【安価とコンマの】オリロンパ【二次創作】

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446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/01(水) 23:18:01.77 ID:Z5DU9gprO
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/01(水) 23:20:09.48 ID:XEKJW6st0
1
448 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/01(水) 23:25:46.77 ID:UThav/fg0
もう逃げれないと思った私は正直に事の顛末を話した
ランドリーで聞いたこと、今私が考えていること

その時の私はどう振舞ったかは覚えていない

けどうまく振舞えてたわけじゃないっていうのは確かだ

壬生「つまりもう誰かが?」

帳「……」

壬生「雲母さんと星野君にはさっき会ったでありますよ?」

帳「…まだなのかも」

壬生「けどそうなると二人だけではどうもできないであります」

帳「一日見ない人だっているわけだし…」

二人は親身になって話を聞いてくれる
どうしたらいいか、どうすべきなのか
答えは出てこないけど人に話して少しは落ち着けた

天使「とにかく見回りとか――」

壬生「そうでありますね」

帳「…。もっと人を増やした方が良いんじゃない」

壬生「それも確かにそうであります」

今からがむしゃらに三人で動いても意味はないかもしれない
けど何かあったときに止めれる可能性は存分にある
それにこっちには壬生さんもいるし

でも帳君の言う通り人数を増やして回れるところを増やした方が良いのかもしれない

いったいどうすればいいんだろう―――

【安価】
1;見回りを開始する
2:人数を増やす
3;自由

下2
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/01(水) 23:30:00.70 ID:q+9QVP/JO

450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/01(水) 23:30:57.42 ID:wMLhZs0DO
2
451 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/01(水) 23:32:10.24 ID:UThav/fg0








【コミュニケーションタイム 中断】―――――――>【見回りタイム】

                     
                         

                            

                        

                             

※星野の通信簿を先に開放しますか?
下2
452 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/01(水) 23:34:54.77 ID:UThav/fg0
※ちなみにここの選択肢で誰が居なくなるかが決まります
書き忘れの為

安価は下
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/01(水) 23:37:46.14 ID:RcTBSbOpO
する
454 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/01(水) 23:44:26.16 ID:UThav/fg0
【ホテル エントランス】

天使「どうして星野君は暴露系なんかになったの?」

星野「俺が暴露系になった理由?」

人数を集めようと私はエントランスに来たけど
そこには星野君一人だけが居た

切羽詰まった様子の私に気遣って向こうから何気なく話しかけてきてくれて
そんな暇はないけど、今少しだけ雑談をしている
頃合いを見て星野君にも見回りに参加してもらおう

星野「そりゃあ…まあ巨悪に立ち向かうため!だよな」

星野「情報って一番でけえ武器だから。俺はそれを使って正義を成してえ」

星野「勿論悪用もできちまうし扱いには注意だけどな」

―――――――――――
――――――――
――――

星野「てかどうしたんだよ。そんな切羽詰まって」

天使「いや…実は――――」

星野君にも事の顛末を話す

星野「それやばくねえか?俺ちょっと準備してくるわ」

そういって星野君は自分の部屋に向かって走り出していった
…星野君は誘えたし、後は喪薔薇君とか大山君とかを誘って一刻も早くみんなの無事を確かめないと

【星野の通信簿1/5】
455 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/01(水) 23:44:56.90 ID:UThav/fg0













『ボゥンッ!!』

『バァンッ』







             
456 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/01(水) 23:48:13.47 ID:UThav/fg0

星野君が走り去ってからちょっとした後
ホテルの個室フロアのほうから大きな爆発音が響いた

喪薔薇「おい!!!なんだ今の音!?」

雲母「…爆発ですか!?」

医務室からかけ出てくる二人。
私も状況を把握できていないし、なにより大きな音で足がすくんで動けない

駆けていく二人の背中を見つめながら深呼吸をする


何があったか早く確かめに行かないと―――
457 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/01(水) 23:53:17.90 ID:UThav/fg0




喪薔薇「おい!!!消火器もってこい!!!」


雲母「天使さん!来ちゃダメです!!!」


喪薔薇君の絶叫
雲母さんの静止

それはもう二人の近くまで来ていた私には耳が痛くなるほどの音で


天使「…え?」

異様な熱気
それに作動する報知器


火事が起こっているってことは理解できた
誰かの部屋が燃えて、火柱が廊下まで噴き出している

けどじゃあ目の前で踊るように動き回ってる炎の塊は?


雲母「星野君!!!」

喪薔薇「おいばか!突っ立ってねえで!!早く消火器もってこい!!!!」


早く消火器を持ってこないといけないはずなのに雲母さんの一言で立っていられなくなってしまった
地面が解けるみたいにぐにゃッとして、視界が白くなってくる
…星野君?あれが??

いま目の前で踊っている炎が??
458 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/01(水) 23:54:42.13 ID:UThav/fg0








『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』

                      

                     

                            
459 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/01(水) 23:58:08.47 ID:UThav/fg0




今日はここまでで。お付き合いいただきありがとうございました
明日は九時過ぎころから開始できればなと
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/02(木) 00:05:57.88 ID:9BzrBqt1O
え?通信簿イベントで??
びっくりしすぎて声出た

461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 00:12:36.96 ID:ATOEWFq80
通信簿イベント直後にこれはビックリした
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/02(木) 00:14:41.81 ID:0wP7p+TRO
通信簿がフラグになるのは意地悪すぎて絶望した
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 08:59:33.16 ID:ijP/vx0e0

やっぱ星野か…相方ポジみたいになった時点でちょっと覚悟はしてたが絶望だぜ…
464 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 11:04:12.63 ID:fpzIUMd10
今からは人はいますか?
465 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 16:58:14.01 ID:fpzIUMd10






【CHAPTER1】

ハッピーな生活へ 非日常編



                 

                 
                     
                 
466 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 16:58:39.53 ID:fpzIUMd10
雲母「―――さん!天使さん!!!」

肩を揺さぶられて目を開ける
あの光景を見て私は意識を失ってたらしい

もう炎は見えないけど、あたりに充満したむせかえるような焦げたにおいであれが夢じゃないって実感する

天使「……星野君は?」

まさかあれが
そんな淡い期待を込めて私は縋るように雲母さんに聞いた

けど雲母さんは黙って首を横に振るだけで…

天使「嘘…」

雲母「……」

雲母さんは何も言ってくれなかった

そんな時だった

モノクマ「うわ。早速焼死なんてグログロだねー」

どこからともなくものクマが現れて
うぷぷと笑いながらこの惨状を楽しんでいるようだった

天使「…!!!」

雲母「落ち着いて。今は落ち着いてください」

つい殴りかかりそうな私に雲母さんがそっと手を置いて静止する
星野君が死んだっていうのにどうしてモノクマはこんなに楽しそうなの?

モノクマ「今回初めて起こったことだから電子生徒手帳更新しておいたよー」

モノクマ「各自更新確認しておくように。んじゃ。バイナラー」

そうとだけ言ってモノクマはまた姿を消した
電子生徒手帳の更新?
何が書いてあるんだろう...
467 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 16:59:06.15 ID:fpzIUMd10






――――――――――――――――――――――――

7 生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、生徒全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。

8 学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。

9 学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、クロだけが卒業となり、残りの生徒は全員処刑です。

――――――――――――――――――――――――


喪薔薇「おいおいマジか…やっぱ裏あるとは思ってたけど…こりゃあキッツいな」

犯人を見つけれないと処刑???なにそれ?
…みんなで犯人を見つけて処刑しないといけないってこと?

わけわかんないよ…


                        
                          
468 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 17:01:02.76 ID:fpzIUMd10
モノクマ「あ…あとこれね!モノクマファイル!」

モノクマ「操作を塩カルに平等に進めるために簡単に今回の事件をまとめておいたからね!」

モノクマ「少しでもこれで捜査を円滑に進めてください」

モノクマ「オマエラがきちんと捜査して裁判に挑んでくれること!ボクは楽しみに待ってるからね」

天使「…見つけなきゃ。犯人」

喪薔薇「嫌。それはそれでいいけどよ、お前ひとりではさすがに無理だろ」

喪薔薇冷静さを欠いてるし、見つけれるもんも見つけれなくなるだろ」

壬生「けど捜査なんてしたことないでありますよ!」

帳「…とりあえず犯人がいるなら現場の保全というのが推理小説のセオリーだと思いますが…」

帳君の一言で現場には喪薔薇君と雲母さんが残ることになった
焼け焦げた部屋に炭みたいになった星野君。これだけでもメンタルに来るっていうのに
二人は首を横に振ることなくその場に残ってくれた

黒山「…でも捜査なんてどうすればいいのかしら」

福沢「気になるところを片っ端から調べるしかないんじゃないかしら」

厳島「はぁ…嫌どすわぁ…」

飯島「くけけ!もしかするとこの犯人俺かもしれねえなぁ!」

喪薔薇「やめとけー。変にそんなこと言ってッと下手すると死ぬぞ」

飯島「おっと!俺はやってねえぜ!清廉潔白だからな!!



コトダマ【モノクマファイル1】を入手しました
被害者は、星野一番。死亡時刻は午後6時頃、自室前にて爆死。目立った外傷はない
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 17:01:51.81 ID:Iz99DnTSO
犯人は誰だ
470 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 17:02:15.38 ID:fpzIUMd10
捜査なんて言っても私は畑違いすぎて何をすればいいのかわからない
けど星野君をこんな目に合わせた犯人を放っておくなんてことは絶対にしたくない

だからこそ私は―――――

天使「ねえ!捜査するから誰か手伝って。私星野君を殺した人、絶対に許したくない。絶対に見つけたい」

もうギャルなんて関係ない。今はそんなことやってる余裕なんてない
これは仇を取るための行動だ。

絶対に許してなんてやらない、案だけ優しかった星野君をこんな目に合わせるなんて

天使「絶対に犯人を見つけ出すから!」

喪薔薇「おー...こりゃすげえやる気だ、けど見つかんのか?部屋でバックドラフトなんて到底起こりうることじゃねえぞ」

天使「そんなのやってみないとわかんないでしょ」

私はきっと今冷静さを欠いている
けど今はそんなことどうだっていい、星野君をこんな目に合わせた犯人を絶対に見つけ出したい

雲母「無理だけはなさらないでくださいね…」

とにかく操作しなきゃ。少しでも手掛かりを見つけて星野君の仇を打つんだ
なんでこんなことになったとか。どうしてこんなことをしてしまったのか

全部全部確かめないと――――



【操作時間開始】
捜査パートナーを一人指定

下2
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 17:44:05.42 ID:ATOEWFq80
大山
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 17:46:12.09 ID:N1SJHmeDO
黒山
473 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 17:58:58.48 ID:fpzIUMd10

天使「黒山さん…」

部屋の中にずかずか入っていく黒山さんについ声をかけてしまう
この状況で冷静に部屋に入れる彼女に「どうして?」って聞くつもりだった

黒山「…ついてきて。貴方から光が見えているから」

黒山さんはそういって私の手を引いて黒焦げになった部屋の中に入っていく

天使「光が見えるって...何」

黒山「とにかく私たちは犯人を見つけないと死んでしまうわ」

黒山「だからあなたがそれを探すべき。天啓が下っている」

そういわれても黒焦げの部屋で何かを見つけるなんて無理だよ…
いったい何をどうすればいいの?

途方に暮れているとき、私は地面に落ちているものに気が付いた

天使「黒山さん。これなにかな」

溶けているけど明らかにこの前この部屋に入ったときにはなかったもの
黒いプラスチック片みたいな、固くて細かく溶けた何か

黒山「…プラスチック片かしら…これから殺意を感じるわ」

天使「つまり手掛かりってこと?」

黒山「交信するから少し待ってくれるかしら?」

とりあえず私はその黒い何かをポケットへとしまい込んだ
けどこれが殺人の原因なんてにわかに信じ固いよ
こんな小さなもので爆発なんて起きるわけがないし…

黒山「…それ。泣くさないで頂戴ね」

どうやら黒山さんの天啓曰く何かこれは重要なもの…らしい?

とにかくなくさないように私はそれをポケットの一番奥へとしまい込んだ
…なんだろうこれ

しかもよく見ると同じようなプラスチック片が部屋の至る所に落ちている



コトダマ【部屋の中に残ったプラスチック片】 を入手しました
部屋の中には黒いプラスチック片が大量に落ちていた

【安価】
1個室前
2コンビニ
3ランドリー
下2
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 18:00:06.22 ID:GiFy+FO90
1
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 18:11:19.51 ID:ATOEWFq80
1
476 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 18:46:20.77 ID:fpzIUMd10
【個室前】

黒山「クンクンクン」

喪薔薇「あー…やっぱ気づくよな」

黒山さんが匂いを嗅いでいる
私もつられて匂いを嗅いでみる

…なんだろうこの匂い
ガスみたいな…

こげの奥からかすかに匂うそれに私は鼻をつまんでしまった

雲母「ガスの匂いがわずかにしますね…」

でもなんでガスの匂い?
部屋にガスを発生させる機械なんてなかったはずだよね…?

喪薔薇「客家の原因これか???」

黒山「誰かがガスを撒いたということでしょうか…」

雲母「でも発火させるものなんて…」

黒山「発火装置…天啓はおりてきません…」

ガスがもとになって発火したってこと?
…じゃあいったい誰がどうやってガスを発生させたの?

【安価】
1個室前
2コンビニ
3ランドリー
下2
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 18:47:20.99 ID:ddYRX0p3O
2
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/02(木) 18:47:41.66 ID:mCXNHyV1O
1
479 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 18:54:00.95 ID:fpzIUMd10
ちょっと離席
戻ってくる五分前にはアナウンスをします
480 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 21:13:20.84 ID:fpzIUMd10
人はいますか?
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 21:17:56.00 ID:N1SJHmeDO
はい
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 21:20:24.68 ID:ATOEWFq80
参加
483 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 21:21:55.76 ID:fpzIUMd10
【コンビニ】

黒山「ノストラダムスの大予言…」

コンビニに入ると中は嵐が来たみたいにひどく荒らされている
棚は倒されて食料は床にぶちまけられて
とにかくひどい惨状だった

天使「酷すぎるよ…なにこれ」

黒山「…貴方…それでいいのかしら?」

ふと素が出てしまったのを咎められてしまった
…マズい。元に戻さないと

黒山「別に…いいわ。天啓にて分かっていたことだから」

正直そういってもらえて助かる
…こんな時までギャルをやるのは無理だから

天使「でもいつの間にこんな…」

黒山「朝来たときは普通だった…わね」

天使「じゃあ事件の前後にってこと??」

黒山「これじゃあ…何がなくなったかは分からないわね…」

確かにそれはそうだ
この惨状じゃあ何が持ち出されたかなんてわからない

黒山「……行きましょうか」

今は掃除する気になんてなれない
私たちはこのぐちゃぐちゃになったコンビニを後にして次のところに行くことにした

【安価】
1広場に行く
2ランドリーに行く
3レストランに行く

下2

3ランドリー
下2
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 21:23:47.08 ID:3lb3mF2qO
1
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 21:24:29.48 ID:ATOEWFq80
1
486 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 21:36:22.42 ID:fpzIUMd10
【広場】

広場に行くと帳君がいた
帳君も何か調査をしているらしく、帳君のほうから話しかけてきた

帳「何かおかしなことなどはなかったですか?」

黒山「いいえ」

天使「私も何も…ごめんね」

あ。帳君の前でもやってしまった…
というよりこの状況でギャルとかなんとか気にしてるべきなのかな
けど…ファンの子もいるし…

天使「ま。アタシの頭じゃ解決できるかわかんないしねー」

天使「ね?黒山さん」

黒山「ええ…あ。帳君気にしないで。いま彼女は特別な呪いにかかっていて時々意気消沈してしまうの」

帳「親しかったですからね」

天使「逆に…なんか帳君は見てないわけ?変なのとか」

帳「そうですね…。あ、光っているのを見ました」

帳「部屋にいた時なんですが、大体事件の起こる三十分くらい前。その時窓から隣の星野君の部屋がピカッと」

天使「光?炎的なサムシングじゃなくて?」

帳「炎だったら気づいていますね…本当に一瞬だけピカッと」

天使「なにそれ…電気の故障とかかな?」

黒山「それかエクトプラズムね」

【帳の証言】
事件の三十分くらい前に星野の部屋で何かが光っていたのを自室で確認している

【安価】
1エントランスに行く
2ランドリーに行く
3レストランに行く

下2
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 21:41:34.90 ID:ATOEWFq80
2
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 21:46:59.81 ID:uYRPGCzjO
2
489 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/02(木) 21:48:02.47 ID:fpzIUMd10
今日は短いですがここまでで
明日は祝日ですし朝あたりから更新して捜査partを更新しようかなと
告知はまた五分前くらいにします

それまではどうぞ推理などにお使いください
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/02(木) 23:09:40.75 ID:N1SJHmeDO
乙乙
491 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/03(金) 11:25:33.82 ID:yjXsqrDG0
お人はいますか?
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/03(金) 11:56:02.07 ID:92JyKwonO
います
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/03(金) 12:04:55.67 ID:97KR19F4O
はい
494 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/03(金) 12:10:11.44 ID:yjXsqrDG0
12時40分頃から再開します
495 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/03(金) 12:41:32.61 ID:yjXsqrDG0
【ランドリー】

雲母「あら…お二人とも…」

ランドリーには怪訝そうな顔をした雲母さんが居た
コンビニとは違ってこっちは全然荒らされていないのにどうしたんだろう?

黒山「顔が曇っているわ」

天使「そだよー。なんかいつもの天使のほほえみって感じじゃなくなってる」

雲母「それがですね…」

はぁと一息大きなため息をついて雲母さんは続けた

雲母「ランドリーの倉庫に置いてある火気厳禁のボトルが何本かなくなっていて…」

可燃性の液体ってことだよね?
つまりそれがなくなってたってことは…今回の事件に関係あるってこと?

雲母「私も毎度チェックをしていたわけではないのでいつなくなったかまではわからなくて」

黒山「天啓が下りてこなくともわかる。今回の事件に関係があるわね」

天使「だよね」

可燃性の液体を部屋に撒いてしまえば後は火をつけるだけで
今回のあの状況になることは明らかだ

雲母「もう少しこちらの管理もしておくべきでした…」

天使「雲母さんが落ち込むことないっしょ」

黒山「そうよ。今回の件は私の典型でも予知できなかったことだもの」

コトダマ【なくなっていた可燃性の液体】0を入手しました
ランドリーから可燃性の液体が大量に盗まれていた

【安価】
1個室内
2コンビニ
3個室前
下2
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/03(金) 12:49:57.25 ID:M4BbxDIhO
2
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/03(金) 12:50:23.64 ID:WdqJnPjsO
1
498 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/03(金) 13:00:20.39 ID:yjXsqrDG0
ちょいと休養のため離席
享受膿捜査partは終わらせます
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/03(金) 18:23:08.16 ID:WdqJnPjsO
捜査パートは淡々と進むから下1かパートナーだけ安価で決めて自動進行の方がスムーズに行きそう
500 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/04(土) 21:59:34.00 ID:xkQqCZAj0
用事が立て込んでしまったので>>499様の方式で書き溜めてから投稿しますね
お待たせして申し訳ございません。
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/04(土) 23:52:13.29 ID:2Y5xVjTI0
了解です
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/04(土) 23:55:17.53 ID:2Y5xVjTI0
上げてしまいました
すみません……
503 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/05(日) 14:49:03.56 ID:LLV5mG1F0
もうすぐ調査part書き終わりそうですが書き終わり次第投下した方が良いですかね
推理とかしたい方がいらっしゃればその方が良いかなと
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/05(日) 16:09:13.42 ID:Xch9w0h0O
迷う
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/05(日) 16:27:10.37 ID:EX2lsENBO
して欲しい
506 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/05(日) 16:29:43.35 ID:LLV5mG1F0
投下しておきますね
今から学級裁判書き溜めるので今日はこれで更新終わりになりそうです
後は推理にお使いください
507 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/05(日) 16:30:11.32 ID:LLV5mG1F0
【星野の個室内】

星野君の個室は前入った時とは打って変わってすべてが真っ黒だった
焦げ臭いにおいに、何もかもが焼け焦げた部屋
まるでここで過ごした時間までもが焼け落ちてしまったような感覚に陥ってしまった

黒山「窓のカギは締まっているわ」

黒山さんはそんな中で淡々と捜査を進めている

天使「けど窓のカギが閉まってると犯人はどこから出たの?」

そう。あの時火柱が立って、星野君が死んじゃって
けどそこからもう一人出てくることなんてなかったはず
私は気絶していてよく見ていなかったけど、仮に誰かが出てきているならきっと喪薔薇君か雲母さんが気付いているはず

黒山「どうでもいいけど貴方。すっかり元に戻っているわ」

天使「あ…ごめん」

黒山「差し詰め、通気口から出たんでしょう…いえ。違うわ」

部屋の通気口を指さした黒山さんだったけど、すぐにその言葉を否定した。
だって通気口は私が見てもわかるくらいに小さいし、何より何か伏田みたいなものでふさがれている

黒山「となると犯人には防火耐性。また火鼠の皮衣でも持っていたのかしらね」

天使「なにそれ」

黒山「かぐや姫位中学で習わなかった―――」

黒山「―――天啓よ。事件時に犯人はこの部屋にはいなかったわ」

天啓だ。黒山さんのはなんだかんだでよく当たる…
でも犯人が部屋にいなかったとなるとどうやって火をつけたの?

黒山「…ペペペポペヌス様。ではどうやって犯人は――」

黒山「―――駄目ね。チャネリングがもう合わないわ」

コトダマ【個室内は完全密室】を入手しました
個室内は完全に密室であり、窓が閉まっていれば蓋の閉められた通気口以外で空気の入れ替えはできない
508 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/05(日) 16:30:37.94 ID:LLV5mG1F0
【個室前】

喪薔薇「珍しい二人がせっせか捜査してんだな」

天使「いや。許せないっしょこんな事」

喪薔薇「おー...今日はそっちか、ご苦労なこった」

天使「そっちってどっちだしww」

黒山「何か事件に役立つ情報はないかしら」

喪薔薇「んあ?あー…事件に役立つかは知らねえけど、あんときエントランスにいたのは俺と雲母だけだぞ」

エントランス内にいたのはあの時医務室にいた喪薔薇君と雲母さん、あとはあとから入ってきた私の星野君だけらしい

喪薔薇「医務室の窓からずっと祖とみてたからな、だれが入ってきたかくらいはわかるぞ」

黒山「それは確かね?嘘だったら呪うわ」

喪薔薇「確かだっての、暇だったから医務室で茶飲んでたんだよ」

喪薔薇「んで、でけえ音が響いていってみたらあの惨状よ」

天使「ちなみにさー…いつからお茶してたわけ?」

喪薔薇「朝飯済んでからずっとだな」

天使「それまでエントランス出入り無しってこと?」

喪薔薇「二回もおんなじこと言わせんな。そーだよ」

黒山「じゃあますます謎が深まるわね…」

黒山「人体発火現象かしら」

喪薔薇「バカ、明らかに部屋燃えてただろうがよ」

コトダマ【事件前にエントランスにいた人物】入手しました
昼から事件前にエントランス内にいたのは喪薔薇と雲母だけ
509 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/05(日) 16:31:05.24 ID:LLV5mG1F0
【医務室】

医務室にいるであろうと雲母さんに話を聞こうと入ってみるとそこには予想外の人物が居た
ベッドで横になっているのは厳島さんだった。

厳島「あらぁ。看病に来てくれたんどすか?」

黒山「違うわ。雲母さんを探しに来たのよ」

ぴしゃりと黒山さんが言い放つ

天使「てかなんでベッドで寝てんの。体調でも悪いわけ?」

厳島「ここまで準備に準備を重ねて大きな作品造るつもりやったのに...おじゃんになってしもて…」

ああ。聞くんじゃなかった。
この人は本当に人を殺せなかったことを悔いているんだ

黒山「あなたにも一応疑いはかかっているんだけど」

厳島「やめておくれやす、そんなん、あんなちゃらちゃらした子作品にふさわしいないわ」

厳島「ほら。うちの計画書。こんなんで火事なんて起こせんどす」

そういって厳島さんは自分の計画書を見せてくれた
――――――――――
1;夜の6時に島内のすべての電気を落とす
2:毒と貯水槽の場所を記したマップを渡す
―――――――――――

神にはそう記載されてるけど、もしこれが実行されてたら――――

黒山「貴方。全員殺すつもりだったの?」

厳島「もちろんどす。全員器としては映えるやろしなぁ」

こんなこと言っちゃいけないんだろうけど、今回の犯人が厳島さんじゃなくて本当に良かったと思ってしまった

コトダマ【厳島の証言】入手しました
厳島が五日目の夜にモノクマに紙を提出しようとしたところ受理されなかった、また紙は厳島が所持していた
510 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/05(日) 16:31:33.99 ID:LLV5mG1F0
【広場】

大山「二人も捜査かい?何か有益な情報は得れたかい?」

ホテルから出ると大山君が私たちを見つけて駆け寄ってきた
どうやら大山君は一人で捜査をしていたらしい

黒山「ええ…いろいろとね」

天使「まあ天啓とギャルの力って最強だしー」

大山「…無理はしなくていいんだぞ。友人がなくなっているんだ」

天使「してねーよww」

ふとかけられた言葉に少し涙が出そうになったけどぐっとこらえる
今ここで泣いてちゃだめだ、絶対に犯人を見つけ出さないと
そのためにも今は絶対にこの姿勢を崩しちゃいけない

星野君が殺された理由は絶対に私が見つける、どうしてこんなことをしたのか聞かなきゃいけないんだから

黒山「大山君は何か調べれたかしら?」

大山「そっちはどうだい?」

天使「うちらが調べれたのはこれとこれとこれ」

今まで調べた情報を大山君に伝える
すると大山君も自分の知りえたことを教えてくれた

大山「昼から事件までエントランスに人が立ち寄ってないとなると朝食をとっていない人物が怪しいということになるかな」

天使「ちなそれって誰よ」

大山「朝レストランで見かけていないのは。帳君に璃堂君福沢さんにクロエル君に絵空事さんだ」

天使「どれも殺人とは程遠そうなんだけど…」

けど貴重な情報にはなるのかな…?
とにかくこの五人の名前を電子生徒手帳のメモ機能に記すことにした

コトダマ【朝食をとっていない人物】入手しました
帳と福沢と璃堂とクロエルと絵空事の5人はその日朝食をとっていないと証言があった
511 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/05(日) 16:32:22.20 ID:LLV5mG1F0
【ランドリー】

飯島「もう…お気に入りだったのに...やだなぁ。それに捜査なんて...」

ランドリーからか細い声が聞こえてきたからてっきり絵空事檀家と思って入ってみると
そこにいたのは飯島さんだった

飯島「ひぁっ」

飯島「なんだおめーら!捜査か?ご苦労なこった」

黒山「こんなところで何をしていたのかしら?」

飯島「決まってんだろ!盗まれた服の捜索だよ、人死になんてどーでもいいね」
【ランドリー】

飯島「もう…お気に入りだったのに...やだなぁ。それに捜査なんて...」

ランドリーからか細い声が聞こえてきたからてっきり絵空事檀家と思って入ってみると
そこにいたのは飯島さんだった

飯島「ひぁっ」

飯島「なんだおめーら!捜査か?ご苦労なこった」

黒山「こんなところで何をしていたのかしら?」

飯島「決まってんだろ!盗まれた服の捜索だよ、人死になんてどーでもいいね」

天使「ちょっと!!!その言い方はないんじゃない!?」

黒山「落ち着きなさい短気はゾンビよ」

天使「それを言うなら短気は損気じゃね?」

飯島「俺のお気に入りの一張羅が大量に盗まれてんだ。これこそ事件だぜ」

天使「…ちなみにいつなくなったの」

飯島「昨日の夜洗濯に出して、朝飯食う前に見に行ったらなくなってたんだよ」

黒山「…あなたの服を盗むなんてよほどのモノ好きね。インスマスみたいだわ」

飯島「なんだよその淫乱スミスって!淫乱だから俺の服を盗んだんだろうが!!」

飯島「あー!腹立つぜ!!!くそが!!!」

服が盗まれたのが本当なら昨日夜から朝にかけてってことだよね
何かに使えるかもしれないからメモを取ってみるけど…

是って本当に事件と関係あるのかな?

コトダマ【飯島の証言】入手しました
昨日の夜に洗濯していた自分の服が大量にランドリーから盗まれていたとの証言
512 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/05(日) 16:32:48.04 ID:LLV5mG1F0
【広場】

怒り狂う飯島さんを放っておいて私たちが広場に戻ってみると次は福沢さんが居た
新聞記者だし何か有益な情報もってないかな…

天使「福沢っちー!なんか超重大情報みたいなのない?」

福沢「…超重大情報になるかはわからないけど」

やっぱり何か知ってるみたいだ、聞いてみよう

福沢「あの忌々しい紙を破棄した人物は調べがついたわ」

福沢「あんな姑息な手を使うなんて許せないわよね」

黒山「…ちなみにそれって誰かしら」

福沢「私と絵空事さん帳君に神宮院君と飯島さんね」

天使「てか福沢っちカメラは?」

福沢「死体の写真だけ収めて部屋に置いてきたわ。もし何か映ってはいけないものが映っていてそれで狙われるのも嫌だしね」

黒山「…賢明な判断ね」

天使「なんかそれで殺される漫画あったよね、金田二少年の事件簿だっけ」

福沢「貴方ってギャルの割にはニッチなマンが知ってるわよね」

天使「話題提供はギャルの役目だからさぁ」

黒山「話を戻すわ。破棄したのはその五人だけかしら?」

福沢「紙の現物を見たわけではないけど申告ではこの五人ね」

コトダマ【封筒と紙を破棄した人物】を入手しました
モノクマからの動機の申請書を破棄したのは神宮院と飯島、封筒を破棄したのは福沢と絵空事と帳の三人
513 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/05(日) 16:33:19.79 ID:LLV5mG1F0
【レストラン】

モノクマ「やあやあ!オマエラ操作は進んでる???」

モノクマ「様子を見に来たけど血眼だね。うぷぷ」

経書を取りに来た私たちの前にひょっこりと現れる元凶
つい怒りをぶちまけそうになってしまったけど
それを察知したのか黒山さんにそっと肩を抑えられた

黒山「どうせあなたは犯人を知っているんでしょうけど」

モノクマ「もちろん。僕は申請書通り二つ仕事をしたからね」

黒山「火をつけたりはしていない?」

モノクマ「それは直接的行動にあたるからボクはできないよ

黒山さんは淡々とモノクマに質問を続ける
そうだ、私も冷静になってモノクマから情報を引き出さないと

天使「じゃあなんで部屋があんな燃えたわけさ」

モノクマ「知らないよ!それを調べるのがオマエラの仕事でしょ!」

モノクマ「ボクは直接危害を加えるようなことはできないから部屋を燃やしたのはオマエラの中の誰かだよ!」

黒山「ちなみにどんな仕事を下釜では教えてもらえないのかしら」

モノクマ「それは秘密だよ。言っちゃったらクロが分かっちゃうかもしれないしね」

天使「ヒントだけでも駄目なわけ?」

モノクマ「ヒントぉ?完全密室にしたのはボクだよ。って仕事の一つ言っちゃった!」

黒山「部屋の通気口に蓋をしたのは貴方ってことね…」

なんだか物凄い情報が落ちた気がする…
けどそれだけじゃやっぱり犯人は分からない

モノクマ「これ以上下手なこと言わないようにボクは帰るよ!」

モノクマ「んじゃ。バイナラー」

そういってモノクマは煙のように姿を消した
毎回思うけどクロエル君もモノクマもどうやってあんな一瞬で姿を消しているんだろう

コトダマ【火はつけれない】を入手しました
モノクマ曰く火をつけるのは直接的な行動なので行っていない

コトダマ【モノクマの証言】を入手しました
モノクマは仕事を二つしたと言っていた
514 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/05(日) 16:33:47.49 ID:LLV5mG1F0
【ホテル エントランス】

一通り調べれるところは調べつくして私たちはいったんエントランスへ戻ることにした
まだほかに調べれることがないかどうかも話し合いたかったし

神宮院「ああ。二人も捜査かい」

黒山「……ええ」

神宮院「そんな警戒した目で見ないでくれないかな?」

確か神宮院君はアンケートにYESの回答をした一人だ
…黒山さんが警戒してるのは多分きっとそのせいだ

神宮院「言っておくが、あの紙は再発行不可だ」

神宮院「それに目の前で破棄もしているし、そうだね?天使さん」

黒山「そうなのかしら?」

天使「うん…びりびりに破いて捨ててたのは見たっけ」

神宮院「あの時の発言には感謝しているよ、だって疑いが晴れるわけだからね」

黒山「…そう」

まだ黒山さんは警戒しているみたいだけど…
けど確かに私はこの目で見たから神宮院君は信用できる…かな

黒山「だとしたら飯島さんと神宮院君は測らずともクロではないということかしら?」

神宮院「そう思ってくれて構わないよ、実際私はクロではないしね」

黒山「今は信じるわ。この後はどうなるかわからないけど」

天使「まあ…裁判?とかで明らかになるしそん時にわかるんじゃね?」

黒山「だといいけど」

なんだか少し険悪なムードな中私たちは神宮院君と別れた
…申請書の再発行ができないなら犯人は4人の中のだれかってこと?

…けどその四人っていったい誰なんだろう......

コトダマ【再発行不可】を入手しました
モノクマ申請書は再発行不可
515 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/05(日) 16:34:14.55 ID:LLV5mG1F0
本日はここまで
皆様の推理を見てニヤつかせてください
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/05(日) 18:13:57.50 ID:Oc82F1mMO
無実っぽい感じがここで出てくると逆に怪しそう
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/05(日) 18:44:48.89 ID:dg/O3xEZO
裁判パート早くみたいな
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/05(日) 18:45:15.23 ID:dg/O3xEZO
雲母ちゃん生き残って
519 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/06(月) 08:59:20.31 ID:xhHILDbl0
キャラの見た目の詳細な設定とか必要ですか?
一応資料としては作成してあるのですがもし必要であれば公開します
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/06(月) 09:49:35.22 ID:jRFnth0DO
お願いします
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/06(月) 09:50:49.91 ID:TMBNRFl30
あるなら見れると嬉しいかも
522 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/06(月) 09:55:32.33 ID:xhHILDbl0
【男子】

【超高校級の人形師】
名前:璃堂 人浄 
イメージカラー:黄緑
容姿はTHE和装、紋付き袴スタイルにお多福のお面。腰まである細い一つ括りの人物
一応お多福の仮面の奥は美形

【超高校級の学級委員】
名前:大山 真面目 
イメージカラー:白
超名門校の制服を身にまとったいかにも真面目そうな男子
髪の毛は校則にそって短髪黒髪。とにかく見た目からして堅物

【超高校級の宗教学者】
名前:神宮院 司
イメージカラー:銀色
宣教師のような格好のくせにストリートファイターの豪鬼みたいな数珠を首から下げている
髪型は金髪にパーマをかけているので時折外人と間違われる


【超高校級の魔法使い】
名前:クロエル・ヴァンガード
イメージカラー:黒色
ハリポタのホグワーツの学生みたいな恰好をしている
髪型は肩くらいまである髪の毛を前髪からすべてサイドに流している

【超高校級の???】
名前:喪薔薇 大和
イメージカラー:緋色
スーツを着てなければ見た目はチンピラと見間違うくらい人相が悪い
無造作な短髪でありスーツも程よく着崩されている

【超高校級の幸運】
名前:真中 標
イメージカラー:オレンジ
パーカーにワイシャツを着ているがパーカーのと顔のせいで中学生にしか見えない
髪型にアホ毛はなく、少し長い目くらいの短髪

【超高校級のインフルエンサー】
名前:星野 一番
イメージカラー:バーントオレンジ
平成のギャル男と令和のギャル男が混在しているような見た目
髪の毛は常にカチューシャで上げている

【超高校級の図書委員】
名前:帳 司
スキル
イメージカラー:マウスグレー
サスペンダータイプのズボンにワイシャツ着用
髪の毛は長さ的におかっぱくらいまで伸びており、無造作に放置しているので前髪で目が隠れそうになっている
523 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/06(月) 09:57:38.02 ID:xhHILDbl0
【女子】
【超高校級のグラビアアイドル】
名前:天使心愛 
イメージカラー:ハニー
海辺用のパーカーにビキニ。そこにホットパンツを着用した露出度の高いスタイル
髪の毛は肩ほどの長さのサイドテール+アンテナがついている

【超高校級のオカルト部】
名前:黒山 魔夜 
イメージカラー:ピアニー
ボブヘアーにセーラー服+ロングスカートを着用している
頭には丑の刻参り風にろうそく型の電飾が二本巻き付けられている

【超高校級の腹話術師】
名前:飯島 百合華
イメージカラー:紫紺
喪服に黒いベールを着用した見た目だけならクールな美女
髪型は短いポニーテールにしており

【超高校級の絵本作家】
名前:絵空事 空
イメージカラー;アップルグリーン
ベレー帽にサスペンダータイプのスカートとシャツを着用
髪の毛は肩下まであるが毛先が異常に内巻きカールになっているので実際より数センチ短く見える

【超高校級の古武術師】
名前:壬生 千草
イメージカラー:琥珀色
ボロボロの道着に身を纏った男にも女にも見える人物
髪型は無造作な短髪ヘアーにしており、おしゃれには興味がなさそう

【超高校級の華道家】
名前:厳島 菊
イメージカラー:ルージュ
十二単の様な着物に身を包んだ女性
長くてきれいな黒髪を腰まで伸ばしている

【超高校級の看護師】
名前:雲母 ふわわ
イメージカラー:水色
甘ロリの上にエプロンを付けたいかにもおっとりした雰囲気の女性
ツインテールは胸当たりの長さで、髪留めは赤い十字架のヘアゴムを着用している

【超高校級の新聞部員】
名前:福沢 明美
イメージカラー:丹色
セーラー服にミニスカートを着用
髪の毛は首くらいの長さのストレートでいわゆるおかっぱ頭



雑多な走り書きのようになってますがこんな容姿です
少しでも皆様が読んでる歳のイメージを膨らませれると幸いです
524 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/06(月) 14:28:07.54 ID:xhHILDbl0
なんとか学級裁判今日明日中に投下し終わりそうですので一応の進捗お伝えです

ちなみにしばらくスレに更新が無いので生き残り最終メンバーの予想を聞いて閑話休題とさせていただいてもいいですか?
525 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/06(月) 14:32:48.19 ID:xhHILDbl0
その前にコトダマリストだけ投下しておきます

【モノクマファイル1】
被害者は、星野一番。死亡時刻は午後6時頃、自室前にて焼死。目立った外傷はない

【ガス臭い廊下】 
廊下にはガスのにおいが充満していた

【部屋の中に残ったプラスチック片】 
部屋の中には黒いプラスチック片が大量に落ちていた

【厳島の証言】
厳島が五日目の夜にモノクマに紙を提出しようとしたところ受理されなかった、また紙は厳島が所持していた

【事件前にエントランスにいた人物】0
事件前にエントランス内にいたのは喪薔薇と雲母だけ

【個室内は完全密室】
個室内は完全に密室であり、窓が閉まっていれば蓋の閉められた通気口以外で空気の入れ替えはできない

【モノクマの証言】
モノクマは仕事を二つしたと言っている

【荒らされたコンビニ】 
事件前後。コンビニがひどく荒らされていた

【飯島の証言】
昨日の夜に洗濯していた自分の服が大量にランドリーから盗まれていたとの証言

【帳の証言】 
事件の三十分くらい前に星野の部屋で何かが光っていたのを自室で確認している

【火はつけれない】
モノクマ曰く火をつけるのは直接的な行動なので行っていない

【なくなっていた可燃性の液体】
ランドリーから可燃性の液体が大量に盗まれていた

【再発行不可】
モノクマ申請書は再発行不可

【封筒を破棄した人物】
モノクマからの動機の申請書を破棄したのは神宮院と飯島、封筒を破棄したのは福沢と絵空事と帳の三人

【朝食をとっていない人物】
帳と福沢と璃堂とクロエルと絵空事の5人はその日朝食をとっていないと
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/06(月) 18:33:49.11 ID:R0MPw0coO
真中くんには生き残ってサインをもらって欲しい
厳島は更生したら生き残りそう
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/06(月) 19:00:53.24 ID:IF/29a/G0
天使、クロエル、真中、飯島、福沢
あたりと予想
528 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/06(月) 20:54:19.42 ID:xhHILDbl0
今日中にぎりぎり完成しそうなんですけど投下してたら費を跨いだりしそうなので明日に回した方が良いですかね?
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/06(月) 21:17:11.56 ID:6laBkv4qO
完成するならみたいけれど、無理させたくないからどっちでもいいよ
530 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/06(月) 21:58:02.80 ID:xhHILDbl0
裁判完成しそうなので人の集まり具合によって投下をします
どうしても日を跨いでしまいたくはないので

あまりいないようでしたら明日に回しますね
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/06(月) 22:07:49.70 ID:6laBkv4qO
います
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/06(月) 22:28:12.22 ID:MKGZZGLf0
います
533 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/06(月) 23:25:26.01 ID:xhHILDbl0
更新は明日で
それまではまた推理などお好きな用途でお使いくださいませ
534 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 10:17:06.17 ID:6i5lXaqO0
朝から更新するとして人はいますか?
535 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 13:59:03.89 ID:6i5lXaqO0
いまからお人はいますか
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 18:02:57.99 ID:/bQEASHDO
遅れたけど参加可能
537 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 18:29:00.90 ID:6i5lXaqO0

ピーンポーンパーンポーン

モノクマ「それでは今から学級裁判を開始します!」

モノクマ「オマエラは捜査を切り上げて至急モノクマ広場に来てください!」

モノクマ「裁判は全員参加です!来ないとオシオキだからね!」

モノクマ「繰り返します、学級裁判を開始します!」

モノクマ「オマエラは至急体育館へ来てください!」

体育館って最初に私たちが集められた場所だよね…

黒山「行きましょうか…」

まだ探せてないところがないかすごく不安だけど
けど、このアナウンスの通りにしないんだろうなって、私達は体育館へ足を進めた
538 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 18:29:27.96 ID:6i5lXaqO0
【体育館】

飯島「おうおうおう!!!来てやったぜ!!!」

私達が入ったすぐ後に大きな声を出しながら飯島さんが入ってきた
ざっと見まわすと今入ってきた飯島さんが最後らしく

当たりには15人、一人を除いて全員がそろっている

福沢「人の死を余興にするなんて許せないわね」

璃堂「…お千代さん。大丈夫だよ。不安に思うことなんてないさ」

喪薔薇「どんな理由にしてもきっちりと責任は取ってもらわねーとな」

押しつぶされそうな空気の中で数人が口を開く
広い体育館で声が反響するけど、その音までが重たい空気に押されて地面に落ちていくようだった

モノクマ「全員揃ったね。じゃ。階段あるからそこからエレベーターに乗ってね」

ステージの下の板がいつの間にか開かれていてそこに下へと続く階段ができていた
ここから降りて行けばいいんだよね

黒山「…行きましょうか」

緊張してるのを悟られたのか、黒山さんにポンとかたを叩かれる

雲母「大丈夫です…大丈夫ですよ」

そんな様子を見ていた雲母さんも私に声をかけてくれた
…もう行くしかないんだな。

一人一人階段を下りていくのを私は追いかけるように開かれたステージ下へと向かっていった
539 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 18:30:02.86 ID:6i5lXaqO0
【エレベーター】

階段を下りきるとそこには大きなエレベーターがあった
まるで大きな口を開いているかの様に扉を開いているエレベーターにみんな乗り込んでいく

喪薔薇「こっから裁判場なんだろうな」

ゴウンゴウンと下に下っていくエレベーターの中で喪薔薇君がそっと言う

雲母「裁判だなんて…」

飯島「けどあんなアグレッシブな殺し方奴が居るんだろぉ!?見つけて火あぶりにしようぜ!」

大山「火あぶりはやりすぎだ。きちんと法にそって懲役を受けてもらおうではないか」

クロエル「電子生徒手帳には処刑と書いてあったがね」

喪薔薇「命がけってことか…クソが」

チーンと音が鳴って扉が開く。
そこに広がってるのはまるでテーマパークのような光景で――――
540 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 18:30:31.78 ID:6i5lXaqO0















【学級裁判 開廷】
541 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 18:31:02.14 ID:6i5lXaqO0
【裁判場】

裁判場と言われて入ったそこは色とりどりの風船で飾られて
壁は幼稚園の壁紙の様な動物が描かれたポップな色調で
まるで私の知っている裁判場とは大違いだった

モノクマ「はいはい全員ちゃっちゃと席に立って」

円形に並べられた証言台に一人一人立っていく

星野君の場所には某に括りつけられて大きな赤いバツ印を付けられた星野君の遺影が掲げられていた

福沢「悪趣味ね」

正直最低だと思った。
校則が無ければきっと私はモノクマにビンタの一つでもしていたかもしれない

モノクマ「これはボクなりの配慮だよ!」

モノクマ「人は肉体的に死んだ時と忘れられた特に死ぬって言うでしょ?」

モノクマ「だからオマエラが星野君を忘れないようにね」

忘れるはずがない
目の前であんなひどい死に方。今も頭の中にこびりついている

モノクマ「ほら!みんな自分の場所に立ったんだから天使さんも早く!」

気が付くと私以外はみんな自分の場所に立っていた
急かされて渋々私も自分の場所に行く

ここから裁判が始まるんだ
本当に星野君を殺した人がこの中に居るの?
もしかしたらそれ自体が嘘で本当はモノクマが殺したなんてことないよね?

胸の中にいろんな気持ちがぐるぐる渦巻きながら、この最悪の裁判は始まっていった
542 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 18:31:32.11 ID:6i5lXaqO0
モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!」

モノクマ「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおき」

モノクマ「逆に間違った人物をクロと指摘した場合は、クロを除く全員がおしおきとなり……」

モノクマ「みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となります!」

飯島「処刑だぁ!?どういう意味だよ」

モノクマ「文字通り死刑ってことだよ」

帳「…確認ですが貴方が犯人ってことはないですか」

モノクマ「ないない。ボクは学園長だよ!生徒を傷つけるようなことはしないよ!」

モノクマ「だからオマエラは集めた証拠で議論をしてクロを導き出してください!」

大山「議論は得意だ。だが、人を貶めるだけにするなんて」

真中「けど...犯人を見つけないと僕たちが…」

モノクマ「さっさと初めてよね。ボクはこの瞬間がいちばーん楽しみなんだからさ!」

絵空事「話し合うって何を話し合うんですかぁ…」

大山「とりあえず遺体を見つけた時の話から始めればいいのではないか?」

モノクマ「はいはい!もう何でもいいから!早く始めてよねー!!!」
543 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 18:32:02.65 ID:6i5lXaqO0
《ノンストップ議論 開始≫

コトダマ
【モノクマファイル1】
【個室内は完全密室】
【荒らされたコンビニ】

大山「まず遺体の状況から話し合おうではないか」

真中「うっ…思い出しただけで…」

絵空事「【焼死でした】よねぇ…びぇぇぇん」

厳島「泣かんといておくれやす、あんな【真っ黒こげな遺体】誰だってトラウマやわ」

雲母「【ほぼ即死の状態】でしたからね…あそこまでひどいのはめったに見たことが…」

大山「辛いことを思い出させて申し訳ないが分かっていることを皆もっとはなしあってくれたまえ」

神宮院「話し合うも何も、こんなの初めてなんだから何を話せばいいか…だね」

クロエル「まあ私はこういうのに慣れていますがね、嘘ですけど」

大山「クロエル君!こういう時に嘘はやめてくれないか」

クロエル「はっはっは済まない済まない。場を和ませたくてね」

黒山「和むわけないでしょうと天啓が…呪われるわ…きっとね」


【安価】
下2
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 18:51:46.86 ID:d/WRi7VbO
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 18:56:59.22 ID:d/WRi7VbO
焼死でしたにモノクマファイル1
546 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 18:58:37.09 ID:6i5lXaqO0
ー>モノクマファイル1
正解!!

天使「ちげーから!」

天使「そもそもファイルには爆死って書いてあるっしょ」

絵空事「びえぇぇぇぇん!間違ってしまってごめんなさいぃ!」

天使「いや…そこまで怒ってないから」

大山「ああ。僕としたことが失念していたよ。確かにファイルにはそう書いてあったね」

雲母「爆風と熱波と高温の炎…考えただけでも苦しい死に方です」

雲母「ほぼ即死なのが救いでしょうか…」

璃堂「けどあんな火の気のないところで爆死だなんて…不思議だね?お千代さん?」

喪薔薇「確かにそーだな。爆弾でもありゃあ別だけど」

雲母「扉を開けた瞬間に爆発する爆弾なんてありますか?」

喪薔薇「誰かがスイッチを持ってたとかじゃねーのか?」

爆弾?いやそうじゃないと思う
だって廊下にはあの匂いが充満してたから

恐らくあれが原因だと思う―――
547 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 18:59:05.50 ID:6i5lXaqO0
《ノンストップ議論 開始≫

コトダマ
【事件前にエントランスにいた人物】
【飯島の証言】
【ガス臭い廊下】


喪薔薇「つまりは爆弾をモノクマに申請して【ドッカン】ってことかぁ?」

雲母「さすがに【爆弾を用意なんて不可能ですよ】」

モノクマ「いや。いってくれたらなんでもよういしたよ!」

絵空事「びえぇぇぇぇん!喋らないでくださぁい!!!」

黒山「つまりは【部屋に爆弾を仕掛けて】…地獄へ送ったと」

厳島「地獄確定なんどすなぁ…」

真中「【天国に行ったかもしれない】じゃないですか!」

飯島「でも俺にとっちゃ地獄は天国みたいなもんだぜ??」

厳島「今その話はきいとりません」

福沢「話が脱線しているような気がするんだけど?」

大山「そうだぞ!真面目に話し合いたまえ!」

【安価】
下2
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 19:07:48.98 ID:d/WRi7VbO
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 19:10:18.00 ID:z3qenwiBO
【部屋に爆弾を仕掛けて】ガスくさい廊下
550 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 19:14:50.63 ID:6i5lXaqO0
ー>【ガス臭い廊下】
正解!!

天使「ちげーから!!」

天使「みんな廊下の匂い忘れたわけ!?あんだけガス臭かったんだよ?」

雲母「確かにガスの匂いがしてましたね」

喪薔薇「ってことは何かがガスに引火してってことか?」

大山「けどそれだと発火装置か何かが仕込まれていたってことにならないかね?」

帳「部屋には通気口があります…」

福沢「なら爆発するほどのガスが充満するのはおかしいわ」

喪薔薇「バックドラフトにしろ爆発にしろ通気口があれば無理だわな」

厳島「ほんならやっぱり爆弾どすか??」

絵空事「そう…なりますよねぇ…」

黒山「少し早計過ぎないかしら…」

皆間違ってるよ。あそこを確認したから私は確信を持って言える
そうだよね黒山さん??

【正しいコトダマを指定しろ】
【厳島の証言】
【荒らされたコンビニ】
【個室内は完全密室】
【安価】
下2
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 19:23:22.15 ID:XWkRUIEsO
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 19:24:13.55 ID:XWkRUIEsO
個室内は完全密室
553 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 19:25:04.12 ID:6i5lXaqO0
ー>【個室内は完全密室】
正解!!

天使「ちょっと待って。個室内通気口塞がれてた系なんだけど!」

黒山「ええ。そうよ。そこについては確認しているし私もペペペポペヌス様も見たわ」

喪薔薇「んじゃあガス爆発の線もあるってことか」

帳「…爆弾の線も消えてませんがね」

雲母「そもそも爆弾なんて...それにドアを開けたタイミングで爆破だなんて」

真中「リモコン式なら可能なんじゃないかな…」

福沢「そうね。ドアを開けたタイミングでドカンよ」

神宮院「ガス爆発の線も捨ててはいけないと思うが」

クロエル「そうなると着火装置が必要になるが、ドアを開けたタイミングで着火なんて難しい装置だと思うけどね」

福沢「意外と簡単なんじゃないかしら、ライターの着火装置みたいに」

喪薔薇「いや、だとしたら部屋内で爆発は起っちまうが、あんな廊下までは広がらねえよ」

雲母「確かにあの時まではガスの匂いも何もしませんでしたから…」

厳島「ほなら誰かが部屋を開けたタイミングで着火したとかやろか」
554 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 19:25:58.99 ID:6i5lXaqO0
《ノンストップ議論 開始≫

コトダマ
【事件前にエントランスにいた人物】
【飯島の証言】
【再発行不可】

真中「やっぱり犯人は【星野君が来るのを見計らって部屋を開けたタイミングをみてリモコンで爆破】したんだよ」

喪薔薇「その装置をどうやって作るんだってはなしだ、【そんなの不可能だぜ】」

クロエル「私の手先にかかれば可能ですよ。嘘ですがね」

雲母「こういう時に嘘はおやめください...」

厳島「【燃え広がりやすいように部屋にガスをまいたんやろなぁ】」

喪薔薇「でもそのタイミングだと【部屋の外までは火は燃え広がらねえぜ】」

福沢「本当にガスの匂いは事件前はしなかったの?」

雲母「赤十字にかけて誓います【部屋の前に異変はありませんでした】」

喪薔薇「当然ガスの匂いもしなかったな。記憶してるぜ」

飯島「オカルト女が魔術で発火させて殺したんだ。それかあの陰湿京都女だな」

厳島「やめておくれやす、そんな適当に犯人なすりつけんの」


【安価】
下2
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 19:37:29.19 ID:/bQEASHDO
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 19:43:55.76 ID:AE3Fb8b50
【星野君が来るのを見計らって部屋を開けたタイミングをみてリモコンで爆破】に【事件前にエントランスにいた人物】
557 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 19:46:57.60 ID:6i5lXaqO0
ー>【事件前にエントランスにいた人物】
正解!!

天使「ちげーから!!」

天使「そもそもリモコン操作でやるんだったら星野っちが部屋に入るタイミングをどっかで見とかないといけないわけっしょ?」

天使「でもさ、そん時ってアタシと喪薔薇っちと雲母っちしか星野君を除いてホテルにいなかったってわけ」

喪薔薇「おう、それは俺も証言するぜ朝飯後から事件起こるまで医務室にずっといたけどエントランスに入ってくる奴はいなかった」

雲母「同上です」

真中「じゃあつまりはリモコン爆弾の線は消えたってことだよね」

クロエル「時限式の爆弾の線はありませんかね」

神宮院「不可能だろうね。いつ帰ってくるかなんて予想はつかないだろう」

喪薔薇「そりゃそうだけどよ、一顧できる方法はねえか?」

壬生「そんなことができる方法があるでありますか?」

雲母「んー…どうかしら」
558 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 19:47:30.46 ID:6i5lXaqO0
《ノンストップ議論 開始≫

コトダマ
【封筒を破棄した人物】
【火はつけれない】
【再発行不可】

喪薔薇「簡単な方法だ、申請書を使えばいい」

壬生「なるほど!【部屋に入ってきた瞬間を狙ってモノクマさんが着火】ですね」

喪薔薇「通気口も締まってたんだ、それで【バックドラフトが起きた】」

雲母「その話だったら可能かもしれないけど…」

絵空事「つまりモノクマさんは【部屋にガスを充満させて】火をつけたってことですか?」

壬生「そうでありますよ!卑劣な罠を!!いったい誰がそんなことをでありますか!!」

喪薔薇「だから今それを探してるんじゃねえか」

厳島「…いやぁ。こりゃ難題ですわなぁ」

壬生「頭の中がパンクしそうであります!」


下2
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 19:59:17.76 ID:G+CVp+3dO
560 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 20:14:06.87 ID:6i5lXaqO0
夕飯のため中断
安価は下で
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 20:14:08.74 ID:XWkRUIEsO
モノクマさんが着火に火はつけられない
562 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 20:38:54.73 ID:6i5lXaqO0
ー>【火はつけれない】

天使「ちげーから!!」

天使「モノクマに聞いたけど直接火をつけるのは無理なんだってば」

モノクマ「そうだよ!僕は説明した通り直接的な行動はできないんだってば」

モノクマ「着火装置の火をつけるのもしてないからね!」

モノクマ「今回ちゃんと火をつけた人物は別に居るんだからちゃんと探してよね!」

モノクマ「なんでもかんでもボクのせいにしちゃってさ!」

壬生「じゃあ誰が火をつけたでありますか!飯島さんですか!?厳島さんですか!?」

飯島「なんで名指しなんだよ!!!ぼこぼこにすんぞ!」

厳島「そうどすえ…そないに急に押し付けられても困るわぁ」

神宮院「怪しいのは分かるが、そこはきちんと話し合わないとな」
563 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 20:39:29.47 ID:6i5lXaqO0
《ノンストップ議論 開始≫

コトダマ
【荒らされたコンビニ】 
【飯島の証言】
【封筒を破棄した人物】


壬生「では特に怪しい二人について話し合うであります!」

大山「言っていることにはおおむね同委はするが、失礼ではないか?」

壬生「無礼講でありますよ!」

帳「…使い方を間違っている気が……」

黒山「確かに【飯島さんは用紙を持っていたわ】」

クロエル「【その用紙で申請して】犯行に及んだということかね」

壬生「きっとそうでありますよ!」

飯島「【今回俺は関係ねーってば!!】」

大山「で。実際どうなんだね飯島君!!」

飯島「だーかーらー!!!!俺は関係ねーっての!!!馬鹿が!!!」

【安価】
下2
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 20:44:48.57 ID:XWkRUIEsO

565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 20:46:15.50 ID:XWkRUIEsO
その用紙で申請してに封筒を破棄した人物
566 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 20:47:35.01 ID:6i5lXaqO0
ー>【封筒を破棄した人物】
正解!!

天使「ちげーから!!」

天使「マジで疑われるのは仕方ねーけど!飯島っちには無理なんだって!」

大山「それまたなんでだね?」

黒山「申請書を破棄しているからよ」

厳島「意外やわぁ…かばうなんて」

壬生「そうでありますよ!」

壬生「大体どうして怪しい奴をかばうでありますか!」

壬生「理由もなしにかき乱しているのであればウチも容赦はしないでありますよ!!」

天使「ちょ…ちょっと落ち着きなよ!」

壬生「徹底的に追及するであります!」≪反論 ≫
567 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 20:48:01.93 ID:6i5lXaqO0
《反論ショーダウン 開始!!》
コトダマ>664
【モノクマファイル1】
【再発行不可】
【なくなっていた可燃性の液体】

壬生「そもそも【申請書を破棄したなんて嘘】かもしれないじゃないでありますか!」

壬生「それにもしかすると申請書を破棄したように見せかけて破棄していないかも!」

天使「それはないってば目の前で見たんだから」

壬生「だったら【再申請すればいいじゃないでありますか】」

壬生「ああいう要旨は大体再申請ができるって相場が決まってるであります!」

天使「いやいや、マジで落ち着けってば」

壬生「悪即殴であります!それをかばおうなんて笑止千万であります!」

壬生「つまり【犯人は飯島さん】でありますよ!これは決定であります!」

壬生「これ以上かばうのはやめるであります!実家のおふくろさんも泣いてるでありますよ!」

【】の中身を切り崩せ

下2
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 20:50:13.31 ID:AE3Fb8b50
【再申請すればいいじゃないでありますか】に【再発行不可】
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 20:51:14.04 ID:7AVsZWTM0
【再申請すればいいじゃないでありますか】に【再発行不可】
570 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 20:51:53.73 ID:6i5lXaqO0
ー>【再発行不可】

正解!!

天使「その発言マジでないから!!」

天使「壬生さんもちょっとは落ち着けって話な」

壬生「なんでありますか!?」

天使「あの用紙は再発行不可なわけ、これモノクマから聞いてるからガチね」

神宮院「つまり私と飯島さんは破棄しているから無理だってことだ」

壬生「ぐぬぬぬぬ」

天使「つまり飯島っちはものすごく怪しいけど犯人にはなりえないんだって」

大山「なるほどそういう理由があれば仕方ないな」

大山「だが犯人は申請書を使ってないという可能性はないのか?」

真中「そうだよ!自力で部屋を爆発させて星野君を殺したのかも」

福沢「そうね、その可能性は大いにあり得るわ」

いや待って。それはこの証言でありえないってわかるはず
皆に早く教えてあげないと…

>>525から正しいコトダマを指定しろ!!

下2
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 20:52:44.85 ID:G+CVp+3dO
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 20:54:27.00 ID:z3qenwiBO
厳島の証言
573 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 20:57:54.38 ID:6i5lXaqO0
不正解!

天使「本当に犯人は…申請書を使ってなかったのかな…?」

もう一回考え直してみよう…



再安価下1
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 20:59:21.51 ID:AE3Fb8b50
【モノクマの証言】
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 20:59:35.90 ID:G+CVp+3dO
モノクマの証言
576 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:00:21.75 ID:6i5lXaqO0
正解!!


天使「その可能性もないってば」

天使「だってモノクマは仕事を二つしたって言ってるんだよ?」

モノクマ「うん!ボクは書かれた通りの仕事をきっちりと二つこなしたよ!」

大山「となると申請書を提出した人物が犯行を行ったと」

雲母「一般的に考えて…そうですね」

飯島「つまり俺は無罪ってことだ!馬鹿が!」

飯島「それに怪しいのはあの陰湿京都女だってそうだろうが!!」

大山「やめたまえ!人のことをそういう風に言うのは!」

クロエル「たしかにミス厳島も怪しいと言えばそうだが…」

いいや…厳島さんも話の流れからすると違うんだよね
だって――――――

>>525から正しいコトダマを指定しろ!!
577 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:00:49.41 ID:6i5lXaqO0
正解!!

天使「いや、厳島さんも今の話の流れ的に違うっしょ」

厳島「そうどす。だってウチ申請書出そうとしたときにはもう受理されへんかってんもん」

厳島「ほら。これ見ておくれやす」

絵空事「えっ!?みんなのことを殺そうとしてたんですか!?」

大山「この書き方だとそうなるぞ!一体どういうことだ?」

厳島「どういうこともこういうこともありゃしまへん」

厳島「別にルールに則った行動やさかいにとやかく言われる筋合いはないわぁ」

大山「君には良心というものがないのかね!?」

厳島「まっ。人を血も涙もない冷血鬼みたいに!」

飯島「いや…お前は地獄の悪魔より地獄だぜ…」

厳島「ほんっま失礼やわ」

黒山「…少しは身の振り方を考えなさい」
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:01:15.03 ID:G+CVp+3dO
厳島の証言
579 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:01:29.93 ID:6i5lXaqO0
《ノンストップ議論 開始≫
コトダマ
【荒らされたコンビニ】 
【部屋の中に残ったプラスチック片】 
【朝食をとっていない人物】

大山「だが爆発以外に何か変わったことはあったかね」

絵空事「何かが【大きく変わってはないです】よねぇ…」

雲母「少し気になるところは数点あるけど【思い過ごしかもしれないですし…】」

真中「今わかってるのは【モノクマが手伝ったってこと】だけだよね」

クロエル「モノクマに手伝わせておいて【何をしたかは全く分からない】状況だね」

飯島「だから言ってんだろう!【俺様の服が盗まれたんだ】!!」

大山「それとこれと【事件に関係があるとは言い切れない】だろう」

絵空事「裁判が終わったらみんなで探しましょうね」

喪薔薇「終わんねーかもしれねえけどな」

絵空事「びえぇぇぇぇん!」

福沢「ちょっと。泣かせないでくれる?」

喪薔薇「ははは、わりぃわりぃ】

安価
下2
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:02:22.05 ID:G+CVp+3dO
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:03:26.99 ID:z3qenwiBO
【大きくは変わってないです】荒らされたコンビニ
582 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:05:04.54 ID:6i5lXaqO0
ー>【荒らされたコンビニ】

天使「ちげーから!!」

天使「コンビニがめちゃくちゃ荒らされてたんだって!」

黒山「そうね。まるでノストラダムスの大予言の後みたいだったわ」

喪薔薇「つまり今ってことじゃねえかよ」

黒山「ごみごみとしてるじゃない」

帳「けどコンビニからなくなっていたものは何もありませんでしたよ」

天使「へ?あの状況のコンビニだよ?何言ってんの?」

帳「初日にこの本にすべて何があるかバックヤードの中のことまで書き込んであるので」

帳「照らし合わせたところ何もなくなっていませんでした…」

黒山「…っていうことはどうしてコンビニはそんな状況に?」

天使「え。ちょっと待って考えるから」

【安価】
コンビニが荒らされていた理由は?
1事件とは別件
2捜査かく乱のため
3地震が起きていた
4犯人がパニックを起こした

下2
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:06:09.63 ID:XWkRUIEsO
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:10:28.51 ID:z3qenwiBO
1
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:10:41.56 ID:vNLyB3m3O
2
586 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:12:19.56 ID:6i5lXaqO0
天使「…事件とは別件だったのかな…?」

でも荒らされてたってことは...
どうなんだろう

再安価
下2
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:13:45.53 ID:7AVsZWTM0
2
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:13:47.19 ID:XWkRUIEsO
下2
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:14:16.85 ID:XWkRUIEsO
2
590 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:14:58.47 ID:6i5lXaqO0
正解!!

天使「かく乱するためとかじゃねーの?」

大山「おお…それは納得がいく説だ、つまり犯人はコンビニで凶器が持ち出されたと思い込ませたかったんだな」

福沢「…けどそれも帳君の記憶術のせいでおじゃんになってしまった」

真中「でもコンビニにはライターも紙も今回の事件に一通り使えそうなものは置いてあったよね?」

雲母「わざわざ使わなかった理由って何なんでしょうか…」

璃堂「お千代さんは分からないと言っているけど、恐らくは容疑者を増やすためではないかなと僕は思うよ」

神宮院「同感だ。あそこなら誰でも立ち寄っていたから、容疑者の数も増やされてる下ろう」

厳島「卑怯な手つかいはりまんなぁ…」

喪薔薇「犯人もお前だけには言われたくないと思うぞー」

壬生「でもそれじゃあ部屋を燃やすのに使われたのは何でありますか?」

壬生「ライターもオイルも何もかもコンビニにあったでありますよね?」

【安価】
部屋を燃やすために使われたと思うものを二つ提示しろ
下2
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:17:46.10 ID:XWkRUIEsO
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:19:31.63 ID:vNLyB3m3O
なくなった可燃性の液体
部屋に残ったプラスチック片
593 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:22:12.43 ID:6i5lXaqO0
天使「…プラスチック片だけじゃ燃やされたものの証拠にならないよ…」

天使「それより可能性のあるものがないかな…」

再安価
下1
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:23:12.65 ID:G+CVp+3dO
飯島の証言
595 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:24:51.84 ID:6i5lXaqO0
正解!!


天使「それが飯島さんの服とランドリーの液体じゃね?」

天使「この二つくっ付けたらマジで燃えるっしょ」

飯島「なんで俺様の服なんだよ!他にも洗濯してたやつとかいただろーが!!」

大山「たまたま君の服が目についたとかではないか?」

飯島「黒なんて一番地味な色だぞ!」

壬生「普段から憎まれ口をたたいてるからでありますね」

飯島「やめろよ!なんか俺様皆に嫌われてるみてーじゃねーか!」

厳島「ちゃうん?」

飯島「ちげーよ!!みんな大好き腹話術師様だろーが!!」

クロエル「本当かい?知らなかったよ。嘘じゃないけど」

飯島「そこは嘘であってくれよ!ぶち殺すぞ!!!」
596 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:25:20.40 ID:6i5lXaqO0
《ノンストップ議論 開始≫
コトダマ
【個室内は完全密室】
【部屋の中に残ったプラスチック片】 
【帳の証言】 

飯島「てか爆発以外に変わったことはなかったのかよ?」

大山「特に【僕は何も知らないね】」

絵空事「すいませぇん…私も知らないです」

真中「【急に爆発だけしたんじゃないの?】【飯島さんの服と可燃性の液体でさ】」

飯島「俺様の一張羅が…」

厳島「ええやないの。クローゼットに同じようなんぎょうさんあるんやし」

飯島「あの【服は特に思い入れがつえーんだよ】!!」

雲母「とてもショックだったんですね…」

飯島「そうだよ!ショックなんだよ!!犯人見つけたらぼっこぼこにしてやる!」

喪薔薇「ぼっこぼこにする前に処刑されるらしいがな」

帳「……」

下2
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:26:52.42 ID:iMXh0kBkO
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:27:07.20 ID:AE3Fb8b50
【急に爆発だけしたんじゃないの?】に【帳の証言】
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:28:09.97 ID:vNLyB3m3O
【急に爆発だけしたんじゃないの】【帳の証言】
600 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:28:55.33 ID:6i5lXaqO0
ー>【帳の証言】 

天使「ちげーから!!」

天使「なんかあの爆発起こるちょっと前に帳っちが変なん見てるんだって!」

大山「本当かい?」

飯島「それを早く言えよ!!」

壬生「なんか勝手にギャーギャー騒いでたから出るに出れなかったでありますよ!」

雲母「それで変なものって?お話ししてもらえますか?」

帳「はい…窓越しでしたが何かが数回ピカッと光ったんです」

喪薔薇「光ぃ??……あー」

喪薔薇君が大きくため息をついて私を指さしてきた
いったいなんなんだろう...もしかして私が犯人だと疑われてる!?

喪薔薇「おい。なんで飯島の服が盗まれたかわかるか?」

天使「なんで私なのっ!?」

喪薔薇「いや疑ってるとかじゃねーよ。さっきからお前がここ回してんだろ」

飯島さんの服が盗まれた理由???
いったいなんでなんだろう?


【安価】
飯島の服が盗まれた理由
1黒いから
2普段から嫌われてるから
3たまたま

下2
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:30:20.54 ID:AE3Fb8b50
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:31:13.69 ID:vNLyB3m3O
1
603 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:31:50.00 ID:6i5lXaqO0
正解!!

天使「黒い...から?」

喪薔薇「そうだ。黒いからだ」

飯島「わけわかんねーよ!なんで黒いから俺様の服が盗まれたんだよ!」

確かにそれは飯島さんの言うとおりだ
黒いから盗まれるなんて言う意味が分からない

喪薔薇「隣の部屋まで届くような光に黒い服。つってもわかんねーか?」

何人かは理解したみたいでハッとした顔をしている

喪薔薇「お前ら理科の実験で虫眼鏡で紙を焼いたことねえか?」

そこで私もハッとした
え?もしかして光で熱を発生させたってこと?でもそんなの無茶苦茶すぎるよ

そんなときふと一人の人物の名前が頭をよぎった
あの時星野君と話した話、あの時間に感じた違和感まさか…


【怪しい人物を指名しろ】
下2
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:35:32.88 ID:vNLyB3m3O
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:38:42.99 ID:AE3Fb8b50
福沢
606 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:39:03.87 ID:6i5lXaqO0
正解

天使「福沢さん…カメラどうしたんだっけ」

福沢「事件の写真を撮っていたけれど、それでまずいものが映っていて狙われたりしても嫌だから部屋に置いてきたわ」

私が福沢さんに話しかけると同時にふと周りが静まり返る
皆福沢さんの方を向いて、いろんな気持ちのこもった目でそれぞれが福沢さんを見ていた

福沢「ちょっと待って。疑われてるの?」

福沢「冷静になってよ、どうして私が命の次に大事なカメラを犠牲にしないといけないのよ」

福沢「それに証拠がちょっと薄すぎるんじゃない?」≪反論≫

厳島「おぉ…こわっ」

福沢「私を疑うならきちんとした根拠を列挙してちょうだい!」

使える証言が一つだけ残っていたはず…
これを福沢さんにぶつけて、福沢さんがなんて言ってくるか確かめないと
607 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:39:29.12 ID:6i5lXaqO0
《反論ショーダウン 開始!!》
コトダマ>664
【火はつけれない】
【朝食をとっていない人物】
【なくなっていた可燃性の液体】

福沢「大体部屋が光ったからって【私が疑われるのは筋が通ってないわ】」

福沢「【コンビニのものが無くなっていたっていうのが嘘かもしれないじゃない】」

福沢「それに【喪薔薇君と雲母さんが居たのよ?部屋に細工なんてしに行ったら見つかってるはずでしょ】」

福沢「ちょっとは頭を冷やして考えてちょうだい」

福沢「是でも私を犯人だっていうなら軽蔑したうえでしかるべき処置をとるわ!」

福沢「さっきの壬生さんみたいに穴はないはずよ!どうなの?」

福沢「さっさと答えて!!」

【】の中身を切り崩せ

下2
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:39:59.28 ID:vNLyB3m3O
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:41:15.84 ID:vNLyB3m3O
見つかってるはずでしょ【朝食をとっていない人物】
610 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:41:41.69 ID:6i5lXaqO0
正解!!

天使「朝の時間なら可能なんだよ!!」

福沢「はぁっ?!」

天使「大山君から聞いてる、福沢さん朝ごはん食べに来てないって!」

大山「ああ。確かにレストランでは見ていないね」

福沢「朝の時間にいなかっただけで!?」

福沢「私だけじゃないでしょう!それに部屋だって鍵が閉まってるはずだし!」

厳島「おぉ…えらい焦ってはりますなぁ」

大山「確かに絵空事さんや璃堂君なども見ていないが」

絵空事「びえぇぇぇぇん!私じゃありませぇん!!」

福沢「でしょう?だから私だけを疑うのは不公平よ!」

天使「じゃあカメラを見せてもらってもいい?」

福沢「無理よ。今は裁判中よ!?」

天使「無理なんじゃないの!?カメラはもう壊れてなくなっちゃってるんじゃないの!?」

今まで何もかもわからなかったけどだんだん点と点が線になってくる感覚が分かる
じゃああの時見つけたあれはもしかして―――?

だから私は福沢さんに強気で、真剣に、真正面からぶつかった

>>525から正しいコトダマを指定しろ

下2
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:43:22.42 ID:AE3Fb8b50
【部屋の中に残ったプラスチック片】
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:44:02.95 ID:vNLyB3m3O
613 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:44:53.49 ID:6i5lXaqO0
天使「現場に焼け焦げたプラスチック片があったの。これってカメラじゃないの!?」

福沢「違うわよ!カメラはちゃんと部屋に」

モノクマ「ボク取ってこようか?ボクなら抜け出せるし」

福沢「ちょっ!」

福沢「いいわよ!そんなことしなくて!」

天使「あるんなら持ってきてよ!カメラを!!」

明らかに福沢さんが焦っている。みんなが見守る中私は追及をつづけた
犯人かもしれない、星野君を殺したのかもしれない
そう思うと口が勝手に動いていった

福沢「ああもう!カメラは壊れたわよ!けど今回の事件とは関係がないの!」

天使「じゃあなんで嘘ついたのさ!」

福沢「こういう風に疑われたくなかったからよ!」

福沢「それに明らかに私が犯人じゃないって理由がもう一つあるわ!」

福沢「閉まってる部屋の鍵を開ける方法なんてないじゃない!」

>>525から正しいコトダマを指定しろ

下2
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:45:24.42 ID:4wZHbpiKO
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:47:23.71 ID:4wZHbpiKO
モノクマの証言
616 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:49:02.94 ID:6i5lXaqO0
正解!!

福沢「っ!!!」

天使「どうなの福沢さん!福沢さんが犯人なの!?」

福沢「違うって言っているでしょう!」

福沢「それに今思い出したけど絶対に私が犯人じゃない理由がもう一つあるのよ!」

福沢「それをどう説明するのかしら?」

今まで焦っていた福沢さんの顔が一気に自信を取り戻す
きっとなにか自分が疑われない何かを見つけたのだろう

けど私はそんなことどうでもよかった、星野君を殺したのか殺してないのか
私はただそれだけが知りたかった―――
617 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:50:31.20 ID:6i5lXaqO0
【パニックトークアクション開始】

福沢「ガスを充満させたとしても部屋の鍵を開けさせたとしても!」

福沢「その状態でフラッシュなんて炊いたら私が爆死してしまうでしょう」

福沢「つまり私のカメラでの犯行は不可能なのよ」

福沢「それに私はガス臭くなかったわ、部屋に入ってない証拠よ」

福沢「服だって盗んでいないし可燃性の液体モ盗んでいない!」

福沢「つまり私には無理な犯行なのよ。分かってくれたかしら?」


【言葉を並び替えて正しい言葉を作れ】



し ま せ る み た く
ふ き ー い ー の ま

下2
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:51:15.27 ID:5oxL2JNAO
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:56:48.39 ID:AE3Fb8b50
せるふたいまー
620 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:57:02.89 ID:6i5lXaqO0
正解!!

天使「セルフタイマーを使ったんだよ!」

天使「言ってたよね?福沢さんカメラの性能を盛りに盛ってるって!」

喪薔薇「いや、セルフタイマーなんて初期から搭載されてんだろう」

厳島「それにフラッシュ炊く時ってあつうなりますしなぁ」

絵空事「びえぇぇぇぇん!ほ…ほんとに犯人なんですか?!」

福沢「ちょっと!違う!違うわ!!私は犯人なんかじゃない」

璃堂「ごめんね。お千代さんが信じられないって言っているから僕も少し信じられないよ」

喪薔薇「モノクマが何を手伝ったかわからねえが部屋の鍵を開けたりなんてのは最初に言ってたよな」

黒山「可燃性のガスを本人が居ない時に部屋に撒くのも本人に直接的危害が加わらないからできるんじゃない?」

モノクマ「できるよー」

福沢「ちょっと!モノクマまでやめてよ!真面目にやって!!」

福沢「違う!私は殺してなんかいないわ!!!」

喪薔薇「…ここまで来たんだ。あとはやれるな?」

喪薔薇君が私を見つめてそう言ってくる
終わらせれるのは私なんだ...視線からそんな思いが伝わってくる

星野君をあんな風にしたっていう怒ってる気持ちもある

―――私がやらなきゃなんないんだ
621 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 21:57:31.10 ID:6i5lXaqO0

【クライマックス推理開始】
Act1
まず今回の事件はアンケートが配られていたところから始まった
皆がどっちに回答したかで何かが変わるなんてその時は思わなかったけど
けどそれは5日目のモノクマの発表によって事件の火ぶたを切り落としたんだよ

Act2
まずクロは自分の知識をフル活用して【1】をかいて提出した
【1】は【2】までモノクマに言うことを聞いてもらえる紙で
先着一名だからきっとクロは大急ぎでこれを書いて提出したんだと思う
自分の才能を生かした犯行方法を見つけてね

Act3
【2】まで言うことを聞かせたクロはまず【3】の【4】をモノクマにあけてもらうことを申請した
それで事件当日の朝に【3】に忍び込んで【5】を充満させて部屋に盗んでい置いた飯島さんの服を置いた
その上からたっぷりと可燃性の液体をかけて通気口のふたを閉めてね

Act4
そしてクロは自分の持っていた【6】の【7】を設定させて部屋に放置してそのまま出てきたんだよ
しばらくすると仕掛けていたものが作動して部屋内は火の海になった
けど部屋内に空気の出入り口が完全になかったから部屋内の酸素はほとんどなくなってしまった

Act5
そして星野君は自分の【3】が燃え盛ってるとも知らずに部屋のドアを開けた
すると外の酸素が中に入り込んで【8】が起きたんだよ
クロが考えていた計画は見事に完了して今この場に立っているわけだけど

そんなことができるのは唯一無二だよね、そうだよね【9】

個室 星野君 申請書 封筒 3つ 2つ 鍵 窓 可燃性のガス 毒ガス
カメラ 衣服 セルフタイマー バックドラフト現象 バックトゥザフューチャー現象 福沢さん

下2
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 21:58:31.85 ID:5oxL2JNAO
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 22:01:35.50 ID:5oxL2JNAO
1申請書
2二つ
3個室
4鍵
5可燃性のガス
6カメラ
7セルフタイマー
8バックドラフト現象
9福沢さん
624 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:02:20.86 ID:6i5lXaqO0
福沢「だ...だって仕方ないでしょ!?誰だって外には出たいじゃない!」

福沢「私には個々でのことを報道するっていう義務があるの!!」

福沢「だから…仕方ないじゃない」

福沢さんは膝から崩れ落ちてそのまま動かなくなった
何度も同じように仕方なかったとつぶやいているだけで。

大山「福沢君……君は何ということを…」

クロエル「ミス福沢…」

これから何が起こるかわかっているからこそ誰も声をかけられない
なんてかけるべきなのか、私すらわからない

福沢「ねえ、お願い。データを記録してここでのこと全部外にもっていって」

福沢「私の罪もここでの生活も全部全部知らせて、私が果たせなかった義務を果たしてほしいの」

モノクマ「それじゃあお手元のスイッチを押して黒だと思う人に投票して下さーい!」

モノクマ「はたして、クロは誰なのか。投票は正しいのか?」

モノクマ「あ!ちゃんと投票しないとオシオキだからね!」

モノクマ「投票結果は正解なのか間違いなのか!」

モノクマ「それでは!発表しまーす!!」
625 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:02:48.38 ID:6i5lXaqO0











――――――――――――――――――――

【福沢】 【福沢】 【福沢】

   チャッチャラチャ〜♪

―――――――――――――――――――――

       
         
         
           
              
626 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:03:14.70 ID:6i5lXaqO0









【学級裁判 閉廷】
627 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:03:41.50 ID:6i5lXaqO0
モノクマ「初回からハードだったね!はい!大正解!!超高校級のインフルエンサーである星野一番君を爆殺したのは超高校級の新聞部員である福沢明美さんなのでしたー」

福沢「…で。どうなるの」

モノクマ「もちろん手帳に書いてある通りオシオキだよ」

福沢「…はぁ…そう」

なんだか福沢さんはもうすでに諦めてるようだった
何もかもがどうでもいいような顔をして、大きくため息をついた

福沢「っていうことは死ぬってことね」

スッとした表情だった
もう何も隠す必要がないからかもしれない
福沢さんはこれから行われることを受け止めていた

モノクマ「なんだ。つまんないなー。もう!」

喪薔薇「本気で処刑なんてやろうとしてんのか?」

モノクマ「そりゃ当然。人一人の命を奪ってるんだからそれなりにバツを与えないとね」

絵空事「びえぇぇぇぇん!けど!!それをさせたのはモノクマさんじゃないですかぁ!」

モノクマ「けどその選択を取ったのは福沢さんだからね」
628 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:04:08.77 ID:6i5lXaqO0
福沢「みんなにお願いがあるの」

福沢「私の部屋にメモリカードがある、そこには今までの生活の記録が残ってる」

福沢「もしここから生きて出られる人が出たならそれを公表して」

福沢「それが私の生きた証だから」

雲母「承知いたしました…」

福沢さんの首に突然大きな首枷がつけられる

福沢「天使さんごめんなさいね。どうか許してほしいの」

福沢「だって外に出られるなんて、この生活を外に知らしめることができる絶好の機会だったから」

福沢「だから…お願いよ」

でもだったらなんで星野君を?だったらなんでほかの方法を探せなかったの?
私はどうしても謝罪を受け入れることができなかった

福沢「そうよね…やっぱり許せないわよね」

私の表情を読み取ったのか福沢さんは微笑みながらそう言った
哀しさと後悔が入り混じったようなそんな顔で

福沢「もう言うことはないわ。モノクマ。お願い」
629 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:05:40.95 ID:6i5lXaqO0
厳島「はぁ…なんか呆気ないもんどすなぁ…」

厳島「もっと泣きわめいて命乞いするもんかと思ってたら」

厳島「こんなあっさりと。つまらんわぁ」

大山「おい!!!そこまでにしておけ!」

厳島「だって人一人殺してはんねんで?それやのにこんなあっさり」

大山「だからと言って言っていい事と悪いことがあるだろう!」

厳島さんの心ない言葉に大山君の怒号が飛ぶけれど、皆は何も反応しない
だってこれから何が起こってしまうのか。そっちの方が気になっているからだと思う
勿論私だってそうだった

処刑っていったい何なのか、それが気になって仕方なかった

厳島「ほんならモノクマはん、始めてくださいな」

厳島「もう話し合うことなんてないやろ?」
630 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:06:08.21 ID:6i5lXaqO0
モノクマ「そうだね。じゃあもう始めちゃおっか」

モノクマ「福沢さん最後に言い残したことはある?」

福沢「もうないわ。好きにして」

モノクマ「そっかそっか。なら始めるよー」

モノクマ「超高校級の新聞部員である福沢明美サンの為に、スペシャルなおしおきを用意しましたっ!」


モノクマ「では、張り切っていきましょう!おしおきターイム!」
631 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:06:35.86 ID:6i5lXaqO0




【GAME OVER】

フクザワサンがクロにきまりました

 おしおきをかいしします
632 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:07:15.58 ID:6i5lXaqO0











   【緊急記者会見】



                            超高校級の新聞部員 福沢明美 処刑執行
633 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:07:43.13 ID:6i5lXaqO0
記者会見場のような場所に一人福沢さんがぽつんと座っている
その周りにはカメラを構えたモノクマが所狭しと福沢さんを撮影していた

激しい点滅に顔を曇らせる福沢さん
けどほかにも異変があった

福沢さんの額から汗が一本ツーっと流れ落ちる

きっと連続してるフラッシュのせいで温度が上がってるんだ


『ゴンッ』
『ガラガラガラッ』

そんなフラッシュの雨の中突如奥の扉が開いて畳五枚分くらいはありそうな大きなカメラが会場に運ばれてきた

さすがに何が起こるのか理解した福沢さんは一気に顔を曇らせて
手で顔を覆った

『キュイイイイインッ』

巨大なカメラが撮影準備に入った音がする

『パシャッ』

画面越しで見ている私たちも目がくらむような光が照射され
一瞬画面が真っ白に染まった

そして光が収まったころ
福沢さんの板席に残っていたのは顔を覆った状態の黒い影だけだった
634 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:08:11.40 ID:6i5lXaqO0
モノクマ「いやっほうっ!!エクストリィィィィムッ!!」

モノクマ「いやー!凄かったね!さいっこうに絶望的だったね!」

人が一人目の前で死んだ
しかも信じられないような残酷な殺し方で

璃堂「見ちゃだめだよお千代さん」

黒山「…恐ろしい、残酷すぎるわ」

モノクマ「これがオシオキだよ。みんなも裁判失敗してたらこうなってたんだからね!」

皆さっきの後継に言葉を失っているのだ

喪薔薇「チっ。悪趣味だな」

喪薔薇「これいつまで続くんだよ」

モノクマ「一応最後の一人になるまでかな?」

絶望的な条件だった
けどさらに絶望的な光景を先ほど目の当たりにしている私たちは何も言えなかった
635 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:09:17.11 ID:6i5lXaqO0
絵空事「最後の一人って...まだまだですよ?」

璃堂「……お千代さんと僕は二人で生き残るよ」

飯島「はっ、生き残るのは俺様だけどなぁ」

各々がやっと言葉を口にし始める
けどそれのどれもが不安が入り混じっていたり虚勢が入っていたり

厳島「けどウチらは人を一人殺したことに変わりゃありしません」

厳島「みなはんスイッチ推しはったやろ?」

厳島さんの言葉に誰も反論はなかった
私も含めてきっと全員が福沢さんのスイッチを押しているから
だから誰も何も言えないのだ

雲母「まだまだこの生活が続くんですか?」

モノクマ「もっちろん!オマエラのために動機もたくさん用意しておいたからね」

動機…恐らく五日目の様な事がこれからも起こっちゃうんだろうか
そのたびに誰かが―――

そう考えると気がすっと遠くなる
636 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:10:00.97 ID:6i5lXaqO0
厳島「ほんならウチは部屋戻りますさかいに」

厳島「もうやることは終わったんやろ?」

厳島さんが涼しげな表情で裁判場を後にする
ここにいてももう意味はないと判断した人たちも次々と裁判場を後にしていく

天使「……」

動けなくて一人裁判場にたたずむ私、そんな私にモノクマが衝撃的な言葉を投げかけてきた

モノクマ「あ。そうだ天使さん。この生活の中には裏切り者が居るから気を付けてね」

モノクマ「今は天使さんだけに特別に教えてあげろよ」

裏切者?どういうこと?この生活の中に?
その裏切り者っていうのは何をしてくる人なの?

天使「ねえ!モノクマ!!」

モノクマ「ボクが言えるのはここまでだよー!バイナラー!」

私の疑問を途中で切るかのようにモノクマは手を振って地面にできた穴へと飛び込んでいった
637 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:10:35.37 ID:6i5lXaqO0
あれだけ賑わっていた裁判場は静まり返り、私は「はぁ」と一人ため息をつく

どうしてモノクマは私にそんなことを伝えたんだろう
どうしてみんなの中に裏切り者なんかが居るんだろう

がらんとした裁判場で私の問いに答えてくれる人なんていなくて

裏切者は福沢さん?けど今このタイミングで伝えられるってことはきっと違う
他に裏切り者が居てきっとそれは良くない事で
でもそれがだれかなんて一切見当がつかなくて

疑心暗鬼と不安で胸がいっぱいになりながら私も裁判場を後にした
638 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:12:57.79 ID:6i5lXaqO0









CHAPTER01 ハッピーな生活に 【完】
残り14名
                 
                
                
                  
639 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:14:40.04 ID:6i5lXaqO0
今日はここまで。無事一章を終えれました。皆様ありがとうございます!
次章はまた新しくスレを立てますね

なのでこのスレは考察なり感想なりお好きにお使いくださいませ
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 22:18:14.90 ID:5oxL2JNAO
久しぶりに一章終わったスレ
お疲れ様
今後も応援してます
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 22:31:46.74 ID:z6eXlVv60
乙です
だいぶ先の話になると思いますが何か小ネタとかを残ったスレに投下したりする予定はありますか?
642 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:32:50.19 ID:6i5lXaqO0
ちなみに進捗報告だったりの為に一応ツイッター造ったんですが必要でしたら張った方が良いですか?
643 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 22:33:17.99 ID:6i5lXaqO0
>>641
小ネタはリクエスト受けたらいつでも書きますよ
少しでも楽しんもらえるなら
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/07(火) 22:50:30.12 ID:bhEk6VEiO
個人的にはTwitter欲しいかも
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 23:01:56.72 ID:KZ6ra9KIO
小ネタは星野と天使の出会いの話とか
646 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 23:05:56.12 ID:6i5lXaqO0
一応ツイッターはれとのことだったのでID張っておきます
@SSkakuyo00

>>645
ごじつとうかするのでおたのしみにしてお待ちくださいませ
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 23:13:01.58 ID:z6eXlVv60
絶望病IFとか他のオリロンパで見ますけどどうですかね?
本編で使う予定だったらそっちを楽しみにします!
648 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 23:13:56.50 ID:6i5lXaqO0
>>647
絶望病はおそらく本編で出てきますのでお楽しみにお待ちください
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 23:31:47.20 ID:/bQEASHDO
乙です
参加宣言しながら殆ど学級裁判の安価取れなかったけど、次章も楽しみにしてます
小ネタは本編で書かれるかもだけど、天使がギャルのグラビアアイドルになった経緯とか
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 23:34:20.49 ID:vNLyB3m3O
探索後みんなが食堂に集まってた時にいなかった星野と真中がどういう会話してたのか
その後なぜか一緒に企画することになってたし
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 23:37:02.34 ID:BF/oeugxO
そういえば章が変わるから好感度がどうなってるのか一覧が見たいです
652 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 23:37:09.12 ID:6i5lXaqO0
>>649>>650
了解しました!!
653 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 23:40:35.65 ID:6i5lXaqO0
抜けはないと思いますが好感度はこうなっています

璃堂:10
大山:10
神宮院:
クロエル:3
喪薔薇:3
真中:20
星野:20
帳:3
黒山:8
飯島;5
絵空事;8
壬生:5
厳島:
雲母:5
福沢:
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 23:43:39.68 ID:uuzSWnhiO
1章乙です
男子は真中くん、大山くん
女子は雲母さん、黒山さんが好きだから生き残ってほしい
地味に璃堂と厳島のキャラ好きだけれど退場して輝きそう
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 23:46:20.94 ID:XJHzxXb1O
好感度ありがたい
これは1番好感度高い人が1番低い人にやられるって感じだったのかな?一章のフラグは
656 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/07(火) 23:48:52.80 ID:6i5lXaqO0
>>655
その通り+星野の部屋のドアを開けた人物です
星野の通信簿開放していなければ壬生か真中のどちらかが亡くなっていました
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/07(火) 23:51:17.58 ID:4wZHbpiKO
真中超高校級の幸運で回避したんだな
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/07(火) 23:53:45.03 ID:74n9KHmxO
裏切り者って誰だ??
てか真中ガチで幸運か?安価とはいえわさびシュークリーム引いてたよな?
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/07(火) 23:54:55.68 ID:74n9KHmxO
あと喪薔薇の才能が何なのかだよな
660 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/08(水) 09:01:48.85 ID:MksPbuiG0
【星野と天使の出会い編】

3年前のある夏の日
あの時は日本でも最高気温を更新したとかで連日ニュースで報道されてて
酷く暑かったのを覚えてる。

同期A[ねーえ!また来てるよ?ラブレター?」

断じてラブレターなんかじゃない。って今横の子に言ってもさらにはやし立てられるだけ
私は「嫌だなぁ」と思いながらも一応は文面に目を通すことにした

『コラボ希望』
まだ無名の新人ヨウツーバーですがぜひ天使さんとコラボしたいです
良かったらご返信ください

こんな簡単な文面が今月だけで200通
事務所も通さずに私のツイッチャーに毎日毎時間の感覚で送られてきてた

同期「いいじゃん貸しなよー!こういうのはアタックアタック!」

天使「あ!ちょっと辞めて!」

同期の子は私の手から携帯を取り上げると「いいよ」とだけ返信をしてしまった
いや、よくないよ!怪しい人だったらどうするの!?なんて言いたかった
けどそれを言う前にすぐさま返信が私のツイッチャーに送られてきた

異常に速い返信に引いてしまったのだけは覚えてる
ただ中身はさっきとは打って変わって誤字だらけで敬語も無茶苦茶だったことくらいしか覚えていない
まさか本当にOKがもらえるなんて思ってなかったんだろうなぁって文面を見るだけで察してしまった
661 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/08(水) 09:02:14.38 ID:MksPbuiG0
【集合場所】

当日は指定された河川敷とAちゃんとともに向かった
その時いつもならスタジオなのにこんな炎天下の河川敷で私が撮影なんて...ってちょっと嫌になった記憶しかない

同期「はっろー!アイドルの卵のAちゃんとグラドルの天使ちゃんだよー」

目の前の少年は如何にも不真面目ですを体現したみたいな見た目で、片手にコーラ片手にメントスを持っていた
嘘でしょ?私たちにメントスコーラをやらせるつもりなの!?こう見えて駆け出しとはいえ結構有名だよ!?
そんな私の心の中なんて知らない彼は「メントスコーラしましょう!」と予想内の言葉を言って早速撮影準備に取り掛かり始めた

天使「あの…ほんとにやるんですか?メントスコーラ」

星野「うぃっす!今日はこれだけやってくれたら全然解散でいいんで!やましい気持ちとかないんで!」

天使「はぁ」

星野「ていうかあれっすね。なんか雑誌で見るのと印象違うっすね」

天使「そんなに…かな?」

当時の雑誌では現役中学生元気モデルなんて売り出し方をされていた。
けど、実際はこの頃から梅干しと緑茶を愛する陰キャで…

星野「でもそっちのが良いっすよ!なんか親近感湧くっつーか、自然っていうか」

初めてだった。私のこの状態を見て好意的な反応をくれた人は

同期「ねーえ!コーラだけじゃなくてファンタとか午後ティーとかもやらない?」

星野「お!それいただきっす!」

言うや否やAちゃんはコンビニまで猛ダッシュで駆けて行った
大人気ジュニアアイドルのセンターが何やってるんだろう、大丈夫かなっていろんな心配をしながら私はその背中を見送った
662 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/08(水) 09:06:02.42 ID:MksPbuiG0
撮影が終わった。結果は一般的な良く上がってる動画と同じで、皆びしょびしょになった
けどそんなことよりなんだか楽しかった。久々にクラスメイトと悪い遊びをしたみたいで
こういうお仕事になってから事務所からそういった類のことは禁止されてたから尚更だったかもしれない

星野「おつかれっしたー!」

同期「おつおつ!」

天使「お疲れ様でーす」

撮影が終わって、星野君が機器を片付け始める、私達も手伝うことにしたけどその時気づいた
この機材もあのカメラもスタジオで使われてるようなものだ、普通の中学生じゃ結構高いはずなのに
それを意識してか星野君も丁寧に機材を噴き上げたり収納したりしている

天使「これっていったいどこで買ったの?」

星野「ビッグなヨウツーバーになるために小学生のころからずっとお年玉ためてたんだよ」

なんだか見た目に寄らず結構真面目だなって思ってしまった。
星野君はそれ何でもない事のようにそう言って機材をずっと片付けていたけど
でもそれってすごい努力したんだと私は思った

天使「ねぇ。今度もまたこう言う事しようよ。楽しかったし」

同期「え!?めずらし!!ココがそんなこと言うなんて」

星野「マジ!?!いいの!?」

私の突然の発言にびっくりして大声を出すAちゃんに目を丸くしてる星野君
私でも何でこんなことを言ったのかはわからないけど、理由を一つつけるとしたらきっと楽しかったからだと思う

天使「事務所にばれたら二人で謝ろ」

そこから私たち三人はちょくちょく撮影をしたり、事務所にばれないようにお面をつけてアシスタントとして参加したりした
あの時だけは普通の中学生に戻れたみたいです極楽しかったなって―――
663 : ◆AcNwLi2OBxtU [saga]:2023/11/08(水) 09:10:55.22 ID:MksPbuiG0
リクエスト来てた出会い編です
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/08(水) 19:20:23.69 ID:u7iHM0+sO
良い出会い
生き残ってほしかった
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/08(水) 20:17:33.24 ID:bEu25cH2O
想像以上に濃い関係だった…星野ー生き返ってくれ
2章天使ちゃんのメンタルやばそう
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