに引けを取らないと確信したからな」


 シュドナイ「上位存在とやらにも興味はあるが・・・目下は大命のためなら仕方ない」


 シュドナイ「・・・ところで、あの陰気そうで気が強い鏡像佐天だったか。アイツはどうしたんだ?」


 端数「さぁのう。先日協力すると言っておきながら全く姿を見せておらんのじゃ」


 端数「まぁ、明日になれば必ず現れる。心配せんでもいいじゃろう」


 シュドナイ「それならいいがな・・・あの眼は平気で裏切る気配を漂わせていた」


 シュドナイ「間違いなくあのビルに穴を開けたら協力関係なんて無視するだろうな」


 端数「ふむ、確かに・・・まぁ、その時はその時じゃ。こちらで何とかしよう」

 
 
 レディバード『んくっ・・・っはぁ』ゴクンッ


 レディバード『各部にも塗り込もう・・・』ヌリヌリ
 

 レディバード『・・・』



 シティマカーブル[私達が存在する理由は・・・]


 シティマカーブル[だから、戻ってきて。レディバード]



 レディバード『・・・』グシャッ


 ―ボトボトボト・・・ボトッ・・・

 レディバード『>>348
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/27(金) 18:42:12.92 ID:J09oow+ZO
私が進むべき道はそちらではない
博士とともに今は進む
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/27(金) 19:34:04.74 ID:MoxMOpbfO
存在理由は自ら見つけるものだろうに…
350 :1 [saga]:2024/09/27(金) 22:17:32.72 ID:Ul0zW0PC0
 レディバード『私が進むべき道は・・・博士と共に進むべきなんだから・・・』


 レディバード『存在意義は自ら見つけるものなのに・・・どうして指図されないといけないの?』


 レディバード『間違ってなんかいない。なのに・・・どうして?』


 レディバード『どうしてシティマカーブルはあんな事を・・・?』


 レディバード『・・・』


 レディバード『私の存在意義は先生の役に立つ事。それだけ』


 レディバード『間違っていると言われようと私は全うする』


 レディバード『>>351
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/27(金) 22:23:33.55 ID:ZgzYKr7JO
私を認めてくれた博士のために…
シティマカーブルにも分かってもらえたら良いのにな
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/27(金) 22:24:03.38 ID:LM0cPdMBO
今度あったら本気で気持ちを伝えてみようかな
353 :1 [saga]:2024/09/27(金) 23:22:10.61 ID:Ul0zW0PC0
 レディバード『私を認めてくれた先生のためにも・・・』


 レディバード『シティマカーブルにもわかってもらえたらいいのに・・・』


 レディバード『今度会ったら本気で気持ちを伝えてみようかな』


 レディバード『きっとわかってくれる・・・はず』

 
 端数「レディバード君、メンテナンスは済んだかな?」


 レディバード『・・・はい。肢体の各部及び動力源の異常はありません』


 端数「ふむ、それなら結構じゃ。では、明日に備えて休もうかのう」


 レディバード『わかりました』


 
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/28(土) 07:11:33.07 ID:UF2jFqLqO
おつおつー
レディバードのこれからがすごく気になる…
本心ではまだシティマカーブルとの縁が残ってるのかな
355 :1 [saga]:2024/09/28(土) 18:24:31.39 ID:O7ZDfXwc0
 〜数時間前〜

 -イギリス ロンドン ランベス 必要悪の教会の女子寮-

  ―・・・シュフォンッ
 
 ―スタンッ

 シャナ「あっ・・・ヴィルヘルミナ・・・」


 ヴィルヘルミナ「・・・これは驚きなのであります。まさか貴女が出迎えてくれるとは」


 ティアマトー『驚喜』


 シャナ「・・・」


 神裂「・・・コホンッ。貴女がヴィルヘルミナですね。初めまして、神裂火織です」


 神裂「シャナさんとアラストールからどういった事態なのかは把握していますので」


 神裂「バル・マスケの野望を阻止するためにも協力させていただきます」


 ヴィルヘルミナ「それは願ったりなのであります。見た所・・・腕が立つようでありますから」


 ティアマトー『情意投合』


 神裂「いえ、それほどでも・・・」


 神裂「>>356
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/28(土) 19:18:16.30 ID:wvlNJTaLO
ティアマトーのセリフって地味に難しい気がする

それにしても貴方はとても落ち着きを感じますね、名の知れたフレイムヘイズとは教えていただきましたが……
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/28(土) 19:20:31.97 ID:H2OaXQQdO
見れば見るほどメイド服ですね……
一見すると良家の侍女にしか見えませんが
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/28(土) 19:23:54.82 ID:SpyI7roPO
この振る舞いはシャナを育てたからこその育ての親としての「余裕」でしょうか?
私もまだまだ成長の余地はあるということですね
359 :1 [saga]:2024/09/28(土) 20:57:26.80 ID:O7ZDfXwc0
 神裂「(それにしても、この振る舞いはシャナさんを育て上げたからこその)」


 神裂「(親としての余裕でしょうか?私はまだ慣れていないので少し羨ましいです・・・)」ジッ


 ヴィルヘルミナ「(・・・?・何やら妙な視線を感じるのであります)」


 神裂「(私もまだまだ成長の余地はあるという事でしょう。感服しました)」


 ヴィルヘルミナ「私の顔に何か付いているでありますか?」


 ティアマトー『凝視』


 神裂「あ、いえ。一見すると良家の侍女に見えますが、名の知れたフレイムヘイズと」


 神裂「教えていただいた通り、別の世界に来たのにも関わらずとても落ち着きを感じますね」


 ヴィルヘルミナ「紅世という世界がある以上はそれとは異なる世界があったとしても」


 ヴィルヘルミナ「然程不思議には思わないであります」


 ティアマトー『奏然自若』


 神裂「なるほど、それなら納得します。・・・ところで、シャナさん?」


 シャナ「あっ・・・。・・・ヴィ、ヴィルヘルミナ」トコトコ


 ヴィルヘルミナ「なんでありましょうか?」

 
 シャナ「・・・勝手に悠二と行ってしまって・・・ごめんなさい」


 シャナ「>>360



 >>356 四字熟語と簡潔な感じだけなので深い意味を考えなければ楽でせう
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/28(土) 21:00:42.00 ID:+j+XAyPDO
相手の数が読めない段階で行ってしまったのは短絡的だったわ、お陰で川に落ちてしまったし……
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/28(土) 21:02:42.02 ID:vphr7LXFO
以前のつっちーに着たら良いぜよと勧められたメイド服あたりでもありそう
シンパシーあったりして

ヴィルへルミナがいないと困る場面なんて少し考えただけでも思い浮かんだし、まだまだ私は冷静さが足りなかったわ
362 :1 [saga]:2024/09/28(土) 22:28:42.19 ID:O7ZDfXwc0
 シャナ「相手の数が読めない段階で行ってしまったのは短絡的だったわ」


 シャナ「おかげで川の中に出てきたから溺れてたみたいだし・・・」


 ヴィルヘルミナ「はい?」


 ティアマトー『意味不明』


 シャナ「ほ、本当なのよ!だから、ヴィルへルミナがいないと困る場面なんて」


 シャナ「少し考えただけでも思い浮かんだし・・・冷静さが足りなかったわね」


 シャナ「だから・・・正直に謝るわよ。ごめん・・・」


 ヴィルヘルミナ「・・・どう説教するべきか悩んでいたのでありますが」


 ヴィルヘルミナ「その必要もなくなったようなので今回は大目にみるのであります」


 ティアマトー『情状酌量』


 ヴィルヘルミナ「一先ずは貴女が無事で何よりだったであります」


 シャナ「ヴィルヘルミナ・・・あ、ありがとう・・・」


 アラストール『して、お主以外のフレイムヘイズは?』
 
  
 ヴィルヘルミナ「間もなく到着する頃かと。しかし、1人のみと心許ない戦力でありますが」

 
 シャナ「えっ・・・!?1人だけって、どうしてなの?」


 ヴィルヘルミナ「無明鏡振の所有する面積に差がある分、バル・マスケと比べ」


 ヴィルヘルミナ「こちらから送れる人員は限られているのであります」


 ティアマトー『少数精鋭』


 神裂「>>363
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 06:41:09.37 ID:fbWVsba3O
そこは私達もサポートしますから、皆さんは心配なさらないでください
ちなみにどういう方か伺っても?
貴方たちのようなタイプでしたらありがたいのですが……

おつでしたのー
シャナから聞いてもヴィルヘルミナとねーちんの声は聞き分けにくいんじゃなかろうか
しかしこちらのシャナ戦力MAX4人はなかなか厳しいわねえ…
364 :1 [saga]:2024/09/29(日) 19:06:02.58 ID:ELLKs7p00
 神裂「そこは私達もサポートしますから、心配なさらないでください」


 神裂「ちなみに・・・その方がどういった方なのか伺っても?」


 シャナ「どういったって・・・何か気になる事でもあるの?」


 神裂「大した事ではありませんが・・・貴女方の様なタイプでしたら、ありがたいのですけれど」

 
 神裂「もし仮に敵意を向けられた場合の対応を考えなければならないですから」

 
 アラストール『なるほど、そこまでの気配りをしてくれるとはな』


 ティアマトー『温情主義』


 ヴィルヘルミナ「彼女は酒さえ入らなければ、あまり心配はないのであります」
 

 神裂「酒癖が悪いのですか・・・わかりました。その点は注意しましょう」
 

 シャナ「・・・でも、まさか1人だけだなんて想定外だったわね」

 
 神裂「無明鏡振でしたか?それはどういった代物なのでしょうか?」


 アラストール『宝具・・・あらゆる不可思議の現象を引き起こす器物だ』


 ヴィルヘルミナ「無明鏡振は極端に言えば、別世界へと渡たる宝具であります」


 神裂「>>365
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 19:14:46.56 ID:q+8Ex67PO
なるほどキャパシティとして少数に限られてしまった理由はそこにあると…
一人だけが予想外というのは何か干渉した存在がいたということでは?
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 19:24:40.05 ID:8jw+vvBtO
その宝具を使えば事態は好転すると?
こちらの世界に来たのでしたら私達も協力できるはず…フム
367 :1 [saga]:2024/09/29(日) 21:07:22.05 ID:ELLKs7p00
 アラストール『本来、元の世界と紅世との狭間は虚無が支配する空間でしかない』

 
 アラストール『だが何らかの理由でどちらでもない第三の世界が近付いた場合に限り』


 アラストール『無明鏡振は強く共鳴する。その第三の世界こそが、この世界という訳だ』


 神裂「なるほど。敵もそれを使っている以上は増援を呼び寄せる可能性もあり得るのですね」


 神裂「この世界が近付いた理由がわかれば、引き離す事ができる思いますが・・・」


 シャナ「そんな事が簡単にできるはずないでしょ・・・もっと現実的に考えないと」


 神裂「・・・そうですね。真剣に考えましょう」


 神裂「(話がややこしくなるので彼女達は伏せておくべきですね)」


 神裂「ところで、所有しているというと無明鏡振は複数存在するのですか?」
 

 ヴィルヘルミナ「いえ、無明鏡振は見上げる程に巨大な円形の鏡でありましたが」


 ヴィルヘルミナ「バル・マスケとの争いで我々が砕き割ったのであります」


 シャナ「その割れた破片のほとんどを徒に取られて、残りを私達が手に入れていたの」


 神裂「では、キャパシティとして少数に限られてしまった理由はそこにあると・・・」


 ヴィルヘルミナ「はい。そもそも別の世界へ飛び込むなど自殺行為と言っても過言ではなく」


 ヴィルヘルミナ「慎重な作戦を組み立てる必要があったのでありますが・・・」


 ティアマトー『独断専行』


 シャナ「>>368
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 21:18:10.85 ID:lYgHWyrgO
仕方ないじゃない、別の世界の人たちに厄災をもたらすのなんて考えたらいてもたってもいられなかったんだし……
それに悠二だって心配だったんだから……
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 21:20:02.59 ID:JpoVfKGSO
そのことについては、ちゃんと話し合って決めなきゃいけなかったのを反省するわ……
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 21:20:52.48 ID:12+nZqbjO
体制を整える前に徒たちが先に動かれたら対処も難しいじゃない
371 :1 [saga]:2024/09/29(日) 21:45:18.15 ID:ELLKs7p00
 シャナ「その事については、ちゃんと話し合って決めなきゃいけなかったって反省するわ・・・」


 シャナ「でも、仕方ないでしょ。別の世界の人達に厄災を齎すのなんて・・・」


 シャナ「そんなの考えたら居ても立ってもいられなかったんだし、それに・・・」

 
 シャナ「体制を整える前に徒たちが先に動かれたら対処も難しいじゃない」


 シャナ「悠二の事だって心配だったんだから・・・」


 ヴィルヘルミナ「勝手な行動で坂井悠二を心配させては元も子もないのであります」


 シャナ「っ、それは・・・」


 神裂「・・・確かに無謀な事をしたのだと貴女の気持ちはお察しします」


 神裂「しかし、彼女が来たおかげで紅世の徒の侵攻を知る事ができたのだと感謝しているのです」

 
 シャナ「神裂・・・」


 ヴィルヘルミナ「・・・」


 神裂「少しでも遅れていたら、迅速な対応ができなかったのは間違いありません」


 神裂「ですから、あまり責めないであげてください」


 ヴィルヘルミナ「・・・確かに、その点に関しては良き働きをしたと思うのであります」


 ヴィルヘルミナ「>>372
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 22:16:14.17 ID:lYgHWyrgO
貴方がシャナを助けてくれたことは僥倖でした、本当にお礼の言いようがないのであります
勝手に行ってしまったことは責めますが、それ以降の出会いに関しては満点でありましょう
よく頑張りました
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 22:17:28.26 ID:12+nZqbjO
この娘を育てた者として会えないのではないかと思うと身を引き裂かれるような気持ちでいたのは確かであります
……親の心子知らずとは言いますが、それについては十分に承知してほしいのであります
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 22:18:34.18 ID:/WP8/yjyO
異世界であなた方のような味方を得られたのは人徳あってからでしょう
そこは私にはできなかった事かも知れませんね
375 :1 [saga]:2024/09/29(日) 23:09:35.07 ID:ELLKs7p00
 ヴィルヘルミナ「別の世界で貴女のような味方を得られたのは人徳あってからでしょう」


 ヴィルヘルミナ「それは、私にはできなかった事かも知れませんね」


 ヴィルヘルミナ「彼女が貴女を助けてくれた事は僥倖であります」


 ヴィルヘルミナ「この娘を育てた者として無事に見つけられるのか・・・」


 ヴィルヘルミナ「身を引き裂かれるような気持ちでいたのは確かであります」

 
 シャナ「ヴィルヘルミナ・・・」 


 ヴィルヘルミナ「・・・親の心子知らずとは言いますが、それについては」


 ヴィルヘルミナ「十分に承知してほしいのであります」


 ヴィルヘルミナ「本当にお礼の言いようがないのであります」


 ティアマトー『感恩戴徳』


 神裂「いえ、私も育ての親の真っ最中なのでお気持ちは大変わかりますよ」クスッ


 ヴィルヘルミナ「そうでありますか。奇遇と言うべきか否か・・・」


 ヴィルヘルミナ「・・・ところで、坂井悠二の姿が見当たりませんね?」


 シャナ「ここには居ないわ。日本に居るみたいだから、私を助けてくれた」


 シャナ「アニェーゼって子が代わりに向かって確かめに行ってくれてるの」


 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで

 今日はここまで。
 おやすみなさいでせうノシ
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 23:16:55.15 ID:Pq4OXaDBO
おつおつー
ねーちんとアルファルの素直組と比べてシャナもヴィルヘルミナも抱え込むタイプの親子愛だからふと気がつくこともあるんだろうな

徒との対決に備えてではないがレベルを知るためにヴィルへルミナと手合わせするねーちん
互いにリボンや七天七刀の戦い方に舌を巻き楽しむcv伊藤静s
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 06:24:37.95 ID:y3+y86s6O
来客が増えたと聞いてパンを焼いてきたヴィリアンが顔をのぞかせてくるとヴィルへルミナに振る舞う
長旅やこれからのことを考えてと語る姿を見て無碍にもできず口にすると満更でもない様子
特にチーズ入りのパンも好きなようでメロンパン含めてレシピをこっそり耳打ちして聞くヴィルへルミナ
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 07:03:03.95 ID:QAMPNao5O
騎士団長からの使いでシャナたちに薬を届けるように頼まれたガリマや神裂に遠征用の荷物を届けに来たアルファルやニョルミルを見て一発で普通の人間ではないと気がつくフレイムヘイズたち
出自はどうあれと愛する人と世界のためにいると語る姿に胸を打たれる
379 :1 [saga]:2024/09/30(月) 11:55:56.02 ID:IqcdwyCY0
 神裂「日本行きの便は手配済みですので、ここで準備を整えて向かう事にしましょう」


 ヴィルヘルミナ「何から何まで考慮してくださり感謝するのであります」
 
 
 ティアマトー『当意即妙』


 シャナ「準備って言っても特にする事はないのよね・・・」


 神裂「・・・ヴィルヘルミナ。もしよろしければ手合わせをしていただけませんか?」


 シャナ「えっ・・・!?」


 アラストール『それはまた唐突な要望だな。何か理由があっての事か?』


 神裂「はい。紅世の徒の戦力がどれほどなのか、実戦で確かめてみなければわかりませんが」


 神裂「その勢力と実際に戦っているフレイムヘイズの方の力量を知っておく事で」


 神裂「実戦でも感覚をいち早く掴めるはずだと思うんです」


 ヴィルヘルミナ「ふむ・・・なるほど。確かに一理あるのであります」

 
 ティアマトー『異口同音』


 シャナ「>>379
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 12:12:44.56 ID:htUe8tn9O
大丈夫?
ヴィルへルミナは相当な手練だけど……
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 12:53:58.84 ID:LwDknP8wO
確かにヴィルへルミナのレベルを知れたなら高レベルな徒の相手も可能ね
不安なのは華奢…いや出るところは出てるわねこほん
そこまで体格的に大きくないあなたがどこまでできるのか気になるわ
382 :1 [saga]:2024/09/30(月) 13:42:12.06 ID:IqcdwyCY0
 シャナ「確かにヴィルヘルミナの強さを知れたら、そこそこ強い徒の相手も可能ね」


 シャナ「でも・・・大丈夫?ヴィルヘルミナも相当な手練れだけど・・・」
 

 アラストール『華奢な体格をしてはいないようだが、渡り合える力を身に付けているかどうかだな』


 神裂「飽くまでも実力の程を知るためですので、ご心配には及びませんよ」


 神裂「これでも私は聖人と呼ばれる特殊な力を得ていますから、体格などの問題は皆無ですよ」クスッ

 
 ティアマトー『容貌魁偉』
 

 シャナ「・・・それなら、いいけど・・・言われてみれば、私より高いからそう見えてたけど」


 シャナ「神裂と比べて見たらヴィルヘルミナの方が低いのね」


 ヴィルヘルミナ「む・・・それは少し遺憾であります。平均以上はあるのであります」


 神裂「>>383



 神裂ねーちんは175cm、ヴィルヘルミナさんは166cmで9cmの差があります。
 逆にシャナ(141cm)とは30cm差。
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 18:51:32.92 ID:m08p0I1KO
ねーちん結構高身長なんだねモデル体型だし
ステイルの横だと高く見えない…

何事もほどよい高さというのはありますから
他の家族からすると私は背の高い妻になりますが、私はこれがベストだと思っています
あなたもシャナさんとの関係は今がベストでしょう?
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 19:28:35.22 ID:BAdix8ePO
ヒールを履くと高くなるでしょうがその装束だとそれよりも動きやすい方がいいかもしれませんね
私も術式の都合でこの服装ですから
385 :1 [saga]:2024/09/30(月) 21:13:18.48 ID:9mFpN7hR0
 神裂「何事も程よい高さというのはありますから・・・」


 神裂「私は平均より背の高いそうですが、これがベストだと思っています」


 ヴィルヘルミナ「そうでありますか・・・」


 神裂「ヒールを履くと多少は高くなるでしょうけど・・・その装束なら動きやすさを考慮して」


 神裂「今のブーツで十分だと思います。それに、シャナさんと目線を合わせる際に」


 神裂「無理な姿勢となっては、そのままよかったと後悔する可能性もありますから」


 ティアマトー『冷静沈着』
 

 ヴィルヘルミナ「・・・確かに、一理あるのであります。冷静に考えるべきでありますな」

 
 ヴィルヘルミナ「貴女の言う通り、今のままでも十分だと満足すべきであります」


 シャナ「>>386



 >>383 彼は200cmと町中を歩いてたらバスケ業界のスカウトが来るぐらいにはデカイでせうもん(´3‵)
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 21:25:06.42 ID:WX12w9/bO
私はもう少しだけ欲しいけど伸びてくれるかしら…ムムッ
正直二人とも美人なんだしそこまで求めなくても良いんじゃない?
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 21:26:09.16 ID:BAdix8ePO
意外と神裂の方が大人なのかしらね
ヴィルへルミナがこうも諭されるのって結構珍しいわ
388 :1 [saga]:2024/09/30(月) 22:50:32.00 ID:9mFpN7hR0
 シャナ「(ヴィルへルミナがこうも諭されるのって結構珍しい気がする)」


 シャナ「(意外と神裂の方が大人なのかしらね・・・年下のはずだけど)」


 アラストール『どうかしたのか、シャナ?』


 シャナ「あ・・・別に。その・・・私だってもう少しだけ欲しいけど・・・」


 シャナ「これから伸びてくれるのかしら・・・」ムムッ

 
 神裂「貴女の食生活や生活環境にもよるでしょうから、それさえ気を付ければ問題ありませんよ」


 神裂「ただ身長は個人差があるので一概に言えませんが・・・」


 ヴィルヘルミナ「その点はご安心を。どちらも私が管理しているのであります」


 神裂「それなら、今後に期待しても・・・どうかされましたか?」


 シャナ「・・・な、なんでもない」


 アラストール『うぅむ・・・む?無明鏡振が光っている。来たようだぞ』


 ―・・・シュフォンッ
 
 ―スタンッ

 マージョリー「はぁー、やっと着いたわね・・・って、チビジャリがもう居るじゃない」


 シャナ「やっぱり・・・弔詞の詠み手だったのね。お酒ってだけでわかってたけど」

 
 マージョリー「何よ、会って早々にその言い草。ちょっとは心配してあげてたんだから」


 マージョリー「嬉しく思いなさいよね。・・・ところで、そっちのあんたは?」


 神裂「>>389
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 06:28:36.46 ID:SDJZ6lNgO
ええ、私はここの組織に所属している神裂火織と申します
あなたもフレイムヘイズなのですか?
見たところ仕事に熱中するようなキャリアウーマンに見えますが

おつおつー
マージョリーは見た目だけならテレスっぽいけどキャラ的にはとあるシリーズだと珍しいタイプかなと
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 07:53:15.29 ID:cHco98GwO
三者三様と言いますか同じフレイムヘイズでも結構性格は違うようですね、女傑みたいな雰囲気ですし
391 :1 [saga]:2024/10/01(火) 20:30:18.08 ID:7KbibyOv0
 神裂「ええ、私はこの世界の宗教組織に所属している神裂火織と申します」


 神裂「貴女がヴィルヘルミナに次ぐもう1人のフレイムヘイズですね?」


 マージョリー「そう、マージョリー・ドーよ。弔詞の詠み手とも呼ばれているけど・・・」

 
 マージョリー「ま、好きに呼んでちょうだい。私は神裂って呼ばせてもらうわ」


 神裂「わかりました。では、マージョリーとお呼びさせてください」


 神裂「三者三様と言いますか・・・同じフレイムヘイズでも性格は違うようですね」


 神裂「見た所、仕事に熱中するような上司に見えますし、女傑のような雰囲気を感じます」


 マージョリー「あら、初対面なのにそうも煽てるなんてね。見る目があるじゃない」


 マージョリー「よくわってるみたいだし、そういうタイプって嫌いじゃないわよ」クスッ


 シャナ「神裂、見た目に騙されちゃダメ。これでも100年単位のバアーサンなんだから」


 ヴィルヘルミナ「先だって話した通り、酒癖の悪さで右に出る者はいない程であります」


 マージョリー「それに比べてあんた達は寄ってたかって言いたい放題言ってくれるわね!」ビキッ

 
 マルコシアス『ヒャヒャヒャヒャッ!事実であるが故に言い負かされるとはな!』


 マルコシアス『我が酔いどれの酒ブッ!?』


 マージョリー「うっさいバカマルコ!少しはフォローなりしなさいよね!」
 
 
 神裂「>>392
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 20:50:18.74 ID:AlmcJBWBO
な、なるほど直情的と言うところで言えば非常にわかりやすくてありがたいところです
しかし100年以上生きてその美貌とは……
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 20:51:13.39 ID:BLDQGD5RO
その辞典みたいなものがあなたの眷属なのでしょうか?
割と感情豊かですね
394 :1 [saga]:2024/10/01(火) 21:53:27.19 ID:7KbibyOv0
 神裂「な、なるほど・・・直情的と言う所で言えば非常にわかりやすくてありがたいです」

 
 神裂「しかし、100年以上生きているのにも関わらず、その美貌とは・・・」


 アラストール『我ら紅世の王と契約を結んだフレイムヘイズは契約時の肉体を保ち続ける事になる』


 アラストール『従って老化はせず、力が衰えるという事も無くなるのだ』


 ヴィルヘルミナ「なので、私も彼女ぐらいには長生きしているのであります』


 ティアマトー『長生久視』


 神裂「それでは、もしかしてシャナさんも・・・?」


 シャナ「いいえ。私は見た目通りの年齢に近いぐらいだから、年上とか気にしないで」


 マージョリー「まぁ、そもそも敬語を使ってるんだから今更でしょ」


 神裂「それでもそうですか・・・ちなみに貴女の肩に掛けている、その辞典のような物が」


 神裂「神器なのでしょうか?契約している紅世の王は・・・かなり感情豊かですね」


 マージョリー「豊か過ぎでこっちは困ってるけど・・・まぁ、そうよ。こいつはマルコシアス」


 マージョリー「いつもこんな調子だから、聞き流しちゃってちょうだい」


 マルコシアス『手厳しいねぇ〜。ま、よろしく頼むぜぇ!』


 神裂「はい、こちらこそ。よろしくお願いします」

 
 ヴィルヘルミナ「・・・では、合流したという事でありますので、神裂火織」


 神裂「はい。少し歩きますが、そこへ向かう事にしましょう」


 マージョリー「ん?チビジャリ、あの2人何かするつもりなの?」


 シャナ「徒と戦うためにちょっとした手合わせをね。多分、大丈夫だとは思うけど・・・」


 マージョリー「>>395
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 22:02:21.43 ID:AlmcJBWBO
へぇ……
ま、青二才なんだろうけれど良い雰囲気はあるから楽しみね
あの子見たところまだ17とかそこらへんでしょ?
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 22:03:32.77 ID:JIndTrytO
案外本気でやらないといけない相手かもしれないわよ?フフッ
私ならちょちょいのちょいかもしれないけど

年の功とか言ったらキレるわよ
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 22:04:04.73 ID:uwJLCnpsO
それはどっちの心配?対等にやり会えるなら両方を心配しておきなさい
398 :1 [saga]:2024/10/01(火) 23:21:58.95 ID:7KbibyOv0
 マージョリー「へぇ・・・それはどっちの心配かしら?」


 シャナ「え?どっちのって・・・」


 マージョリー「案外、神裂も本気でやらないといけない相手かもしれないわよ?」フフッ


 マージョリー「対等にやり合えると思ったら両方を心配しておきなさい」


 シャナ「・・・」

 
 マルコシアス『ほほー?珍しく気を遣うとは、我が年のこぶ』 


 マージョリー「年の功とか言ったらわかってるわよねぇ?」ギリギリッ


 マルコシアス『あーあーあーあー!悪かったって!やめろやめろ!』


 マージョリー「ったく・・・ま、青二才なんだろうけれど、良い雰囲気はあるから楽しみね」


 マージョリー「あの子、見た感じまだ17とかそこらへんでしょ?」


 アラストール『2つ上だ。養子を持っているため万条の仕手と似通っているように思える』


 マージョリー「へぇ〜?声も似てると思ってたけど、そこまでねぇ・・・」



 -イギリス ランベス 学校跡地-

 神裂「つい最近、学校を建て替えるために空き地となって何もありません」


 神裂「人払いという魔術で誰も近付けないようにしておきましたので、心置きなくやりましょう」


 ヴィルヘルミナ「承知したのであります。神裂火織、お手並み拝見とさせていただくのであります」

 
 ティアマトー『明察秋毫』
 
 

 3回判定

 偶数 神裂VSヴィルヘルミナ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定(ゾロ目=引き分け)
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 04:18:16.27 ID:NlRPymv50
三条東山田中人形
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 05:38:43.57 ID:nrGtid0pO
それ!
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 06:59:42.14 ID:I1j3XXgjO
おつおつー
流石に変身もしない生身だと帯を操るヴィルへルミナの方に分があったかな
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 08:06:45.61 ID:XP7Q/n2RO
七天七刀でバッサリ斬るのも苦戦しそうだよねあのリボン
切られても切られてもまとわりついてきそう
403 :1 [saga]:2024/10/02(水) 16:33:16.57 ID:lS0FZ6nM0
 神裂「では・・・参ります」ザッ

 
 抜刀した七天七刀を構える神裂は真っ向勝負と言わんばかりに、正面からヴィルヘルミナへ接近して行く。
 解体後のためか神裂が駆け抜けた後から土煙が大量に噴き上がり、驚異的な脚力だとシャナは驚いていた。
 瞬く間に3mもの距離まで近付くと、ヴィルヘルミナに振り翳した七天七刀の斬撃を繰り出す神裂。
 
 ―ガギィィインッ!!

 神裂「っ!?」
 

 ―シュルルルルル・・・

 寸止めまで振り下ろすはずだった刃が白いリボンによって阻まれた。
 硬質な物同士がぶつかり合ったようなその音からして、鋼鉄に勝る硬度であると察して神裂はすぐに後方へ飛び退ける。

 ヴィルヘルミナ「先行は譲ったので、次はこちらからであります」


 ティアマトー『後攻』


 ―ヒュ ル ル ル ル ル ル ルッ!

 神裂「くっ・・・!」


 ―ガギィンッ! ギャギィッ・・・! ガギィッ!

 ヴィルヘルミナの背後から無数の白いリボンが蛇の様にうねりながら神裂へと襲い掛かった。
 咄嗟に七天七刀で防いだため直撃こそ免れたが、後続してくる白いリボンは縦横無尽に神裂の周囲を飛び交う。
 目の前から、頭上から、更には死角からもヴィルヘルミナを基点とした全方位から迫る白いリボンの波状攻撃に神裂は防戦一方となっていた。
 
 
 残り2回判定

 偶数 神裂VSヴィルヘルミナ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定(ゾロ目=引き分け))
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 19:04:08.60 ID:eukGEkujO
ほれ!
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 19:06:40.76 ID:eVxqCsc7O
ねーちんのワイヤーならなんとか…
406 :1 [saga]:2024/10/02(水) 21:58:58.07 ID:ORnR2TSV0
 神裂「(四方八方からと厄介ですね・・・それならば)」チャキンッ


 神裂「(こちらも似たような手を使わせてもらいます)」

 
 神裂「七閃!」

 
 ―ギュ ラ ラ ラ ラッ!

 ―ビシィッ! ギチチチッ! ビキィッ!
 
 ヴィルヘルミナ「む。これは・・・ワイヤーでありますか」


 ティアマトー『快刀乱麻』

 鞘の鯉口から放たれた七本の鋼糸が、飛び交う白いリボンと絡み合いながら動きを封じさせていく。
 1本の鋼糸に複数本が巻き付いて徐々にヴィルヘルミナに近付くための隙間ができていった。
 神裂はそこを見つけては潜り抜け、再び白いリボンが迫り来る方向に鋼糸を放つという常人では不可能な素早い動作を見せた。
  
 シャナ「・・・すごい・・・」
 
 
 マージョリー「へぇ?本気を出してないとはいえ、あいつと張り合ってるじゃないの」


 アラストール『この世界における自在師と称しても過言ではなさそうだな』

 
 マルコシアス『まったくだ!見ろよあのバルンバルン跳ねて揺れ動いてやがるむぶへっ!』

 
 
 ヴィルヘルミナ「(彼女の実力を少し侮っていたかもしれないのであります)」


 ヴィルヘルミナ「(非礼を詫びるためにも、少しばかり本気を出すのであります)」
 
 ヴィルヘルミナは無数の白いリボンを手元で束ね、1筋の槍を創り出した。 
 その間に神裂は最後の隙間を潜り抜けると地を蹴ってヴィルヘルミナに斬撃を繰り出す。
 それをヴィルヘルミナは創り出した槍で受け止めた事で鍔迫り合いとなる。


 決着

 偶数 神裂VSヴィルヘルミナ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定(ゾロ目=引き分け)) 
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 22:05:19.34 ID:eukGEkujO
互いに仮面がないあたり模擬戦だろうけどどっちもなかなか…
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 22:05:45.53 ID:3Eg+JhaTO
どっちが勝っても不思議でないからワクワクしてくるねえ!
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 22:05:53.46 ID:lLXrIq/uO
とう!
410 :1 [saga]:2024/10/02(水) 23:26:20.54 ID:ORnR2TSV0
 神裂「フッ・・・!タァッ!」


 ヴィルヘルミナ「っ・・・!」


 ―ガギィンッ! ギキィンッ・・・!
 
 七天七刀と白い槍が勢いよくぶつかり合い、火花が散って金属音が周囲に響き渡る。
 神裂が七天七刀を振り抜くとヴィルヘルミナは弾かれて体勢を崩す。その隙を狙って追撃を繰り出すが、白いリボンによって阻まれてしまった。
 同時に2人は後退し、構え直すとお互いの出方を伺って間を空ける。
 神裂はヴィルヘルミナが創り出した槍の威力もさることながら、本人の高い戦闘技術にも警戒を強めていた。
 対するヴィルヘルミナも互角に太刀打ちする神裂の実力を改めて認識し、油断はしないと気持ちを強める。
 

 神裂「(次で決めるべきですね)」

 
 ヴィルヘルミナ「(次で決めるのであります)」


 神裂は七天七刀を鞘に納めて居合の構えを取る。ヴィルヘルミナも槍を瞬時に突き出せる構えを取った。
 見守っているシャナ達も、これで決着がつくのだと雰囲気で察していた。
 そして、風に吹かれる木の葉が横切ったと同時に2人は地を蹴り一瞬で互いの間合いへと入った。
 神裂とヴィルヘルミナの影が重なった、その刹那に・・・勝負は決した。
 
 ―・・・パキィンッ・・・!

 神裂「・・・勝負あり、と言ってよろしいでしょうか」


 ヴィルヘルミナ「・・・はい。こちらが折れたからには」


 ヴィルヘルミナ「>>411
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