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【安価とコンマ】或る無名のウマ娘 5

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181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/28(水) 21:06:55.57 ID:yHHKFM1C0
ブルー
182 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/28(水) 21:40:32.43 ID:stMN1v/G0
同日昼休み、眠そうなプルメリアから相談があると言われたブルーはすぐにトレーナーのことだと理解する




しかし彼女から聞かされた話はブルーの想像を超える話であり彼女は珍しく動揺する




ブルー「ま、全く気付かなかった……」




プルメリアはモフるのに最適な同級生としか思ってなかったブルーは彼女の過去を聞き唖然とする




プルメリア「別に騙すつもりはなかったんです」




ブルー「わかってる……けど凄く衝撃だった」




取り乱すのはここまででブルーはプルメリアの相談内容を聞き自分なら喜んで協力すると伝える
183 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/28(水) 21:46:07.52 ID:stMN1v/G0
ブルー「親とうまくいかなかったのがトレーナーの抱えているものだと思う」




プルメリア「親の愛情に飢えてるってことですか」




トレーナーの過去を詳しく聞いたプルメリアは自分だけで抱えられないことを再確認する




ブルーがいればなんとかなると話すプルメリアだがそれはどうかとブルーは首を捻る




ブルー「私じゃトレーナーを癒せない」




親の愛情を知らない自分がトレーナーに愛を与えられないと話すブルーだがプルメリアは大丈夫だと彼女の手を握る





プルメリア「愛は与えるものなんです。自分が過去に愛されていたかどうかなんて関係ありません」




愛を与えることが癒しであると考えるプルメリアは行為の最中も相手を愛することしか考えていない。なので極上の癒しと気持ち良さを相手の男は感じている
184 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/28(水) 21:52:00.22 ID:stMN1v/G0
ブルー「私はトレーナーが好きだけどそうじゃない?」




プルメリア「ブルーさんのは一方的に感情を向けているだけで愛ではありません」




奉仕なら分かると話すブルーだがそれも違うとプルメリアは否定する。何が愛なのかブルーにはわからない





プルメリア「たぶん奉仕とは真逆です。相手に捧げるのではなく受け入れる感じが近いのかもしれません」




トレーナーの過去を聞いたプルメリアは次はもっと上手くできると意気込む一方でブルーの表情は暗い





ブルー(愛なんか見たことない)




掃き溜めで育ち金の為ならなんでもしてきたブルーにとって一番遠い存在なのは愛といえる




このあと…
下2
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/28(水) 22:08:30.29 ID:6O2vyf3p0
kskst
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/28(水) 22:39:41.16 ID:jgEPxppk0
愛とはなんなのか考えるブルー、何を悩んでるんだい?とヒシアマゾンに声を掛けられる。
ヒシアマは寮長として主任のトレーナーと話す機会が多い。面倒見が良く母性が強い彼女なら愛がなんなのか分かるかもと聞く
187 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/28(水) 23:20:56.27 ID:fs37NmNC0
ブルー「愛ってなんなんだろう」




ヒシアマゾン「おや何を悩んでるんだい?」




悩むブルーを見たヒシアマゾンは思わず声をかける。彼女は寮長として主任のトレーナーと話す機会が多い




ヒシアマゾンは面倒見が良く母性も強いとよく聞くので彼女なら愛がなんなのかわかるかもしれない




答えをくれることを期待して彼女に話してみるとヒシアマゾンらしい答えが返ってくる




ヒシアマゾン「アタシは思いやりが大切だと思うね!」




相手を思いやることイコール愛ではないが自分はそうやって寮のウマ娘と接していると話す




ヒシアマゾン「愛ってのはこれって正解がないからね。結局は自分で見つけるしかないよ」




見つける為の手伝いはするが最終的に見つけるのは自分であるとヒシアマゾンはいう
188 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/28(水) 23:34:38.77 ID:fs37NmNC0
ディープ「愛だあ〜?そんなもん俺らとは縁もカケラも無いもんだろ」




次に相談したのはディープであり自分と同じ環境で育った彼女から得られるものはないかと考えた




しかし彼女は愛こそ最も不要なものであるとブルーの悩みを笑い飛ばしてしまった




ブルー「愛はなくても生活できることは知ってる。けどそれじゃトレーナーは癒せない」





そこまでする必要がないとディープは言うがブルーは自分がそうしたいのだと譲らない




ブルー「私はトレーナーのお陰で今日を生きてるからその感謝をしたい」




ディープ「感謝なんていらねぇだろ〜」




どうしてもトレーナーを助けたいというブルーにディープは仕方ないとため息をつきながらアドバイスをする
189 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/28(水) 23:40:18.46 ID:fs37NmNC0
ディープ「俺が相手の好みの格好をするのも愛だろうが偽物の愛だな」




相手の好みのウマ娘を演じることは偽物ではあるが愛であるというディープの意見




演じるという部分がブルーの中で引っ掛かり更に詳しくと続きを迫る




ディープ「ギャルが好きな奴ならそうしてやるし清楚が好きならそれを演じてやる」




ディープ「俺たちに本物の愛なんかできるわけねぇだろ」




相手が望むことを形に変えるのが愛だというディープの話しを聞きブルーは何か掴む




それと同時に自分には本物の愛を与えることはできないと知り寂しさも覚える




このあと…
下2
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/29(木) 09:32:07.70 ID:4wggcv2m0
kskst
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/29(木) 11:12:20.05 ID:1LVA737s0
トレーナーが望む形は何かを考えるブルー
192 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/29(木) 16:52:28.61 ID:/hMzdrzX0
ヒントは得たもののトレーナーが望むものが何かという答えをブルーは出せていない




確実にわかっていることは愛が足りず癒しを求めていることだがこれはプルメリアがいればなんとかなる




それだけではトレーナーの癒しには足りないのだが具体的な答えが出せずブルーは悩む




ブルー(トレーナーには何が必要なの)




彼には何が足りずどうすれば心から癒せるのか繰り返し考えてもこれという結論が出ない




頼れる人物には既に頼ってしまったのであとはブルーが答えを見つけるしかなかった
193 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/29(木) 16:59:45.56 ID:/hMzdrzX0
ブルー(一方的と言われても関係ない。私はトレーナーに自分の全てをぶつける)




プルメリアからその行動は愛ではないと指摘されたがブルーは自分の知る行動しかできない




ブルー(私はトレーナーが好きだからこの気持ちをぶつける)





トレーナーが求めている癒しでなくとも精一杯彼に尽くすしかないとブルーは決める





ブルー(私とプルメリアでトレーナーを癒すから待ってて)




ブルーはプルメリアに準備はできたとメッセージを送り二人はトレーナーの部屋へとそれぞれ向かう




このあと…
下2
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/29(木) 17:13:49.50 ID:mJW86rmY0
kskst
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/29(木) 17:45:39.16 ID:vNfr2OxE0
トレーナーは高松宮でバクシンオーが出走すると聞き対策を考えていた。
そういえばバクシンオーは委員長として中距離、長距離にも出走したいと言っているが
自身のトレーナーに1200mを三回走れば3600m走った事になるなどいい感じに言い包められていると噂で聞いた事がある。
196 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/29(木) 19:34:19.55 ID:XRdSpEkmO
この時点ではまだプルメリア達が来ることを知らないトレーナーは自宅でブルーのことを考えていた




トレーナー(まさかバクシンオーが出てくるとは思わなかった)




高松宮記念にサクラバクシンオーが出走すると聞きトレーナーはその対策を練る




彼女は短距離の絶対王者であり勝つことは容易ではない。そのことはバクシンオーの成績からもわかる




トレーナー(そういえば彼女は中距離、長距離にも出たいとかって言ってたらしい)




バクシンオーの適正は短距離とマイルであり中距離以上の距離は本来の力を発揮できない




しかし彼女のトレーナーに1200mを三回走れば3600mを走った事になるのだと言い包めたと噂で聞いた事がある




にわかには信じがたいがあのバクシンオーならあり得ると思ってしまうのは失礼になるだろうか
197 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/29(木) 19:38:48.32 ID:XRdSpEkmO
バクシンオーは短距離では敵なしとなっている現状を快くは思っていない。直接聞いたわけではないがトレーナーはそう直感した




トレーナー(自分のせいで新たなスターが生まれないと思ってるんだ)




強力なスプリンターとして名前が挙がっていたウマ娘は何人も存在したが全員バクシンオーの前に散っていった




もし短距離の世界レースがあれば間違いなくバクシンオーが勝つ。それくらいに彼女は強かった




短距離で勝ちすぎた彼女は新たな場を求めて中距離を走りたいと言い出したのだろう




だが今回高松宮に出てくるということはバクシンオーはブルーをライバルとして認めたということ




トレーナーとしてバクシンオーに勝たせることが自分の仕事だといつも以上に気合いが入っている




このあと…
下2
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/29(木) 19:53:10.00 ID:97mwVqMX0
kskst
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/29(木) 20:28:28.94 ID:CGbFUAiG0
息抜きに成人ビデオでも見ようとしたトレーナー、そこに丁度良くブルーがやって来る
200 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/29(木) 21:45:37.23 ID:k3lqYGqbO
トレーナー「ちょっと息抜きに……」




休憩として大人向けのビデオでも見ようとしたトレーナーであったがそのタイミングでチャイムが鳴る




ブルー「もうプルメリアは来てる?」




なにを言っているのかと狼狽えるがバクシンオーの対策を考えている間トレーナーはスマホを全く見ていなかった




その為プルメリアからブルーと共に向かうというメッセージに気付かなかったうえにブルーだけが先に着いてしまった




そういう気分ではないと帰ってもらおうとしたがたった今ビデオを見ようとしていたトレーナー




断ることができなかったのといつまでも玄関先にブルーを置いておけないということで彼女には部屋に入ってもらう
201 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/29(木) 21:56:48.02 ID:B8tBL817O
ブルー「トレーナーは愛してもらいたいの?」




いきなり行為を迫られるかと思っていたトレーナーはブルーがそんなことを話し始めたので驚く




ブルーは自分の気持ちを押し付ける前にまずトレーナーに確認するべきだと思い直した




ブルー「私は愛は知らないけどトレーナーに気持ちは伝えられる」




ブルー「けどトレーナーがして欲しいこととか望む形があったら私に話して欲しい」




プルメリアだけでは受け止めきれないトレーナーが抱えているものを教えて欲しいとブルーは迫る




このあと…
下2
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/29(木) 22:06:24.48 ID:97mwVqMX0
kskst
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/29(木) 22:49:15.50 ID:hvtPqUZK0
トレーナーは本当にいいのかと尋ねる、それなら甘えさせてくれとブルーに抱き着き顔を胸に埋める
トレーナーが見ようとしていたビデオは赤ちゃんプレイモノであった
204 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/29(木) 23:35:43.74 ID:YY3ZQisF0
トレーナー「本当にいいの?」




いつもとは違う反応を見せたトレーナーにブルーは即座に反応する。ウィズから距離を置かれたことが相当効いているようだった




トレーナー「なら甘えさせてくれないかな……」




トレーナーはブルーに抱き着き顔を胸に埋める。胸が好きなことを知っているブルーはいつものトレーナーだと不思議に思う





トレーナー「ママ……」





ブルー(ひい)




トレーナーが見ようとしていたビデオは赤ちゃんプレイもの。トレーナーはブルーに赤ん坊のように甘えはじめる




見たことのないトレーナーの姿にブルーは怯える。これまでの客で赤ちゃんプレイを要求されたことはあった




しかしトレーナーのは赤ちゃんそのものでありプレイの範疇を超えていた
205 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/02/29(木) 23:46:10.72 ID:YY3ZQisF0
快楽を求めるのではなくただ安心を得るためにブルーの胸に吸い付くトレーナー。そんな彼をどうしたらいいか分からずブルーは狼狽える





ブルー(なにが正解なの)




母親に甘えた記憶のないブルーはトレーナーにどう接すればいいか回答を出せない




プルメリア「こんばん……わ…?」




そんな状況でプルメリアが到着し部屋に入ってくるが目の前に広がっている光景が理解できない




彼女もまたプレイの一環ではなくトレーナーが本気でブルーに甘えていると知る




ブルー(助けて!)




プルメリア(専門外です!!)




プルメリアが男に与えるのは愛であり癒し。母親から子供に向けた無償の愛は与えられない







このあと…

1 二人で最後まで頑張る
2 行為はせずひたすら甘えさせる
3 褐色ウマ娘を呼ぶ
4 クリークに相談
5 クリークが駆けつける
6 自由安価


下3
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/01(金) 00:29:34.80 ID:8/iXLTKoo
3
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/01(金) 00:34:50.61 ID:uyTl3TRto
5
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/01(金) 01:47:07.52 ID:P6KvwLNl0
4
209 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/01(金) 20:21:22.45 ID:B2J/3+0lO
ママといえばクリーク。同級生を問答無用で赤ちゃんにしているクリークに頼るしかない




プルメリアは彼女の連絡先を知らなかったがブルーは知っていた。なのでプルメリアがブルーのスマホを借りて連絡をとる




クリーク「ママを求めているんですか!?」




電話越しからでもクリークが興奮していることを知るブルー。プルメリアにどうすればいいかアドバイスを聞いてくれと急かす




クリーク「まず確認ですがブルーさんは母乳は出ますか?」




プルメリア「えっとブルーさん…」




ブルー「出るわけないでしょ!?」




スマホから漏れ聞こえる声に思わず突っ込みを入れてしまうほどブルーは焦っている
210 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/01(金) 20:31:40.53 ID:HWB92NG2O
クリーク「私も出ませんが本当に出なくてもいいんです」




大事なのはママになりきることであり本当に母乳が出る必要はない。トレーナーを本当の子供だと思うのだと助言される




親を知らないブルーはそんなことは無理だと否定するがクリークは自分の親は関係ないと話す




クリーク「目の前にいる男性を自分の子供だと思って接するんです」




親から受けた愛を与えるのではなく自分の気持ち、すなわち愛をトレーナーに与えるべきだという




クリーク「相手が自分の子宮に居たと想像してください」




無償の愛を与えることがママになるコツなのだと聞きブルーは早速実行してみる



このあと…
下2
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/01(金) 20:38:18.52 ID:P6KvwLNl0
ksk
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/01(金) 21:06:23.49 ID:1yfE0XLI0
最初こそはいつもと違うトレーナーの姿に怯えたが、一生懸命ブルーの胸に吸い付き甘えるトレーナーが徐々に可愛らしく愛らしく思えてくるようになって来たブルー
プルメリアもだんだん彼はタダ愛が癒やしが欲しいのだなと思うようになってくる、そう思わせるのはトレーナーのプレイヤーの力なんだろうとも気付く
213 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/02(土) 19:08:47.77 ID:myHvd6fe0
ブルー「なんとなくわかってきたかも」




最初はいつもと違うトレーナーの姿に怯えたがクリークのアドバイスもあり形になっている




一生懸命に自分の胸に吸い付き甘えるトレーナーが徐々に愛らしく思えてくるようになってくるブルー





ブルー「いっぱい楽しんで」




トレーナー「んふふ…」




プルメリア(そうかブルーさんだから上手くいったんだ)




初めてでこんな高度なプレイができるはずないとプルメリアは思っていたがトレーナーの顔は緩みきっている




ブルーにママの才能があったのかと思いきやプルメリアはトレーナーとブルーがどんな存在であるのかを思い出す
214 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/02(土) 19:15:04.81 ID:myHvd6fe0
この物語の主人公はブルーでありトレーナーはそれを支える存在。「閃き」もトレーナーに与えられた役割のお陰である





ブルーと関わったことでトレーナーの人生は狂ってしまったが彼は決して最悪な結末を迎えない





プルメリア(トレーナーさんは愛が欲しかったんですね)





ウィズのことは好きであったがトレーナーは彼女に甘えられなかった。こんな姿はとても見せられないと欲望を封印していた




異常な性欲もウィズと上手くいかなかった原因の一つだが最も大きな原因はこれだった




ブルー(トレーナーはずっとこうして欲しかったんだ)




トレーナー「はああぁ」




身体を捧げるのではなく最初からこうしておけば良かったとブルーは後悔しながらもトレーナーをあやしている




このあと…
下2
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/02(土) 19:30:24.15 ID:VQHWLv5d0
kskst
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/02(土) 20:13:36.24 ID:lSw4eG/n0
冷静さを取り戻したトレーナーはブルーにお礼を伝える、ブルーは自分でよければいつでもまたやると言う更にクリークに電話した際クリークも乗り気だったからもしかしたら彼女もやってくれるかもと言うが、クリトレに殺されかねないからと遠慮
217 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/02(土) 21:15:44.62 ID:TPU27HfvO
トレーナー「あんなこと頼んじゃってごめんブルー。僕はあの時どうかしてたんだ」




ブルー「頼ってくれて嬉しかったから問題ない」




冷静さを取り戻したトレーナーはブルーに謝るが彼女は気にしていないと答える




更に自分でよければまたいつでもママをやると言いプルメリアもそれに同意する




ブルー「クリークも乗り気だったから彼女を呼んでもいいかも」




トレーナー「それだけはやっちゃいけない」




ママといえばクリークだがそんなことをしてしまえばクリトレに殺されかねない




そんなことないとプルメリアが否定しようとするがトレーナーの目は本気だった
218 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/02(土) 21:24:47.38 ID:ThmAU9m3O
トレーナー「母親を求める僕ならわかるけどママを共有なんてそんなことは許されない」




ブルー(トレーナーの目がヤバい)




プルメリア「ママが二人居るのはいいんですか?」




トレーナー「何人居てもいいよね……」




プルメリア(ごめんなさいわからないです)




トレーナーの癒しは彼の母親になればいいとわかったので二人でやっていこうとブルーは話す




しかしプルメリアはそれでいいのかと口には出さないものの考えていた





プルメリア(今からでもウィズさんに甘えたいって言えばいいのに)




だらしない姿を見られたくないというトレーナーの気持ちもわかるがそれが原因でウィズとすれ違ってしまった




正直に話せば関係が改善するのではないかとプルメリアは考え込んでいた




このあと…
下2
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/02(土) 21:27:19.33 ID:WoaQUci70
kskst
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/02(土) 22:29:31.36 ID:VQHWLv5d0
トレーナーはそれより丁度いい高松宮も近いし話そうと切り出す
ブルーはママは何人いても良いらしいし他にも誰かいないか考える、トレーナーとも仲良いしヒシアマゾンかなと考える
221 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/02(土) 23:20:26.34 ID:KxMXgHMc0
ウィズとトレーナーのことを考えているプルメリアを横目にトレーナーは高松宮も近いので少し話そうとブルーに話しかける




ブルー(何人居てもいいなら他に誰がいいんだろ)




ママは何人いても良いと言ったトレーナーの言葉を受け、他にママになれる存在は誰か居ないかをブルーは考えていた




ブルー(トレーナーと仲良く話してる寮長とか良さそう)




トレーナーとの関係が良好なうえにまるで母親のような振る舞いを日頃からしているヒシアマゾン




彼女ならきっとママになれると確信したところでトレーナーから話を聞いているのかと質問される




ブルー「大丈夫」




トレーナー「大丈夫じゃないよね?ちゃんと話は聞いて」




ブルー「ごめんなさい」




バクシンオーが出てくるので注意すべきだという話をトレーナーはもう一度ブルーに行った
222 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/02(土) 23:26:18.12 ID:KxMXgHMc0
ブルー「えええ……バクシンオーには絶対勝てない……」




彼女の名前を聞いた途端にブルーは頭を抱える。彼女がこれまでG1を勝てているのはバクシンオーと走っていないからと言い切れる




もしブルーが勝った全てのレースにバクシンオーも出バしていれば確実に負けていた




それくらいにバクシンオーとの差をブルーは感じておりとても勝てる相手ではないと涙目になる





ブルー「勝てない相手と走りたくない…」




トレーナー「ブルーならいい勝負ができるからその為に頑張ろう」




ブルー「嫌だ」



バクシンオーが出てくるのなら高松宮を回避して別のレースに出たいと珍しく駄々を捏ねる
223 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/02(土) 23:32:55.11 ID:KxMXgHMc0
トレーナー「僕だってバクシンオーと真正面から戦って勝てるウマ娘なんて居ないことは知ってる」




トレーナー「けどレースはウマ娘とトレーナーで挑むんだ。僕とブルーなら勝てる」




ブルー「無理ぃ……」




他のウマ娘と比べるまでもなくバクシンオーは短距離で最速であり最強である




だがそれは彼女だけの実力を見た時の話でありレースはトレーナーとウマ娘の二人三脚で挑む




バクシンオーに届かない部分は自分がカバーするとトレーナーはブルーを説得する




トレーナー「相手の自滅を誘ったりプレッシャーをかけるだけでも全然違うんだ」




ブルー「んうううう」




短距離を走るウマ娘ならバクシンオーの名前を見ただけで萎縮してしまう。それはブルーも例外ではなかった




このあと…
下2
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/02(土) 23:41:37.08 ID:LUrboljC0
kskst
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/03(日) 00:28:09.92 ID:zP3jkBey0
バクシンオーとバクトレがトレーニングをしている姿を観察するブルーとトレーナー。
ブルーはやはり勝てそうにないと落ち込むが、トレーナーは違った。

確かにバクシンオーは強い、しかしトレーニングが良いとは正直言えないバクシントレがバクシンオーの強さを過信しトレーニングを疎かにしていると見抜く
しかもバクシントレは「高松宮を走り切れば3600m走った事になるぞ!」と口からでまかせを言っている絆も浅そうだと感じる。
226 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/03(日) 15:49:17.59 ID:JMNC8P0dO
ブルーを納得させるためにバクシンオーとバクトレがトレーニングをしている姿を偵察しにやって来たトレーナー達




ブルー「やっぱり勝てない」




バクシンオーの走りを間近で見たブルーはやはり勝てそうにないと落ち込むがトレーナーは違った




トレーナー「やっぱり勝てるよ」




トレーナーによると彼女のトレーニングは正直最高のものとはいえないという




バクシントレがバクシンオーの強さを過信し過ぎているとトレーニングから気付く




更に高松宮を走り切れば3600m走った事になるというよく分からない理論も疑問に思っていた
227 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/03(日) 15:57:36.16 ID:mvv9BTEFO
トレーナー(バクシンオーは納得してるのかな)




バクシントレに言いくるめられてしまっているバクシンオーはどう思っているのだろうか




怖いのはバクシンオーが短距離を積み重ねれば長距離を走ったことになると本気で考えている場合




その場合はバクシントレのトレーニングがまずくとも彼女のやる気は下がることはない




トレーナー(だとしても勝てる)




バクシンオー一人に対しこちらはブルーとトレーナーの二人。トレーナーは必ず勝てるとブルーを励まし続けた




このあと…
下2
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/03(日) 16:13:16.47 ID:RJtnC6/i0
kskst
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/03(日) 17:14:52.34 ID:sFw7BhpK0
チーム内で短距離の適正がある程度あるエアグルーヴと一緒にトレーニングをするブルー
230 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/03(日) 17:29:58.81 ID:9zF8AnEzO
キタルファの中で短距離の適正が少しあるエアグルーヴと一緒にトレーニングをするブルー




エアグルーヴはブルーがバクシンオーと走ると知り勝つことは無理だろうと考えたがそれは当然ともいえる





エアグルーヴ(経験を積めということだろう)





トレーナーは最初から勝つ気はなくレースを通じてブルーの成長を促すつもりだとエアグルーヴは解釈した




しかし次のトレーニングである模擬レースの内容を聞いたとき、トレーナーが本気で勝つ気なのだと知る




エアグルーヴ「こちらに400mのハンデだと?」




トレーナー「バクシンオーの実力を考えれば当然だよ」




1200mのレースで400mのハンデなど無謀でしかないが仮想バクシンオーと考えれば納得はいく




トレーナー「じゃあいくよスタート」




トレーナーの指示に従いエアグルーヴは400m先からスタートし後ろからブルーが追いかけてくる
231 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/03(日) 17:36:01.81 ID:nGjLK3D2O
ブルー「惜しい…」




エアグルーヴ(真後ろまで迫られるとはな)




模擬レースの結果は当然エアグルーヴが勝つがブルーは彼女の後ろにつくことはできた




これで満足のいく結果かと思いきやトレーナーはブルーに対しいくつも改善点を伝えている




エアグルーヴ(イダテンだけでなくこちらのトレーニングにもなっている。やはり主任なだけはあるな)




エアグルーヴが走る距離は800mでありトレーナーは彼女にスパートの練習をするよう指示していた




ただブルーを鍛えるわけでなくちゃんと自分のトレーニングも兼ねていることに気付いたエアグルーヴは更にトレーナーの株が上がる



このあと…
下2
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/03(日) 18:10:18.56 ID:RJtnC6/i0
kskst
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/03(日) 18:59:49.15 ID:8lqHsyQm0
「短距離のエース狙える」
と評されてご満悦のブルー
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/03(日) 19:27:08.29 ID:z8dm/+Yv0
エアグルーヴがトレーナーに部屋の掃除をしてやろうと言う
トレーナーは嬉しいがそんなに汚れてないしと断る、実際は成人本などで溢れ見せれる状態ではなかった

235 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/03(日) 20:50:17.45 ID:ryUSyc5hO
エアグルーヴ「最近忙しそうだがちゃんと休んでいるか?」




トレーナー「みんなに手伝ってもらってるから大丈夫だよ」




エアグルーヴ「休めているようで何よりだが部屋は汚れているんじゃないか?」




エアグルーヴはトレーナーに部屋の掃除をしてやろうかと提案するが彼はすぐに断る




トレーナー(あんな部屋は見せられない!)




トレーナーの部屋は成人本などで溢れておりとても見せれる状態ではなかった




そんなことを知らないエアグルーヴは遠慮するなとトレーナーに部屋の掃除をさせろと迫る
236 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/03(日) 20:58:12.25 ID:RHFem2g+O
プルメリア(エアグルーヴさんはママの適正があるのかもしれません)




トレーナーとエアグルーヴのやり取りを見ていたプルメリアは彼女をママにできないかと考える




ママは何人居てもいいという発言はプルメリアの頭の中にも入っており彼女もママ探しをしていた




生徒会のメンバーでありナリタブライアンとうまく関係を築けており後輩の面倒見もいい




ママの適正があると判断したプルメリアはエアグルーヴにママの話をしてみようと決める




プルメリア(ウィズさんにはバレないようにしないと)




同じチームなのでウィズには十分気をつけなければとプルメリアは警戒することを忘れない




このあと…
下2
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/03(日) 21:18:58.57 ID:EwZfdWbJ0
kskst
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/03(日) 22:03:35.94 ID:7pM2WGhv0
ブルーとプルメリアがエアグルーヴとヒシアマゾンと呼び出しトレーナーのママになってくれと頼む
239 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/03(日) 23:39:33.99 ID:CccOaAhw0
ヒシアマゾン「美浦に用かいエアグルーヴ」




エアグルーヴ「私はここに呼び出されたんだ悪いが席を外してもらえるか?」




ヒシアマゾン「そいつは無理だアタシもここに呼ばれたんだよ」




美浦寮の空き部屋にやってきたエアグルーヴとヒシアマゾン。二人ともここに来いと呼び出されていた




まさか告白かとヒシアマゾンは揶揄うがエアグルーヴは呼び出されたのはチームメイトだと冷静に答える




ヒシアマゾン「チームメイトだって?アタシを呼んだのはイダテンだけど同じキタルファじゃないかい?」




エアグルーヴは同じくキタルファのプルメリアに呼ばれたと話しこれはチームで何かあったのだと勘付く




エアグルーヴ「チームに関することだとしてなぜ美浦の寮長が出てくるかがわからない」




ヒシアマゾン「これは二人を待つしかないね」




そんなことを話しているとブルーとプルメリアがちょうどやって来る
240 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/03(日) 23:44:47.05 ID:CccOaAhw0
ブルー「二人にはトレーナーのママになってもらいたいの」




ヒシアマゾン「なんだって!?」




エアグルーヴ「また貴様らは不埒なことを考えているのか!」




プルメリア「違いますえっちなことはしなくていいんです!」





彼の母親になって欲しいと突然言われた二人はなにを言っているのかと騒ぎ出す




エアグルーヴは赤面し特殊なプレイなどするものかと怒っているがブルーがきちんと説明する




ブルー「胸を吸わせて甘えさせて欲しいだけ」




プルメリア「めちゃくちゃに甘えさせてくれるだけでいいんです!」




二人ならそれができるはずだとブルーとプルメリアは説得する




エアグルーヴとヒシアマゾンは…

1 両者拒否
2 両者快諾
3 エアグルーヴのみ拒否
4 ヒシアマゾンのみ拒否
5 自由安価


下3
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/03(日) 23:51:33.74 ID:RJtnC6/i0
2
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/04(月) 00:06:46.77 ID:1JPAWbZJ0
2
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/04(月) 00:07:25.39 ID:Y1Jrm+qR0
4+しかしヒシアマは嫌だと言うわけではないらしい、主任は学園や生徒の事を一に考えてくれるし自分の悩みにもタイマンで乗ってくれので好きだし困ってたら助けたいけど自分はチームが違うしトレ公にバレたらマズイと渋々断る
244 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/04(月) 18:19:10.50 ID:Rwy1ZC9MO
エアグルーヴ「不埒な行為が無いというのなら考えてやらないこともないが…」




プルメリア「ありがとうございます!」




エアグルーヴは満更でもない様子でママになる話を受けるというがヒシアマゾンは唸り声をあげる




ヒシアマゾン「やってあげたい気持ちはあるんだけど別のチームだから難しいね」




トレーナーは学園や生徒の事を一番に考えてくれるし自分の悩みにもタイマンで乗ってくれているので嫌いではない




彼が困っているのなら助けたいがチームが違いヒシアマトレにバレたらマズイと渋々断る




ブルー「私は別のチームが良いと思ってヒシアマゾンに声をかけたのに」




エアグルーヴ「なぜ別のチームが良かったんだ?」




ブルー「ウィズに知られる可能性を少なくしたかった」




エアグルーヴなら心配ないだろうがこれがブレーザーだったりすれば彼女はすぐに顔と態度に出る




なのでブルーはトレーナーのママを最初から別のチームから探すつもりで居た
245 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/04(月) 19:16:27.93 ID:DN2LS+TK0
エアグルーヴ「別のチームを巻き込むのはよせ。主任の弱味をばら撒くことになるんだぞ」




ブルー「う……その考えはなかった」




ルドトレのような人間は今の中央に居ないとは言い切れずそんな状況でトレーナーの弱点を広げるべきではない




その指摘を聞いたブルーは自分の考えが浅はかだったと落ち込むがヒシアマゾンがすぐフォローする




ヒシアマゾン「悪気があったわけじゃないんだ気にしなくていいよイダテン!」




ブルー「ありがとう…」




エアグルーヴ(流石のイダテンも寮長には懐いているようだな)




あまり味方を作ろうとしないブルーでも寮長であるヒシアマゾンは別なのだとエアグルーヴは彼女を観察していた




このあと…
下2
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/04(月) 19:24:26.35 ID:dODzn4gL0
「鋭い追い込みを、今度は
誰に学べばいいだろう……」
てんで、ゴールドシップに
着目したブルーだった
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/04(月) 20:16:34.70 ID:dosbqN+p0
エアグルーヴがトレーナーに懐き始めている事に危機感を覚えていた、エアトレはトレーナーに今夜一緒にどうだとすり寄っていた
248 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/04(月) 21:45:08.83 ID:qY2QCmHFO
エアトレ(エアグルーヴが主任に懐くのは想定外でしかないわね)




トレーナーのママになって暫く経つエアグルーヴ。恋人になったわけではないので普段の様子は変わらない




しかし彼女の担当であるエアトレはエアグルーヴの僅かな変化に気付き危機感を覚えていた




エアトレ(悪いけど主任は渡さないからエアグルーヴ)




担当であっても男女のことは別とエアトレはエアグルーヴにトレーナーを取られる前にと行動を起こす




エアトレ「頼まれていた資料を持ってきたぞ」




トレーナー「ありがとうございます」




トレーナー室へ資料を持ってきたエアトレは資料を机の上に置いたあとトレーナーにすり寄る
249 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/04(月) 21:53:22.16 ID:exGxgeRdO
エアトレ「今夜一緒にどうだ?」




軽く呑みに行ったあと二人だけの時間を過ごそうとトレーナーを誘うが彼の反応は鈍い




トレーナー「僕はまだウィズと付き合ってます」




エアトレ「奴はもう別れたと言っていたし溜まるものも溜まっているだろう?」




胸元を見せつけトレーナーの内腿を撫で誘うエアトレだったが彼はその誘いに乗ってこない




トレーナー「ごめん」




エアトレ(まさかもうエアグルーヴと…?)




ママでストレスを発散しているトレーナーは以前のようにフラフラせず簡単に誘いには乗らない




そのことを知らないエアトレは何が悪いのかと色々と考えるが当然答えには辿り着けない




このあと…
下2
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/04(月) 22:47:02.27 ID:UQGI6v0v0
kskst
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/04(月) 23:39:29.18 ID:poY864+n0
トレーナーは自分の家に戻るとエアグルーヴが既にいて部屋の掃除をしていた。
252 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/04(月) 23:54:32.01 ID:nCPC6YJ00
トレーナー「ただいま〜っと……あれ?」




仕事を終え自分の家に戻ってきたトレーナーは部屋の明かりがついていることに気付く




誰かが居ると警戒しようとしたもののエアグルーヴの姿が見えたので安心して部屋に入っていく




エアグルーヴ「貴様の部屋は掃除のしがいがあるな」




トレーナー「それって褒められてはないよね」




エアグルーヴ「わかっているならもう少し気を配れ」




このたわけと言いながらもエアグルーヴは楽しそうにトレーナーの部屋の掃除をしていた
253 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/05(火) 00:09:32.42 ID:nKs4xv3T0
トレーナー(タイトル順に本とかがしまわれてるのはもう諦めよう)




トレーナーが所持している成年本やDVDが丁寧に棚に並べられており異様な雰囲気が出ている




最初こそ狼狽えたエアグルーヴだったがトレーナーも男であるとすぐに理解を示した




貫通式をトレーナーと済ませたとはいえできるだけそういう行為は避けたいと思っていたエアグルーヴ




自分に性欲が向けられるより成年本などで発散してくれればそれが一番だと彼女はトレーナーを責めなかった




エアグルーヴ「夕飯が先か?それとも…」




トレーナー「お願いできるかな」




エアグルーヴ「仕方ないな」




彼女が正座したのを確認するとトレーナーは全身で母親を感じようとエアグルーヴに身体を預ける




エアグルーヴ「今日も一日よく頑張ったな」




服の下から頭を突っ込み彼女の胸に吸い付くトレーナー。エアグルーヴはそんなトレーナーを優しく抱いている




このあと…
下2
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/05(火) 00:45:07.99 ID:E9pnj88h0
kskst
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/05(火) 01:17:15.60 ID:9Q5aPzey0
高松宮記念が近いがバクシンオーがいるせいでブルーが未だにやる気を出してくれない、どうしたらいいかエアグルーヴに聞く
256 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/06(水) 17:45:58.62 ID:MoJJrg0F0
エアグルーヴママを堪能したトレーナーはブルーのことで相談があると彼女と話す




トレーナー「彼女のやる気を出すのにいいアイデアはないかな」




バクシンオーと走ると決まったブルーは絶対に勝てないとやる気が上がっていない




トレーニングは真面目にやっているがブルーは高松宮の後を考えて練習している




ブルーから直接聞いたわけではないが彼女の動きからトレーナーはそれが分かっていた




エアグルーヴ「イダテンにやる気を出させる方法か成程な」




学園での彼女の様子を見て何か気付くことはないかとトレーナーはヒントを得ようとしている
257 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/06(水) 17:50:45.68 ID:MoJJrg0F0
エアグルーヴ「学園での奴は優秀な生徒でキタルファのメンバーということで一目置かれている」




エアグルーヴ「何人かと話しているのは見たことがあるが友人というわけでは無さそうだったな」




モフモフはプルメリアで足りているらしくブリッジで犬をモフる様子も見られない




ブルーが育った環境では趣味など持てる余裕もなく物で釣るにしても彼女は何も欲していない




エアグルーヴ「イダテンが好きなものといえば貴様しかない」




トレーナー「やっぱり僕かあ」




高松宮で勝てばトレーナーを一日好きにしていいと条件を出せばやる気を出すのではないかという答えには辿り着くことはできた




このあと…
下2
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/06(水) 18:23:39.13 ID:kg6+Tw0C0
kskst
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/06(水) 18:53:04.30 ID:Y3oaJrZn0
ブルーに高松宮で一着になれば自分に出来る範囲であれば何でもすると伝える
260 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/06(水) 21:40:15.67 ID:A6MFQe1IO
数日後、トレーニングが終わったブルーはトレーナー室へと呼び出されていた




ブルー(ここでやる気なの?)




自分を呼び出した理由はいつも通りママをやれということだと思っていたブルー




下着を外しトレーナーが胸を吸いやすいよう準備をして待っていると真剣な表情のトレーナーが部屋に入ってくる





トレーナー「ブルーに話したかったのは高松宮記念のことなんだ」




ブルー「無理ぃ…」




バクシンオーには勝てないと相変わらず言い続け高松宮記念へ向けやる気も低い
261 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/06(水) 21:45:23.46 ID:1WwMK+K7O
予想通りのリアクションが返ってきたトレーナーはブルーに高松宮記念に勝ったらと条件の話をする




トレーナー「一着になったら僕に出来る範囲であれば何でもするよ」




何でも、という言葉にブルーは耳を反応させる。この言葉をブルーに使うのは怖いが仕方なかった




担当のやる気を出させるのがトレーナーの役目でもあるので多少のことは仕方ない




あるトレーナーは担当の勝利の為に高額のゲーム機を褒美にし見事勝ったので自腹をきったという




金がある方ではないトレーナーにとって商品を買うより自分が商品そのものになるしかない




それにブルーも具体的な物品より間違いなく自分を欲しがるだろうとトレーナーは考えていた




このあと…
下2
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/06(水) 21:51:55.89 ID:hCCwXefx0
ksk
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/06(水) 22:07:11.20 ID:ZG29dMH40
本当かと目を輝かせるブルー、それなら頑張ってみると調子を上げる
トレーナーは自分が出来る範囲だと改めて念を押す
264 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/07(木) 20:13:36.82 ID:FCDvBgCTO
ブルー「それなら頑張ってみる!」




トレーナー「僕ができる範囲のことだからね!?」




自分が出来る範囲だと改めて念を押すが目を輝やかせているブルーには届いていない




ブルー(危険日に朝まで出してもらうのは確定かな。トレーナーの子供妊娠してみたいし)




生活の為に海外で走ることを前提としているブルーは妊娠したとしても産むことは考えていない




子を孕むとどういった身体の変化が起こるのかということを試してみたいと思っていたブルー




見ず知らずの男性の子供では嫌だったのでトレーナーなら丁度いいとブルーはやる気に満ちる
265 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/07(木) 20:17:29.17 ID:FCDvBgCTO
トレーナー(絶対にロクでもないこと考えてる顔だ……)




ブルー(孕むの楽しみ)




表情の変化が少ないブルーでもまともなことは考えていないとすぐにわかってしまうトレーナー




かなり大きな代償を支払うことになろうともバクシンオーに勝てればそれでいいと納得しようとする




ブルー(孕む瞬間って気持ち良かったりするのかな)




トレーナー(なにを考えてるのか怖すぎる!!)




冷や汗をかきながらもブルーがやる気を出してくれたことに一応喜ぶトレーナーだった



このあと…
下2
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/07(木) 20:25:06.38 ID:cxyme7vo0
kskst
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/07(木) 20:29:05.38 ID:K6WMELcL0
逃げ切ろうとするサクラバクシンオーを
どうにかこうにか差し切りブルーの勝ち
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/07(木) 21:23:32.21 ID:WD9cSrgC0
トレーナーの元にヒシアマゾンが来る、ヒシアマはママの件は断って悪かったねと謝りつつ話を聞いて欲しいと言う
最近ウチのトレ公の様子がおかしい、ヒシアマトレだけじゃなく一部のトレーナー達も少し余所余所しいというか変だと言う。

トレーナーはそういえば最近学園を辞めるトレーナー、ウマ娘が増えているのに気付く、ヒシアマがあくまで噂だがルドトレが学園のトレーナー、ウマ娘を競バに引き抜きしてるのでは?と流れているのを伝える

269 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/08(金) 16:27:12.41 ID:UvGm0GIdO
ブルーの要求がどんなものになるのかと恐怖するトレーナーの元にヒシアマゾンがやって来る




ヒシアマ「あの件は断って悪かったね。ところで主任として話を聞いてもらえるかい?」





最近自分のトレーナーの様子がおかしいとヒシアマゾンはトレーナーに相談にやってきた




トレーナーはその話を聞き思い当たる節がありヒシアマトレだけじゃなく一部のトレーナー達もおかしいのだという




トレーナー「最近学園を辞めるトレーナーとその担当のウマ娘が増えているんだ」




学園を去るウマ娘は悲しいが一定数存在するもののトレーナーまで辞めるパターンは珍しい




それに新年度を前にここを辞めていくということは学園から離れたい理由があるのだとトレーナーは考えていた
270 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/08(金) 16:33:19.78 ID:fiOrUSihO
ヒシアマゾン「あくまで噂なんだけどルドトレが絡んでるって話しだよ」





ルドトレは中央のトレーナーとウマ娘を引き抜いているのではないかという噂があるという




彼はいま北海道に居ることは分かっているがそれ以上に有力な情報は得られていない




ただの噂だと気にする必要がないと思いきやトレーナーはその可能性があると考える




トレーナー(ルドトレはこちらより早くバ券のシステムを使おうとしているのかもしれない)




中央はライブの有料化を告げたあと頃合いを見てレースにバ券のシステムを組み込む予定でいる




それを知ったルドトレが先手を打ってきたと考えれば話に矛盾はない




トレーナー(学園を辞めていったウマ娘たちの共通点はお金に困っていたことだ)




バ券ならばレースを走るウマ娘にも収入があることはばんえいウマ娘からの情報でわかっている




ルドトレは金銭に困っているウマ娘とそのトレーナーを狙って引き抜いていると推測できる
271 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/08(金) 16:39:42.23 ID:cT5Zmxf0O
ライブの有料化やバ券の話は中央の一部の人間しか知らない。それをルドトレが知っていたということは内通者がいることになる




トレーナー(もしかするとヒシアマトレもそうなのかもしれない)




ルドトレの性格を考えれば内通者は一人だけと思えずこちらの情報は常に向こうにも伝わっていると考えられる





トレーナー(向こうに先手を打たれるとよくない。バ券のことは前倒しにするしかないのかもしれない)





中央より早くバ券のシステムを導入することで優位に立ち最悪はこちらがバ券のシステムを使えない可能性もある




それだけは阻止しなければとトレーナーは樫本理事長に相談に行く




このあと…
下2
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/08(金) 17:06:04.71 ID:jicpEM500
kskst
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/08(金) 17:33:36.67 ID:EYYpu+kF0
理事長室には前理事長が亡くなってからショックで休業していたたづなさんが久しぶりに来ていた。
トレーナーは二人にバ券の事を話す。
たづなは「ウマ娘…というより『未成年』を賭け対象にするのは許可降りるのか?」と心配
274 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/08(金) 21:54:07.55 ID:M8tSpkX00
理事長室にはたづなさんも居たが二人に聞いて欲しいとトレーナーはバ券の事を話す




樫本理事長はトレーナーが心配している点に同意しルドトレより先にバ券を導入したいと話す




たづな「ウマ娘どうこうというより未成年を賭け対象にするのは許されるんですか?」




ばんえいレースではバ券が認められているので大丈夫なはずだとトレーナーはいう




樫本理事長も問題ないはずという認識だがたづなはばんえいレースとは事情が違うのではと話す




たづな「ばんえいの方には飛び級のウマ娘はいませんがこちらには実質初等部のウマ娘がいるんです」




ばんえいレースはメジャーなものではなくトレセン学園のような大きな組織と団体もない




なので飛び級が認められている中央とは違いばんえいレースは高等部以上のばんえいウマ娘しか参加していない
275 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/08(金) 22:01:55.18 ID:M8tSpkX00
たづな「ばんえいレースでのギャンブルが認められたのは地方であるという点が大きいかもしれません」




ばんえいレースの本場でも北海道の都市部から離れた田舎であり他のばんえいレース場も全て地方




大人数が賭けることを前提としていないのでばんえいレースの方はバ券が通ったのではないかとたづなは推測する




なので同じウマ娘を使ったレースでもこちらの方は許可がおりないのではとたづなは心配している




そんなはずないと話すトレーナーだが樫本理事長は確かにそうかもしれないと肯定する




樫本理事長「こちらの許可はおりなくともばんえいレースを基盤としている向こうは違います」




ばんえいレースがメインでその隙間に普通のウマ娘のレースを行う。これならばんえいレースの延長として簡単に許可が出る




トレセン学園がバ券のシステムを導入することは不可能に近いのかもしれないと樫本理事長は答えを出す
276 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/08(金) 22:07:00.41 ID:M8tSpkX00
トレーナー「バ券を導入しても地方なら稼げませんよね?」




ウマ娘への配当を考えると親元の儲けは少ない。そんなセコイ商売をルドトレはしないはずとトレーナー




しかしたづなはルドトレはバ券で儲ける気はないと断言する




たづな「秋川理事長がやっていたことなら大金を稼げます」




秋川理事長はウマ娘を金持ちに売り払っていた。秋川理事長にとってレースは売りたいウマ娘のショーケースだった




ルドトレは金に困っているウマ娘を集めているので彼女らは喜んで売られていくので秋川理事長よりたちが悪いとたづなは話す




このあと…
下2
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/08(金) 22:16:10.70 ID:0q6UQi300
kskst
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/08(金) 22:40:31.48 ID:+ZdHAjUc0
トレーナーが何とかレース業界の人達を説得してみせると二人に言う。
りこちゃんがメジロ家やサトノなどの力は借りれないかと提案
279 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/09(土) 20:38:27.22 ID:nj8+0KM2O
トレーナー「なんとかレース業界の人達を説得してみます」




樫本理事長「私はメジロやサトノの力を借りれないか掛け合ってみます」




トレセン学園でのバ券の許可がおりないのは仕方ないこと。ならばせめてルドトレ側を阻止しなくてはならない




たとえ阻止できたとしてもこちらには得はない負け戦であるが放置しておくわけにはいかない




たづな(ルドトレさんの狙いはこれですね)




動く時は常に先手でこちらは守りに入るしかなくルドトレはこちらが疲弊することを待っている




ライブの有料化ではまだ中央が優位に立てているがこちらの動きが遅ければすぐにルドトレに足元を掬われるだろう
280 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2024/03/09(土) 20:52:20.16 ID:BphFucxfO
トレーナーはヒシアマゾンの話からルドトレに辿り着いたがそれよりも先に彼の企みを知っているウマ娘がいた




ディープ(ばんえいのバ券をウマ娘でもやるってか。それだけじゃ儲けは出ねぇよな)




ディープはばんえいウマ娘の知り合いも多く北海道でルドトレが動いていることを知っていた




そしてルドトレの狙いが秋川理事長と同じウマ娘の売買であろうと予測はついていた




ディープ(悪くねぇシステムなんだよな)




金に困っているウマ娘が自分の意思で売られることはディープは悪だと全く思っていない




秋川理事長のように客が気に入ったウマ娘を問答無用で売り払うのは気に食わないがウマ娘が望めば話は違う




自分がやっている売春となにも変わらないとディープは考えておりルドトレがやろうとしていることに魅力を感じていた
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