【安価】【虹ヶ咲】エマ「これ(>>3)食べたい!」

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160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/13(木) 22:35:02.03 ID:bXT7cvo40
しずく「私が作るのは、日本人らしくシンプルな王道のカレーです! まずは皮を剥いたジャガイモとニンジンを乱切りにします!」シュバババッ

しずく「切ったジャガイモとニンジンは水を張ったガラスボウルに入れて、電子レンジへ行ってらっしゃいです」ポチー

栞子「なるほど、予め柔らかく茹でおくんですね……カレーを作るにしては制限時間の短い今回のことを考えると、納得です」

しずく「電子レンジが稼働している間は、鍋で豚肉と串切りにした玉ねぎを炒めます!」ジャッ

ランジュ「ん〜……なんだかちょっぴり地味ね……ミアの方はどうかしら」チラッ

ミア「ま、結局curryはドロドロに出来てるのが一番美味しいんだ。だから、ボクはこれを使う」ドンッ

ラクシャータ「わぁ、大きなミキサー……これを使うんですか?」

ミア「yes、作曲はアナログから機械へ移ろった……それと同じで、料理も便利な機械を使うのさ! このフードプロセッサーにcarrot、celery、onionを入れて……一気に刻んでやる!」ブイイイイイン

ランジュ「きゃぁ! 凄い音ね! 野菜が次々にみじん切りになっていくわ!」

栞子「あれは、アリなのでしょうか……」

咲良「ドールの服を作るのにミシンを使ったりすることは悪いことじゃないし……別に、良いと思う……」

ミア「これなら手間いらずだね。後はコイツを処理するだけさ」

ラクシャータ「これはチキンですね。チキンカレーにするんですか?」

ミア「yes、chickenならほぐせばボクの作るcurryとは相性抜群だからね。だから……皮を剥いで、この尖ったハンマーで叩く!」ゴンッ、ゴンッ

璃奈「音も目立ってる……」

栞子「あれ、璃奈さん? いつの間に……」

璃奈「さっき来た。他の皆はまだ用事があるけど、私は真っ先に終わったから……」

ミア「おや、璃奈。ボクを応援しに来てくれたのかい? なら安心してくれ、最高のcurryを作って見せるから!」ポイー

ラクシャータ「刻んだ野菜と叩かれたチキン……材料が全部鍋に入りました。ここから……どうするんですか?」

ミア「なに、簡単さ。curryは煮込む料理。後は水を入れて、軽くsalt&pepperを振って……」ジャーッ、ジャッジャッ

璃奈「……そういえば、ミアちゃんは派手に作るのが良いって分析してた……だから派手なことはすると思ったけど、まさか……」

ランジュ「璃奈? 何か懸念?」

ミア「curry作りに欠かせないスパイス……クミン、ガラムマサラ、ターメリック、チリパウダー、一味唐辛子を……まとめて入れる! Yaaaaaaaa!」ドサーッ

栞子「なっ、計りもしないで香辛料をあんなに……ミアさん、誰の影響を受けたんですか……!」

演劇部部長「凄い派手なことするね……あんな作り方初めて見たよ」

ミア「あるクレイジーなドランカーがやってたんだ……共感出来たし、料理があまり出来ないボクにとってはいい勉強になったよ」

璃奈(あのアル中の人の料理の仕方は真似しちゃダメだよ、ミアちゃん……でも、あんな風にキラキラな目をしたミアちゃんには言えない……)

ミア「あとは待つだけさ。それじゃ、しずくの方にフォーカスしてあげてくれ」

ラクシャータ「はい……じゃあ、しずくさんの方に」テクテク

善子「しずくの方は、あれから茹で上がったジャガイモとニンジンを鍋の方に入れたきりそんなに動きがないわね……」

咲良「あら。動きが大人しい時、それは侮れないものなのよ」

しずく「ここからです……! 今までは鍋に出たアクを取り除いていただけにすぎませんから……別口のコンロでクミン、コリアンダー、カルダモン、オールスパイス、チリペッパー、ターメリックを炒めます!」ジャッ

ラクシャータ「わぁ、一気に刺激的な香りが……これは、私では食べられそうにないかも……」プルプル

璃奈「でも、善子ちゃんは確か辛い物が大好きのハズ……スパイス沢山は喜びそう」

善子「ふっふっふ……この刺激的な香りこそ、堕天使に相応しいものね……期待出来るわ」

しずく「スパイスから香ばしさを出したところで鍋に入れ、隠し味のコレを入れて……小麦粉でとろみをつけて……あとはひたすらに煮込むだけ!」グツグツ

咲良「後は待つだけなのね……まるで、兵器の装填を待つ時みたい」

栞子「へ、兵器……」

咲夜「気にしないで。ただの妄言」

咲良「咲夜ァッ!」

咲夜「耳元で大声を出さないで……」

ラクシャータ「二人とも、あとは待つだけ……えぇと、こういう時は……そう。トークで時間を経たせるんですね」

ヨハネ「なら、私の堕天使としてのエピソードを──」
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