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【安価】【虹ヶ咲】エマ「これ(>>3)食べたい!」
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136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/09(日) 00:06:46.91 ID:Nqh12b2B0
踏み台
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/09(日) 00:07:38.14 ID:4EHVwWMxO
侑
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/07/09(日) 09:03:13.23 ID:GmSfGISi0
A・ZU・NA「これ(炒め物)食べたい!」
彼方・ランジュ「任せなさ〜い!」
侑「さぁ始まりました! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、料理対決! 今回の司会は私、スクールアイドル同好会のマネージャー、高咲侑でお送りするよ!」
侑「早速、今回の対戦カードと審査員の皆を紹介するよ!」
侑「まずは対戦カードから! 東からはスクールアイドルの眠り姫、近江彼方さん! 今回は特別に妹の遥ちゃんも応援に来て、やる気マシマシだ!」
遥「お姉ちゃん、頑張れ〜!」ハタフリフリ
彼方「どうぞよろしく……今日の彼方ちゃんは、いつもの200%の力で挑ませて貰うよ〜!」メラメラ
侑「西からは、努力と才能の組み合わせで輝きを放つ留学生のスター、鐘嵐珠ちゃん! 幼馴染の栞子ちゃんからの応援を受けて、全力全開だ!」
栞子「ランジュ、練習の成果を発揮できるよう頑張ってください!」ハタフリフリ
ランジュ「当然了,交给我吧(勿論よ、任せなさい)。特訓に特訓を重ねたアタシの料理の腕前、見せつけてあげるわ!」
侑「両者共にヒートアップ状態! さぁ、今回そんな二人の料理を味わう審査員は、A・ZU・NAの3人!」
侑「まずは、私の可愛い幼馴染! 笑っても怒っても可愛い可愛い、上原歩夢〜!」
歩夢「料理のことはそれなりにわかる方だから、解説は任せてね〜」ニコニコ
侑「続いて、唯一の兼部メンバー! 我らが監督、桜坂しずく!」
しずく「歩夢先輩ほどの解説は出来ませんが、知識は詰まっている方です」ニコニコ
侑「最後に、この企画を『漫画の展開みたいです!』と、凄く楽しみにしていた優木せつ菜ちゃん!」
せつ菜「はい! 今回は審査員に就かせていただきます、せつ菜です! お二人の料理が楽しみです!!!!!」ペカー
侑「メンバー紹介も済んだところで、今回の料理のジャンルは『炒め物』! 簡単なようで奥の深いこのジャンルのお料理! どうなるか楽しみだよ〜!」
ランジュ「炒め物、ね……なら、ランジュは本場の中華を見せてあげるわ!」バッ
侑「おぉ〜っ! ランジュちゃん、制服を脱ぎ去って披露したのは服飾同好会から借り受けたチャイナ服だ! 可愛い〜! ときめいちゃう〜!」ピョンピョン
彼方「衣装まで変えて来るとは中々だねぇ、ランジュちゃん……なら、彼方ちゃんも応えようか」バッ
侑「彼方さんはエプロン姿に……わぁ、なんだか日本の家庭のお母さんって感じで、これもまたときめいちゃうなぁ〜!」
侑(今のところ、気迫や衣装のトキメキでは互角……けど、命運を分けるのは料理……! くぅ、楽しみで脳が沸騰しそうだよ!)
侑「それでは、制限時間は一時間……料理、開始〜っ!」カーン
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/07/09(日) 13:36:29.58 ID:GmSfGISi0
ランジュ「アタシが作るのは……まぁ、見てればわかるわ!」ガァンッ
侑「真っ先に動いたのはランジュちゃん! ランジュちゃんが出したのは大きな大きな中華鍋だ〜! 重そう〜!」
ミア「なるほどね……ランジュの意図が読めたよ」パチンッ
栞子「本当ですか?」
ミア「この勝負はショーでもある……味だけが全てじゃない。加えて、審査員にしずくとせつ菜がいると来た」
栞子「まさか──」
ミア「そうさ。ランジュがやるのは、ショーに相応しい派手なcookingってワケだ」
璃奈(強キャラ面して解説してるのも可愛い……けど、外れてたら凄い顔真っ赤にしそうだなぁ)
ランジュ「まずは叉焼、長葱、椎茸を刻むわ! ハイヤーッ!」シュバババ
侑「わぁ、あんなに大きな包丁を軽々使いこなしてる!」
しずく「ランジュ先輩の格好も相まって、とっても画になりますね〜……」ウットリ
ランジュ「うふっ。せっかくの勝負だもの、最大限盛り上げた上で、アタシが勝つわ!」
ランジュ「中華鍋にラードを落として……溶かして全体に馴染ませたら、刻んだ具材を入れるわ!」ジュワァァァ〜ッ
侑「豪快にいった〜! いい香りがやって来たよ〜!」
歩夢「先に具を焼き上げて、香ばしさを出す作戦かな。普通なら炒飯の具は後入れが多いけど、ランジュちゃんは敢えて逆を往ってるんだね」
ランジュ「そうよ。やっぱり炒めるからには、まとめてこんがりとさせちゃったほうが見栄えも味も良くなるもの!」ジャッジャッ
ミア「予想通り派手で売りに来たね。今の場を支配してるのはランジュだ」
かすみ「ぐぬぬぬ……確かに派手さはランジュ先輩の方がかっさらってますけど……大事なのは味です、堅実にやってる彼方先輩だって凄いですよ!」
ミア「そうかもね」フッ
かすみ「むきーっ……軽く流されてるのになんだかイライラします〜!」
エマ「落ち着いてかすみちゃん。彼方ちゃんを信じて待とう?」
かすみ「ぐぬぬ……仕方ないですね」
ランジュ「さぁ、ここからがハイライトよ! 具がこんがりしたところで卵、ご飯を入れて一気に炒めるわ! そい、やっ、ハァッ!」ジュワァァァン
侑「綺麗な鍋返し〜! これは目が釘付けになっちゃうよ〜!」
ランジュ「フフッ。それでいいのよ……味付けには叉焼を仕込んだ時に出たかえしを一かけ、塩コショウを軽く振って……全体に馴染むまで、強火で一気に炒めるわ! ヤーッ!」ジュワワワ
栞子「凄いです、ランジュ……! まるで職人芸です!」
せつ菜「こっちの心が燃え上がるほどの派手さですね……! つい歌いたくなってしまうほどの盛り上がりです!」ペカー
侑「さぁ、ランジュちゃんの料理がクライマックスに行ってる一方で……彼方さんの方は〜……おぉ、こっちは四川麻婆豆腐!?」
ミア「? おいおい、麻婆豆腐は煮込み料理だろ……」
璃奈「麻婆豆腐も炒め物にカテゴリされるよ。璃奈ちゃんボード『豆知識』」
ミア「そ、そうなのか……教えてくれてありがとう、感謝するよ。璃奈」
かすみ(りな子相手だとホンット素直だなー……)
遥「この香り……! お姉ちゃんがいつも家で作ってくれる麻婆豆腐とは何だか違うかも!」
彼方「遥ちゃんはもう気付いてるみたいだね〜。料理って言うのは、本当に大事なことがあるんだよ〜」ジュワァッ、グツグツ
彼方「それは。食べる相手が誰なのかを知っておくこと、とかね」ニッ
侑「大胆不敵な笑み! 彼方さん、一歩も怯まずに着々と料理を完成させている〜!」
ランジュ「流石ね、彼方……! 食べてなくても、あなたの料理の凄さが伝わって来るわ」カンッ
彼方「それほどでも……あるけど、ランジュちゃんも凄い成長ぶりだねぇ……彼方ちゃん、正直自信なくしちゃうところだったよ〜……遥ちゃんがいなければ、だけど」スッ
彼方・ランジュ「完成!」
侑「両者同時に完成〜! これは最初から凄い勝負になって来た〜!」
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/07/09(日) 13:54:56.50 ID:GmSfGISi0
ランジュ「さ、アタシお手製の炒飯よ。祝您好胃口(召し上がれ)!」
A・ZU・NA「いただきます」
侑「緊張の瞬間……!」
せつ菜「これは……!」
しずく「美味しいです……! 豪快で派手な演出からはかけ離れる繊細さも感じられるお味です……!」
歩夢「ご飯はパラパラになってて、卵たちの代わりに椎茸が油を吸っているからご飯が重く感じない。工夫されてる味だね。凄いよ、ランジュちゃん!」ニコッ
せつ菜「えぇ、お店でも食べたことがないくらい美味しいです!」
ランジュ「フフッ。ありがとう、三人とも。アタシの料理の凄さに魅了されたみたいね」
栞子「好印象ですね……流石、ランジュです」
ミア「才能を最大限引き出す努力をしてきたワケだからね……栞子の内臓を破壊するほどの特訓は、無駄じゃなかったワケだ」
栞子「やめてください思い出させないでください」
ミア「おっと、それはごめん」
ミア(こんなトラウマって、いったい何があったんだよ……)
彼方「ランジュちゃんの炒飯を楽しんだのなら、次はこっちの彼方ちゃんお手製麻婆豆腐も食べてみてね〜」
しずく「麻婆豆腐……私、辛い物好きなので楽しみに待ってました……!」
せつ菜「くぅ〜っ、燃え上がるような辛さですね……! ですが、辛さの奥に旨味が眠っていて、病みつきになりそうです!」
歩夢「汗も凄い出るけど……それよりも食べる手が止まらない……しずくちゃんが辛い物好きな理由がわかる気がしてきた……けど、辛い……」ヒー、ヒー
しずく「でも、とっても美味しいです! この爆弾のような辛さが体中を駆け巡る快感、輝かしい財宝のような旨味が口の中で広がる魅力……もっと食べたくなりますね……!」ホフホフ
彼方「今回はかなり辛めの仕様にしたからね〜……こればかりは彼方ちゃんも味見に躊躇したぜ〜……」アセダラーッ
遥「い、いったいどれくらい辛くしたんだろう……」ゴクリ
かすみ「かすみん、なんだか目がシパシパしてきましたよ……」
璃奈「私はボードで守ってるから平気。だけど、エマさんはもうやられてる」
エマ「あぁ、目が……! 目がぁ〜っ!」
かすみ「どこの大佐ですか」
遥「大丈夫なのかな……?」
璃奈「多分」
彼方「おやおや、色々巻き込んじゃったようで申し訳ないぜ……」
侑「それでは、勝負のジャッジについて説明するね! このプラカードに、優れていたと思う方の名前と料理を書いて、その場で出すこと! それでは三人とも、どうぞっ!」スッ
歩夢「
>>142
」
しずく「
>>144
」
せつ菜「
>>146
」
侑「こ、これは……!」
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/09(日) 13:56:40.94 ID:VALgNBBc0
ランジュの炒飯
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/09(日) 19:21:16.57 ID:eJrh5GFfO
両方生ゴミ以下
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/09(日) 19:23:31.52 ID:VALgNBBc0
彼方の麻婆豆腐
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/10(月) 19:06:12.66 ID:j63iOVcdO
ランジュの炒飯
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/10(月) 19:47:28.14 ID:B7dusCDMo
ランジュの炒飯
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/10(月) 20:07:48.13 ID:W63LeI/M0
ランジュの炒飯
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/07/11(火) 05:49:09.53 ID:ZVDKeK3b0
歩夢「ランジュちゃんの炒飯」デン
しずく「ランジュさんの炒飯」バン
せつ菜「ランジュさんの炒飯」ドン
侑「こ、これは……! 正直予想外の結果だ! 全員ランジュちゃんを選んだ〜!」
歩夢「確かにどっちも美味しかったんだけど、私の好みで言えばランジュちゃんの炒飯の方かなぁって……それでも、凄い悩んだよ」
しずく「私は個人的な好み込みで、彼方さんの麻婆豆腐の味はお気に入りだったのですが……作るまでの過程を含めると、派手さもあったランジュさんの炒飯の方が楽しめました」
せつ菜「私も同じですね……味は確かに彼方さんの麻婆豆腐の方が勝ってるのですが、作っている時の派手さが私に刺さりました」
ミア「やっぱり、この勝負は完成するまでの過程でも評価点になるようだね」
栞子「審査員がA・ZU・NAの皆さんだから、というのが主な理由ではあると思いますが……それでも凄いですよ、ランジュ!」
ランジュ「栞子と猛特訓した甲斐があったわ。彼方の料理と互角、ってところまでいけたのなら我ながら凄い成長だと感じたもの」
彼方「ん〜。本当に審査員のことを考えるなら、確かに派手さとかで魅せるのも必要だったねぇ。彼方ちゃん、研究不足だったぜ〜……」ショボン
かすみ「うぅ、で、でも! 味なら彼方先輩が勝ってたのは事実だし、今回は審査員がしず子たちだったからそうなっただけで、実質負けてないですよ!」
璃奈「うん。試合には負けても、勝負に勝ってるとは思う」
ランジュ「そこはアタシも否定しないわ。本当に味だけで勝負すれば、アタシが負けてたもの……あなたの料理、やっぱり凄いわ。彼方」スッ
彼方「そっかぁ……そう言ってくれると嬉しいなぁ。けど、彼方ちゃんに足りないものもわかったから、ここで負けて良かったのかもねぇ。ありがとう、ランジュちゃん」ガシッ
エマ「勝負してた二人の握手……エモエモで尊いね〜……」
遥「お姉ちゃんが負けちゃったけど……それでも、感動的ですね……」ウルウル
侑「えー、二人がお互いを認め合って、良い感じになったところで……今回はこれにて終了! 次回をお楽しみに〜!」
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/07/11(火) 05:52:18.36 ID:ZVDKeK3b0
>>150
(審査員のメンバー)「これ(
>>152
:料理のジャンル)食べたい!」
>>154
・
>>156
「任せなさ〜い!」
>>158
(MCを務めるメンバー)「さぁ始まりました。第二回、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会・料理対決」
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/11(火) 06:26:15.64 ID:1XMZGYG/O
踏み台
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/11(火) 06:27:38.45 ID:9REJiR1u0
黒羽姉妹+ヨハネ
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/12(水) 06:29:57.62 ID:yDx7O50W0
ハンバーグ
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/12(水) 06:30:52.07 ID:/+mHMVk3O
カレー
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/12(水) 07:47:31.35 ID:VyPW6NseO
踏み
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/12(水) 19:05:41.10 ID:yDx7O50W0
しずく
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/13(木) 06:30:43.05 ID:PiVPCO3D0
璃奈
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/13(木) 06:32:16.15 ID:fCBFW9FyO
ミア
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/13(木) 12:26:35.39 ID:N/h/SMolO
ksk
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/13(木) 17:20:26.46 ID:PxvDxDg7o
ラクシャータ
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/07/13(木) 20:35:04.11 ID:bXT7cvo40
黒羽姉妹+善子「これ(カレー)食べたい!」
しずく・ミア「任せなさ〜い!」
ラクシャータ「さぁ始まりました。第二回、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会・料理対決! 司会はワタシ、甘口カレー大好きなスクールアイドルのラクシャータが務めさせていただきます」
栞子「……これは、一体どういうことですか? 何故、審査員と司会に他校のスクールアイドルが……」
咲夜「鐘嵐珠から招かれ、この催しに協力せよ……と、内なる声に従って参加させて貰ったわ」ドヤッ
善子「この堕天使ヨハネの眼を見込んだリトルデーモンからスカウトを受け、ここに来たまで。感謝しなさい、このヨハネに料理を献上出来ることを」キリッ
咲良「気にしないで。ただ、『美味しいものが食べられる楽しい企画がある』『新しく波長の合う子が見つかる』って文句に誘われただけだから。あとは……ドールが『せっかくなら参加しろ』って声を届けてくれたから」スンッ
栞子「ですが、善子さんを連れてきて良かったのですか? 沼津からここまで、かなりの距離があるはずでは」
ランジュ「その点については無問題ラ。善子の学校の方については話は通してあるわ! それに、バイト代も弾んでるわよ!」
善子「善子言うな! ヨハネ! 私はヨハネなんだから〜っ!」
ランジュ「ラ? 善子は善子じゃないの?」
善子「だ、か、ら〜っ!」
ミア「hey、賑やかのはいいんだろうけど……MCが困ってるぞ」
善子「……失礼したわ」スッ
ラクシャータ「助かりました……それじゃあ、対戦カードの紹介です。えぇと……演劇部のスター、虹ヶ咲の監督、桜坂しずくさん。先輩からの応援を一身に受けてます」
しずく「先の勝負では審査員でしたが、今回は料理人です。今回は、料理人を演じる私を見て行ってください!」
演劇部部長「しずく、頑張れ」ハタフリフリ
ラクシャータ「西からは、飛び級の神童、期待の作曲家、ミア・テイラーさん。ユニットメンバーからの応援を受けてますね」
ミア「よろしく。せっかくだから、作曲する時並みに力を入れさせてもらうよ」
ランジュ「ミア! 頑張りなさーい! あなたならきっとできるはずよ!」
ラクシャータ「二人とも、気合十分です。お二人の料理を味わうのは、こちらの審査員三名です」
咲夜「紫苑女学院3年生、黒羽咲夜よ。機関との戦いの合間の休息として、此度の催しを楽しませて貰うわ」
咲良「紫苑女学院1年生、黒羽咲良。楽しみに待ってる」
善子「浦の星女学院1年生、Aqoursに所属する津島善子……表向きには、それで通してる堕天使ヨハネよ。Welcome to hellzone!」
ミア「おい、大丈夫なのかこの審査員。いきなり地獄に堕ちろって言ってきたぞ」
しずく「ミアさん、アレはヨハネさんのキメ台詞だから……」
ミア「……ホントに心配になって来るな」
ラクシャータ「メンバー紹介が済んだら、今回の料理のジャンルは『カレー』です。私は甘口カレーが大好きなので、どうなるか楽しみです……」
ミア「curryか……楽で済みそうだね」バッ
しずく「えぇ。辛い物は、私もよく作りますから!」バッ
部長「いきなりコスチューム解禁か……コックコートが良く似合うね、しずく」パシャパシャ
ランジュ「ミアも似合ってるわよ、エプロン姿!」パシャパシャ
ラクシャータ「制限時間は一時間……それではスタートです、お二人とも、頑張ってください……」カーン
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/07/13(木) 22:35:02.03 ID:bXT7cvo40
しずく「私が作るのは、日本人らしくシンプルな王道のカレーです! まずは皮を剥いたジャガイモとニンジンを乱切りにします!」シュバババッ
しずく「切ったジャガイモとニンジンは水を張ったガラスボウルに入れて、電子レンジへ行ってらっしゃいです」ポチー
栞子「なるほど、予め柔らかく茹でおくんですね……カレーを作るにしては制限時間の短い今回のことを考えると、納得です」
しずく「電子レンジが稼働している間は、鍋で豚肉と串切りにした玉ねぎを炒めます!」ジャッ
ランジュ「ん〜……なんだかちょっぴり地味ね……ミアの方はどうかしら」チラッ
ミア「ま、結局curryはドロドロに出来てるのが一番美味しいんだ。だから、ボクはこれを使う」ドンッ
ラクシャータ「わぁ、大きなミキサー……これを使うんですか?」
ミア「yes、作曲はアナログから機械へ移ろった……それと同じで、料理も便利な機械を使うのさ! このフードプロセッサーにcarrot、celery、onionを入れて……一気に刻んでやる!」ブイイイイイン
ランジュ「きゃぁ! 凄い音ね! 野菜が次々にみじん切りになっていくわ!」
栞子「あれは、アリなのでしょうか……」
咲良「ドールの服を作るのにミシンを使ったりすることは悪いことじゃないし……別に、良いと思う……」
ミア「これなら手間いらずだね。後はコイツを処理するだけさ」
ラクシャータ「これはチキンですね。チキンカレーにするんですか?」
ミア「yes、chickenならほぐせばボクの作るcurryとは相性抜群だからね。だから……皮を剥いで、この尖ったハンマーで叩く!」ゴンッ、ゴンッ
璃奈「音も目立ってる……」
栞子「あれ、璃奈さん? いつの間に……」
璃奈「さっき来た。他の皆はまだ用事があるけど、私は真っ先に終わったから……」
ミア「おや、璃奈。ボクを応援しに来てくれたのかい? なら安心してくれ、最高のcurryを作って見せるから!」ポイー
ラクシャータ「刻んだ野菜と叩かれたチキン……材料が全部鍋に入りました。ここから……どうするんですか?」
ミア「なに、簡単さ。curryは煮込む料理。後は水を入れて、軽くsalt&pepperを振って……」ジャーッ、ジャッジャッ
璃奈「……そういえば、ミアちゃんは派手に作るのが良いって分析してた……だから派手なことはすると思ったけど、まさか……」
ランジュ「璃奈? 何か懸念?」
ミア「curry作りに欠かせないスパイス……クミン、ガラムマサラ、ターメリック、チリパウダー、一味唐辛子を……まとめて入れる! Yaaaaaaaa!」ドサーッ
栞子「なっ、計りもしないで香辛料をあんなに……ミアさん、誰の影響を受けたんですか……!」
演劇部部長「凄い派手なことするね……あんな作り方初めて見たよ」
ミア「あるクレイジーなドランカーがやってたんだ……共感出来たし、料理があまり出来ないボクにとってはいい勉強になったよ」
璃奈(あのアル中の人の料理の仕方は真似しちゃダメだよ、ミアちゃん……でも、あんな風にキラキラな目をしたミアちゃんには言えない……)
ミア「あとは待つだけさ。それじゃ、しずくの方にフォーカスしてあげてくれ」
ラクシャータ「はい……じゃあ、しずくさんの方に」テクテク
善子「しずくの方は、あれから茹で上がったジャガイモとニンジンを鍋の方に入れたきりそんなに動きがないわね……」
咲良「あら。動きが大人しい時、それは侮れないものなのよ」
しずく「ここからです……! 今までは鍋に出たアクを取り除いていただけにすぎませんから……別口のコンロでクミン、コリアンダー、カルダモン、オールスパイス、チリペッパー、ターメリックを炒めます!」ジャッ
ラクシャータ「わぁ、一気に刺激的な香りが……これは、私では食べられそうにないかも……」プルプル
璃奈「でも、善子ちゃんは確か辛い物が大好きのハズ……スパイス沢山は喜びそう」
善子「ふっふっふ……この刺激的な香りこそ、堕天使に相応しいものね……期待出来るわ」
しずく「スパイスから香ばしさを出したところで鍋に入れ、隠し味のコレを入れて……小麦粉でとろみをつけて……あとはひたすらに煮込むだけ!」グツグツ
咲良「後は待つだけなのね……まるで、兵器の装填を待つ時みたい」
栞子「へ、兵器……」
咲夜「気にしないで。ただの妄言」
咲良「咲夜ァッ!」
咲夜「耳元で大声を出さないで……」
ラクシャータ「二人とも、あとは待つだけ……えぇと、こういう時は……そう。トークで時間を経たせるんですね」
ヨハネ「なら、私の堕天使としてのエピソードを──」
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/07/13(木) 22:58:53.36 ID:bXT7cvo40
>>160
最初の咲良以外黒羽姉妹の台詞が思いっきり真逆ですね
正しくは
咲夜「あら。動きが大人しい時、それは侮れないものなのよ」
咲夜「後は待つだけなのね……まるで、兵器の装填を待つ時みたい」
咲良「気にしないで。ただの妄言」
咲夜「咲良ァッ!」
咲良「耳元で大声を出さないで……」
です
まとめるお方いらっしゃったらお気を付けくださいごめんなさい
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/07/15(土) 10:21:03.18 ID:yR4amoIn0
善子「それで──」
ラクシャータ「あ、もう……時間です……」
善子「そう。なら、ヨハネのお話はここまでね、続きはサバト配信で話すことにするわ」
咲良「……多分、カットされると思う」
善子「なんでよ!?」
ミア「そりゃあ、料理がメインだからだろ。あくまで主役はボクらだぞ」チャッ
しずく「そうですね……本当はヨハネさんのお話も出来れば流したいところですが……今回は仕方ないということで」
ラクシャータ「お先は桜坂しずくさんから……辛そうですね。私では火を吹きそうです」
しずく「はい。それではどうぞ、桜坂しずく特性♡スパイスカレーです。あ、お好みでこちらどうぞ」
咲良「これは……香辛料?」
咲夜「とても刺激的な香りね、まるで機関の持つ化学兵器みたい」
しずく「はい。とても辛いカイエンペッパーです。少しずつかけてくださいね」
善子「そう。そんなに辛いの……なら……」
咲良「でも、まずはそのままの味から……いただきます」パクー
咲夜「いつだって始まりは基本から、よね」スッ、パク
善子「……そ、そうよね! いつだって最初の状態から味わわないともったいものね!」パクッ
咲良「……辛い。けど、美味しい……具が柔らかいから、食べやすい」
咲夜「あら美味しい……ヒリヒリする辛さはあるけれど、具の旨味がルーによく表れてるわね」
ラクシャータ「皆さんからは、好評なようです……ハチミツをかければ、私も美味しく食べられるかも……?」
しずく「勿論、ハチミツが合うようにもしてありますよ。出来る限り、多くの人に楽しんでいただきたいですから」
演劇部部長「流石しずくだね。あぁいう優しさ、彼女の魅力だと思わないかい?」
栞子「そ、そうですね……」
璃奈「うん。しずくちゃんは、根から優しい人だから……」
ミア「殊勝な心掛けだね、しずく。でも……ボクはボクのやり方で、審査員の心を掴んでみせるよ」ドンッ
しずく「この粘度は……!」
ミア「ボクのスパイスカレーで、味を全部上塗りしてやる」コトッ
善子「見ただけで、魔を感じさせるわね……でも、堕天した我が前にはその魔も美味なるもの!」パクッ
咲夜「これは……まさに深淵ね……もう何もかも原形がないわね……」パク
咲良「お湯をかけてからでも食べられそう……」パク
善子「っ……か、からっ……何よ、これ……堕天使の泪以上よ……」ゴホ
咲夜「かっ、辛い……! 前髪を切りすぎた時以上の衝撃が来た……」プルプル
咲良「凄い、濃い……」シーン
ミア「ま、ステイツではコレくらいの濃さが普通さ」※個人の感想です
ラクシャータ「これは恐ろしい味……でも、何故か食べてみたくなる気もします……甘口しか、食べられないのに……」
ミア「あとで食べるかい? その血、まるごとステイツに染め上げてやるよ」
ランジュ「ミア、後でランジュが食べる分も残してよ?」
ミア「まぁ、沢山あるからね。一杯くらいは残せるよ」
ラクシャータ「えぇと、どちらの皿も完食されたようです。それでは皆さん、こちらのプラカードにどちらのカレーが美味しかったか、書いてください……」
以下、下3まで多かった方の勝利
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/15(土) 11:34:23.98 ID:dcDgVJiM0
しずく
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/15(土) 11:35:10.83 ID:Gu34acMYO
ミア
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/07/16(日) 00:02:01.15 ID:rHmGUFW0O
しずく
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/07/16(日) 20:41:49.53 ID:Ywg2NK9c0
ラクシャータ「出ました。2-1で、桜坂しずくさんの勝利です……」
咲良「どっちも美味しかったけれど……桜坂さんの方はライスなしでも食べられるくらいにいい濃さだった」
咲夜「そうね。見た目も、こっちの方が整っていたわ」
善子「私はより強い刺激があった、こっちの方が気に入ったわね。まぁ、光栄に思いなさい。この堕天使ヨハネからの愛を受けたことを」ビシッ
ミア「興味ないね。負けは負けだし……悔しいよ」
しずく「くぅ、ヨハネさんからお褒め頂いてるなんて……悔しいです……」
ランジュ「なんだか、どっちが勝ったんだかわからない勝負になったわね」
演劇部部長「まぁ、形式的にはしずくが勝ったから……」
璃奈「ミアちゃんも頑張った。いい勝負だったよ……璃奈ちゃんボード『ほろり』」
栞子「そうですね……最初の頃を考えると、とっても成長しましたね……」ホロリ
演劇部部長(……一体何があったんだろう)
ラクシャータ「えぇと、これにて勝負がついたので。今回はこれでおしまいみたいです。それでは、次回にご期待ください……」
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