アイマス×俺ガイルSS プロデューサー八幡とアイドル達の日常

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12 : ◆YYjyt422CY [saga]:2024/02/05(月) 22:25:24.88 ID:9ri9HFdM0

「俺としては引き受けても問題ないと思ってる。有名企業だけあって変な噂は聞かないし、これまでCMに採用されているタレントでも撮影中に変なことがあったみたいなことはないみたいだしな」

「聞きたいのはそっちじゃない」

「ん?」

「浅倉は私たちノクチルにその商品のイメージが合っているかと聞いているんです」

「ああ、そういうことか。それは、まあ、あれだな。あれ」

「そんな代名詞使われても伝わりませんよ。ミスター国語学年3位?」

「そんな昔のこと持ち上げてんじゃねえよ」

「あなたが国語だけは得意だったと自分から言ったんでしょ」

「ちっ。言うんじゃなかったな」

「それであなたの感想は?」

「……似合うんじゃないか。正直、俺も話を聞いた段階でイメージに浮かんだのはお前らだし」

こういう仕事についたからには俺はアイドルたちを褒め、より気持ちよく仕事をしてもらわなければならない。
だが、俺のが元来の性格もあり、女子を褒めるってのはハードルが高すぎる。
舌戦はどっかの雪女以外に負けるつもりはないが、こういうのは一生苦手なままだと思う。

「……オッケー。八幡、その話、引き受けていいよ」

「は?いや待て。だから全員の意見を」

「大丈夫。雛菜も小糸ちゃんも今の聞けば、すぐにオッケー出すから。それじゃあ、私たちは行くね。じゃあね」

「はあ。と言うことなので失礼しますね。ミスターすけこまし」

「すけこましたことなんて一度もないんだが…」

俺に歴代最も似合わないあだ名をつけ、浅倉と樋口は俺の部屋から出ていった。

「……とりあえず、先方に連絡入れとくか」

次回奉仕部編
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