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【安価とコンマ】或る無名のウマ娘 3

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373 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/20(金) 20:23:13.63 ID:yQPoIxgK0
失った信頼を取り戻す為、ウィズ達に凱旋門賞を勝ってもらう為にこれまで以上にトレーナーは頑張る





閃きを参考にしたトレーニングはもちろん基本のトレーニングにも力を入れキタルファメンバーは確実に伸びていた




そんなある日、ブルーとウィズは学園の校舎裏で二人だけで話し合いを行っていた




ブルー「私の中で答えが出たから聞いて」




ウィズ「その前に言っておくけどトレーナーとはエッチさせないから」




ブルー「嫌だ、絶対する。だから聞いて」




ブルーが持ってきた条件はトレーナーがばんえいウマ娘と身体を重ねる時に自分もついでにシて欲しいというものだった




ブルーは処女を捧げられればそれでいいので最後まではせず、後はばんえいウマ娘に任せると言う




ブルー「これならどう」




ウィズ「……」




これまでとは違いかなり現実的な条件を出してきたブルーにウィズは即答できずじっと考え込む
374 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/20(金) 20:44:38.15 ID:yQPoIxgK0
そのまま暫く考え込んでいると突然ウララがやって来る。彼女は口に人差し指をやりながら静かにしてと二人に言う




ウララ(あれを聞いてて)




誰かがこちらに向かいながら話していてその話している人物はどうやらタマとオグトレのようだ




タマ「もうすぐ危険日やからまたトレーナー襲うで」




オグトレ「なあ、もうこんなことは…」




タマ「地獄に堕とすぞゴミクズ。大人しく手伝え」




今度は失敗しないようにオグトレがトレーナーの動向を見張るようにとタマは命令する




この会話は一体何なのかとウィズは困惑しブルーはタマの方を睨み付ける
375 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/20(金) 21:05:35.42 ID:yQPoIxgK0
全てを把握しているウララはトレーナーが浮気したのもある意味彼女らが元凶だと話す




ウララ(二人を止めないと)




タマ達を止めなければトレーナーが被害を受けたりまた浮気するかもしれない




止めるといってもどうするのかとウィズはまだ混乱していたがブルーは今すぐにでも飛び出そうとしている




ブルー(トレーナーは私が守る)




ウララ(暴力はダメだよ)




体格差を考えればやり過ぎてしまうからとウララはブルーを止める




このあと…
下3
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/20(金) 21:10:13.34 ID:6buKiDgd0
kskst
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/20(金) 21:56:46.61 ID:zfZqPU0k0
kskst
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/20(金) 22:09:00.16 ID:4mE32COl0
ブルーはタマ達の前に飛び出し「話は聞いた、二人とも理事長に突き出す」と脅す。
タマは冷静に「アンタもスラムみたいな所に住んでたなら分かるやろ、こうでもせんとウチもウチの家族も生きていけない」「コイツ(オグトレ)も給料だけじゃオグリの食費を賄えない」とブルーを説得するが、トレーナーに心酔してるブルーは「どんな理由があろうがトレーナーに害を出す輩は許さない」と聞く耳を持たない
379 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/21(土) 15:46:20.25 ID:Vpio4ZL/0
止められたにも関わらずブルーは二人の前に飛び出し、話は全て聞いていたと話す




ブルー「二人とも理事長に突き出す」




オグトレは樫本理事長に消されると怯えるがタマは冷静にブルーの方を見ている




タマ「お前はあそこに住んでたなら分かるやろ。こうでもせんとウチも家族も生きていかれへん」




生きていく為には金が必要。それはブルーもよく知っているはずだとタマは語りかける





タマ「コイツも給料だけやったらオグリの食費を賄えれへん」




自分達が生きていくにはこうするしかないのだと説得するがブルーには全く効果は無い




ブルー「トレーナーに害を出す虫は許さない」




ブルーにとって神を超えた存在であるトレーナーが傷付くことは絶対にさせないと彼女は引くつもりはない
380 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/21(土) 15:55:09.57 ID:Vpio4ZL/0
ブルー「貴女と私を一緒にしないで」




タマ「一緒やから言うてるんや」




身体を売って金を稼いでいたのはブルー同じだとタマは言うが彼女はそれを否定する




ブルー「自分で客を探さないでタニマチなんかに売るのがバカ」




タマ「ああ?」




ブルー「変なプライドを持ってるからそんなことしか考えられない」




タマとの決定的な違いはそこなのだとブルーは言う。第三者が絡むタニマチとしかタマは相手をしたことがない




それに比べブルーは自分で客を探し無茶な要求にも応えていた。そんなブルーにプライドらしいものはもう残っていない




ブルー「貴女ならロリコンが高値で買ってくれる。今すぐ股を開いてくればいい」




金が無いのならプライドは捨てるべきで誰かを傷付けることは間違っているとブルーは言い切る




このあと…
下3
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 15:56:14.85 ID:zlhyEOAu0
kskst
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 16:04:24.65 ID:hyB7q2Bf0
オグリのところへ出かけるタマ
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 16:39:50.27 ID:N38JDp550
「お前みたいな無名はそれでえぇかも知れんけど」「宝塚や天皇賞で一着、有マで二着のウチは名が知れてる個人客など作ったら何処で漏れるか分からん、タニマチはそこら辺信用出来る」「もし漏れたら今後レースに出れない、結果も取り消しになる可能性だってあるんや。プライドだけの問題ちゃう」と話すタマ
384 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/21(土) 16:59:56.89 ID:Vpio4ZL/0
タマ「お前みたいな無名はそれでえぇかも知れんけどウチは違う」




宝塚と天皇賞で一着を獲り有マでは二着だった自分は名が知れてるとタマは冷静に語る





制限なく個人の客を相手し続けていればいつか情報は漏れる。それに比べタニマチは信頼できるとタマは話す





もし情報が漏れたら今後はレースに出られないどころか結果も取り消しになる可能性だってある





タマ「プライドだけの問題ちゃうんや」




だから自分にはこれしかないのだと言うタマ。しかしブルーは全く納得せずだからどうしたのだと吐き捨てる
385 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/21(土) 17:06:39.56 ID:Vpio4ZL/0
ブルー「たかがレースの結果の方がお金より大事なんでしょ」




タマ「はあ?」




ブルー「レースの結果でご飯は食べれない」




レース結果が取り消しとなれば自分の家族にも迷惑がかかると話すが今していることはどうなのかとブルーは聞く




ブルー「トレーナーを嵌めるのは家族に迷惑じゃないの?」




タマ「ウチは被害者やからな」




トレーナーの子を無理矢理孕むことができれば彼や学園からの賠償金が貰えるのだとタマは笑う




タマ「どけ。お前を殺してでもウチは行く」




ブルー「上等」




殺す気があるのなら殺されても構わないのだと解釈したブルー。彼女を死体にする気でタマと向き合う




このあと…
下3
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:10:48.00 ID:CNgFDKAa0
kskst
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:22:26.30 ID:izyEaRgE0
ksk
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:26:09.49 ID:sH7FCZfo0
オグトレは二人に待ったを掛ける、タマに手を掛けたり情報を話すと言うならば、俺達も今の話お前が個人客を買ってるのを言うと脅すがブルーに通じない、オグトレはお前には効かなくてもトレーナーには効く責任を問われることになると言う。

ウィズとウララはトレーナーの為にもここは引こうとブルーを連れて行き、オグトレはタマにバレたから今日は止めようと引かせる
389 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/21(土) 17:49:25.73 ID:Vpio4ZL/0
オグトレ「待ってくれ!!」




オグトレは二人の間に割り込み待ったを掛ける




タマに手を掛けたり情報を話すと言うならブルーが個人客を買ってるのを言うと脅すがブルーには通じない





オグトレ「お前は良くてもトレーナーは違う」





ブルーが気にせずとも担当が売春をやっていたのならトレーナーは責任を問われることになる





それでも引こうとしないブルーを見たウィズとウララはトレーナーの為にもここは引こうとブルーを説得





オグトレはタマにバレたから今日は止めようとお互いに引かせる
390 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/21(土) 17:56:33.63 ID:Vpio4ZL/0
その後トレーナー室に向かった三人はトレーナーに事情を説明する。話を聞いたトレーナーはまずブルーと話す




トレーナー「二人が止めなかったら殺してたよね」




ブルー「うん」




トレーナー「そうすることが僕の為だと思ったの?」




ブルー「……」




いつもは冷静で客観的に行動するブルーだか今日は感情的に動いてしまっていた




タマがトレーナーを襲い子を孕むということが許せず顔には出ていなかったがブルーはブチ切れていた




ブルーはかなり反省しているようだったがネイチャはどうしても聞きたいことがあると話を遮る





ネイチャ「ほんとに聞きたくないんだけどトレーナーさんとウィズには言わせたくないからアタシが聞くね」





ネイチャ「ブルーって誰か殺したことあるの?」





タマを躊躇いなく殺害しようとしたブルーだがまさか地元でそんなことはしていないはずだとメンバーは彼女を見る
391 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/21(土) 18:09:01.85 ID:Vpio4ZL/0
ブルー「殺したことはない。けど死体は何度も見てる」





身体を売ったあと金を払わず逃げる輩は何人も居た。そういう男は全て消されているとブルーは淡々と語る




ネイチャ「……死体は?」




ブルー「内臓を引き摺り出して製鉄所か細かくしてトイレに流す」




プルメリア「ひっ……」




内臓は高く売れるからと淡々と語るブルーにプルメリアは恐怖で震えていた




その話を聞いたネイチャはトレーナーを慕っているブルーがなぜタマを殺害するという選択肢を取れたのかを理解する




いくら感情的になったとはいえトレーナーに迷惑がかかることはわかっているはず




それなのにその選択肢をとったということはー




ネイチャ「殺しても死体くらい処理できるから…………」




死体が無ければ殺害したこともわからない。なのでトレーナーに迷惑をかけることはないとブルーは考えていた




このあと…
下3
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 18:29:41.78 ID:sH7FCZfo0
kskst
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 18:43:54.25 ID:NU0rNWKz0
kskst
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 18:44:16.86 ID:PkVsntWW0
ウィズが「考えが甘い」「貴女が今まで処理してきた奴らとタマモクロスじゃ全然違う」と一蹴、タマモクロス程のウマ娘が居なくなれば警察の動員は桁違いになるし、学園の生徒やトレーナー全て洗い出しされる筈だと言う。


トレーナーはブルーに人殺しは勿論死体処理ももうしないでくれと、君にもうそんな汚い物を触って欲しくないと頼む
395 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/21(土) 20:37:29.73 ID:Vpio4ZL/0
ウィズ「貴女が今まで処理してきた人とタマさんは全然違う」




ウィズはブルーの考えは甘過ぎると一蹴する




タマモクロス程のウマ娘が居なくなれば警察の動員は桁違いになるうえ学園の生徒やトレーナー全て洗い出される筈




ブルーの地元とは違いそんな簡単にはいかないと再度ウィズは否定する




トレーナー「もうそんなことは二度としないで」




殺しは当然として死体処理にも関わらないでくれとトレーナーは真剣な表情でブルーに語りかける




トレーナー「君にはもうそんな汚い物を触って欲しくないんだ……」




慣れているから大丈夫といったブルーの反応がショックだったトレーナーはなんとかその言葉を絞り出す
396 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/21(土) 20:44:01.96 ID:Vpio4ZL/0
ブルーの強さの根源はプライドがほぼ無いことと劣悪過ぎる環境で生きていたこと




裕福な家庭に生まれたウマ娘からは考えられないブルーの生活。彼女は明日生きることに毎日を尽くしていた





以前から分かっていたことだがブルーは普通と違い過ぎる。これまでブルーは暴れたりといった理性を失うことはなかったので大目に見ることができた





しかし今回ブルーは冷静さを失い一線を越えようとしたがこれも認識の違いがある





普通の感覚なら命を奪うことは人として一線を越えることなのだがブルーはそうは考えていない




気に入らない奴は殺すということが地元では常識だったブルー。彼女にとって人の一線は無いに等しい




このあと…
下3
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:56:54.23 ID:K0jNkFLB0
ksk
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 22:08:01.07 ID:uD6GToujo
kskst
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 22:29:02.93 ID:8OU20oXJ0
トレーナーはブルーに以前も言ったがブルーの地元の常識は知らないがコチラに住む以上こちら側のルールに合わせなければいけないと言う、人殺しも死体処理も此方では何があってもどんな理由があっても絶対許されないと説明する。

400 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/21(土) 23:11:22.04 ID:xm4e+l7A0
以前も言ったがブルーの地元の常識で考えるのではなくコチラに住む以上こちら側のルールに合わせなければいけないとトレーナーは注意する




殺しも死体処理も此方では何があってもどんな理由があっても絶対許されないと改めて説明する





プルメリア「殺しちゃダメって注意されなきゃわからないんですか……?」




声を震わせながら信じられないといった表情でブルーを見る。ウィズ達は売春とケシで既に耐性があったがまさか死体処理までやっているとは想像できなかった





今回ブルーはタマに怒り、お菓子感覚で殺意を取り出した。もし自分達が彼女を怒らせていたら最悪は死んでいたかもしれない




そんな考えがメンバーに過るがそれを察知したようにウララがフォローする




ウララ「ブルーちゃんはそんなことしないよ」




トレーナーに心酔しているブルーだが同じくらいチームのことを大切に思っている。いくら怒っても手を出すことは絶対にないと言い切る
401 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/21(土) 23:19:35.17 ID:xm4e+l7A0
ブルーはきっと死体遺棄や死体損壊という罪の存在を知らない。罪を知らないのだから後悔も存在しない




彼女に後悔して欲しいわけではないがブルーを社会に出れるようにするのもトレーナーの仕事




トレーナーはブルーに責任を持ってちゃんと常識を教えていくと宣言する





トレーナー「僕だけじゃ足りないから皆も手伝ってくれる?」





ネイチャ「仕方ないっていうかやらなきゃダメでしょ!?」




他にもまだ常識の認識違いがあってもおかしくない。何かあってからでは遅いので、そうならないようメンバーも協力することになる




このあと…

1 ディープに連絡
2 それはそうとタマが許せないウィズ
3 ルドトレをどうにかできないか
4 オグリに知らせるかどうか話し合い
5 自由安価


下3
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 23:25:43.68 ID:8OU20oXJ0
1
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 23:29:22.95 ID:eRkLnfj30
2
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 23:34:02.15 ID:eRkLnfj30
1
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 23:38:55.72 ID:oNBY0iwZ0
2+3
406 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/22(日) 00:40:17.62 ID:o573gIdD0
同じ地元のディープが居た方が話しは進めやすいとウララが試しに連絡を取ってみると既に彼女は帰国していた




偶然にも近くに居るとのことだったので急いで来てもらいディープにも話しを聞くことに




ディープ「ヤリ逃げした奴を殺すのは普通だったな」




ブルーの言うことに偽りはなく死体から内臓を綺麗に取り出すのも普通に行われていたという




ディープ「けどあそこの話を持ち出すのは違うだろ?」




ディープはブルーに比べ何度も法を犯しているがそれは地元だけのことで世間の常識はまた別だと認識していた




ブルー「誰かれ構わず勝負を仕掛けるのに?」




ディープ「それは俺の生き様だからな」




速い奴に勝負を挑むことは自分にとって呼吸と同じでそこにはルールは存在しないとディープは断言する
407 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/22(日) 00:51:38.19 ID:o573gIdD0
ネイチャ(そういうとこはやっぱり一緒なんだ)




自分の望みを叶える為なら法もルールも関係ないという所はやはり二人の地元の影響があるのだろう




しかしディープは地元のルールは世間では通用しないことを認識し一般世間にそれなりに対応していた




ディープ「俺はケシも売るしエンコーもするけどよ、それとこれとは別だろ?」





ブルー「別なんだ……」




ディープ「おいおいマジかよブルー〜」




ため息混じりでディープは肩を落とす。誰よりも頭がいいはずのブルーがなぜこんなこともわからないのかとディープは不思議で仕方ない




誰も教えてくれなかったからだとブルーは言うが地元を離れ普通に生活していれば分かるはずだとディープは呆れてしまう



このあと…
下3
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 01:00:56.09 ID:rQIIXBiF0
ksk
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 01:06:41.43 ID:Jh/F8j4s0
kskst
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 01:10:36.01 ID:3Ia+hRb40
ディープがトレーナーに絡む、「お前相当変態らしいな」とニヤニヤしながら聞いてくる。
トレーナーは「それを口に言わないで欲しい」と頭を抱える
411 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2023/10/22(日) 08:53:21.86 ID:40/y6NE60
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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412 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/22(日) 17:07:39.24 ID:D5znrg16O
ブルーがうんうん唸り考え込んでしまったのを見てディープはトレーナーに絡み出す




ディープ「ブルーから聞いたぞお前相当変態らしいな」




トレーナーの好みをブルーから聞いているディープはニヤニヤしながら話しかける




トレーナー「それは言わないで……」




ディープ「面白いことになったんだよなぁ?」




浮気騒動の全てを知っていたディープはトレーナーが頭を抱え苦しむのを見てご満悦の様子




ウララ「ディープちゃんはかなりのSだもんね」




買われた相手によって使い分けるが基本彼女はドSで相手を苦しめたり苦痛を与えるのが堪らないそうだ
413 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/22(日) 17:12:49.74 ID:D5znrg16O
ウララ「こっちに帰ってきたってことはヴェニュスパークちゃんに勝ったの?」




ディープ「あんなクソガキ相手にならなかったぜ!」




序盤はヴェニュスパークがリードしていたものの見事に追い込んでディープの圧勝だったという




ディープ「あの時のクソガキの顔ったら無かったよな!」




トレセンに通っていないディープは向こうからすればアマチュアのウマ娘だったがヴェニュスパークはそんな素人に負けてしまった




それはもう悔しそうな表情を浮かべていた彼女を見てディープは大満足だったようだ




話し終えたディープはそういえばと何かを思い出したようで懐から封筒を取り出しウララ達に見せる
414 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/22(日) 17:16:52.67 ID:D5znrg16O
ディープ「昨日ルドルフが来てこれを俺に渡していったんだよ」




中身はディープも知らず、今日トレセンの誰かと一緒に見て欲しいと言い残し去っていったという




ネイチャ「会長さんは今日休みだよね」




ブレーザー「自分とは見て欲しくないものってなんだろ」




ディープ「俺のトレセンの知り合いっていったらお前らだろ。だからピンクに呼ばれなくても来るつもりだったんだよ」




ウララからの連絡はタイミングが良かったと言いながらディープはルドルフから預かった封筒を開ける




封筒の中身…
下3
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 17:25:00.99 ID:eOmXl8GD0
kskst
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 17:28:32.06 ID:bVePjj830
kskst
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 17:32:06.68 ID:YpzZYzXa0
後は私が信頼するブライアン、エアグルーヴ、テイオー、シリウス、クリスエスそして主任(トレーナー)に任せる的な内容
418 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/22(日) 19:30:43.22 ID:DtCxLYT5O
封筒の中には手紙が入っておりその内容はブライアン、エアグルーヴ、テイオー、シリウス、クリスエスに後を任せると書いてある




ディープ「主任ってお前のことだよな?」




トレーナーは頷くと主任にも宜しくと書いてあるとディープは言い手紙を閉じる




タンホイザ「つまりどういう意味?」




ディープ「こりゃアイツの遺書だな」




ネイチャ「うっそでしょ!?」




ルドルフが今日学園に来ていないのはそういうことだとディープは言う。そんなことは信じられないとネイチャ達はルドルフの元に向かう




下3コンマ

奇数 間に合わず
偶数 間に合う
ゾロ目 最中
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 19:33:25.39 ID:+tffoZJ+0
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 19:35:37.12 ID:NwX4RepG0
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 19:38:05.44 ID:SuhcL8mf0
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 19:50:41.94 ID:XVoxksWwo
ゾロやるぅ!!
423 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/22(日) 20:08:21.52 ID:J+TmGhTMO
ここは学園近くのキャンプ施設。グランピンクのような整った所ではなくキャンパーが敷地内に自由にテントを建てることができる





見通しが悪くキャンパーはあまり好まない場所でルドルフはテントを建てガムテープで隙間を塞いだ




薄着のルドルフはそんなテントの中で練炭を焚き仰向けになって寝転んでいた




ルドルフ(これなら誰にも迷惑をかけない)




寮での首吊りは後始末が手間になる上にその部屋が使えなくなるうえに誰が見ても自殺だと分かってしまう




季節の割に薄着のルドルフは暖をとる為に隙間を無くし練炭を焚いた。この状況ならすぐに自殺は疑われない




トレーナー達などわかる人にだけ自分の自殺が分かればいいのだとルドルフは朦朧とした意識の中そう考えていた
424 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/22(日) 20:17:00.03 ID:N20w64sEO
意識が遠くなるのを感じながらルドルフは満足そうな顔を浮かべている




ルドルフ(これで私の役目は終わりだ)




七冠を獲った時のことを走馬灯で見ながらルドルフは生涯を終えようとしていた




ディープ「おらっ!」




意識が無くなる直前、ディープがいつも携帯しているナイフでテントが破かれる




ネイチャ「本当に居た……」




ルドルフ「な……ぜ……」




どうしてここがわかったのかと聞きたいルドルフだがうまく喋ることができない




ウィズ「救急車呼んだからもう大丈夫!」





ウララ「二分の一を外しちゃったね」




ルドルフ「ふ……」




本当に死ねるかどうかルドルフの中で50パーセントでそれを外してしまったルドルフは笑うしかなかった




このあと…

下3
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 20:24:40.69 ID:9+C2LFHL0
kskst
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 20:31:11.66 ID:qZSsCpbMo
kskst
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 20:36:20.72 ID:JII1jmMM0
トレーナーがルドルフに死は償いではない、死では償えない。生きろ生きて償えと説得する
428 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/22(日) 22:20:49.81 ID:PXUUhOYiO
救急車を待つ間トレーナーはルドルフに語りかける




トレーナー「死は償いじゃない」




ルドルフが背負ったもの死では償えない、生きて償うのだとトレーナーは説得する





ルドルフ「生きて…………」




トレーナー「一人で無理なら僕も手伝うよ」




走れなくなったことを誤魔化し続けルドトレが金の為に好き勝手していたことを黙認していた




ルドルフは死でしか償えないと考えたがそれは違うとトレーナーは真っ向から否定した




鍼のお陰でまた走れるようにもなっているルドルフにはまだやるべきことがあるともトレーナーは言う




ルドルフ「君は…………」




プルメリア「救急車が来ましたー!」




救急車の音と共にルドルフの意識は途切れる
429 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/22(日) 22:32:09.99 ID:m9P7Io+eO
ルドトレ「ルドルフが死んだというのは本当なのか?」




ルドトレはタマからルドルフが死亡したと聞きその真偽を疑っている




タマ「主任と理事長が話しとるのを聞いたんや」




オグトレ「事故か自殺かはまだハッキリしていないらしい」




ルドルフが事故なんかで死ぬとは思えないルドトレだったが前理事長が事故として処理されたことを思い出す




ルドトレ(とうとうウマ娘まで消し出したか)




正常で健全な学園運営の為に邪魔者は消す。それは相手がウマ娘であっても関係ないのだとルドトレは戦慄する




この話を聞いたルドトレは暫くは大人しくするよう二人に命令する




このあと…
下3
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/10/22(日) 23:28:32.51 ID:WvvbOt6S0
ksk
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/23(月) 00:10:29.84 ID:a5E7Ez040
ksk
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/23(月) 00:18:03.87 ID:ZEgTosVj0
病室にテイオーやブライアンやエアグルーヴ、エアトレといったルドルフと関係がある面々が駆け込んできた
433 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/23(月) 18:07:38.45 ID:hdXBuqIMO
ルドルフが入院している病室にテイオーやブライアン、エアグルーヴ、エアトレといった彼女に関係がある面々が集まっていた




彼女らには誤魔化しは必要ないとルドルフが自ら命を断とうとしたことをトレーナーが説明する




テイオー「会長が…嘘だよ……」




ルドルフ「私は尊敬されるようなウマ娘ではないんだ」




エアグルーヴ「私は信じません!この男に脅されてそう言ってるに違いありません!」




エアトレ「見苦しいわよグルーヴ」




エアグルーヴ「黙れ…!!」




七冠を取ったことに間違いないがその後のルドルフは偽りしかなかったことをテイオーとエアグルーヴは信じられない




ブライアン「死ねていれば良かったな」




ルドルフ「ああ、ブライアンの言う通りだ」




吐き捨てるように言うブライアンの台詞をルドルフは本当にその通りだと肯定する
434 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/23(月) 18:13:51.70 ID:hdXBuqIMO
ルドルフ「私は助けられてしまった。生きて償う以外にも私には使い道があるようだからな」





ルドトレの動きを止める為にタマとオグリトレにルドルフは死んだと偽の情報を流した




当然理事長も協力者で一刻も早くルドトレを捕まえることが大事だと理事長も考えていた





トレーナー「ルドルフがどうなっているかは誰にも話さないで欲しいんです」




病室に集められた四人に口止めをするトレーナー。学園ではルドルフが無断欠席を続けていると噂になっていた




四人に口止めをしたところで誤魔化せるのは数日。その数日間でルドトレ及びタマ達を捕まえるしかない




エアトレ「当てはあるのか?」




トレーナー「ルドルフをまた使うことになりますが…」




ルドルフ「どう扱ってくれても構わない」




生きて償うのだから死ぬこと以外全てのことをするとルドルフは笑みを浮かべる




このあと…
下3
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/23(月) 18:31:24.65 ID:NE4u51hl0
ksk
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/23(月) 18:34:59.81 ID:OXU5jry80
kskst
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/23(月) 19:31:05.90 ID:mqCi/Zf40
とある付近でルドルフらしき人物が確認されたと噂が流れまさかと思って確認しに来たタマ達を捕獲し、ルドトレの居場所を尋問
438 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/23(月) 22:17:24.42 ID:FZPneLAmO
タマ(ルドルフが生きとるってホンマなんか?)




学園近くでルドルフらしき人物が確認されたと噂を聞きまさかと思いタマは目撃された場所を確認しに来ていた





タマ(この近くにキャンプ場があったよな?まさか…)





タンホイザ「来たーー!」




ウィズ「確保!」




まんまと現れたタマ捕獲するキタルファメンバー。彼女を尋問しルドトレの場所を聞き出そうと試みる




タマ「……」




しかしタマは捕まえられから一言も発せず質問に答えようともしない
439 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/23(月) 22:28:13.99 ID:HLEXqrY4O
ブルー「爪でも剥がす?」




ネイチャ「だからさぁ……」




ブルーがしようとしていることは拷問だとネイチャは説明している間、トレーナーはタマと会話を試みる




トレーナー「どうしてルドトレを庇うの?」




タマ「……」




トレーナー「あの人ってそんなにお金持ってないよね?」




ブレーザー「どうせタニマチ関連でしょ」




ルドトレは前理事長と同じようにウマ娘でまだ儲けようとしている




タマが彼を庇うのはやはりウマ娘は高く売れるからでありルドトレからの報酬が無ければ生活はできない




このあと…
下3
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/23(月) 22:42:00.77 ID:ZEgTosVj0
ksk
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/23(月) 22:56:43.69 ID:DI23VyBx0
kskst
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/23(月) 23:06:16.98 ID:A1s0EnhP0
タマから聞き出せそうにないから、オグトレを捕まえて聞き出そうと提案弱そうだしすぐ吐くだろうと考える
443 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/24(火) 16:39:29.01 ID:a3w6i2060
トレーナー「彼女から聞き出せないならオグトレに聞こう」





タマとオグトレの会話を聞いていたウィズは彼は責めればすぐに答えてくれるだろうとトレーナーの意見に賛成する




場合によってルドトレに協力していたことはオグリには黙っておくと交換条件を出せば乗ってくる確率は高い




プルメリア「タマさんに使ったのと同じ作戦を使いますか?」




トレーナー「いや、タマを捕まえたから直接彼と話そう」




自分とキタルファで彼を問い詰める作戦でいこうとトレーナーは決めすぐに学園に戻ろうと提案する




ブルー「私がタマを見張ってる」




彼女が逃げ出してしまえばオグトレと交渉は成功しないかもしれない。自分がここに残るとブルーは言い出す




確かに見張り役は必要だと納得しトレーナー達はブルーを残し学園に居るオグトレの元に向かった
444 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/24(火) 16:47:35.08 ID:a3w6i2060
タマ「……」




ブルーと二人きりになってもタマは喋る気はなくじっと黙ったままでいる




タマを捕まえたのはキャンプ場近くの空き地。このまま空き地の裏手、山の方に迎えばキャンプ場に向かえる




ブルー「……」




ブルーもまた無言でタマを担ぎ空き地の裏手から山の方にどんどん向かっていく




人目から離れたところでブルーは乱暴にタマを放り投げる。身動きできないタマはそれでも何も言おうとしない




ブルー「貴女を拷問する」




爪を剥がし指を潰すだけでなく苦痛の限りを味わってもらうとペンチを持ちながらブルーは言う




タマはそんなことができるはずがないとたかを括っているがブルーなら本気でやってしまう




このあと…

1 あっさりオグトレ吐く
2 オグトレ学園に居ない
3 ルドルフの死に怯え理事長に自首していたオグトレ
4 ブルーだけ残すのはマズイと気付くネイチャ
5 タマが情報を吐いたとブルーがトレーナーに報告
6 自由安価



下3
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 17:10:44.61 ID:k1pnb0M+0
4
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 17:15:16.65 ID:b9BElXpS0
1
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 17:18:17.31 ID:ZZnvoRJY0
1+ルドトレは今は使われてない廃墟を根城にしてウマ娘を使ったギャンブルの計画を企てているようだ
448 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/24(火) 18:00:30.46 ID:VFN7lgymO
オグトレ「ルドトレの居場所も…彼の企みも全て話す…」




トレーナー達が話しかけると意外なほどあっさりとオグトレはルドトレについての情報を話し出した




ルドトレはある廃墟を根城にしておりウマ娘を使ったギャンブルの計画を企んでいるとのこと




ウィズ「ギャンブルって…?ウマ娘が賭けの対象になること?」




トレーナー「ひょっとしてばんえいウマレースの仕組みを利用しようとしてるのかな」




オグトレ「知っていたか……」




ばんえいウマ娘が行っているシステムを大きくすればかなりの儲けになるとルドトレは考えていたようだ




オグトレは一度その構想とギャンブルとしてのシステムを聞いたことがあるが完璧だったという




オグトレ「儲けは着順によりウマ娘にも還元され胴元は絶対に損がない」




これまでに無い画期的なギャンブルとして成功する確率がかなり高いとオグトレは話す
449 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/24(火) 18:06:30.31 ID:rRCDcZV/O
トレーナー「でも彼が絡んでるならそんなヌルいことはしないよね」




オグトレ「ああ、ルドトレは負けが続いたウマ娘をタニマチ以外にも安価で売り捌こうと考えていた」




勝ち続ければばウマ娘と運営が儲かり、負けが続けばマニアに売る。ルドトレの計画に隙は無いようだった




ウィズ達はウマ娘でギャンブルなど許されないと騒いでいるがトレーナーだけはじっと考え込んでいた




トレーナー(負け続けたとしても売ったりなんかしないで……)




ルドトレが絡んでいるので受け入れられない部分は多いがシステム自体はばんえいレースと同じもの




もし自分がこのシステムを使うならと考えていたがウィズ達がルドトレの所に向かうと騒ぎ出したのでトレーナーはその考えを頭の隅に置いた




このあと…
下3
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 18:22:41.49 ID:iLpeHWPA0
ksk
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 18:26:07.83 ID:O/uApJqc0
kskst
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 18:28:52.76 ID:mGTszMMD0
トレーナーはブルーとタマを二人っきりにしてるのは不味いと気付き、オグトレが吐いたからすぐに合流だと連絡。拷問直前だったが辞め合流するブルー
453 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/24(火) 19:13:59.32 ID:CuYrEfwv0
タマ(拷問とか安い言葉しか知らんボケやな)




準備を終えたブルーはペンチを持ちゆっくりと近付いてくるがタマは脅しだと確信している




もし自分を傷付けたりすればトレーナーだけでなくキタルファに迷惑がかかってしまう




そんなことをブルーがするはずがないと余裕の表情で居たタマ。その余裕はブルーの行動により無くなっていく




ブルー「よいしょ」




辺りを探してみたが服や布切れが落ちておらず仕方なくブルーは下着を脱ぎタマの口にねじ込む




タマ(はぁ!?)




何をしているのか理解できず抵抗しようとタマは身体を動かすがブルーはタマの顔面を左手で鷲掴みにし動けないようにする




ブルー「まずは親指から」




ペンチをタマの親指の爪を掴んだ瞬間、タマはこれまでに感じたことのない恐怖を体験する
454 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/24(火) 19:25:51.36 ID:CuYrEfwv0
ブルーの表情はハサミで紙を切るかの如く冷静だった。彼女の爪を剥がすことに躊躇もなにも無い




ブルーにとってみれば爪を剥がしたり指を潰すことは何度もやってきたこと。今更ためらうことも無い




タマ「ひぎゃ……!!」



この時点でタマは脅しでないことに気付き全身が震えるがもう遅い。ブルーが爪を剥がそうとした瞬間にブルーのスマホに着信があった




ブルー「わかった」




ブルーとタマを二人きりにしてるのは不味いと気付たトレーナーはオグトレが吐いたから合流だとすぐに連絡をした




間一髪でトレーナーの連絡は間に合い拷問を止め辞めブルーは拘束されたタマを放置し学園に戻る




このあと…

1 早速ルドトレを捕まえに
2 作戦会議
3 ディープも呼ぶ
4 ルドルフの死が偽装だとバレるギリギリまで泳がせる
5 自由安価


下3
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 19:49:02.87 ID:9tWMGqmL0
4
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 19:58:58.83 ID:zk5CbiT80
3
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 20:01:32.27 ID:6wblPTAu0
1
458 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/24(火) 20:53:20.71 ID:CuYrEfwv0
ルドトレが新たな情報を手に入れる前に捕まえてしまおうとキタルファとトレーナーは廃墟に向かった




逃走経路がいくつもあることを想定しペアを組んでそれぞれが違う方向から廃墟へと近付く




ウィズとブレーザーは北、ネイチャとタンホイザは東、ブルーとプルメリアは西、トレーナーとタキオンは南の位置




タキオン「こっちに逃げてくることはまずないだろうねぇ」




トレーナー「多分そうだね」




廃墟は丘の上に建っており南は崖となっている。ここが一番確率が低いということでトレーナーとタキオンが南を担当することになった




逃げずに大人しく捕まってくれればいいのだがそう簡単にいかないということは予想できる




タキオン「いざという時の準備はあるはずだよ」




万が一場所が知られてもその対策はしているはずとトレーナー達は警戒する




このあと…
下3
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 21:02:47.81 ID:0QEsFbuw0
ksk
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 21:09:53.47 ID:6wblPTAu0
kskst
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 21:19:28.64 ID:/t8IK7Uk0
トレーナー達の前にばんえいウマ娘が現れる、ばんえいはルドトレに雇われた用心棒らしく、ルドトレが逃走するまでの時間稼ぎをすると、手の関節をポキポキ鳴らす
462 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/24(火) 21:47:31.04 ID:/pf6f8V0O
「コソコソと何をしている」




タキオン「おやぁ?」




トレーナー「!!」




トレーナー達の前にばんえいウマ娘が現れる。彼女はルドトレに雇われた用心棒のようだ




タマと連絡が取れなくなったことを不審に思ったルドトレはばんえいウマ娘に連絡をとり廃墟に配置していた




トレーナー「そうか!」




なぜルドトレがウマ娘を使ったギャンブルを思い付いたのか。それはばんえいウマ娘と繋がっているからだった




彼は用心棒としてばんえいウマ娘を雇っていたが彼女達からばんえいレースの話を聞いた




それをヒントにあのギャンブルを思い付いたのだとトレーナーは理解し、彼がばんえいウマ娘と繋がっていることを自分なら見抜けたと後悔もした



キタルファ全員でならばんえいウマ娘の一人なら止めることができたが今はペアで別れてしまっている
463 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/24(火) 21:53:58.69 ID:fQ7k28wdO
ばんえいウマ娘はここにいる一人とは考えられない。自分の方がピンチであるがトレーナーはウィズ達をかなり心配している




タキオン「心配する必要はないよ」




こんなこともあろうかとタキオンはとても役立つものを持ってきていると言う




タキオン「少々危険かもしれないが問題ないね?」




日頃から人体実験を繰り返しているタキオンが危険というのだからまともなモノではない




しかしそれ以外に選択肢は無いとトレーナーはタキオンにソレを使用することを許可した




タキオンが使ったのは…

1 強酸ばら撒く
2 有毒ガス
3 強力媚薬
4 爆弾
5 超強爆弾
6 閃光弾
7 爆音弾
8 自由安価


下3
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 22:00:01.09 ID:v1CHdgm6o
7
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 22:14:35.32 ID:6wblPTAu0
6
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 22:20:05.59 ID:wTT+hvMN0
7
467 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/24(火) 23:27:42.91 ID:NwssxfVS0
タキオン「耳を塞いでいたまえ」




トレーナーにそう告げタキオンは懐からスーパーボールのようなものを取り出しその場に落とす





「なにを…」




タキオン「ふぅん」




耳をペタリと頭に付けるとタキオンはそのボールを思い切り踏む。すると僅かな光と共に爆音が鳴り響いた





トレーナー「〜〜!」




耳を塞いでいてもかなりの音でトレーナーはフラつく。一方でタキオンは満足そうに笑みを浮かべていた




タキオン「癇癪玉のサイズでこの威力!素晴らしい!」




爆音をくらったばんえいウマ娘は耐え切れず気絶しその場に倒れ込んでいた
468 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/24(火) 23:32:14.83 ID:NwssxfVS0
トレーナー「ウィズ達は…!?」




タキオン「ん?なんだいトレーナー君?」




耳を塞いでいたとはいえタキオンが弾を踏んだということは一番近かったということ




あまりの爆音で彼女は一時的に耳が聞こえなくなっておりトレーナーと意思疎通ができない




トレーナー「ウィズ達が心配だ!」




タキオン「ウインナー?」




トレーナー「ここから離れるわけにはいかないし…!」




ウィズ達の所にもばんえいウマ娘が居たとすれば状況はよくない。かといって二人はここから離れることができずトレーナーは歯痒い思いで廃墟を見ている




このあと…
下3
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 23:37:42.53 ID:Y75RNV2D0
kskst
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 23:46:02.04 ID:43TJMTyW0
ksk
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/24(火) 23:58:03.31 ID:bSZvSU2F0
ブルー達も用心棒のばんえいウマ娘を相手にしていた、用心棒にルドトレよりトレーナーの方がお金持ってる相手をしてあげればこれより金が手に入ると説得
472 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/10/25(水) 19:28:35.95 ID:S6fuwe2g0
ブルーとプルメリアの方も用心棒のばんえいウマ娘を相手にしていた





ブルーはプルメリアとの二人ではばんえいウマ娘に勝てないと察し用心棒を買収しようとしていた





ブルー「ルドトレよりトレーナーの方がお金を持ってる」




「ほう?」




トレーナーの相手をしてあげればその度に金が手に入るとばんえいウマ娘を説得する




プルメリア「ブルーさん…?」




そんな約束をしていいのかとプルメリアは心配するが大丈夫だとブルーは返事をする




ブルー「トレーナーはマモフィリアだから貴女を気にいる」




「なんだそりゃ?」




ブルー「有り得ないくらい大きい胸が好きな性癖」




ブルーはディープが見つけてきた褐色ばんえいウマ娘の名前を出す。横の繋がりが強い彼女達ならきっと知っていると判断した
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