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【安価とコンマ】或る無名のウマ娘 4

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59 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/29(水) 20:49:06.45 ID:d+A9g7yJ0
彼女は性欲が有り余っており酷い時には同じ日に男性と女性とを取っ替え引っ替えだったらしい




ダイヤ達の下着に手を出したのも誘惑に耐え切れなかったことが原因でそこまで好きな気持ちは無いと話す




サトノトレ「目の前にウマ娘の下着があって我慢できるはずないでしょう!?」




トレーナー「わかったから落ち着こう、ね?」




こんな状況では彼氏や彼女ができるはずもなくセフレもサトノトレの性欲の強さから逃げてしまうのだという





サトノトレ「私はトレーナー失格です…」




とうとう泣き出してしまったサトノトレをどうするかとトレーナーは頭を抱える




このあと…
下3
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/29(水) 21:03:34.80 ID:XYeBIeUt0
kskst
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/29(水) 21:05:55.73 ID:3ZXEndSKo
kskst
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/29(水) 21:09:15.33 ID:F44jimZr0
エルトレがセフレを探しているのを教えてあげるトレーナー
63 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/30(木) 17:28:54.59 ID:3T/3lVRf0
トレーナー「性欲に負けそうになるのは仕方ないことだよ。発散できなくて困ってるならエルトレはどうかな?」




サトノトレ「エルトレさんがどうしたんですか…」




トレーナー「彼はセフレを探してるって言ってたからきっと君を満足させてくれるよ」





サトノトレ「信じますからね…」




エルトレが駄目だった時はトレーナーに責任をとってもらうと言われてしまったが彼女に泣き止んでもらうことが先




とりあえず納得してもらって泣き止むのを待ち、トレーナーはやっと本題に入ることができた




トレーナー「ほんの数日間でいいんだけど僕の仕事を回していいかな?」




サトノトレ「はい…」




ウララのトレーニングを考える為に時間が欲しいとトレーナーは彼女に協力してもらう




主任なら何も言わずに部下に仕事を回しても問題ないのだがそこはトレーナーの性格が出てしまった
64 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/30(木) 17:36:34.66 ID:3T/3lVRf0
トレーナー「すっかり遅くなっちゃったな」




いつまでもサトノトレに仕事を回してばかりいられないとトレーナーは久しぶりに残業をしていた




そのおかげでウララのトレーニングも固まり明日からはまた自分が仕事をすると彼女に言える





そういえばエルトレとサトノトレはどうなったのかなどを考えながらトレーナー室の度はを開けるとそこにはブルーが立っていた




トレーナー「なーー」




ブルーは有無も言わさずトレーナーの口にペットボトルを突っ込み何かを飲ませる




ブルー「大人しく寝てて」




彼女が飲ませたのは速効性のあるものでトレーナーはすぐに意識を失う




ブルーは意識のないトレーナーを担ぐとどこかに向かっていく




このあと…
下3
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/30(木) 17:46:08.97 ID:zvpbj8vO0
kskst
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/30(木) 17:50:55.40 ID:EoW8wxvF0
kskst
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/30(木) 17:56:39.71 ID:Vifb1rQ00
トレーナーはブルーの地元に連れて行かれてしまった
68 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/30(木) 19:42:51.51 ID:3T/3lVRf0
トレーナー「ううん……?」




トレーナーが目を覚ますと真っ暗な場所で椅子に縛られていた。ここはどこかとあたりを見渡しても見当もつかない




ブルー「起きた?」




トレーナーの真後ろに立っていたブルーは彼が目を覚ましたことを知り明かりをつけにいく




ブルー「ここは私の地元の製鉄所」




周囲の音を意識して聞いてみるといつくかの機械はまだ動いているようで何かが動いている音がする




ブルー「ここで死体を処理してた」




かつて彼女が生きる為にやっていた行為の一つ、死体からの内臓を引き摺り出すこと




内臓を取り出したあとの死体はこの製鉄所で溶かしていたのだ
69 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/30(木) 19:49:27.84 ID:3T/3lVRf0
トレーナー「……僕を殺すの?」




ブルー「殺さない」




殺すことを否定するブルーだが彼女の手にはノコギリが握られていた




イダテン「あのね、何回言っても仕事ばっかりするトレーナーが悪いんだからね」




人格が変わったように彼女は笑顔で話しかけ、全てはトレーナーが悪いのだと話す




イダテン「ウィズが幸せにするならそれでよかったんだけど、もう無理になっちゃうからトレーナーは私がもらうね!」





イダテンが何を言っているか理解できずトレーナーは狼狽えることしかできない
70 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/30(木) 19:57:17.27 ID:3T/3lVRf0
イダテン「言っても無駄なら仕事できない体にするしかないよね?」




イダテン「仕事ばっかりする両手なんかいらないよね?」




イダテン「ずっと休めるように両足は切った方がいいよね?」




狂ったわけではなくイダテンは全力の良心でトレーナーの四肢を切断しようとしていた




切った両手足を処理する為に製鉄所に運び込んだのだとトレーナーも理解する




イダテン「大丈夫だよトレーナー。両手と両足がなくても愛してるから」




トレーナー「ダメだこんなこと…」




イダテン「ちょっとだけ我慢してね」




彼女は笑顔のままノコギリをトレーナーの腕にあてる




このあと…
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71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/30(木) 20:00:36.37 ID:SAy8UggS0
kskst
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/30(木) 20:02:18.12 ID:zIt4irXI0
kskst
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/30(木) 20:08:41.52 ID:eJ4akKE40
「罪のないトレーナーさんに
なんてことを」とブルー乱入
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/30(木) 20:26:51.45 ID:JCH0dDV70
そこまでだと褐色とディープがブルーを引き剥がす。更にウィズ達が来てトレーナーを助ける。タキオンが「モルモットくんにはGPSを仕込んでる」と発言
75 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/01(金) 17:14:58.04 ID:DZk2xqKq0
ディープ「そこまでだ」




「そいつは俺の男なんだよ」




褐色ばんえいウマ娘とディープがブルーを引き剥がし更にウィズとタキオンが来てトレーナーの元に駆け寄る




ブルー「どうしてここが?」




タキオン「モルモット君にはGPSを仕込んでいるからねぇ」




ウィズ「ブルー……」




全てを聞いていたウィズはショックでブルーには何も言えずその場で立ち尽くしていた




ディープ「お前はこっち見るんじゃねぇぞ」




褐色ウマ娘に抑えられたブルーはトレーナーの後ろに運ばれ、正座のような形で再び抑えられる




ディープ「これしかねぇんだよ」




首を差し出すような形となったブルーの首筋にディープはノコギリの刃を当てる
76 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/01(金) 17:20:55.54 ID:DZk2xqKq0
タキオン「殺すというのかい」




ディープ「こんなことしたくねぇけどブルーをやるなら俺しかない」




悲しそうな顔はするが涙は流さずディープは両手でノコギリを持つ。その光景を見たウィズは叫ぶようにブルーに問いかける





ウィズ「どうしてそんな顔できるの!?」




今にも殺されるというのにブルーはいつものように無表情で恐怖を全く感じていない




ブルー「次は私の番なだけだから」




ウィズ「は…?」




ディープ「ブルーは殺したことはねぇけど俺達は数十人はやってる。俺達にとって死は当たり前なんだよ」




殺し殺される環境で生きてきた彼女達にとって自分が殺されるとなっても恐怖は感じない




ただ殺される番が来てしまっただけなのだとブルーは現実を受け入れていた
77 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/01(金) 17:26:47.21 ID:DZk2xqKq0
「お前ら狂ってるな」




ディープ「当たり前だろ。こんな環境なら普通狂う」




親友を殺そうとしているディープこそ狂っていると褐色ウマ娘は言うがここ(掃き溜め)ではそれが当たり前




ディープ「ブルー。お前は狂えなかったんだな」




トレーナーの四肢を切断しようとしたのも善意から。力を持っていたウララを殺そうとしたものトレーナーへの善意




ディープ「お前を狂わせられなかった責任をとる」




ブルーは掃き溜めの希望だと彼女へのこれまでの対応がこの結果を生んでしまった




ディープは自分の手で殺しその責任をとるとノコギリの刃を進める




このあと…
下3
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/01(金) 17:36:54.54 ID:pLvPM6Cs0
kskst
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/01(金) 17:43:51.85 ID:jFuWLej40
kskst
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/01(金) 17:57:03.41 ID:nC6RW+SA0
トレーナーがそんな事駄目だ!と叫び殺害を静止させる、トレーナーはブルーに君と僕は会わない方が良かったあの時声を掛けるべきじゃなかった、無理にチームに入れるべきではなかったそれがお互いの為だったと涙を流しながら語る
81 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/01(金) 19:17:55.66 ID:MmQlys+b0
トレーナー「そんな事は駄目だ!」




トレーナーの叫び声を聞いたディープの手は止まったもののブルーの首からは血が流れている




トレーナー「ブルーと僕は会わない方が良かった…あの時声を掛けるべきじゃなかった…」




ブルーをチームに入れるべきではなくそれがお互いの為だったとトレーナーは涙を流しながら語る




ディープ「そんなことねぇよ」




トレーナーだからこそ今までやってこれたのだとディープは話す。もし別のトレーナーの担当になっていればそれこそ悲劇だった





ディープ「お前のせいじゃないから安心しろ」




これは自分達の問題でトレーナーは関係ないのだとディープにしては珍しく気遣ったことを言う
82 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/01(金) 19:25:33.67 ID:MmQlys+b0
ウィズ「殺すしかないの!?」




他に方法はあるはずだというウィズに対しそんなものはないとディープは一蹴する




ディープ「理想が叶う世界で育った奴には理解できないだろうな」




「見た目に恵まれて環境に恵まれた奴らの集まりだからな」




例外は存在するがトレセン学園の生徒のほとんどが明日生きていくことに苦労した経験がない




そんな彼女らに自分達の環境や生き様は理解できないだろうとディープは吐き捨てる




ディープ「もういいだろ。ブルーは…苦しませずに死なせたい」




長引かせるのは彼女の為でないとディープは再びノコギリを握る




このあと…
下3
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/01(金) 19:29:00.64 ID:2SdZZCPf0
kskst
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/01(金) 19:44:52.64 ID:1jZWD9mD0
kskst
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/01(金) 19:53:21.59 ID:Lznm8WT50
ブルーの首が落ち泣き崩れるトレーナー
86 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 00:23:46.23 ID:TJMNbg+40
ゴトンッ




切っている最中の音は聞こえないようにとタキオンがトレーナーの耳を塞いでいた




しかしブルーの首が落ちる瞬間の音は聞こえてしまいその音を聞いたトレーナーは泣き崩れてしまう




トレーナー「うううぐっ……」




ディープは慣れた手つきでブルーの身体を鉄が溶けている溶鉱炉へと放り込む




ディープ「お前らは何も背負うな」




泣いているトレーナーとウィズ達に対しディープは罪も後悔もしなくていいと言い放つ




ディープ「悪いのは俺達でお前たちは被害者だ」




間違ってもブルーを傷付けたなど加害者ぶるなとディープは言う
87 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 00:28:45.35 ID:TJMNbg+40
ディープ「これは俺だけが知ってる場所に埋める」




ディープはブルーの頭をどこかに埋葬しその場所をトレーナーにだけ教えるという




ディープ「お前がしていいのはブルーを忘れないことだけだ」




罪悪感を感じることも後悔もする必要はなく、ただブルーが生きていたことを覚えていればいい




ディープにそう言われるもトレーナーは号泣し続けており彼女の話を聞けていない




ディープ「いつまでも泣いてんじゃねぇよ!」




自分の話を聞けとディープはトレーナーを殴り飛ばした
88 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 00:33:55.95 ID:TJMNbg+40
ディープ「来年になったら俺がお前のチームに入ってやる。それまで腑抜けんじゃねぇぞ」




来年度トレセン学園に入ることが決まっていたディープはキタルファに入ると宣言する




キタルファに参加し結果を出すことがブルーの罪を背負った自分がやるべき使命なのだとディープは言う




ディープ「凱旋門だがなんだか知らねぇが全部勝ってやるよ!!」




ギリギリと歯をくいしばりブルーの頭を大事そうに抱えながらディープは絶叫する




このあと…
下3
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 03:21:41.67 ID:KYxZLzfE0
kskst
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 04:17:27.17 ID:Jk0eX5yS0
kskst
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 04:26:17.48 ID:xGVzvSzv0
後悔するなと言われてすぐ受け入れられるわけもなくトレーナーの力で時間が逆行していく
92 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 14:18:36.48 ID:sqmG+Lg60
後悔するなと言われて受け入れられるはずもなくトレーナーの頭の中で目覚まし時計の音が鳴り響く




トレーナー「僕はこんな結末は望んでいないんだ……」




トレーナーの言葉は誰に宛てたものか分からなかったが気がつくとトレーナー室の中に居た




時間と日付を確認するとブルーに拐われる直前まで戻っていることがわかった




仕事はほぼ終わっているようでこのままトレーナー室の扉を開ければ先程と同じ運命を辿ってしまう





トレーナー「そこに居るんでしょブルー」




中に入ってきて二人で話そうとと扉に話すとブルーは外から扉を開け中に入ってくる
93 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 14:22:45.96 ID:sqmG+Lg60
トレーナー「ブルー、これから君が何をしようとしてるのか知ってるんだ」




イダテン「二人だけの時はイダテンって呼んでるでしょ?」




ニコニコと話しかけてくる彼女の態度はお構いなしにトレーナーは話を続ける




トレーナー「僕の両手足を切り落とそうなんか考えないで」




イダテン「この方法が一番いいと思ったんだけどな〜」




トレーナーが無理をしない為には仕事させないという選択肢しかないと彼女は意見を変えない





イダテン「いじわるしたいわけじゃないのに」




トレーナー「それはよくわかってるんだ」




君にはもっと色んなことを学んで欲しいのだとトレーナーは彼女に歩み寄る
94 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 14:27:09.23 ID:sqmG+Lg60
イダテン「ごめんねトレーナー」




彼女はトレーナーに飲ませるはずの液体を口に含むと口移しで無理矢理トレーナーに飲ませる




イダテン「ディープが殺してくれるならそれでいいの」




トレーナー「君……は……?」




イダテン「私も覚えてるんだよトレーナー」




まさかという表情を浮かべながらトレーナーは気を失う。イダテンは自分が殺されるとわかっていてもその未来を変えようとはしなかった





イダテン「私が生きてたらトレーナーは不幸になっちゃうんだよね」




トレーナーの為なら彼女は手段を選ばない。自分が生きていることが彼の障害となるとなら喜んでその命を投げ出す




このあと…
下3
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 14:39:12.63 ID:ggCQB4QY0
kskst
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 14:47:07.91 ID:3182n/5d0
これバットエンド確定なのか?それとも主人公交代なの?
kskst
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 14:54:28.29 ID:rXZoKdqZ0
その後トレーナーはブルーを救う為にループに嵌まるが、救う事が出来ない
98 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 16:36:46.38 ID:sqmG+Lg60
トレーナーが次に目を覚ますともう既に全てが終わっておりブルーはまた頭だけになっていた





その後トレーナーはブルーを救う為にまたトレーナー室へと時間が戻るがブルーを救うことができない





何度やってもトレーナー室より前に戻れずどんな方法をとってもブルーは必ず死んでしまう





数十回繰り返してもブルーは救えずどうすればいいのかとトレーナーは頭を抱え込む





トレーナー「……これしか無い」




やがてトレーナーは一つの答えに辿り着く。かなり危険な賭けであったが他に方法はなかった
99 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 16:43:00.02 ID:sqmG+Lg60
トレーナー室の前で待っているブルーを呼び部屋の中に。なぜかわからないが彼女もループしていることを認識している




イダテン「私が死ぬしかないんだよ?」




自分が死ぬことがトレーナーの幸せの為には当たり前だと言う彼女にトレーナーはそれは違うと再度訂正する




トレーナー「僕なりに考えた結果、君は命の価値を軽視し過ぎてるんだ」




イダテン「?」




トレーナーが何を言っているのかわからず首を傾げるイダテン。そのリアクションも想定の内だと彼は続ける




トレーナー「君にはまず命の重さを知って欲しい」




トレーナーはハサミを自らのノドに躊躇いなく刺す。自分が死んでも目覚まし時計の効果があるか確証はない




しかし彼女に自分の死を見せることが一番説得力があるとトレーナーはこの手段を選んだ




このあと…
下3
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 17:04:05.21 ID:orEAdwMQ0
kskst
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 17:20:27.33 ID:5nX8XzI20
kskst
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 17:37:40.99 ID:KYxZLzfE0
トレーナーは痛みで藻掻き苦しみ冷たくなり動かなくなった
103 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 18:16:54.29 ID:sqmG+Lg60
トレーナーは痛みで藻掻き苦しみやがて動かなくなる。ブルーは目の前で彼が苦しんでいても何もできない





正確にはどうすればいいのかわからずブルーはその場で立ち尽くすことしかできなかった




ブルー「トレーナー?」




冷たくなり動かなくなったトレーナーに近付くと彼はブルーのよく知ってるいる「モノ」となっていた




死体は冷たく精気が感じられない。死んでいるので当然だがトレーナーがその死体となってしまった




彼の為に全てを捧げたはずなのにそのトレーナーが死んでいる。ブルーは頭はこの結果を処理できないでいた
104 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 18:23:46.82 ID:sqmG+Lg60
その後トレーナーのGPSを見ていたタキオンがいつまで経ってもトレーナー室から動かないトレーナーを心配してやってくる





タキオン「モルモット君…………?」




首から血を流し動かなくなったトレーナーに近付きそれが死体であることを確認する




タキオン「そん……な…………」




殺したのは自分ではないがタキオンに何か言われると思っていたブルーはタキオンの行動に驚く




彼女は号泣しながらトレーナーを抱き寄せ嘘だ嘘だと泣きじゃくっている





ブルー「どうして泣いてるの?」




タキオン「見でわがらないのがいっ!!」




大粒の涙を流し彼女を睨み付けているタキオン。ブルーは彼女の涙の理由も睨み付けられている理由もわからない




このあと…
下3
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 18:31:12.46 ID:KYxZLzfE0
kskst
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 18:34:15.42 ID:b/kRk3tv0
kskst
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 18:49:40.46 ID:uv4OgLTL0
それから数日後にトレーナーの葬式が開かれ、キタルファ面々やプロジェクトL'Arcに参加していたエル達も悲しみに暮れるも、ブルーだけは泣かない姿を見てウィズは彼女を殴り付け、トレーナーが死んでも泣きもしないとはお前にとってトレーナーはその程度だったって事だ、お前が来てから全てが変わったとキレ散らかす
108 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 19:24:38.33 ID:H5Xdlb/6O
ウィズ「トレーナーぁ………嘘でしょぉ………」




ブレーザー「……ひぐっ」




ウララ「トレーナーさん!どうして死んじゃったの!!」




プルメリア「ううう……」




タキオン「モルモット君…私には君が居ないと……ダメなのに……」




ブルー「……」





それから数日後にトレーナーの葬式が開かれキタルファやプロジェクトL'Arcのメンバーも悲しみに暮れる




ただその中でブルーだけは涙を見せずいつもの無表情でいる姿を見てウィズは彼女を殴り付ける





ウィズ「トレーナーが死んでも涙一つ流さないなんて!!お前にとってトレーナーはその程度だったんだ!!」




ブルーが来てから全てが変わったとウィズは怒り狂いながらブルーの胸ぐらを掴む
109 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 19:32:14.61 ID:GHdjrE2gO
ウィズ「返せ!トレーナーを返してよ!!」




ブルーが来てからキタルファが変わってしまったことはプルメリアより前のメンバーはよく知っている




ネイチャ「やめなよウィズ」




ウィズ「うるさい!」




ネイチャ「こんな奴に当たっても意味ないから」




タンホイザ「あの頃に戻りたいよぉぉ〜!」




勝てなくともトレーナーと楽しく過ごしていた毎日に戻りたいとタンホイザは号泣する




キタルファを常勝チームに変えトレーナーがこうなってしまったのは全て自分のせいなのだとブルーはここで初めて自覚する
110 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 19:52:39.62 ID:x/KmSwe+O
ブルー「私のせい」




ブルー「私のせいで全部こうなった」




ブルー「私のせいで……」




トレーナーを幸せにするはずが彼を死なせただけでなく関わる人物全てを不幸にしてしまった




ブルー「何を間違えたの?こんなはずじゃなかったのに」




後悔しても遅すぎることにも気付けなかったブルー。キタルファ全員から睨まれてようやく理解する




これが命の価値であり重さなのだと生まれてから初めてブルーは知ることとなった




このあと…
下3
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 20:13:55.20 ID:RAFFh3bl0
ksk
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 20:30:35.30 ID:RDXdF9WE0
kskst
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 20:44:57.93 ID:bBnWWZnP0
トレーナーが亡くなった後のトレセンは多忙であったが、数ヶ月後にはだいぶ落ち着きを取り戻し何事もなかったように日常が戻って来たトレーナーが亡くなった事など皆忘れていった。
114 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 20:58:32.61 ID:q5iBGhDpO
トレーナーもとい主任が亡くなってしまったことによりトレセン学園は多忙であったが数ヶ月後には落ち着きを取り戻していた




トレーナーが亡くなった事など皆忘れていき何事もなかったかのように日常が戻ってきてしまった




ブルー「なんで皆んなは普通にできるの」




彼女にとって神にも等しいトレーナーが居なくなったことによりブルーは生きる目的を失っていた




授業にも出ずトレーニングもせず意味のない日々を過ごす毎日。ブルーはそんな日々を過ごすしかなかった




トレセン学園に来る前は意味のない日々を過ごすことなく明日生きることを常に考えていた




しかしブルーはそんな気にはなれず朝起きて陽が沈むまでずっと何もできない状態だった
115 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 21:11:21.06 ID:xcq9iqT4O
キタルファはエアトレが引き継いだもののトレーナーの仕事量を処理できずパンクしてしまった





今ではエアグルーヴとブルーだけが残りかつての強さと輝きは失っていた





ウィズ達がどのチームに参加し今はどうしているのかもブルーは知らなかった





ブルー「もういいのかな」




彼女はそう呟くと校舎の階段を上がっていき屋上へとやってくる




ブルーはディープに殺されることに拘ったのは死体の処理があったから




トレーナーの幸せの為に自分が死ぬことが必要とわかりブルーはすぐに自殺を考えた




だが自分の死体の処理でトレーナーに迷惑をかけたくないと自殺はせずディープに殺してもらうことに決めていた




迷惑をかけるトレーナーはもうこの世に居ない。生きる意味もないブルーのやることは一つしか残っていなかった




このあと…
下3
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 21:19:34.93 ID:KYxZLzfE0
kskst
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 21:30:43.55 ID:s9gfKkiF0
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 21:33:22.22 ID:ySz3+0jf0
飛び降りる直前にウィズがブルーの手を掴み静止する、ウィズはトレーナーを死に追い合って、涙も流さない奴がなんの責任も取らず逃げるなと言う。

ウィズはトレーナーを幸せにしたかったのなら、お前がやらやきゃいけなかった事は彼を北海道に連れて行く事でも仕事を減らそうとする事でもない、『走る』事なんだレースで勝つ事なんだトレーナーは私達が走って活躍するのを見るのが何よりも幸せだったんだと説教。
凱旋門を走れその後なら幾らでもくたばれと言う
119 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 22:27:53.03 ID:r0imwiZ+O
飛び降りる寸前になっても恐怖を一つも感じずブルーはさっさと終わらせてしまおうとフェンスをよじ登る




ウィズ「させない!」




ウィズがフェンスを登っているブルーの手を掴み自殺を阻止する。彼女はトレーナーを死に追い合ったブルーを誰よりも恨んでいた





ウィズ「逃げることは許さない!!」




彼が死んでも涙も流さないブルーが何の責任も取らず逃げるなとウィズは叫ぶ





トレーナーを幸せにする為には北海道に連れて行く事や仕事を減らそうとしても意味が無い




彼が喜ぶことは担当のウマ娘が『走る』事でありレースで勝つ事はトレーナーの幸せだった




ウィズ「私達がレースで走ってるのを見るのがトレーナーの幸せだったのに!!」




彼女にここまで言われてもブルーは表情を変えずウィズの顔を見ていた
120 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 22:45:14.30 ID:uHdryHEoO
ウィズ「お前は最後に凱旋門を走れ!」




トレーナーが最後にやろうとしていたこととなってしまったプロジェクトL'Arc




トレーナーの意志を継ぐことは自分がやるがブルーは責任を果たしてから死ねと言い捨てる




ブルー「凱旋門…」




トレーナーならできると思われていた凱旋門制覇は夢と消えてしまった。ウィズは諦めずその夢を追いかけているがほぼ不可能だろう




自分の死に場所は海の向こうなのかもしれないとブルーは凱旋門賞を走ることを決める




このあと…
下3
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:49:04.01 ID:asFDZBYs0
kskst
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:54:26.42 ID:pY4kVVn50
トレーナーは死んだまま進むのね
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 23:07:06.89 ID:vDHXyrjZ0
命の重さ、トレーナーの本当の幸せを理解出来たブルーの頭の中には目覚ましが鳴り響き
トレーナーが死ぬ直前まで戻って来る
124 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 23:44:35.89 ID:TJMNbg+40
ブルー「……無理」




凱旋門を目指す為に一人でトレーニングをしていたブルーだったがすぐに無理だとわかる




トレーナーのトレーニングがあってこそブルー達の走りは輝いていた。ウィズ達はルドルフやディープのように才があるわけではない




このままでは凱旋門どころかG1でも勝てない。自分にとってどれだけトレーナーの存在が大きかったのかをブルーは知る





ブルー「一人で走ってもつまらない」




いつものトレーニングではトレーナーの顔を見ることがあり彼はいつも嬉しそうにしていた




メンバーが増えたことにより苦労は増したがその分嬉しさも増えていた




トレーニングが終わったあとやレースに勝ったあとの彼の笑顔はもう二度と見ることができないのだとブルーはようやく気付く
125 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 23:52:04.59 ID:TJMNbg+40
ブルー「もう…会えない……」




ブルー「死んだらもう会えないんだ……」




命の重さにトレーナーの本当の幸せをやっと理解出来たブルーだったがあまりにも遅過ぎた




ブルー「私がトレーナーを殺したんだ…………」





自らの罪を自覚し後悔すると共にブルーは涙を流す。彼女が生まれ育った環境では涙など流すことはなかった




トレーナーのことで泣いたことは以前にもあったがこの涙はそれとは違う。彼女はやっと人並みの感情を手に入れちゃんと泣くことができた





産声をあげるかのように泣きじゃくる彼女の頭の中に目覚まし時計が鳴り響き時が巻き戻る
126 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/02(土) 23:56:02.64 ID:TJMNbg+40
トレーナー「……これしかない」




自分の首にハサミを突き刺さそうとするトレーナーの手をブルーが掴む





ブルー「いやだぁぁ!!じなないでぇ!!」




子供のように泣きじゃくりながらトレーナーに抱き着くブルー。彼女に抱き付かれながらトレーナーはホッとため息をつく




トレーナー「君も目覚まし時計を使えると思ってたよ」




自分が死ぬことにより生きることよりも大切なことをブルーに知ってもらうしかないとトレーナーは考えた




本当にそうなるかはわからなかったがブルーの反応を見る限りトレーナーの賭けは成功したようだった




このあと…
下3
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:08:36.01 ID:UVtq4CU60
kskst
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:11:52.27 ID:nG4qIzkr0
kskst
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:23:54.90 ID:DWexPfwM0
トレーナーはブルーを優しく抱き締め「命の重さを分かってくれて良かった」と涙を流す。
トレーナーはブルーに君が僕の為に色々してくれるの嬉しいけどトレーニングやレースを蔑ろにしないでくれと頼む
130 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/03(日) 20:25:14.91 ID:mF+4Fcb/O
トレーナー「命の重さを分かってくれてよかった……」




トレーナーはブルーを優しく抱き締め涙を流す




トレーナー「僕の為に色々してくれるの嬉しいけど走ることを蔑ろにしないでほしい」




ブルー「うん…うん………」




今の彼女なら自分の言っていることを理解してくれるとブルーの涙を感じながらトレーナーは頷く




トレーナー「わかってくれたイダテン?」





イダテン「わかった、わかってるよ……」




ブルーの本名を出しても対応が変わらなかったことを確認しトレーナーは心から安心する
131 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/03(日) 20:39:17.82 ID:D8R+1KqrO
翌日になりブルーはキタルファメンバーに自分の経験した未来を話すと言い出す




未来を見てきたといっても普通なら信じられないがウララのことがあったのでメンバーは受け入れる





ブルー「私のせいでトレーナーは死んだの……」





ブルーのせいでトレーナーが死んだと聞き動揺したのはプルメリアで残りのメンバーにそこまでの動揺はなかった




ウィズ「ハッキリ言ってやっぱりって感想になるよ」




ブルー「ごめんなさい……」




ウィズ達も思うところがあったようでその未来は確実にあり得たとブルーに冷たい視線を送る
132 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/03(日) 20:49:59.87 ID:wB51bXZEO
このまま気まずい雰囲気になるかと思いきやブルーがトレーナーが死んだ時の状況を話すと空気が変わる




ブルー「ブレーザーは凄い泣いてて…タキオンはトレーナーが居ないとダメだって泣き崩れてた…」




ウィズ「ブレーザー?」




ブレーザー「はあ?意味わかんないし」




タキオン「そんなことは無いと思うんだけどねぇ」




ブルー「トレーナーの死体見つけた時…嫌だ嫌だって凄かった…」




ウィズ「タキオンも敵ってことね、ふーん」




タキオン「……」




思わぬメンバーの好感度の高さにウィズがタキオン達を睨みつけ、ブルーの話どころではなくなった




このあと…
下3
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 20:56:38.98 ID:DWexPfwM0
kskst
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:05:01.11 ID:WiTrjORh0
kskst
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:07:58.85 ID:MyX0/WFh0
ウィズは実験台だけで好感度が上がるか?とタキオンとトレーナーを怪しむ。調べるとトレーナーはタキオンの弁当を作ったり、身の回りの世話をやったりしていたのが判明
136 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/04(月) 17:26:47.58 ID:CTJ3i/GaO
トレーナーを実験台にしているだけで好感度が上がるはずかないとウィズはブルーに詳細を話すよう言う




ブルー「トレーナーはタキオンのお弁当作ったり身の回りの世話をしてたみたいで…」




ウィズ「おい」




タキオン「ふぅん?」




どうやらタキオンは生活のほぼ全てをトレーナーに頼っているようで好感度はそれに比例しているようだ




ネイチャ「ひょっとしなくてもトレーナーさんへの負担増えてない?」




タンホイザ「絶対増えてるっ!」




ここにもトレーナーを追い込んだ原因の一人がいると視線はタキオンに集中していく
137 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/04(月) 17:34:01.39 ID:/NKmUBruO
ブルー「タキオンはウィズと同じくらいトレーナーのこと好き…だって水着の勝負服を着るかもって言ってトレーナーに下の毛剃らせてたし……」




ウィズ「おらぁぁぁ!!」




人の彼氏でなにをしてくれているのだとウィズはタキオンに襲い掛かるものろ彼女はそれを正面から受け止める





タキオン「悪いが私の方が優勢だよ」




誰にも知られていない秘密をブルーに暴露されたタキオンは耳を真っ赤にしながら開き直る




タキオン「私はまだ君のように一晩中犯されていない。モルモット君と一夜を明かせば私の好感度は君を越える!」




ウィズ「させるわけないでしょうが!」




普段タキオンから力強さを感じることは無かったがウィズと組み合っている彼女はオーラさえ見える
138 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/04(月) 17:36:11.62 ID:J93XugHSO
ブレーザー「…………」




プルメリア「あの、ブレーザーさんが逃げちゃいました…」




ネイチャ「あーの逃げウマ娘は脚が速いこと」




トレーナーが死んだあとタキオンはブルーへどれだけ自分がトレーナーのこと好きだったのかをブルーを恨みながら語った




ブレーザーは早々にキタルファを離れたのでトレーナーとなにかあったのかはブルーは知らない




だがタキオンの暴露を聞いたブレーザーは自分の秘密も知られているのだと勘違いし逃げウマ娘らしく早々に逃げてしまった





タキオン「モルモット君は私のものだ」




ウィズ「渡すわけないでしょ!」




二人の取っ組み合いはまだまだ続いている




このあと…
下3
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 17:55:56.47 ID:Gk1hyFm30
kskst
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 18:19:57.56 ID:Zcaiwxh/0
kskst
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 19:11:12.41 ID:eqciS7mR0
キタルファが揉めている頃トレーナーは主任の仕事を片付けていた。エアトレがトレーナーの腕に胸を押し付けらながら。今夜飲みに行かないかと誘ってくる

それを見ていたエアグルーヴが最近その男に現を抜かしすぎじゃないか?と言う
142 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/04(月) 19:50:55.36 ID:rjYgrt8b0
キタルファが揉めている頃トレーナーは主任の仕事を片付けていた




エアトレ「なあ今夜飲みに行かないか?」





トレーナー「いやあ…その……」





エアトレは腕に胸を押し付けらながらトレーナーを誘う。エアトレの大きさではトレーナーは満足できないはずだがその柔らかさに翻弄される





エアグルーヴ「最近その男に現を抜かしすぎじゃないか?」




エアトレの態度を見かねたエアグルーヴは彼女を注意するが放っておけと一蹴する




エアトレ「コイツは私がモノにする」




恋愛感情よりも尊敬できる相手と添い遂げたいエアトレは絶対にトレーナーを手に入れると息巻いている
143 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/04(月) 20:04:26.34 ID:rjYgrt8b0
ウララ「トレーナーさーーーん!」




ウララが突入してきてもお構いなしにエアトレはトレーナーの腕を胸から離そうとしない





ウララ「ウィズちゃんとタキオンちゃんがステゴロ始めちゃった!!」





エアトレのことが目に入っていないのかウララは二人の喧嘩を止めて欲しいとトレーナーを呼びにきた





トレーナーはエアトレから抜け出せる口実ができたと喜んで立ち上がり彼女から離れていく




エアトレ「逃がさないからな」




去り際にエアトレはトレーナーに言葉をかけ自分の覚悟を示す




このあと…
下3
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 20:15:11.06 ID:6B8KcnI00
kskst
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 20:18:59.69 ID:eqciS7mR0
kskst
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 20:36:43.48 ID:4oxhYMYB0
タキオンとウィズを止めるトレーナー、タキオンの弁当を作ったりしていたのはタキオンがミキサー食といった不健全な生活をしていてからであると説明する
147 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/04(月) 22:26:20.92 ID:sLwEE4XPO
トレーナー「二人ともやめて!」




ウィズ「こっち来い」




タキオンとウィズを止めに入るトレーナーだがウィズが事情を説明しろと詰め寄る




タキオンの弁当を作ったりしていたのは彼女がミキサー食といった不健全な生活をしていたからだとトレーナーは説明する





ウィズ「だからって弁当を作らなくてもいいのは誰でもわかるけど?」




トレーナーの説明で納得するはずもなくウィズはいい加減にしろとトレーナーに迫る




ウィズ「あの女の毛を剃ってたのは言い訳できないの知ってる?」




トレーナー「……ごめんなさい」




彼女をお風呂に入れるついでに頼まれたからと消え入るような声で話すトレーナーをウィズは睨み付ける
148 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/04(月) 22:33:30.94 ID:GNSulz2+O
タキオン「私で興奮してくれて嬉しかったよ」




ウィズ「黙れ!!」




ウィズの怒りは再びタキオンに向けられトレーナーは解放される。その隙にウララがトレーナーを保護する




ネイチャ「トレーナーさんも男だもんね〜」





タンホイザ「やっぱりスケベ!」





ブルー「そんなことない…」




スケベなのはトレーナーだけでないとブルーはタキオンの秘密を更に暴露していく




ブルー「トレーナーは覚えてないけどタキオンとシてるし…」





ウィズ「あ?」




タキオン「ひぇ」




ある日タキオンの薬を飲んだトレーナーは意識を無くし実験室で倒れる。暫く意識が戻らないのをいいことにタキオンはトレーナーで純血を散らした




一線超えを知ったウィズは鬼となりタキオンの前に立ちはだかる




このあと…
下3
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 22:40:56.24 ID:HShekOW60
kskst
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 22:44:29.93 ID:vOT8b9WW0
kskst
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 23:11:24.74 ID:l49k2ClH0
ウィズがタキオンに豊乳薬を用意しろどっちがトレーナーに相応しいか決めてやると言いだす。
152 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/05(火) 17:16:15.02 ID:07XuJrw6O
ウィズ「どっちがトレーナーに相応しいか決めてやる」




決着をつけるにはこれしかないとウィズはタキオンに豊乳薬を用意しろと命令する




またこのパターンかとネイチャはため息をつくが完全にキレたウィズは想像の上を行く





ウィズ「トレーナーとこの場でヤるから」




ネイチャ「へっ!?」




トレーナーの女である自分はどこでも身体を許せるのだと服を脱ぎ出す




自分の真似などできるはずがないと思っているウィズだがタキオンれ彼女を見て笑い出した
153 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/05(火) 17:20:56.80 ID:WlfvYVCYO
タキオン「どちらが相応しいかは一目瞭然じゃないか!」




先程からそうだがウィズはトレーナーのことになるとムキになるというレベルを超えてしまう




今もこうやってトレーナーに迷惑をかけているのがわからないのかとタキオンはウィズを煽る




タキオン「モルモット君が私を選ぶ理由があるんだよ」




自分はウィズのように束縛せずトレーナーが何人と関係を持っていようが構わないと言い切る




最後に自分の所に帰ってきてくれればいいのだとタキオンはトレーナーの方を向き笑っている




タキオン「君がモルモット君を想う気持ちは一生そのままな訳がない」




今はトレーナーに想いが通じて舞い上がっている期間で熱が冷める時がくる。今でなくとも将来的に自分がトレーナーをものにするのだとタキオンは断言した




このあと…
下3
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/05(火) 17:37:54.89 ID:etpnEde20
kskst
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/05(火) 17:56:09.21 ID:XS348Ofo0
kskst
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/05(火) 18:20:48.94 ID:/F9gov6E0
トレーナーがこの場ではヤるのは不可能だ誰かに見られたらどうするとウィズを落ち着かせるが、学園で赤ちゃんプレイ、変態プレイしてるクリトレ、イナリトレ達に言えるのかと言われる
157 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/05(火) 19:03:10.75 ID:KPgmM3Oi0
トレーナー「誰かに見られたらマズいからここではやめよう、ね?」




この場でヤることは不可能だとウィズを落ち着かせようとするが彼女は納得しない




ウィズ「アイツらはどうなの」




学園で赤ちゃんプレイをしているクリトレ、露出やアオカンなど変態プレイしてるイナリトレ達はどうなのかと反論する




その二人の名前を出させるとトレーナーは何も言い返せず俯いてしまう




タキオン「勝敗のわかっている勝負に興味はないよ」




ウィズはタキオンを言い負かすことができず彼女は自分の研究室へと帰ってしまった




ブルー「私……また……」




自分が余計なことを言ってしまったせいでトレーナーが不幸になるとブルーはまた泣き出してしまう
158 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/12/05(火) 19:07:00.96 ID:KPgmM3Oi0
ネイチャ「前言撤回しとく?トレーナーさんもそこそこ悪いよね?」




プルメリア「タキオンさんばかり構うのは…」




さっきとは違いネイチャ達はブルーは悪くないと彼女を慰め出す。タンホイザはこの節操なしとトレーナーをポカポカ叩いている




タンホイザ「ウィズで満足できないなんてこの絶倫!」




ウララ「ぜつ…?」




タンホイザ「絶倫っていうのはねぇーー」




ブルーが変わってくれたのは嬉しいが彼女だけでなく自分も変わっていかなければいけないのだとトレーナーはこの惨状を体験し自覚する



このあと…
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