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安価とコンマで異世界転生!その9

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807 : ◆cUhskXlNTw :2023/12/30(土) 20:48:10.55 ID:1y55d1afo
やる気「チーム間の連絡は『巻物』を通じて行うっす。アラートは鳴らせないんで、適宜確認するか、巻物を監視する役を用意するといいっすね」

氷魔「……その通りです……」

ぶりっ子「じゃあ、チーム分けしましょう!」


それから一行は話し合いを行い、
チームの内容を決定した


>>下1……潜入チームと捜査チームの内訳
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/30(土) 21:17:00.58 ID:v0JXPbqN0
潜入:中華、スナイパー、ぶりっ子、怪盗、図書員
調査:男、やる気、氷、妹
809 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2023/12/30(土) 22:51:48.40 ID:1y55d1af0
男「潜入チームは必ず成功してもらなくちゃならないから、人数は多めにするぞ」

怪盗「私は潜入チームですよね!?」

男「ああ、それと……中華、狙撃少女、ぶりっ子、司書コピーだ」

ガーゴイル妹「ということは私と、男さん、やる気さん、氷魔さんが調査チームということですね」

狙撃少女「なるほど、分かりました。では早速行動を開始しましょう」
810 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2023/12/31(日) 03:04:45.90 ID:liTIvdL40
本日はここまでです
ありがとうございました
811 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2023/12/31(日) 19:34:27.86 ID:liTIvdL40
潜入チームの五人は、
早速郊外にあるオークション会場へやってきた
大きなサーカステントのような建物がある


中華「裏手に回ってみよう」


そこには、関係者とおぼしき人物が数人と、
裏口があった
そして、そのうちの一人が話しかけてくる


男性「ん?なんだお前たちは」

ぶりっ子「えっと、私たちは競売品の警備を頼まれたギルドの者なんですけどぉ……」

男性「>>下1」
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 19:39:27.44 ID:tupI81HQ0
海岸地方の神官じゃないのかい?
813 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/01(月) 00:30:39.89 ID:sMaAQm6C0
男性「海岸地方の神官じゃないのかい?」

ぶりっ子「えっ」

怪盗「……それは私ですね」


困っているぶりっ子を助けるため、怪盗が声を上げた


男性「おお、あなたが」

怪盗「他の皆様は私が雇った警備員です」
814 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/01(月) 04:40:10.76 ID:sMaAQm6C0
男性「そうでしたか、ではこちらへ」


彼の誘導で無事に裏口から入場することはできたが、
なぜそれができたのかが分からない


狙撃少女「……はて、海岸地方の神官……何の理由があって裏口に呼んだのでしょうか?」

司書コピー「品物と関係があるのか、それとも……?」
815 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/01(月) 04:42:45.74 ID:sMaAQm6C0
本日はここまでです
ありがとうございました
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/01(月) 13:48:10.05 ID:UDlbxNM7o
あけおめ
817 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/01(月) 19:25:22.46 ID:sMaAQm6C0
今年もよろしくお願いします


中華「ともかく、これ以上詰められるとボロを出すリスクが高まる。隠れて行動すべきだろうね」

ぶりっ子「ええ、そうですねぇ……」


周りを眺めると、どうやらこの部屋はある種の待合室のような雰囲気で、いくつかの椅子やテーブルがある
しかし、高級な調度品などではなく、
現実世界におけるパイプ椅子程度の物品だ


怪盗「じゃあ、こっそり進みましょう」


部屋の出口は入っていた裏口を含めずに二つあり、
そのうちの一つのドアに聞き耳を立てることにした


>>下1……聞こえてきた内容
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/01(月) 19:49:00.79 ID:THajvuZ3O
テーブルを持ち込んでトランプに興じる警備員達の声
819 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/02(火) 03:33:30.76 ID:wZDySB5l0
狙撃少女「……どうやら、トランプで遊んでいるようですね。多分……七並べでしょうか」

司書コピー「えっ、誰がですか?」

狙撃少女「人数が多いですし……警備員だと思います」

中華「こっちに行くと人目は避けられなさそうだね。逆の方から行ったほうがいいかな」

狙撃少女「ふふっ……」

820 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/02(火) 03:42:25.31 ID:wZDySB5l0
ぶりっ子「どうしたんですぅ?」

狙撃少女「どうも、この部屋のテーブルを向こうに持ち込んでトランプをやっているようですよ?ほら、そこ……」


彼女が指を指した場所には、
不自然に椅子のみがあり、机のない空間があった


怪盗「そこから持っていった、ということですね」

司書コピー「ということは、出てくることはほぼなさそうですね。安心して向こうに行けます」
821 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/02(火) 04:29:26.16 ID:wZDySB5l0
本日はここまでです
ありがとうございました
822 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/02(火) 18:27:05.36 ID:qvpgcJtnO
中華「じゃあ、こっちの部屋に行こうか」


もう一方のドアは金属製だった
しかし、鍵はかかっていないようで、
問題なく開くことができそうだ


ぶりっ子「はい、そうですねぇ」


少し立て付けの悪いそのドアを開き、
五人は部屋に押し入った


>>下1……部屋の中の状態
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/02(火) 18:33:00.68 ID:wJ+WpM3f0
誰かが一杯やっていたらしく
お酒とグラスが残されている
824 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/02(火) 18:40:20.45 ID:qvpgcJtnO
その部屋には、幸運なことに誰もいなかった
隣の部屋は質素な家具が置かれていたのに対し、
こちらの部屋は値の張るテーブルと椅子が1セットだけあり、応接間のような役割を果たしていることが伺える


怪盗「おっ、酒ありますよ」


彼女は机上の酒に興味を示し、
空のグラスとともに確認する


狙撃少女「お酒ですか」

怪盗「結構いい酒ですね。開いてますし、一杯やってたんじゃないでしょうか?」
825 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/02(火) 18:44:02.52 ID:qvpgcJtnO
司書コピー「グラスは一対……二人いたんですね」

中華「ということは、少なくとも向こうの警備員たちじゃないね」

ぶりっ子「なんか、浮かれてますねぇ……みなさん」

怪盗「好都合じゃないですか。開いてなければ、これも貰っていったんですけどねぇ……」

狙撃少女「……む」


彼女がなにかを発見したようだ
その視線はテーブルの下に向けられている
826 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/02(火) 18:53:00.67 ID:qvpgcJtnO
司書コピー「どうしました?」

狙撃少女「床下収納がありますね」


テーブルの下には、四角い縁取りがあったついている窪みを引き開けることによって、
床下収納を確認することができそうだ


中華「よし、開けてみよう。多分お酒を保存してると思うんだけど……」


彼は周囲を一瞥し、収納の入り口を開いた


>>下1……その中身
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/02(火) 19:00:20.20 ID:anWqTGwJ0
予想通りお酒が収納されていたが、船で出会った時の道化の仮面が転がっていた
828 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/03(水) 04:49:37.39 ID:Bi+anwoa0
本日はここまでです
ありがとうございました
829 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/03(水) 19:42:41.64 ID:G9FzzQuJO
ぶりっ子「どうですかぁ?」

中華「うん、やっぱりお酒だね」


そう言うと二本の酒を取り出した
テーブルにあるものと同じ銘柄である


怪盗「盗みたいですね?」

狙撃少女「……聞かないで下さいよ。バレたら終わりなんですからね」

中華「……おや?」
830 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/04(木) 04:30:23.73 ID:hX3RQZXj0
司書コピー「どうしました?」

中華「嫌なもの見ちゃった」


次に取り出したのは酒瓶ではなく、仮面だった
それは道化の仮面であり、
みなが見覚えのあるデザインをしていた


ぶりっ子「ああっ、それは」

中華「ああ、船で会ったあいつの仮面だね。まぁ、恐らく仲間のものだろう」
831 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/04(木) 04:56:49.58 ID:hX3RQZXj0
本日はここまでです
ありがとうございました
832 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/04(木) 19:55:44.80 ID:hX3RQZXj0
怪盗「道化師連中が関わっているということみたいですね?」

狙撃少女「言われてみれば、この建前もテントのような形をしていましたね」

司書コピー「非常に興味深い……」

中華「あいつらは危険そのものだ。より気を引き締めて探索をしなきゃいけないね」


床下収納の扉を閉め、
シックな雰囲気の部屋に似つかわしくない赤い扉を見やる


ぶりっ子「この先に進むんですねぇ?」

怪盗「道はここしかありませんからね」


>>下1……扉の先
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/04(木) 21:24:58.59 ID:JO3uaad4O
オークションに出品予定の商品がズラリと鎮座していた。

中には生物の気配も感じる
834 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/05(金) 04:09:27.95 ID:ckMtXY8G0
ゆっくりと扉を開く
薄暗いその部屋には、
カタログで見た商品たちが整然と並べられていた


狙撃少女「!」

司書コピー「見つけましたね……」

中華「あぁ、だが焦ってはいけない。巻物を使って連絡をするんだ」

ぶりっ子「はい、商品たちの場所を見つけたことを書き込みましたよぉ」
835 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/05(金) 04:12:02.00 ID:ckMtXY8G0
怪盗「ナイスです。あとは指示を待ちましょう……!?」


扉の隙間からだけ見える部屋の中から、物音がした
よく聞けば、生き物の息遣いのようなものも聞こえる


狙撃少女「なにかいそうですね?」

司書コピー「事を荒立てるべきではありませんが……」
836 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/05(金) 05:03:38.45 ID:ckMtXY8G0
本日はここまでです
ありがとうございました
837 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/05(金) 19:50:00.76 ID:ckMtXY8G0
時は少々遡り、調査チーム


男「……では、あのオークションについて調べることとしよう」

氷魔「……なにから……調べましょう……?」

男「もっとも理想的なのは、なにか奴らに後ろめたいものを発見することだ」

やる気「そうっすか?」

男「ああ、特に彼女の姉を連れ去った行為など……非人道的な行為の証拠をいくつか見つけることができれば、告発ができる」
838 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/05(金) 19:53:01.25 ID:ckMtXY8G0
ガーゴイル妹「いいんですか?オークションはなくなっちゃいそうですけど……」

男「いや、オークションはやってもらう。潜入チームの計画では、オークション中に盗み出すことになっているから、オークションの後が大切だ」

氷魔「……捕まっても……後ろ楯のある状況ですね……」

男「ああ、あくまであいつらの目的はガーゴイル姉の奪還。それを正当化できるよう、あいつらの汚点を見つけることが大切だ。……もちろん、余裕があれば潜入チームの支援も行うが」
839 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/05(金) 21:51:55.20 ID:ckMtXY8G0
やる気「で、どうやって探すんすか?」

男「心当たりはある」


彼は立ち上がり部屋を出る
三人もそれについていき、チェックアウトする


【ギルドの資金】80090795


男性「……ん?」

氷魔「……先日ぶりですね……」
840 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/05(金) 21:54:49.96 ID:ckMtXY8G0
四人はカジノの近くで張っていた
すると、先日オークションについて教えてくれた男性が現れたので、話しかけたのだ


男性「ああ……どうしたんだ、今日は?」


話しかけられる理由が思いつかず、
少し不安げな様子だ


ガーゴイル妹「質問がありまして」

男性「はぁ」

男「例の競売……そのバックについている団体について教えて欲しいんだ。迷惑はかけないし、望むなら礼だってしよう」

男性「>>下1」
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/05(金) 21:59:06.54 ID:iFqDZh6U0
バックは基本的には居ないな。

月毎に決まったカジノやギルドで催すから、どの場所でやるか決まってない。

今日のオークションならその場所で聞いた方がいいぞ
842 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/06(土) 05:32:09.98 ID:gmU01bBE0
男性「バックは基本的には居ないな」

氷魔「……そうなんですか……?」

男性「ああ、なんせ月毎に決まったカジノやギルドで催すから、どの場所でやるか決まってない」

やる気「イベントとしては定例だけど、運営母体がいないときもあるし毎回違うんすね」

男性「そういうわけで、今日のオークションならその場所で聞いた方がいいぞ」

ガーゴイル妹「なるほど……分かりました。ありがとうございます」

男性「いいってことよ。別にこれ話しても俺は損しないからな!」
843 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/06(土) 05:32:38.04 ID:gmU01bBE0
本日はここまでです
ありがとうございました
844 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/06(土) 19:23:23.09 ID:gmU01bBE0
四人は男性と別れたが、
特に進展はなかったと言えるだろう


男「俺たちも、あっちへ行くべきなのだろうか?」

氷魔「……どうでしょう……もし失敗すれば……関与が疑われて……芋づる式に捕まる可能性もありますよ……」

やる気「どうしたもんっすかね」


>>下1……どうする?
1.オークション会場を見に行く
2.この街の本部ギルドで話を聞いてみる
3.自由安価
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/06(土) 19:47:50.68 ID:RmcuwUHeo
1
846 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/07(日) 03:20:34.08 ID:CyS6+IDY0
男「行くしかないな、オークション会場に」

ガーゴイル妹「やはり、行くのですね」

男「ああ、あいつらは裏口から……まぁ裏口があればなんだが、侵入しているはずだ」

氷魔「……私たちは……異なるアプローチをする……ということですね……」

やる気「よし、そうと決まればオークション会場まで急ぐっすよ!」
847 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/07(日) 04:38:23.12 ID:CyS6+IDY0
そうして四人もまた、オークション会場を訪れた
開始まではかなり時間的余裕があるため、
流石に人はまばらであるが、
表の入口自体は開いていた


ガーゴイル妹「これ、入場券なんですよね?」

男「ああ、入場時にはカタログを見せなきゃならん」


一切待つことがなく、受付にカタログを提示して場内に入った
848 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/07(日) 04:59:15.93 ID:CyS6+IDY0
本日はここまでです
ありがとうございました
849 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/07(日) 18:15:37.03 ID:2u1qYbZ5O
氷魔「……さて……」


会場は円形の建物であり、
ちょうどサーカスのように中央がステージ、
それを囲むようにして全方位に座席が設置されている
しかし、入札を見落とすリスクを懸念してか、
片側180°分の座席は使用不可能の張り紙がされている


やる気「なんかサーカスっぽいっすね。嫌な感じっす」

ガーゴイル妹「ええ、見世物にされるのはあまり好みません……」

男「……まぁ、ちょっと理由は違うが、俺たちもサーカスはなんとなく嫌だ」
850 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/07(日) 20:19:10.23 ID:2u1qYbZ5O
そう話していると、鼻を特有の香りが突く
僅かに霞んだ空気に振り返ると、
葉巻を吸っている女性が席に座っていた


氷魔「……変わった方ですね……」

やる気「どうするっす?」

男「話を聞くべきだろう」

ガーゴイル妹「すみませーん……お聞きしたいことがあるんですどー……」

女性「>>下1」
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 20:24:18.72 ID:Ly1phML+O
? 貴女人ではなさそうだけど、何か用かしら?
852 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/08(月) 05:02:05.42 ID:7Kh/g8+i0
女性「? 貴女人ではなさそうだけど、何か用かしら?」


と、雰囲気からは想像しがたいほどフランクな対応をされた


ガーゴイル妹「あぁ、えっと……訳アリなんですよ。あ、決して人間の皆さんに危害を加えようとか、そういうのではないので……」

女性「そんなに慌てなくてもいいのよ?私は用を聞いているのだけれど……」
853 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/08(月) 05:17:01.40 ID:7Kh/g8+i0
本日はここまでです
ありがとうございました
854 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/08(月) 19:07:17.98 ID:28a3bxqsO
ガーゴイル妹「えっと……このオークションって、どんな団体が主宰なのか分かりますか?」

女性「うーん、この街じゃあまり聞かない人たちだったと思うけれど」

ガーゴイル妹「オークションにはよく来られるんですか?」

女性「ええ、現状生き甲斐と言ってもいいわ……ああ」

ガーゴイル妹「どうしました?」

女性「思い出してきたわ、今回の主宰は>>下1」
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/08(月) 19:21:13.03 ID:CaVTD+9Q0
カジノのオーナーに提携を申し出た道化師野郎よ
856 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/08(月) 20:44:35.55 ID:28a3bxqsO
女性「カジノのオーナーに提携を申し出た道化師野郎よ」

男「……はぁ、マジか」

女性「あら、お連れさん?」

ガーゴイル妹「そんなところです」

女性「なにか知っているの?」

男「色々と。話すと長くなるので、ロクな奴らじゃないってことだけは伝えておきます」
857 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/08(月) 22:06:37.92 ID:7Kh/g8+i0
女性「ふぅん、そう。それならいいニュースがあるわよ」

氷魔「……?……」

女性「結局、カジノのオーナーはその交渉に応じていないわ」

やる気「ま、怪しいっすもんね」

女性「それもあるでしょうけど、資金力が足りているのかどうかを疑問視されていたの」

男「と、いうことは……」

女性「このオークションはそれを誇示し、カジノのオーナーに認めてもらうためのものってことね」
858 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/09(火) 00:57:36.88 ID:DaXUOs0l0
本日はここまでです
ありがとうございました
859 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/09(火) 20:08:00.90 ID:DaXUOs0l0
すみません遅れました


男「……なるほど」

女性「だから、出品内容もいつもと傾向が違う」

ガーゴイル妹「彫刻とか、肉とか、変な種とかですか?」

女性「うーん、彫刻はよくあるわよ?富豪がどうとか、みたいな曰くはつかない、純粋な嗜好品だけれど」
860 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/09(火) 20:30:09.80 ID:DaXUOs0l0
氷魔「……情報……ありがとうございました……」

女性「どうも」


四人が離れると、また葉巻を吸い始めた


やる気「これは、なかなかいい情報が手に入ったんじゃないっすか?」

ガーゴイル妹「?」

やる気「カジノのオーナーが、あいつらに今は協力的じゃないって話っすよ。こんな街っすから、相当の権力者であることは間違いないっす。こちらが協力してもらえらば、かなり動きやすくなりそうっす」
861 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/10(水) 00:58:13.17 ID:66uI/QYA0
ガーゴイル妹「えっと……コンタクトしますか?」

男「おう、オークションに参加したい気持ちもあったが……あいつらが元締めとなると、流石にまずい」

氷魔「……じゃあ……会いに行きましょう……カジノで情報を探すべきです……」


そうして一行がテントを退出しようとしたとき、
やる気が反応した


やる気「……巻物に連絡が来たっす」
862 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/10(水) 01:32:48.85 ID:66uI/QYA0
本日はここまでです
ありがとうございました
863 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/10(水) 18:51:20.80 ID:66uI/QYA0
男「よし、確認だ!」


そこには、ガーゴイル姉が居るであろう場所の近くまで来たことが記されていた


ガーゴイル妹「姉さん……!」

氷魔「……!?……」


ガーゴイル妹が感慨に浸っている最中、
巻物にさらなる文字が書き込まれていく
864 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/10(水) 18:54:04.07 ID:66uI/QYA0
やる気「まだなんかあるんすか……?」


そこに追加で書き込まれたのは、
商品が置かれている部屋に何かがいること、
そしてそれがゆっくりと近付いてきていることだった


男「まずい!」


男はすぐさま逃げるよう書き込んだが、
どうやらその姿だけでも捉えるつもりらしく、
数秒後にその存在の姿について書き込まれた


>>下1……商品の置かれた部屋にいた存在
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/10(水) 18:59:23.92 ID:kksDevoYo
コカトリス
866 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/10(水) 21:18:51.56 ID:66uI/QYA0
巻物に浮かんだのは、『コカトリス』の五文字、
不吉な名である


氷魔「……どうします……?」

男「……あいつらが危険だ」

やる気「コカトリスって、どんなモンスターなんすか?」

ガーゴイル妹「基本的には、毒です。かなり強い毒を全身から放出できます」

男「つまり、物理的な攻撃を行うのは危険ということだな」
867 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/10(水) 21:45:05.67 ID:66uI/QYA0
男はとりあえずその旨を書き込んだ


氷魔「……助けに行きたそうですが……確実に大騒ぎになりますよ……」

男「だが……」

氷魔「……彼らを信じましょう……そんなにやわじゃありませんよ……」

やる気「俺っちも同感っすね」

男「……分かった」
868 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/10(水) 22:57:02.44 ID:66uI/QYA0
本日はここまでです
ありがとうございました
869 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/11(木) 19:18:25.22 ID:Lb1xLbYH0
そうして四人は、少なからず不安を抱きながらも、
またカジノへと戻っていった
そして、迷うことなく本部ギルドへと入っていった


ガーゴイル妹「あのー……」

受付嬢「どうなさいました?」

男「実は、カジノのオーナーに伝えなきゃいけないことがあるんだけど……どこにいるのか教えてくれたりしない?」

受付嬢「>>下1」
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/11(木) 19:34:12.22 ID:Pw8EpibS0
すいません。彼は本業で
忙しいためここから遠く
離れたところにおります
871 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/12(金) 03:28:56.56 ID:pyfEd6pf0
受付嬢「すいません。彼は本業で忙しいためここから遠く離れたところにおります 」

男「そ……そうか」

受付嬢「伝言でしたら、お伝えできますが」

男「……どうする?」

氷魔「……やらないよりは……ましでしょうね……」
872 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/12(金) 03:31:11.01 ID:pyfEd6pf0
それから男は、メモ用紙を受付嬢から貰い、
そこにピエロたちについて記した


受付嬢「……ちなみに、中身を拝見しても?」

やる気「うーん……正直嫌っすけど、別に俺っちらはなんも損しないっすね」

受付嬢「そうですか、では必要になれば拝読させていただきます」
873 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/12(金) 03:34:08.25 ID:pyfEd6pf0
本日はここまでです
ありがとうございました
874 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/12(金) 19:21:27.21 ID:pyfEd6pf0
彼らはしぶしぶギルドからは出た


ガーゴイル妹「どうしましょう?」

男「堂々とオークションを妨害する術をなくしてしまったな」

氷魔「……このままだと……最初の作戦でいくしかなさそうですね……」

やる気「そっすね……」


話しつつも、連絡用の巻物に無事逃げ切れたかどうか問う内容の質問を書き込んでいる
875 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/13(土) 04:21:41.09 ID:zoyQHHqo0
精神的閉塞感を覚えながらも、
一行は再びテントへと向かうこととなる


ガーゴイル妹「みなさん、無事だとよいのですが……」

男「なにもできないのが歯痒いな」

氷魔「……向こうの方が……数が多いです……どうにかなるでしょう……」

やる気「俺っちも氷魔もいないっすけどね」

氷魔「……やる気さんはともかく……私が魔法を使えば……まず隠密行動は無理ですから……」
876 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/13(土) 04:31:41.63 ID:zoyQHHqo0
本日はここまでです
ありがとうございました
877 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/13(土) 19:30:15.88 ID:gywqb6DcO
一方、コカトリスを発見した潜入チーム


中華「……どうやら、まだこちらに気づいてはいないようだね」

ぶりっ子「えぇ、助かりましたぁ」


どうやら、コカトリスは商品が収容された部屋をひたすら巡回しているようである
気を付ければ発見されることもないが、
一方で対象を保護する際にはほぼ確実に見つかるだろう
878 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/13(土) 23:20:13.12 ID:zoyQHHqo0
怪盗「……でも、おかしいですね」

狙撃少女「え?」

怪盗「だって、少なくとも競売のときには商品を出さなきゃいけないんですよ。どうにかしてあのコカトリスをどかすか、あるいは無力化する方法が主宰にはあると思いませんか?」

司書コピー「確かに、そうですね。なにかしらありそうです」

中華「しばらく潜伏を続け、その正体を把握できれば……安全に事を運べるかもしれないね」
879 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/14(日) 04:34:44.61 ID:yA27tatV0
そして、連絡のために中華はその方針を書き込んだ


男「……どうやら、まだ大丈夫そうだ」

ガーゴイル妹「コカトリスはどうなったんですか?」

男「気付かれてなかったようだ、待機し続ければ解決策が見える可能性があるとも」

氷魔「……強行して助けにいく必要はなさそうですね……」
880 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/14(日) 04:41:00.44 ID:yA27tatV0
本日はここまでです
ありがとうございました
881 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/14(日) 18:29:16.07 ID:yA27tatV0
四人は会場に戻ったが、まだあまり他の参加者は到着していないようだ
着席者はまばらである


やる気「すみません」

女性「……ん?ええ、どうなさったの?」


例の葉巻を吸っていた女性に再び話しかける


やる気「うち、オークションは初めてなんすよ。気を付けたほうがいいこととか、注意したほうがいい参加者っているっすか?」

女性「>>下1」
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/14(日) 18:33:40.57 ID:+LpPAoOV0
他の買い手との意地比べにならないように
883 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/14(日) 20:37:54.59 ID:yA27tatV0
女性「他の買い手との意地比べにならないように」

男「はい」

女性「これだけの街の、これだけの規模のオークション。当然、陰謀だってよくあることよ」

氷魔「……そうなんですね……」

女性「金銭的な問題もあるけれど、異常な入札と争うのはやめておくべき。金だけでなく、命まで失くすことになりかねないわ」

ガーゴイル妹「説得力がありますね……」
884 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/15(月) 00:38:28.78 ID:56kmpAOl0
女性「当然よ、あなたたちのような人が消えていくのは何度も見たわ」

男「やっぱり、実体験なんですね」

女性「ええ、嫌な思い出よ……そろそろ、人が揃い出すわ。あなたたちも、席に着いたほうがよいでしょう」

氷魔「……そうさせていただきます……ありがとうございました……」


四人は、近くの適当な席に座った
人が入り初めなので、四つ隣接する空席を探すのは難しくなかった


やる気「……下手は打てないっすね」
885 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/15(月) 00:45:29.75 ID:56kmpAOl0
本日はここまでです
ありがとうございました
886 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/15(月) 19:15:13.01 ID:56kmpAOl0
オークションが始まる頃、潜入チームは客間に潜み、
商品保管室を挟んで向こう側から、
人が近づくのを足音で感じ取った


ぶりっ子「おっ、誰か来ますよぉ」

狙撃少女「見せてもらいましょう、コカトリスをどうするのか……」


陰になってよく見えないその人物が部屋に入ると同時に、コカトリスは奇妙な叫び声を上げて威嚇した
それに対し、その人物は>>下1
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/15(月) 19:22:32.83 ID:dUiGQ5H70
構わずモフモフナデナデした
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/15(月) 19:25:09.14 ID:WmSUyzU+0
棍棒を蛇の頭に容赦なく振い落とした。 棍棒を振った人物は、女性の神官に見える
889 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/15(月) 21:28:28.21 ID:56kmpAOl0
???「おーよしよし」


その人物は、威嚇するコカトリスに一切警戒することなく近付き、特有の体毛を揉むように撫でている
扱いは完全にペットだ


司書コピー「え……」

???「ここで待てて偉い。後でおやつあげるからね」


一見コカトリスに噛まれているように見えるが、
どうやら甘噛みらしい
毒の分泌はコカトリスの意志でコントロールできるようだ
890 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/16(火) 01:35:57.38 ID:LPaJlQkT0
そして、その人物は運試しの種を持ってステージの方へ向かっていってしまった


中華「なんてことだ、魔獣を飼い慣らしている」

ぶりっ子「どうするんですかぁ……!?」

怪盗「かくなる上は、不意討ちで倒しきるしかないんでしょうか」

中華「心配ない、まだ手はある。出し惜しみして見つかるのが一番の問題だからね」


そう勇気づけるように微笑み、
巻物にコカトリスはどうにかできそうだという旨と、心配しないで欲しいと書き込んだ
891 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/16(火) 01:55:14.15 ID:LPaJlQkT0
本日はここまでです
ありがとうございました
892 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/16(火) 19:42:38.33 ID:LPaJlQkT0
道化師「さぁみなさん!大オークションの開幕です!」


四人は舞台で饒舌に話す道化師を見ている


男「ついに始まったな」

ガーゴイル妹「不安が募ってきます……」

道化師「それでは最初の品からいきましょう〜!運試しの種だーっ!!」
893 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/16(火) 21:13:06.03 ID:LPaJlQkT0
すると、見栄えのいい台車のような物体に乗った種が運ばれてくる
魔法で作られた透明なケースに保管されている


道化師「さぁ、この摩訶不思議な種は一体いくらの値が付くのか!?」

男「これ、入札するか?」

道化師「それでは30万から!」

男「さ、30万!?……どうする?」

氷魔「……>>下1……」
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/16(火) 21:22:24.75 ID:qnhtd09XO
…出来れば…欲しい、です!
895 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/16(火) 21:53:40.95 ID:LPaJlQkT0
氷魔「…出来れば…欲しい、です!」

やる気「じゃ、やるっすか?」

男「ああ」


そう決めた所、どこからか声が上がる


「40万!」


道化師「40万!これは高い!いきなり30%の上乗せだっ!」
896 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/16(火) 22:08:36.66 ID:LPaJlQkT0
本日はここまでです
ありがとうございました
897 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/17(水) 19:26:52.83 ID:km8iCFIf0
ガーゴイル妹「すごい値段が……」

男「42万!」

道化師「42万!42万です!」

「45万!」

道化師「さぁ45万!」

ガーゴイル妹「すごい値段が飛び交ってます……」

男「50万っ!」


流石にこれ以上出すのは厳しいと思いながら、男は叫んだ


>>下1……会場の反応
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/17(水) 19:33:05.11 ID:dUQPFGVEo
「100万だ」という声が聞こえてどよめきが生まれる
899 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/17(水) 21:10:42.84 ID:km8iCFIf0
「100万だ」

道化師「さァ100万!……100万!?」


道化師すら驚くその金銭感覚
当然、会場もどよめき出す


氷魔「……ああ……流石に降りて下さい……100万はないですね……」

やる気「それより、ここで100万を出すような奴は何者なんすかね」
900 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/17(水) 21:13:36.27 ID:km8iCFIf0
会場の誰もが声のした方を振り返る
そこに座っていたのは、
浅黒い肌をした長身の男性だった


道化師「そこのあなたが落札者ですね!?」

長身「ああ、101万でも出すやつがいなければ」


悔しさなど忘れてしまうほど、
その異様さに誰もが気圧されていた


道化師「どうやら、いないようです!それでは落札ッ!」
901 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/18(木) 01:56:04.72 ID:DqkITomc0
本日はここまでです
ありがとうございました
902 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/18(木) 19:35:58.70 ID:DqkITomc0
多くの人々が動揺を続けていることから、
恐らく先ほど会話した女性のような、
常連の客ではないことが伺える
係員が、落札したことを示すチケットを彼に渡した


道化師「それでは、次の商品です!」


運ばれてきたのは、一冊の手記
この手のアイテムにありがちな特徴として、
使い込まれてボロボロだ
903 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/19(金) 01:49:09.90 ID:gfYM7Tw30
男「あれは欲しいかも」

中華「うん、なにか情報になるかもしれないし……」


道化師はケースから手記を取り出すと、
丁寧にあるページを広げる
そこには、世にも奇妙な姿の生き物が描かれていた


道化師「これは、ある兄弟が訪れた奇妙なる世界の話!描写や絵があまりに真に迫っているので、真実なのではないかと言われています!」
904 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/19(金) 01:58:12.00 ID:gfYM7Tw30
一応カタログに目を通してきているだろう参加者の面々は、ほとんどがその内容を信じていなかった
実際、禁域で起こりうることはほとんどか悪い冗談のようなものだ


やる気「見せやがったっすね」


しかし、その名状しがたい怪物の姿は、
その話に信憑性を上乗せし、
半信半疑だった多くの参加者の興味を惹いた


ガーゴイル妹「あんな化け物、いるんでしょうか?」

男「いるかも」
905 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/19(金) 03:33:55.16 ID:gfYM7Tw30
本日はここまでです
ありがとうございました
906 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2024/01/19(金) 19:49:12.09 ID:gfYM7Tw30
魔「……流石に……種よりは安くなりそうですが……」

やる気「だといいっすね」

道化師「それでは5万から!」

「6万!」
「6万5000!」
「7万5000!」


と声が上がり出す
以前より値は安く動きも鈍いため、
頑張れば競り落とせそうだ


男「よし……>>下1!」
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