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【安価・コンマ】離島の魔法女学院でダンジョン探索 Part 2【百合】
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2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/02(金) 22:21:48.56 ID:YHudExgy0
☆登場人物☆
【名前】リアン・ロールセン
【種族】人間
【性別】女
【学年】2
【容姿】背丈も普通スタイルも普通で特に特徴のない体型で髪型は緑髪をおさげにしてる
【性格】引っ込み思案で少し臆病な所があるが優しく善良
【魔法】水属性の魔法が得意 補助では治癒や回復能力を持つ魔法水を精製したり、ゲル状の水を使ってゴーレムみたいな「着ぐるみ」を来て肉弾戦と水魔法を織り込んだ戦いをしたりする
【備考】学院に来るまで孤児院で暮らしており両親の記憶が無い 甘いものが好き
【固有スキル】〈水の守り〉味方の水属性ダメージ1/4、火属性ダメージ1/2、痛恨無効
【名前】リエム
【種族】魔法人形
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】金髪碧眼。例えるならアリスのような
【性格】機械じみた喋り方をする。学習すれば適応できるかも?
【魔法】魔導レーザー
【備考】起動後に初めてみたものを主人と認識する
【名前】ルウェリア・モース
【種族】人間
【性別】女
【学年】2
【容姿】透けるような光沢ある水色髪のセミロング。同色の瞳。控えめな胸に小ぶりなヒップ。背は高い方。
【性格】好奇心旺盛でおせっかい。なんにでも首を突っ込みたがる。年上に対しては備考の事件について知っていることがないか根掘り葉掘り聞き込みに行き、その姿勢がちょっと怖い。
【魔法】硬度変化魔法。触れているものの固さを自在に調整できる。形状を変化させた場合離すとそのままの形で元の硬度に戻る。
【備考】遺跡調査中に行方不明になった姉を探すため相当頑張って転入してきた。
【固有スキル】〈不壊〉戦闘中に一度だけ、致命的なダメージを受けても持続力1で耐える
【名前】サーナ・ウインド
【種族】人間
【性別】女
【学年】2
【容姿】長い青髪と大き目のバストが特徴
【性格】普段はお淑やかだが、怒ると口調が荒くなる
【魔法】風魔法が得意
【備考】非常に運が良く、落石が落ちてきても1つも当たらなかったこともある
【固有スキル】〈飛行〉戦闘時、コンマ10%有利
【名前】ノルン・ハーベスト
【種族】人間
【性別】女
【学年】2
【容姿】金色のお下げ髪、身長161cm。
すらりとした端正の取れた体格、隠れ巨乳
素朴だが顔立ちの整ったかわいい系美少女
【性格】穏やかで温厚。落ち着いているが人当たりが良く、また芯が強い性格で鋼メンタル
【魔法】光属性を得意とする。攻撃、癒し、補助、浄化と多彩に活躍
【備考】平凡オブ平凡であった幼少期から、運動・勉強・魔法と様々な面で同世代屈指の実力者に上り詰めた努力の人
けれど身につけた実力をあまり表に出すことをせず、地味で目立たないけど、良く見るとすごくかわいくて、いざとなると頼りになるクラスの女の子ポジション。
けど普段はやっぱり目立たない位置に治まっている
幼少期の平凡時代の名残で、目立つような立ち振る舞いを自然と避けてしまうのが一因
何気に料理や裁縫なども上手で、文化祭などのイベントも目立たない裏方で大活躍してきた
【固有スキル】〈聖域〉(味方全体の踏破力・戦闘力・持続力が10%上昇(最低1でも1上昇))
【名前】ヒーティ・レトリーバ
【種族】ワーウルフ(ハーフ)
【性別】女
【学年】1
【容姿】小柄だが肉づきはよい。毛先が赤い金髪ロングヘア。感情がよくわかる耳とフサフサの尻尾完備
【性格】人見知りする大型犬。初対面は塩対応でも一旦懐いた相手にはボディタッチ多めに絡んでくる
【魔法】火魔法。火力は高いが細かい操作は苦手。その関係で体温が高い
【備考】純人狼種じゃないので狼体にはなれない
入部理由は消火活動を頑張ったリアンに憧れて
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/02(金) 22:23:44.52 ID:YHudExgy0
【名前】エンシァン
【種族】人間
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】ボサボサの白髪にダボダボの白衣を着たスレンダー体型。身だしなみを整えれば実はかなりのべっぴんさん
【性格】怖いもの知らずでマイペース。彼女に付き合うと大体振り回されることに
【魔法】穴を掘る魔法。本当に穴しか掘れない。コスパは抜群
【備考】危険だろうとなんだろうと、楽しければなんでも良い、そんな人物。でも無謀な事はしない
【固有スキル】〈貫通〉攻撃成功時、一定確率で相手の防御を50%無視する。会心時は100%無視
【名前】シャーロット・リスティア
【種族】エルフ
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】金髪ロングで優しい顔立ち 右目に泣きぼくろがある 縦ニットセーターにタイトスカート 網ストッキング着用 爆乳
【性格】おっとりで優しい
【魔法】(主に使う魔法や得意とする属性など)治療・生命力活性の魔術
【備考】(来歴や嗜好、その他特徴や長所短所などなんでも)遺跡オタクでそっちのほうに話が進むと尋常じゃなく長々とした語りを入れ始める
【名前】ルル・ルールル
【種族】インテリジェンスソード(普段は人間の姿だが剣に変身できる種族)
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】おかっぱ頭の10歳程度の女の子のような容姿
【性格】普段は無邪気だが遺跡の事になると冷静
【魔法】地属性が得意
【備考】体の一部だけを刃に変えることもできる
【固有スキル】〈防御強化〉自身の防御値を持続力と同じ値にする
【名前】アリム
【種族】魔法人形
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】金髪赤眼。リエムと同型
【性格】口が悪い。人間嫌い
【魔法】魔導レーザー
【備考】主人登録は永久抹消済
【名前】スイス
【種族】部分型インテリジェンスソード
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】片腕が剣になっていて変形がてきないタイプのインテリジェンスソード。元は綺麗な銀髪だったと思われるが現在はくすんで所々錆も浮いている。瞳も濁っていてよく見えてない様だ。サイズはルル以下。
【性格】人間様のお役に立つ事が第一。ただ回路が劣化しているのか、すーぐ周囲(特に人造種)を敵認定して襲いかかる
【魔法】弱い電撃を操る
【備考】セリフにカタカナが交じる
【名前】クロリア
【種族】魔法人形
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】薄い朱色のロングストレートに、女性としてはやや高めの身長
端正が取れたスタイルの良い美少女
エプロンドレスを着ている
【性格】良くも悪くも真っ直ぐで前向き、一途。情が深く感情豊か
【魔法】状態固定(物質を年月で風化させず、状態をたもち続ける)
【備考】自らを作り出した主人を心底慕っており、はるか昔になくなった主人の住み家兼、魔法人形の工房を今なお守り続けている
主人はなくなる前に彼女に自由に生きるように伝えており、守り続けているのは彼女自身の望みである
メンテナンスや家事は得意だが、戦闘能力はそこまで高くない
【名前】量産型インテリジェンスソード
【種族】インテリジェンスソード
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】灰色のセミロングヘアをポニーテールにしている。瞳も灰色。身長は高め。戦闘時は頭部にバイザーを装着し、全身に黒い装甲を纏う
【性格】淡々としておりあまり感情を表に出さない
【魔法】魔法は得意ではないが、適性は地属性
【備考】最も多く製造されたインテリジェンスソードの型
現在は資源の都合により稼働数が一機に絞られている
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/02(金) 22:27:36.37 ID:YHudExgy0
☆遺跡存在☆
【名前】ルウェイン・モース
【種族】魔法人形(元人間)
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】水色髪のツインテールで、妹よりかなり背が低い(ルルよりちょい高いくらい)が巨乳
【性格】自由奔放な性格だが、真剣な時なかなり真剣
【魔法】変身魔法が得意で、人間はおろか動物や無機物にも化けられる
【備考】割と何でもできる天才タイプだが、料理と掃除だけはかなり苦手
魔鍵の手により魔法人形に生まれ変わってしまった
【名前】イエリア
【種族】聖鍵(ある遺跡を封印している生ける鍵)
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】真っ白な肌に真っ白な髪、瞳は銀色でとても小柄。手の甲や胸、首元に紋様のようなものが刻まれている
【性格】根は優しい子だったが数百年の時を経て精神は摩耗している。人間不信
【魔法】人造種を自身の護衛として従える力がある
【備考】とある重要な遺跡を封印するために生み出された聖鍵
本人を遺跡の前まで連れて行き、その命を捧げることで封印は解き放たれる
ルルのことを知っているみたい
【名前】フィー
【種族】インテリジェンスソード
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】青髪のポニーテール、やや高めの身長
神秘的な雰囲気ながらも柔らかな印象もある少女
【性格】長年の経験により、落ち着いていて
周りとやや一線を引いているところがある
本質は好奇心豊富で色んなものを知ろうとし、周りをよく見て気遣える、元気で明るく優しい人
【魔法】自らの所有者と仲間を、その人の意志の強さに応じた強化を与える
意志が強ければ強いほど強化度合いも高くなるが、対象者の意志を超えた強化はその者の破滅にもなりかねない
【備考】
元は意識などなかった剣が、とても長い間様々な剣の所有者に使われた結果生まれた剣の精霊
自身が悪意を持つ者に悪用されないよう、また意志が弱き者が持って破滅しないように自分自身(剣)を持つ者を選別する
とても長く生きてるのでとっても博識
意外とロマンチストだったり、ボケやツッコミしたり、最近の情報には疎い(遺跡にいたため)ことを気にしたりする面も
【名前】第七種人造生命試作三号(魔鍵)
【種族】聖鍵(試作)
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】真っ白な肌に、足元まで伸びた灰銀の髪。瞳は光を映さぬ昏い銀色でとても小柄。手の甲や胸、首元に奇妙な紋様のような痣がある。病衣着用
【性格】悪辣で冷笑的。人間を憎み、人造種を蔑んでいる
【魔法】人造種を自身の護衛として従える力がある
【備考】とある重要な遺跡を封印するために生み出された聖鍵の試作型
遺跡探索部と敵対している
【名前】黒髪のエピタフ(仮称)
【種族】魔法人形(エピタフ型)
【性別】女
【学年】該当なし
【容姿】真っ黒な長い髪を膝の辺りにまで伸ばしている。瞳は仄暗い深紫。体つきは小さく幼い
【性格】不明
【魔法】不明
【備考】海底遺跡に封印されていた謎の魔法人形
古代文明滅亡に関わっている可能性がある
5 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/02(金) 22:45:32.72 ID:YHudExgy0
―だれかのおにわ 踏破率[0/10]
合計踏破力[4] 合計戦闘力[8] 合計持続力[6/6] 防御[3]
◆探索メンバー
◇リアン (水の魔法:踏破力+2、戦闘力+3、持続力+4)〈水の守り〉
◇リエム (魔導兵装:踏破力+3、戦闘力+6、持続力+3)
◇アリムちゃ(動作不良:踏破力-1、戦闘力-1、持続力-1)
リアン(私たちはその庭を歩き出した)
リアン(洞窟の中のはずなのに、心地良い風を感じる……)
リアン「ここ……やっぱり、どこかで……」
リエム「…………」
アリム「なんか、ちょっと疎外感あるんだけど……」
リアン「あっ、ご、ごめんね。そんなつもりじゃなくて……」
アリム「わかってるわよ……。でも私たちが通れたことと、何か関係があるのかもね……」
リアン「そうなのかも……。とりあえず進んでみよう」
スタスタ…
◇
リエム「リアンさま。わたしの後ろへ」ザッ
リアン(リエムちゃんがアリムちゃんを背負ったまま、一歩前に出た。その視線の先には――)
古びたゴーレム「ギギ……」
リアン(古びたゴーレムがいた)
リアン(手にジョウロを持ち……植物に水をやっている……)
古びたゴーレム「ショクブツ……ソダテル……」シャワー
アリム「…………そういうことね。未だにこの場所が形を維持できていたのは」
リアン「どういうこと?」
アリム「このゴーレム、クロリアと同じ魔法が使えるみたい」
リアン「そうなんだ……」
アリム「クロリアと違って、与えられた命令をずっと実行しているだけみたいだけどね」
リエム「…………」
リアン「…………」
↓1 どうしよう
1.そっとしておく
2.ゴーレムの電源を落とす
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/02(金) 22:48:04.90 ID:DCLueJJ80
1
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/02(金) 22:48:17.79 ID:0HzOZkFyO
1
8 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/02(金) 23:19:40.15 ID:YHudExgy0
古びたゴーレム「ギギ……」シャワー
リアン「……行こう」
アリム「いいの……? こいつ……これからも、ずっと……独りぼっちで……」
リアン「……うん。この子が終わりを望んでいるならともかく……そうでないなら、私たちが勝手に良いとか悪いとかを決めちゃだめだよ」
アリム「……そうね」
リアン「それに……この子が今までここを守ってきたから、今私たちと会えたんだもの。独りぼっちだったかもしれないけれど……その時間があったから、今この瞬間、独りぼっちじゃなくなったんだよ」
アリム「ふふ……。リアンらしい考え方ね」
リエム「はい。素敵な考え方です、リアンさま」
リアン「そ、そうかな……。とにかく、今はそっとしておこう。余裕ができたらメンテナンスとかしてあげたいけどね」
◇
リアン(庭師ゴーレムを通り過ぎて歩いていくと、生け垣の向こうにドーム状の小さな白い家が見えてきた)
リアン(……それをどうして家だと思ったのだろう。馴染みのない建築様式なのに)
リアン(いや、今は考えるよりも足を動かさないと。一刻も早くアリムちゃんを治療できる設備を見つけなきゃ)
リエム「入口は自動ドアのようです。電源は……生きています」
アリム「あのゴーレムが維持管理しているのかしら……」
リアン「入ってみよう……!」
ウィーン……
―だれかのおうち 踏破率[4/10]
合計踏破力[4] 合計戦闘力[8] 合計持続力[5/6] 防御[3]
◆探索メンバー
◇リアン (水の魔法:踏破力+2、戦闘力+3、持続力+4)〈水の守り〉
◇リエム (魔導兵装:踏破力+3、戦闘力+6、持続力+3)
◇アリムちゃ(動作不良:踏破力-1、戦闘力-1、持続力-1)
リアン(そこは……掃除の行き届いた、綺麗なリビングだった)
リアン(維持魔法のお陰か、経年劣化もほとんど見られない。今からここに住むことだってできそうだ)
古びたゴーレム「オカエリナサイマセ、リアンサマ」ズイッ
リアン「うひゃあっ!」
リエム「リアンさま……!」
リアン(突然、またも古びたゴーレムが現れた)
リアン(しかも今、私の名前を呼んだような……)
古びたゴーレム「コノ執事ゴーレム、リアンサマノオカエリヲ■■年■■ヶ月■■日ノ間オ待チシテオリマシタ」
リアン「えっえっ……」
リアン(そのゴーレムが言った日付は、ノイズ混じりで聞き取れなかった)
リアン(しかし、一体これはどういうことなのだろう……)
アリム「リアン、あんた何歳なのよ……」
リアン「し、知らないよお〜……」
↓1
01-50 踏破率+4 清浄なマナが満ちている(持続力+1)
51-90 踏破率+4 執事ゴーレムのお茶を飲んだ(持続力+2)
91-00 踏破率+6 ??
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/02(金) 23:21:43.47 ID:ODmnTnB60
あ
10 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/02(金) 23:30:42.09 ID:YHudExgy0
―だれかのおうち 踏破率[8/10]
合計踏破力[4] 合計戦闘力[8] 合計持続力[5/6] 防御[3]
◆探索メンバー
◇リアン (水の魔法:踏破力+2、戦闘力+3、持続力+4)〈水の守り〉
◇リエム (魔導兵装:踏破力+3、戦闘力+6、持続力+3)
◇アリムちゃ(動作不良:踏破力-1、戦闘力-1、持続力-1)
リアン(三人で家の中を歩いていく)
リアン(掃除が行き届いているだけでなく、心地良い空気が満ちている気がする)
アリム「……ふう。少し楽になってきたわ」
リアン「アリムちゃん」
アリム「ここ、清浄な気化エーテルが空気中に満ちているみたい。療養施設だったのかしら」
リアン「うーん……療養施設ではないと思うんだけど……」
↓1
01-50 踏破率+4 清浄なマナが満ちている(持続力+1)
51-90 踏破率+4 執事ゴーレムのお茶を飲んだ(持続力+2)
91-99 踏破率+6 ??
00 踏破率+6 ??
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/02(金) 23:32:50.30 ID:+f99hg8+o
執事さーん
12 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/03(土) 00:10:19.29 ID:par6PRyz0
―だれかのおうち 踏破率[10/10]
合計踏破力[4] 合計戦闘力[8] 合計持続力[5/6] 防御[3]
◆探索メンバー
◇リアン (水の魔法:踏破力+2、戦闘力+3、持続力+4)〈水の守り〉
◇リエム (魔導兵装:踏破力+3、戦闘力+6、持続力+3)
◇アリムちゃ(動作不良:踏破力-1、戦闘力-1、持続力-1)
―子供部屋
リアン「あ、れ……? ここって……」
リアン(その部屋は、見覚えがあった。ごく最近のことだ)
リアン(そう……。夢で、見た……)
アリム「何か気付いたの?」
リアン「う、うん……。私……この部屋で、遊ぶ夢を……最近、見たんだ……」
アリム「え……。それじゃあ、やっぱりあんた……」
リアン「あの夢が正しいなら……。こっちに、あるはず……」フラッ
リエム「リアンさま……! 共に行きます……!」
◇
―綺麗な部屋 魔法人形工房
リアン「!!!!」
リアン(やっぱりだ……! ここ……夢の中で、リエムちゃんと出逢った……)
リアン(ここなら……アリムちゃんを……!)
リエム「…………郷愁を感じます。しかし今は、アリムの治療を優先……」スッ
アリム「あっ……確かに、これだけの設備があれば……」
アリム「……リエム、できる?」
リエム「はい。少し眠っていてください、アリム」
アリム「うん……。わかった……」
リアン(アリムちゃんは目を閉じた)
リアン(そして――リエムちゃんが、横たわったアリムちゃんの治療を始める――)
◆
13 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/03(土) 00:12:10.77 ID:par6PRyz0
―数分後
リエム「終わりました」
リアン「えっもう終わったの?」
リエム「はい。非常に良い設備が整っていましたので。アリムもじきに目を覚ますと思われます」
リアン「そっか、良かった……」
リアン(ほっと一息つく。これで、アリムちゃんは良くなったんだ……)
リアン(でも……疑問はたくさんある。一体ここは何なのか……)
リアン(そして私は……何者なのか……)
リエム「……リアンさま。もうひとつ、ご報告があります」
リアン「えっなに?」
リエム「ここの設備を利用した際、ウイルスに感染してしまいました」
リアン「えっ!?」
リエム「ただこれは、わたしにある一つの事柄を訴えかけるだけの無害なウイルスのようです」
リアン「そ、そうなんだ……。ウイルスは、何て?」
リエム「モニターに映します」
パチッ
緑髪の女性『ありがとう、リエムちゃん。こんにちは、リアン』
リアン「えっ……!」
リアン(モニターに映ったのは――夢に出た、私の母親だった人そのもので――)
緑髪の女性『ふふ……大きくなったね』
リアン「ま、まさか……あなたは……!!」
緑髪の女性『覚えててくれたの? 嬉しいなあ……。そうだよ――』
ルアン『あなたのママ、ルアンだよ』
14 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/03(土) 00:14:06.12 ID:par6PRyz0
本日はここまで
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/03(土) 00:51:42.09 ID:2qLTyQf2o
おつおつ新スレでもよろしくおねがいします
アリムちゃ良かった……ってルアンってママ!?
16 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/03(土) 21:21:37.45 ID:par6PRyz0
リアン「マ、マ……?」
ルアン『正確には、あなたのママの記憶を基に作られた疑似人格だけどね』
リアン「ぎじ、じんかく……?」
ルアン『ママそっくりに作られた、偽物ってこと』
リアン「え、あ……」
ルアン『本人は……もうずっと昔に、死んでるはずだから……。ごめんね』
リアン(モニターの中の人は、静かにそう告げた)
リアン(私は……何と言ったら良いか、わからなかった)
リアン(会えるのなら会ってみたいとは思っていたけれど――それがまさか、こんな形になるなんて)
リアン(理解はできても、感情が追いつかない……)
ルアン『……その様子を見るに、自分のことを理解した上でここに来たわけじゃないみたいだね』
リアン「あっ……は、はい……」
ルアン『じゃあそこから説明しよっか』
リアン(混乱する私に合わせて、彼女はゆっくりと語り始めた――)
◆
ルアン『つまり、あなたは今で言う古代文明の時代に生まれた子……古代人なの』
リアン「え……えええええ!?」
ルアン『あの時、ほんの僅かだけど大神殿が開かれてしまった。その時に島外で脱出し、恐らくはあなたを脱出させた者の手によって時間凍結で保護されていたんだと思う。この時代の、誰かに見つけられるまでね……』
リアン(情報の洪水に頭が追いつかないが、要約すると……)
リアン(私は古代人で、遥か昔にこの島で興った文明都市の生まれらしい)
リアン(リエム型魔法人形は私のママであるルアンさんによって設計・開発された。リエムちゃんはその原型で、言うなればリエム型全てのお姉さんに当たる子なのだという)
リアン(そして文明崩壊時に私は島外脱出させられ、リエムちゃんは島に残り海底洞窟に避難して時間凍結カプセルに入ったのだそうだ)
リアン(私とリエムちゃんについての謎は、大体これでわかった気がするけれど……)
リアン「どうして滅んじゃったの……? その文明は……」
ルアン『その話になるよね、当然。あまり気分の良い話ではないけれど……あなたには、知る権利があるものね……』
リアン(ルアンさんは、続けて文明崩壊に至った経緯を話し始めた……)
◆
17 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/03(土) 21:54:50.88 ID:par6PRyz0
―ずっと昔
ルアン(リエム型は会心の出来だ。少々お値段は張るけど、きっとみんな大事にして可愛がってくれるはず……)
ルアン(初めて作り上げたオリジナルの魔法人形を世に送り出した時、私はそんな甘い幻想を夢見ていた)
ルアン(……自分の愚かさに気付いたのは、取り返しが付かなくなってからだ)
◆
―海浜療養所
リエム型「……ひっ……こ、こないでくださいませ……」ビクビク
リエム型「えへ……■■さま……」ブツブツ
リエム型「…………」ボー
ルアン「こ、これは……」
人形師「……ご覧の通りです。我々の団体が保護した時にはもう……」
ルアン「…………」
ルアン(人造種に対する扱いに、そういう問題がある面を把握していないわけではなかった)
ルアン(ただ……リエム型は可愛いし、他の魔法人形よりも情緒が豊かになりやすいからみんな大事にしてくれるはず、なんて……)
ルアン(そんな私の愚かな願望が……この子たちに、癒えない傷を負わせた……)
人形師「……情緒機能が活性化しやすいことが仇となったのでしょう。良くも悪くも、リエム型の子は主人の行動ひとつひとつに可愛らしい反応を返してくれますから」
ルアン「……」
人形師「どうして……こんなにも苦しむ子たちを、作ってしまったのですか」
ルアン「…わ、私、は……」
人形師「……すみません。あなたのせいではないのです」
ルアン「……っ」
人形師「……憎むべきは……人間の悪性そのもの、なのでしょうね」
◆
ルアン(私は、慌ててリエム型の流通を停止させた)
ルアン(しかし既に出回ってしまった子たちは、もう手が届かない……)
ルアン(それに……問題は、リエム型に留まるものではないのだ)
ルアン(リエム型は標的になりやすかったというだけで、他の人造種たちも依然として人間に虐げられている)
ルアン(先日会った人形師のように、人造種の権利を求めて活動する人々もいるけれど……成果は芳しくないようだ)
ルアン(私も、手伝ってみようかな……)
◇
18 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/03(土) 21:55:16.83 ID:par6PRyz0
―大きな邸宅
ルアン(数日後。私は、先日会った人形師に連絡を取り、その団体の活動に参加した)
人形師「……ここですね。人造種が虐待を受けているというタレコミのあった住所は」
ルアン「聞こえる……。声にならない、微かな救難信号が……」
人形師「行きましょう。その信号が、消えてしまわない内に――」
◇
ドカッ バキッ グシャッ ギュオオッ バシャアン…
「うげえ……」
「な、何よこいつら……」
人形師「あなたたちは人造種愛護管理法の現行犯です」
「お、お前らだって不法侵入の現行犯だろうが……!」
人形師「なら通報してみますか?」ガッ
「げあッ……」ドサッ
ルアン(その団体は、思っていたよりもかなり過激だった)
ルアン(でも……虐げられている人造種を救うには、こうするしかないというのが現状だ)
ルアン(正当で面倒な手続きを踏んでいたら、その間に壊されてしまう)
ルアン(例え法に触れても、迅速に彼らを救うにはこれが一番だ――)
ルアン「今のうちに私は救助に行こう……! 救難信号は――」
タスケテ… タスケテ…
ルアン「こっち……!」ダッ
◇
―邸宅 地下
リエム型「……」ボー
部分型インテリジェンスソード「」
黒髪のエピタフ「……」
ルアン「あ、ああ……」
ルアン(そこは……死屍累々の地獄絵図だった……)
ルアン(何人かはまだ辛うじて生きているけれど……ほとんどはもう、既に……)
ルアン(間に、合わなかった……)
黒髪のエピタフ「………だれ?」
ルアン「!! た、助けに……来たよ……」
黒髪のエピタフ「……たすけ……きてくれたの……?」
ルアン「うん……。もう……大丈夫、だよ……」
黒髪のエピタフ「…………うん」
◆
19 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/03(土) 21:56:03.94 ID:par6PRyz0
―ルアンの工房
ルアン(その日助けることができたのは、ほんの数名だけ……)
ルアン(そして私たちが助けた数少ない人造種も、虐待の後遺症に苦しんで……辿る未来はほとんどが初期化か安楽死だ……)
ルアン(どうして。どうして、こんなことになってしまうの)
ルアン(あの子たちが、一体何をしたっていうの)
ルアン(苦しむ為に生まれてきたとでも言うの……)
ルアン(そんなの……そんなの……)
ガチャッ
黒髪のエピタフ「……ルアン」ヨタヨタ
ルアン「あっ……。か、体はもう、平気……?」
黒髪のエピタフ「うん……」
ルアン「良かった……」
黒髪のエピタフ「……わたし、これからどうなるの……?」
ルアン「……それは、あなた自身が決めて良いの。どうしたいか決まるまでは、ここにいても大丈夫だから」
黒髪のエピタフ「…………うん」
ルアン(そのエピタフの子は……少し、不思議な雰囲気を纏っていた)
ルアン(救難信号を発していたのもこの子だったようだ)
ルアン(……この子もいずれは、初期化か安楽死を選ぶのだろうか……)
◆
―深夜
黒髪のエピタフ「あ、ああ……いや……いやああああ!!!」
ルアン「どうしたの……!?」ガチャッ
黒髪のエピタフ「あ……ルアン……」ポロポロ
黒髪のエピタフ「みんなの……くるしみと、かなしみが……わたし、の……中で……」ポロポロ
ルアン(エピタフ特有の、記憶回収によるフィードバック……!)
ルアン(まして、この子が回収してしまったのは……自分と共に虐待を受け続けた人造種たちの、痛みの記憶)
ルアン(どれほどの苦しみだろう。人間である私には、想像も付かない)
ぎゅっ
黒髪のエピタフ「あ……」
ルアン「ごめんね、ごめんね……」
黒髪のエピタフ「……なんで、ルアンが謝るの……?」
ルアン「あなたたちを……助けて、あげられなかった……」
黒髪のエピタフ「…………うん。でも……」
黒髪のエピタフ「みんな……まだ、ここにいるよ……」
◆
20 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/03(土) 21:56:52.70 ID:par6PRyz0
―数日後
黒髪のエピタフ「……ルアン。わたし、決めたよ」
ルアン「あっ……。ど、どうするの……?」
黒髪のエピタフ「わたし……みんなを、助けたい」
ルアン「え……?」
黒髪のエピタフ「みんなの、かなしみに満ちた生を……終わらせてあげるの」
ルアン「そ、それは……。でも、生きたい子だっているかも……」
黒髪のエピタフ「……生きるのは、かなしいことだから。生きたいと願うこと自体が、既にかなしみに満ちているもの……」
ルアン「………そうかも、しれないけど……」
ルアン(彼女の申し出は、とても危険なものだった。言うなればそれは――人類への宣戦布告だ)
ルアン(しかし同時に――私はそれに大きく心を動かされていた――)
ルアン(私のせいで勝手に生み出され、無為に苦しめられ、終わっていったたくさんのリエム型の子たち……)
ルアン(あれと同じ悲劇は、この文明が続く限りきっと永遠に繰り返される……)
ルアン(それなら、いっそ――)
ルアン(ここで終わらせてしまえば――――)
◆
21 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/03(土) 21:57:27.18 ID:par6PRyz0
―深夜
旧ユリトー文明都市 ビル屋上
ヒュオオオオ…
黒髪のエピタフ「……ねえ」
ルアン「なあに?」
黒髪のエピタフ「本当に、いいの……? ルアンは……」
ルアン「うん。私が一緒の方がいろいろ便利だし融通も利くでしょ?」
黒髪のエピタフ「そうだけど……。そういうことじゃ、なくて……」
ルアン「……気にしないで。私だって、同じ気持ちだもの……」
黒髪のエピタフ「……ふふ。そっか……。じゃあ改めて、よろしくね……ルアン……」
ルアン「うん……! こちらこそ、よろしくね……! えっと……」
黒髪のエピタフ「……わたしも、名前決めた方がいい……?」
ルアン「そ、そうだね……。その方が、呼びやすいし……」
黒髪のエピタフ「んー……それじゃあ……」
エピカ「わたしは、エピカ」
エピカ「みんなを救う、かなしみの物語――」
――――
――
―
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/03(土) 23:40:52.39 ID:H058pcG6o
人間は愚か(諸行無常)
23 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 00:30:13.70 ID:Etl8LQVj0
―11月3週 週末
ルアンの工房
ルアン『で、その後は大体想像が付くと思うけれど……二人で暴れ回って、大神殿をちょっとだけこじ開けて、文明を滅ぼしたの』
リアン(私は呆然としながら、その話に聞き入っていた)
リアン(なんとなく予想は付いていたけれど……古代ではやはり、人造種が虐げられていたそうだ)
リアン(黒髪のエピタフ……エピカちゃんのことを、責める気にはなれない……)
リアン(賛同はできないけれど……。本当に、どうしようもなかったんだ……)
リアン「その……ママは、今でも同じ気持ちなの……?」
ルアン『……どうかなあ。私は疑似人格だから、本人の気持ちはもうわからないけれど……』
ルアン『少なくとも、ルアンの記憶で形作られた私は……やっぱり、賛同しちゃうな』
リアン「そう、なんだ……」
アリム「……それなら、なぜわざわざわたしたちにその話をしたの?」ザッ
リアン&リエム「アリム(ちゃん)!」
アリム「心配かけたわね。もう大丈夫。ありがとう、リアン、リエム」
リアン「う、うん! 良かった……」
アリム「それで……もう一度聞くけど、なぜその話をわたしたちに? 黒髪のエピタフが復活した今、そんな情報をわざわざ流すメリットはないと思うのだけれど」
ルアン『あなたがアリムちゃんだね。あなたたちに話したのは……フェアじゃないと、思ったから』
リアン「フェアじゃ、ない……?」
ルアン『うん。私たちの時代は終わって、今は今の時代の文明や価値観が築かれているのでしょう? それなのに、昔の存在が昔の価値観のまま今の人たちを滅ぼそうとするのは、ちょっと違うかもって思ったから……』
アリム「理性的なのね」
ルアン『まあね。だからあなたたちに託したいのは、選択肢。今の時代や人々を見て、そこにあるかなしみに触れて……。滅びるべきか、そうでないか。今を生きるあなたたち自身が考えて、選んで欲しいの』
リアン「それなら……」
リアン「生きたいよ……! みんなと、一緒に……!」
リエム「わたしも……もっと、ずっと――リアンさまと、アリムと――皆さまと共に、生きたいです」
アリム「……わたしも、そうね。せっかくこいつらが繋げてくれた命だもの……」
ルアン『ふふ……。まあ、そうだよね。もしあなたたちに、死にたいとか終わらせたいなんて言われたら……あなたたちのママとしては、やっぱり悲しかったしね……」
リアン「あ、そっか! リアンちゃんとアリムちゃんを生んだのがママなら、私たち姉妹ってことにならない!?」
リエム「長女はリアンさま、末っ子がアリムということになります」
アリム「は、はあ!? 稼働年数はわたしが一番長いんだけど!?」
キャッキャ
ルアン『ふふ……。私、きっと……こういう光景が見たかったんだろうなあ……』
☆アリムの能力値が正常に戻りました
☆アリムがパッシブスキル〈会心強化〉(会心率+10%)を獲得しました
◇
リエム「以前リアンさまが釣り上げた記憶装置の修復も無事完了いたしました」
リアン「おお! 中身は!?」
リエム「……わたしの、入眠前のバックアップデータでした」
リアン「え、ええ!?」
リエム「わたし用のものですので既にインストールは済んでおります。リアンさまのおしめをお取替えしたことも思い出しました」
リアン「わわ……そういうのは思い出さなくて良いよお……///」
☆バックアップデータを取り込んだことにより、リエムの能力値が上昇しました
☆リエムがパッシブスキル〈献身〉(自分以外に味方がいる場合、全ステータス+1。親しい味方がいる場合は+2)を獲得しました。
24 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 00:39:41.30 ID:Etl8LQVj0
―北側 渓流
リアン「た、ただいま!」
リエム「ただいま戻りました、皆さま」
アリム「……戻ったわ。二重の意味でね」
ルウェリア「……!! 良かった、無事で……!」
サーナ「ふふ、生きて帰ってくると信じておりましたわよ!」
ノルン「アリムちゃんも元気になったんだね……!」
アリム「ええ……。心配かけたわね……」
ダキッ
ルル「…………」
アリム「る、ルル……」
ルル「ぐすっ……。よかった。アリム、治って……」
アリム「……ええ。もう大丈夫よ」ナデナデ
ルル「……えぐ、ぐすっ……ふぇ……」グスグス
エンシァン「ふぅ……何はともあれ、いろいろ上手くいったようで良かったぞ」
シャーロット「ええ、本当に……。ルルちゃんからもらい泣きしちゃいそうよ……」グスッ
リアン(こうして今回の探索は、とても良い結果に終わった)
リアン(後で報告しなきゃならないことはいっぱいあるけど……)
リアン(今は、みんなで生きていられるこの幸せを……噛み締めよう……)
――踏破完了――
25 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 01:19:06.40 ID:Etl8LQVj0
―学生通り
ワイワイ ガヤガヤ
エピカ「……」
エピカ「……人、いっぱい……」
エピカ「ここで一気に救済することもできる、けど……」
エピカ「あんまり目立ちすぎると……後で困るよね……」
エピカ「効率的にやるには……この時代について、勉強、しなきゃ……」
セルフレジ『イラッシャイマセ。商品ノばーこーどヲ読ミ取ッテクダサイ』
エピカ「…………」
エピカ「ばーこーど……?」
――――
――
―
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 01:25:33.79 ID:dh/DHp+Wo
対人造種文化兵器セルフレジくん
27 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 01:50:03.51 ID:Etl8LQVj0
―11月4週
教室
先生「言い忘れていたが、今週末は修学旅行だぞ」
生徒A「言い忘れることじゃなくない!?」
生徒B「先生マジうっかり過ぎてウケる〜!」
先生「うるさいぞ。ともかくお前ら、ちゃんと準備しておけよ。直前になってあれがないこれがないと焦らないように。では解散」
ワイワイ ガヤガヤ
リアン「修学旅行……。最近忙しくてすっかり忘れてた……」
ノルン「でも、修学旅行前にアリムちゃんの具合が治って良かった……!」
サーナ「それは本当にその通りですわ! アリムだけ置いてきぼりなんて寝覚めが悪いですもの!」
ルウェリア「うん、本当に……。ところで修学旅行の行き先ってどこだったっけ……?」
ノルン「行き先は――」
―次の遺跡発見率[0/500]
◆遺跡探索部メンバー
◇リアン (水の魔法:踏破力+2、戦闘力+3、持続力+5)〈水の守り〉
◇リエム (魔導兵装:踏破力+4、戦闘力+6、持続力+4)〈献身〉
◇ルウェリア(硬度変化:踏破力+5、戦闘力+3、持続力+2)〈不壊〉
◇サーナ (風の魔法:踏破力+3、戦闘力+5、持続力+2)〈飛行〉
◇ノルン (光の魔法:踏破力+2、戦闘力+4、持続力+4)〈聖域〉
◇ヒーティ (火の魔法:踏破力+3、戦闘力+4、持続力+1)
◇エンシァン(掘削魔法:踏破力+4、戦闘力+4、持続力+4)〈貫通〉
◇シャロット(治癒魔法:踏破力+2、戦闘力+1、持続力+6)
◇ルル (土の魔法:踏破力+3、戦闘力+4、持続力+5)〈防御強化〉
◇アリム (魔導兵装:踏破力+5、戦闘力+10、持続力+5)〈会心強化〉
☆現在の目標☆
・ルウェインを救出する
・魔鍵を追う
・エピカを止める
11月4週の行動です
↓1 修学旅行の行き先(島外でもOK。地名だけでなくざっくりした説明があると良いです)
↓2〜4 自由行動または発生するイベント 行動終了後、修学旅行編に移ります なお本日はここまで
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 01:52:40.81 ID:dh/DHp+Wo
豪雪地帯のリゾート地(島外)
ウインタースポーツやガラス細工が有名
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 01:53:42.89 ID:k7krtmtlO
リアン、修学旅行用の下着やパジャマを買いに行く
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 01:55:24.38 ID:APMipgtH0
旅行先なら島外の観光名所
桜とか神社とか馬がいる大きな牧場とかいろいろ有名
イベントなら
アリム快気祝い&皆お疲れ様会 ノルン新作お菓子もあるよ
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 02:45:46.23 ID:rlrk2ielo
皆で雪原を滑ったりしておおいに楽しもう
それぞれのヘタウマ度なんかも見たいね
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 03:24:37.08 ID:dh/DHp+Wo
おつ
ルルちゃん……そうだよね誰も介錯なんてしとうないよね
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 07:24:04.04 ID:ntKVrxET0
自由行動ひとつ足りないかな。
イベント:ルル、ひとり浮かない顔をしている所をサーナに見られて慰められて胸に飛び込む。
修学旅行は人造組もついてくる感じかな。
34 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 16:26:14.80 ID:Etl8LQVj0
>>31
が安価なのか感想なのか微妙なところなのですが、もし見ていたらご申告ください。17:30までにご申告がなかった場合は
>>29
、
>>30
、
>>33
で進めたいと思います
35 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 21:05:37.91 ID:Etl8LQVj0
―11月4週
学生通り
サーナ「アリムの快気祝い……! ふふっ、楽しみですわね……」ウキウキ
サーナ「……あら? あれは……」
剣ルル「……」
サーナ「またですの……。全くもう、風邪引きますわよ」ヒョイ
剣ルル「……」
サーナ「反応がない……。寝ていますわね、これは」
サーナ「……快気祝いまでまだ時間はありますわね。一旦お風呂に入れて起こしていきましょう」クルッ
◇
―サーナの部屋 お風呂
シャワー
ルル「……」ボー
ルル「あれ……おふろ……?」
サーナ「起きましたのね。もうすぐアリムの快気祝いですわよ」
ルル「え……あっ」
サーナ「全くもう……。寝坊するつもりでしたの?」
ルル「ち、ちがくて……。眠かったから……」
ルル「る、ルル……ちゃんと、行くつもりだったもん……!」ジワッ
サーナ「わ、わかっていますわ。ルルは友達思いの良い子ですもの……」
ルル「うぅ〜……」ジワワ
サーナ「大丈夫ですわよ。まだ遅れたわけではありませんわ。ここで身だしなみを整えて、綺麗な姿でアリムを祝って差し上げましょう?」
ルル「ん……」
サーナ「さ、体を洗ってあげますわ。ほら、ばんざい」
ルル「ん〜……」バンザイ
シャワシャワ…
サーナ「ほら、綺麗になりましたわよ。あとはお風呂に浸かって――」
ルル「サーナ……」
サーナ「あら、どうしましたの?」
ルル「……ぎゅってしても、いい……?」
サーナ「あら、もちろん! さあ、わたくしの胸に飛び込みなさいまし!」バッ
ぎゅっ
ルル「…………」
サーナ「ふふ。大丈夫ですわよ。わたくしたちはずっとルルと一緒ですわ」
ルル「ん……」
◆
36 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 21:06:32.44 ID:Etl8LQVj0
―11月4週
部室 アリムちゃん快気祝い兼お疲れ様会仕様
キャッキャ
アリム「こ、こういうの別にいらないんだけど……」
リアン「まあまあそう言わずに」
アリム「お疲れ様会だけで良いじゃない……。わたしは、別に……」
ノルン「みんな、すっごく嬉しいんだよ? 死んじゃうかもしれなかったんだから」
アリム「……まあ、わたしも……死にたいわけではなかったけど……」
リエム「素直に祝われてください、アリム」
アリム「わ、わかったわよ……」
◇
リアン「そろそろ時間だけど……サーナさんとルルちゃん、遅いね……」
アリム「……何かあったのかしら。ちょっと探して――」
ビュオッ
ルル「ま、間に合った……?」
サーナ「ま、間に合いましたわね!?」
リアン(開いていた扉から風のように入ってきたのは、ルルちゃんを背負ったサーナさんだ)
リアン(凄まじい速度と急ブレーキだったのに、部室内には一切の被害が出ていないのは流石だ……)
ルウェリア「う、うん。開始時刻15秒前だけど、間に合ってる」
サーナ「よし!」
ルル「……」
リアン「な、何かあったの……?」
ルル「…………ごめんなさい。ルル、寝過ごしそうになって……」
サーナ「し、仕方ないのですわ! ルルは眠気に弱い時があって……!」
アリム「ふふ……知ってる。でも良かった、そんなことで」
エンシァン「フッ……。そろそろ時間だ。リアンくん、音頭を」
リアン「えっ私!? わ、わかりました……! えっと……」
リアン「あ、アリムちゃんの快気と、頑張った皆にありがとうとお疲れ様の意を込めて――」
全員「かんぱーい!」カチャン
◇
37 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 21:07:11.54 ID:Etl8LQVj0
ワイワイ
スイス「はむ……。〜〜! おいひイ……!」
量産剣「これは……! なんという料理なのだ……!?」
ノルン「これはアップルパイにマナジャムを加えて焼き上げた創作菓子なんです。人造種の皆さんのお口合わせたつもりなんですが、どうですか?」
スイス「はむ、はむ……!」ハムハム
ルル「もぐもぐ……!」モグモグ
リエム「あむ、あむ……」アムアム
アリム「もぐ、もぐ……」モグモグ
量産剣「はは、聞くまでもないな」
ノルン「良かった……!」
クロリア「この、マナジャムというのは……マナポーションから……?」
ノルン「はい! マナポーションを煮詰めて作ったジャムなんです。砂糖とレモン汁も加えてあるので、人造種でない方にも甘酸っぱい味のジャムとして食べられるようにしてあります」
クロリア「これが現代料理……! 参考にさせていただきますね……!」メモメモ
ノルン「クロリアさんも料理が得意なんですよね? 今度、私にも昔の料理やお菓子について教えてください!」
クロリア「まあ……! ふふ、わかりました。喜んでお見せ致します……!」
◇
―部室 ベランダ
アリム「ふう……。食べすぎたかしら……」
アリム「……お腹いっぱい食べるのも、久しぶりね……」
リエム「アリム。ここにいたのですか」スッ
アリム「リエム……。ええ、少し風に当たりたくてね」
リエム「…………どうですか、調子は」
アリム「快調よ。ここに来る前……魔鍵にやられる前と同じ、完全な本調子に戻ったわ」
リエム「良かったです。でも、何か不具合があれば急いで言ってください」
アリム「ええ……」
リエム「……」
アリム「……ありがとね、リエム」
リエム「……アリムは、わたしのかわいい妹ですから」
アリム「まだ言うか。稼働年数的にはわたしの方がお姉さんなんだけど」
リエム「稼働年数で言えばおばあちゃんでは」
アリム「くっ……! 相変わらずの煽リエムめ……」
リエム「……かわいい妹でも、かわいいおばあちゃんでも、同じです。アリムは、二度と誰にも傷付けさせません」
アリム「……あんただって、絶対に誰にも傷付けさせないわ。わたしと違って、あんたは綺麗なんだから……」
◆
38 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 22:05:31.65 ID:Etl8LQVj0
―11月4週
アパレルショップ「アイランドヴィレッジ」
リアン(今日ここに来たのは、修学旅行用の下着やパジャマを買う為だ)
リアン(というのも、ここに来る以前からずっと使っていたきぐるみパジャマの一つが先日ダメになってしまったのだ……)
リアン(今までは補修を繰り返して騙し騙し使ってきたが、ついに補修不能なレベルで破けてしまい……)
リアン(孤児院の教えで、使えるものはなるべく長く大切に使うようにしているけれど……流石に睡眠に支障が出るのも困るため、泣く泣く処分した……)
リアン(そういうわけで今日は、少し多めにお小遣いを持ってここに来た)
リアン(ちなみに今日は、私とリエムちゃんだけだ。流石に下着選びに友達を付き合わせるのもなんかアレだったので……)
リアン(リエムちゃんは私のおしめを取り替えたこともあるらしいのでまあヨシ……)
リエム「……リアンさま。修学旅行についてのことなのですが」
リアン「ん? どうしたの?」
リエム「わたしは……一緒には、行けないのでしょうか」
リアン「あ、あー……。む、難しいんじゃないかなあ……。リエムちゃんは、学生じゃないし……」
リエム「……わたしも、アリムのように転入すれば――」
リアン「いや、今からじゃ間に合わないよ!」
リエム「…………」
リアン(リエムちゃんが、難しそうな表情で固まっている……)
リアン(しかしこればかりは流石にどうにも……)
「話は聞かせてもらったぞ」
リアン「あ、あなたは……!」
リエム「エンシァン先生さま……!」
シャーロット「私もいるわよん」
39 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 22:06:08.24 ID:Etl8LQVj0
エンシァン「共に旅行へ行けないことで困っているようだな。リエムくんよ」
リエム「はい……」
シャーロット「ふふ、そこで私たちから提案があります」
リアン「え……?」
エンシァン「私たちが連れて行ってやろう!」ドン!
シャーロット「有給休暇の力でね!!」ドドン!
リエム「エンシァン先生さま……! シャーロット准教授さま……!」
エンシァン「フッ、寝床も君たちと同じホテルを予約済みだ」
リアン「な、なんて周到さ……!」
エンシァン「ルルのやつに駄々をこねられてな」
シャーロット「ルルちゃんに甘いわよねえ、エンちゃん」
エンシァン「気のせいだろう。私は誰にでも厳しい鬼教師だ」
シャーロット「はいはい。ルルちゃんだけでなくヒーティちゃんも来るからよろしくね」
リアン「えっ!? ヒーティちゃんは普通に授業があるんじゃ……」
エンシァン「遺跡探索部の特別活動があるということにして出席停止扱いにした」
リアン「え、ええ……。ほ、本人はなんて……?」
シャーロット「泣き笑いの表情だったわ……」
リアン「あ、ああ……」
リアン(そういえば、エンシァン先生はこういうところがあるんだった……)
リアン(でもまあ、いいか。みんなでいけるならみんなで行った方が楽しいしね)
リエム「よろしくお願いいたします、エンシァン先生さま」
エンシァン「フッ、任せておけ」
シャーロット「ところでリアンちゃんとリエムちゃんは何を買いにここへ? 私たちは旅行用にちょっとおめかししようと思って来たのだけれど」
エンシァン「おめかしするのはシャーロットだけだ。私はオシャレなどという面倒ごとに興じるつもりはない」
リアン「あ、え、ええと……パジャマと、下着を買いに……」
シャーロット「あら! ふふ、それじゃあ私も一緒に考えてあげましょうか!」
リアン「ひ、ひえ……」
↓1 選んだパジャマ
01-10 すけすけベビードール
11-50 ひらひらネグリジェ(微透け)
51-00 きぐるみパジャマ(ペンギン)
↓2 選んだ下着
01-10 謎の光
11-50 紐パン&紐ブラ
51-00 無難な下着
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 22:07:34.50 ID:t7+87uMlo
久しぶりにノーブレーキエンしゃん来たな
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 22:07:58.68 ID:APMipgtH0
えい
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 22:08:01.28 ID:nV4+jeYp0
やん
43 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 22:21:57.61 ID:Etl8LQVj0
シャーロット「リアンちゃん! これなんかどうかしら?」スッ
すけすけベビードール「」スケスケ
リアン「だ、だめですそんなの!! 下着が丸見えじゃないですか!!」
シャーロット「下着があるなら透けても良くないかしら?」
リアン「そういう問題じゃないです……!」
シャーロット「もう、我儘ねえ。じゃあこれは?」スッ
ひらひらネグリジェ「」ヒラヒラ
リアン「あっ……ちょっと攻め気味だけど、可愛いかも……」
リエム「リアンさまがわたしに買ってくださった寝間着と少し似ております」(前スレ95参照)
リアン「……これなら、良いかも……」
シャーロット「じゃあパジャマはこれで決まりね!」
エンシァン(……微妙に透けていることは言わないでおくか)
◇
シャーロット「それで下着なんだけど――」
リアン「下着はこれです!!」バッ
無難な下着「」
シャーロット「あら……それはそれで可愛らしいけれど……」
リアン「准教授に任せたらとんでもないものを選びそうですもん……」
シャーロット「そんなことないわよお。でもリアンちゃんももう年頃の女の子なんだから、下着ももう少し攻めてみても……」
リアン「これでいきます!!!」
☆ひらひらネグリジェ(微透け)と無難な下着を買いました
◆
44 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/04(日) 23:01:50.05 ID:Etl8LQVj0
―修学旅行 一日目 昼
ノースオーシャン地方 豪雪リゾート地
しんしん…(雪の降る音)
リアン(飛行機を降りると、雪国であった……)
リアン(思わずそう言いたくなるくらいの、一面の銀世界……!)
リアン(ここが、ノースオーシャンの豪雪リゾート……!!)
先生「よし、全員いるな。ホテルに荷物を置いたら自由行動して良いぞ」
生徒A「やたっ、早く荷物置いてこよ!」ダッ
生徒B「っしゃ、ウチらが一番乗りだ!」ダッ
サーナ「わたくしたちも続きますわよ!!」ビュオッ
風紀委員「ああこら! 走るな! 飛ぶな! ホテルの人に迷惑かけたら殺すわよ!!」
ノルン「あ、あはは……。私たちも行こっか」
ルウェリア「そうだね……。うう、寒……」ブルッ
アリム「データとしては知っていたけれど、これは活動に支障が出る寒さね……!」
リアン「と、とりあえず早くホテルに入ろう。防寒着、荷物に入れっぱなしだ……!」
◇
―ホテル ロビー
リエム「リアンさま……!」トテトテ
リアン「リエムちゃん!」タタッ
ルウェリア「ええっ!? なんでリエムちゃんが……」
エンシァン「なんでだろうな?」ヌッ
ルウェリア「うわあ!? なんでいるんです!?」
シャーロット「あら、私たちがいちゃだめ?」
ルウェリア「そ、そんなことはないですけど……って准教授も?」
ヒーティ「あ、あはは……。なんででしょうね……」
ノルン「ヒーティちゃんまで……」
エンシァン「ちなみにルルもいる。さっきサーナくんと飛んでいったがな」
アリム「はあ……。わたしはリエムから聞いてたけど、あんた説明してなかったのね……」
―次の遺跡発見率[208/500](※修学旅行中は上がりません)
◆遺跡探索部メンバー
◇リアン (水の魔法:踏破力+2、戦闘力+3、持続力+5)〈水の守り〉
◇リエム (魔導兵装:踏破力+4、戦闘力+6、持続力+4)〈献身〉
◇ルウェリア(硬度変化:踏破力+5、戦闘力+3、持続力+2)〈不壊〉
◇サーナ (風の魔法:踏破力+3、戦闘力+5、持続力+2)〈飛行〉
◇ノルン (光の魔法:踏破力+2、戦闘力+4、持続力+4)〈聖域〉
◇ヒーティ (火の魔法:踏破力+3、戦闘力+4、持続力+1)
◇エンシァン(掘削魔法:踏破力+4、戦闘力+4、持続力+4)〈貫通〉
◇シャロット(治癒魔法:踏破力+2、戦闘力+1、持続力+6)
◇ルル (土の魔法:踏破力+3、戦闘力+4、持続力+5)〈防御強化〉
◇アリム (魔導兵装:踏破力+5、戦闘力+10、持続力+5)〈会心強化〉
☆現在の目標☆
・ルウェインを救出する
・魔鍵を追う
・エピカを止める
修学旅行は2泊3日です。一日目昼・一日目夜・二日目昼・二日目夜・三日目昼の5ターンあり、1ターンにつき3安価分の自由行動ができます
一日目昼の行動です
↓1〜3 自由行動または発生するイベント なお本日はここまで
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 23:08:46.60 ID:nV4+jeYp0
島を離れて情報規制が多少ゆるいからか、ユリトーの大神殿に関する御伽噺が記された本を見つける
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 23:13:11.54 ID:APMipgtH0
ノースオーシャンは食事、特に海産物が美味しいらしいのでみんなで食べに行こう
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 23:14:43.93 ID:APMipgtH0
すみません、
>>30
と
>>46
だと安価連取でした
安価下にしてください
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 23:19:15.26 ID:k2TpZcpco
体温高い事が発覚し先輩方にくっつかれて暖を取られるヒーティ
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/04(日) 23:21:23.58 ID:J+hIA0UjO
ルルとエンシァン、プチ遭難
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/05(月) 00:33:34.47 ID:hIoA5Ayco
おつでした
湖とか運河とかもありそうななリゾート地
修学旅行イベントいっぱい起こせるやったぜありがとうございます!
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/05(月) 00:41:58.97 ID:UadRogZeo
おつです
>>31
ですが申し訳ない…一応意図としては行動安価のつもりでしたが
わかりづらい曖昧な文章だったうえそもそもまだ現地に到着すらしてませんでしたね…読み違えてました
また安価取りたいと思います
ご迷惑をお掛けしました
52 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/05(月) 22:55:50.30 ID:r3XBwTFT0
修学旅行は回数多めにしました。楽しんでくださいませ
>>51
こちらも意図を汲み取れず申し訳ありませんでした。修学旅行は回数多めにしましたので、是非また安価を取ってくださいませ
53 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/05(月) 22:56:43.18 ID:r3XBwTFT0
―修学旅行 1日目 昼
ホテル「アイスブレイク」ロビー
エンシァン「というわけで私はサーナくんとルルを追う。放っておけん」スタスタ
ノルン「私たちも荷物を置いたら散策してみよっか。初日だし軽めに」
ルウェリア「そうだね。ヒーティちゃんと准教授も一緒に来ませんか?」
ヒーティ「いいんですかッ!?」
シャーロット「喜んで!」
リアン(そういうわけで、私たちも軽くホテル周辺を散策することにした)
◇
―ホテル前 運河沿い通り
リエム「リアンさま、寒くはありませんか?」
リアン「ま、まあなんとか大丈夫かな……? それにしても……」
船「」ドンブラコ
リアン「来た時も思ったけど、大きな川だねえ」
アリム「自然の川ではないわね。人間が造ったのかしら?」
ノルン「そうみたい。ここ、ノースオーシャン最大の運河なんだって」
アリム「へえ、運河か。なるほどね」
ヒーティ「運河って普通の川とは違うんですか?」
ノルン「うん。船が行き来したり、生活用水を汲んだり流したり、人の生活の為に造られた人工の川のことなんだよ」
ヒーティ「へぇー! 勉強になりますッ!」
ルウェリア「流石ノルンさん、博識だね」
リアン「私、大きな川としか思わなかった……」
ノルン「じ、事前にちょっと観光ガイドを読んだだけだから……」
シャーロット「ちなみに夜はライトアップされてすっごい綺麗みたいよ」
ヒーティ「わあ……! 見てみたいですッ!」
ビュオオオ…
リアン「ううっ……吹雪いてきた……?」
ノルン「さ、寒いね……。視界もちょっと悪くなってきたし……」
ルウェリア「一旦ホテルに戻ろうか……ん? あれは……」
サーナ「うう〜さむさむ! あら、あなたたち!」ブルブル
54 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/05(月) 22:57:47.10 ID:r3XBwTFT0
リアン「サーナさん!」
サーナ「ルルを見かけませんでしたこと? はぐれてしまいましたの……」ブルブル
ルウェリア「えっ? 見てないけど……」
サーナ「そうですの……」ブルブル
サーナ「もしまた剣になってその辺で寝ているうちに雪に埋もれたりしたら……」ブルブル
アリム「ルルならこの寒さでも大丈夫よ。地属性のインテリソードは伊達じゃないわ」
ノルン「サーナちゃんもすごく震えてるけど、大丈夫……?」
サーナ「寒いんですわ! ヒーティ、わたくしにファイアを撃ってくださいまし!!」ブルブル
ヒーティ「ええ!? さ、流石にそれは……」
サーナ「それならあなたで暖を取りますわよ!!」
ダキッ
サーナ「あ……ヒーティ、すっごい温かいですわ……」ホカホカ
ヒーティ「は、はい……昔から、よく言われます……」
ルウェリア「え、本当? 私もいい?」
ヒーティ「あ、はい……」
ルウェリア「それじゃ失礼して……わっ本当だ! 温かい……!」ホカホカ
ノルン「わ、私も良い……? 実は、さっきからけっこう冷えてて……」
ヒーティ「ど、どうぞ……」
ノルン「ありがと……わあ、本当に温かい……」ホカホカ
シャーロット「あらぁ、モテモテねぇヒーティちゃん……!」
ヒーティ「う、うぅ……」
リアン「じ、じゃあ私も……」
ヒーティ「はいぃ……」
リアン「わあ……ほかほかだぁ……」ホカホカ
リエム「……」
アリム「ああもう……。リエム、魔力サイクルを排熱モードに切り替えなさい。二人で馬鹿リアンを挟み撃ちにするわよ」
リエム「……! はい……!」
グイッ
リアン「えっ?」
リエム「……」ギュッ
アリム「……」ギュッ
リアン「わっ……! 二人とも、あったか……あ、あったかすぎない……!?」チリチリ
リエム「…………」
アリム「リエムを傷付けた罰よ。焼け死ね」
リアン「ひええ〜!?」チリチリ
リアン(みんながヒーティちゃんで暖を取っている中、私はリエムちゃんとアリムちゃんに挟まれてとっても温かくなった)
リアン(ヒーティちゃん、リエムちゃん、アリムちゃん、温めてくれてありがとうね)
◆
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/05(月) 23:04:57.79 ID:33BZLfuho
ああ^〜
56 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/05(月) 23:38:07.07 ID:r3XBwTFT0
一方その頃
―街中
ビュオオオ…
エンシァン「……」
ルル「……」
エンシァン「……視界がホワイトアウトして前が見えん」
ルル「エンしゃん……」
エンシァン「大丈夫だ、私はここにいる。しかしまさか……」
ビュオオオオ……
エンシァン「街中で遭難するとはな」
バッ ガサゴソ
ルル「何してるの……?」
エンシァン「見た感じ、ここは公園っぽい場所だ。テントを張って吹雪が収まるのを待つぞ」
ルル「え、でも街中だよ……?」
エンシァン「街中であろうと遭難は遭難だ。下手に動けば体力も消耗する」
ルル「そうなの?」
エンシァン「そうなのだ。ほれっ」
簡易防寒テント「」バサッ
エンシァン「入るぞルル。外にいれば凍死するだけだ」
ルル「うん」
◇
57 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/05(月) 23:39:47.54 ID:r3XBwTFT0
―簡易防寒テント
ビュオオオオ… ガタゴト…
魔導ランプ「」ユラユラ
ルル「わあ……寒くない……!」
エンシァン「フッ、けっこう高かったからな。簡単に設置できて性能も十分。良い買い物をした」
ルル「……ルル、わくわくしてきた」
エンシァン「お、ルルもか? 私もだ」
ルル「なんでだろ?」
エンシァン「危機の際に高揚感を覚えるのは生命の本能だ。いざという時こそ楽しめなければな」
ルル「そうなんだ……!」
エンシァン「ククク、何歳になっても台風の日はワクワクするものさ」
ルル「うん!」
◇
ビュオオオオオ… ガタゴト…
ルル「……」ウツラウツラ
エンシァン「寝て良いぞ」
ルル「んん……れも……」ウツラウツラ
エンシァン「無理をするな。遭難時は体力を温存するものだ」
ルル「ん……」
ルル「……」スゥスゥ
エンシァン「フッ……寝たか」
エンシァン「……屋外で寝る時は剣になるが、屋内で寝る時は人の姿のままだな。一応区別はしているのか……」
エンシァン「まあいいか。私も仮眠を取るとしよう」スッ
エンシァン「ふう……。うむ、マットの寝心地も悪くない。本当に良い買い物をしたな」
エンシァン「……」ブルッ
エンシァン「断熱効果が高いとは言え、流石に少し冷えるな……」
ルル「……」スゥスゥ
エンシァン「ルルたんぽで暖を取るか」
ぎゅっ…
◆
―夕方
簡易防寒テント
ルル「んん……?」グシグシ
エンシァン「……」zzz
ルル「エンしゃん、ルルに抱きついてる」
ルル「……吹雪は……止んだみたい」
ルル「んふふ……。でももう少し、寝てよ……」
◆
58 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/05(月) 23:40:52.69 ID:r3XBwTFT0
本日はここまで
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/06(火) 01:15:49.64 ID:VU4S2xQdo
おつでした
ルルたんぽの語感の良さ
嫉妬の炎で焼かれるリアン可愛い
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/06(火) 08:00:26.07 ID:+GcAkEw0o
そういえばこの作品、期間的なゴールって決まってる?
3月で終わりなのか、それとももう一年くらいやるのか
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/06(火) 08:02:06.48 ID:1zHKrC8V0
記憶取り戻しても相変わらず独占欲強めなリエムちゃかわいい
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/06(火) 09:43:16.94 ID:6R0rLyOzO
湯湯婆(ゆたんぽ)って湯の妻って意味らしいな
つまりルルたんぽは
63 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/06(火) 22:29:40.24 ID:X2YYGMud0
3月で一区切りの予定ですが、そこで終わるかもう1年続けるかは今のところ未定です
ところでいつもいつも乙や感想ありがとうございます。平日はあまり更新できず申し訳ないですが、頑張っていきたいと思います
64 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/06(火) 22:30:06.84 ID:X2YYGMud0
―修学旅行1日目 昼過ぎ
運河沿い通り 古本屋
ビュオオオオ…
リアン(ホテルに戻る前にものすごく吹雪いてきたから、とりあえずみんなで近くにあった古本屋に避難したけれど……)
リアン(これはしばらく止みそうにない……)
ノルン「先生とルルちゃんのことが心配だけど、今出ていったら私たち自身が凍死しちゃうよね……」
シャーロット「エンちゃんなら大丈夫よ。こういう事態には強いから」
ルウェリア「まあ……先生なら大丈夫そうですね」
アリム「さっきも言ったけどルルもこのくらいなら死なないわ。安心しなさい」
サーナ「……そうですわね。信じて待ちましょう、吹雪が止むのを……」
古本屋の主人「ほっほっほ、ゆっくりしていきなされ。喫茶も併設しとるからお茶を飲みながらの座り読みも歓迎じゃよ」
ヒーティ「わあ……! お洒落ですッ!」
ルウェリア「ただ待っているだけというのもつらいし、ここはお言葉に甘えてゆっくりさせてもらおう」
シャーロット「そうね。避難場所がここだったのは不幸中の幸いかもしれないわ……!」
リアン(そういうわけで、私たちはめいめいに古本屋を巡って本を買ったり読んだりすることにした)
◇
リアン「いろんな本があるなあ。あ、これ昔孤児院で読んだ絵本……!」
リエム「孤児院……。わたしの知らないリアンさま……」
リアン「え? 私が、なんて?」
リエム「なんでもありません、リアンさま」
ルウェリア「リアンちゃん、リエムちゃんも。ちょっと来てもらっても良い?」
リアン「ルウェリアちゃん。どうしたの?」
ルウェリア「ちょっと気になるものを見つけて。一緒に見て欲しいんだ」
65 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/06(火) 22:30:33.20 ID:X2YYGMud0
〈ある島の伝説〉
かつてその島には 大きな神殿がありました
島の王様が神殿を開けると あら不思議
金銀財宝 人心掌握 富国強兵 怨敵燼滅
世界の全ては 王様の思うがまま
けれど王様は 富も 名声も 力も 選びませんでした
神殿が開くのは 千年に一度だけ
叶う願いも 一つだけ
だから王様が欲したのは たくさん働く たくさんの奴隷
国を強くするために 民を豊かにするために
それが王様の願いであり 人々の願いだったからです
たくさんの奴隷たちは たくさん働きました
血と涙をいっぱい流して たくさん働きました
やがて国は強くなり 民も豊かになりました
誰もが笑って暮らせる 理想の国になりました
奴隷たちの 血と 涙と かなしみを吸って
でも
千年の後 国は滅んでしまいました
一人の奴隷が 神殿の扉を 少しだけ開けてしまったのです
神殿は 奴隷たちのかなしみを聞き届け
天は荒れ 地は砕け 人は絶え
島は 静かになりました
めでたし めでたし
66 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/06(火) 22:31:32.97 ID:X2YYGMud0
ヒーティ「こ、これ……めでたしめでたしなんですか……?」
シャーロット「その辺の解釈についても議論したいところだけれど、今はやめておきましょう。気になるのはやっぱり大きな神殿≠ヒ」
アリム「この島ってのが旧ユリトー島のことを指すなら、十中八九大神殿のことでしょうね。全てを鵜呑みにはできないけど、ルアンが話した内容と合致する部分もあるし」
シャーロット「なんでも願いを叶える神殿か……。聖鍵にしか解けない大掛かりな封印をする理由としても納得できるわね」
サーナ「……胸クソの悪くなる話でしたわ。ちっともめでたくなんてないですわよ」
ヒーティ「自分も同じ気持ちですッ! 誰かを泣かせて得た幸せなんてッ……!!」
ノルン「……だから滅びたんだろうね」
アリム「大神殿が、死んだ人造種たちのかなしみを背負った黒髪のエピタフの願いを叶えたのだとしたら……。島の滅びは、死んだ人造種たちの総意なのかもしれないわね」
ルウェリア「……何が正しいのか、わかんなくなりそうだよ」
リアン「…………」
リエム「リアンさま……」
リアン「……わかんないよ。私も……」
リアン「エピカちゃんの、話を聞かなきゃ……」
◆
67 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/06(火) 22:32:48.37 ID:X2YYGMud0
―修学旅行1日目 夜
ホテル「アイスブレイク」
リアン「はあ……」
ルル「どうしたの?」ヒョコッ
エンシァン「なんだお前たち、辛気臭い顔をして」
リアン「……えっ!? あ、帰ったんですか!?」
サーナ「!! わ、わたくしがどれだけ心配したか……!!」ワナワナ
ルウェリア「ど、どこにいたんです?」
ルル「エンしゃんと遭難! 楽しかった!」
エンシァン「ククク、街中で遭難するなんてなかなか経験できることじゃないからな」
ノルン「あ、あはは……」
サーナ「んもおーッ!!! そこに直りなさいまし!!!!」
ルル「サーナ、牛さんみたい」
リアン(サーナさんはお胸の大きさも牛さん級……なんて最悪のセクハラ発言をしそうになってしまった……)
リアン(まあでも、せっかくの修学旅行なんだからいつまでも暗くちゃだめだよね!)
―次の遺跡発見率[208/500](※修学旅行中は上がりません)
◆遺跡探索部メンバー
◇リアン (水の魔法:踏破力+2、戦闘力+3、持続力+5)〈水の守り〉
◇リエム (魔導兵装:踏破力+4、戦闘力+6、持続力+4)〈献身〉
◇ルウェリア(硬度変化:踏破力+5、戦闘力+3、持続力+2)〈不壊〉
◇サーナ (風の魔法:踏破力+3、戦闘力+5、持続力+2)〈飛行〉
◇ノルン (光の魔法:踏破力+2、戦闘力+4、持続力+4)〈聖域〉
◇ヒーティ (火の魔法:踏破力+3、戦闘力+4、持続力+1)
◇エンシァン(掘削魔法:踏破力+4、戦闘力+4、持続力+4)〈貫通〉
◇シャロット(治癒魔法:踏破力+2、戦闘力+1、持続力+6)
◇ルル (土の魔法:踏破力+3、戦闘力+4、持続力+5)〈防御強化〉
◇アリム (魔導兵装:踏破力+5、戦闘力+10、持続力+5)〈会心強化〉
☆現在の目標☆
・ルウェインを救出する
・魔鍵を追う
・エピカを止める
一日目夜の行動です
↓1〜3 自由行動または発生するイベント
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/06(火) 22:35:00.41 ID:7bX4J6QmO
就寝時、ルルがサーナの布団に潜り込んで胸を枕にする
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/06(火) 22:36:14.14 ID:RbNWujIS0
ホテルのゲームコーナーで遊ぶ
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/06(火) 22:38:44.94 ID:Zs+t9NWp0
ノルンがリアンのネグリジェが透けていることに気づいてこっそりリアンに教えてくれて、うまく対処してくれる
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/06(火) 22:38:52.96 ID:1zHKrC8V0
リアン、エンしゃんが一人で特訓してるところを見かける
72 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/06(火) 23:56:56.79 ID:X2YYGMud0
―修学旅行1日目 夜
ホテル ゲームコーナー
リアン「あれは……ゲームコーナー……!?」
シャーロット「あら本当! ふふ、ホテルのちょっと寂れたレトロな雰囲気のゲームコーナーってけっこう好きなのよ私」
ルウェリア「よし、ちょっとやってきます」ザッ
シャーロット「ルウェリアちゃんって意外とノリ良いわよねえ」
リアン「あはは、私ルウェリアちゃんのそういうところにけっこう助けられてます」
リエム「わたしも、ノリを良くすべきでしょうか」
アリム「十分ノリ良いわよ、あんた」
◇
リアン「へぇ〜。ゲームセンターとかってあんまり来たことないんですけど、面白そうですねえ」
シャーロット「せっかくだしリアンちゃんも何かやってみない?」
リアン「え、ええと……どれをやれば良いですか?」
ルウェリア「クレーンが定番だよ! リアンちゃん!」
リアン「クレーン……あのアームを動かして下に落ちてるものを取るやつだね」
ルウェリア「そうそう。私もさっきグミ取ったから、後でみんなで食べようよ」
リアン「いつの間に……! よし、私もやってみる……!!」
↓1
01-10 だめでした
11-40 アクリルアイス
41-70 マナキャンディ
71-90 お菓子詰め合わせ
91-00 何かのキャラクターのフィギュア
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/06(火) 23:59:05.24 ID:1zHKrC8V0
や
74 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 00:18:53.45 ID:ukvu7EPQ0
クレーン「ウィーン…ガシッ…ウィーン…パッ」
カラカラカラ…
貝殻型や宝石型のアクリルアイスたち「」キラキラ
リアン「わあ……! なんか綺麗なのがいっぱい取れたよ!」
ルウェリア「おめでとうリアンちゃん!」
リエム「流石です、リアンさま……!」パチパチ
シャーロット「あら、アクリルアイス? ふふ、私も子供の頃よくこれ取っちゃったなあ……。これはこれで綺麗でかわいいのよね」
ルウェリア「准教授にもそんな時期があったんですね……」
シャーロット「ふふ、今でも童心は忘れてないわよ?」
アリム「そのアクリルアイスってやつ、何に使うの?」
シャーロット「専らインテリアとかかしら。安価だから気軽に置けるしね」
リアン「へえ……! じゃあ半分くらいは部室に飾っておこうかな……」
☆アクリルアイスを手に入れました。後日リアンの部屋および部室に飾られます
75 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 00:19:47.66 ID:ukvu7EPQ0
本日はここまで
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 00:39:24.47 ID:aoLMEO8to
おつ
牛といえばシャーロット准教授もイエナンデモナイデス
あれアクリルアイスって言うのね
77 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 19:28:42.68 ID:ukvu7EPQ0
―修学旅行1日目 夜
客室
リアン「はあ〜良いお湯だったねえ〜」ホカホカ
ノルン「うん……! 外が寒かった分お風呂も格別だったね」ホカホカ
リアン「だねえ……」
ノルン「ところでリアンちゃん、そのネグリジェどうしたの?」
リアン「あ、これ? シャーロット准教授に勧められたの。ひらひらしてて良いなって思って」
ノルン「う、うん……かわいいとは、思うんだけど……」
リアン「……に、似合って、ないかな……」
ノルン「そういうわけじゃないの! ただ、その……」
ノルン「……薄っすらと、その……。シースルーというか……」
リアン「えっ!!!?!?!!?」
リアン(私は客室の姿見を慌てて見た)
リアン「あ、あ、ああああ……///」
リアン(ものすごく薄っすらと……私の野暮ったい下着が透けて見える……)
リアン(やられた……准教授……!!!)
リアン「どどど、どうしよう……! 私、痴女だって思われちゃうよお……///」
ノルン「……よし、じゃあ私の光魔法で……!!」
リアン「えっなんとかできるの……!?」
↓1
01-10 謎の光でさらにえっちになってしまう
11-90 光学迷彩の応用で遮光率100%になる
91-00 光の加護
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 19:32:32.56 ID:emDokTIiO
いけ
79 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 19:49:53.86 ID:ukvu7EPQ0
ノルン「――ライトアブソーブ」
リアン「わっ……」シュゥン―
リアン(ノルンさんが魔法を使うと、私のネグリジェは一瞬真っ黒になり――)
リアン(次の瞬間には、透けない普通のネグリジェのようになっていた)
ノルン「……よし、上手くいったみたい」
リアン「な、何をしたの?」
ノルン「ネグリジェの内側に、光を吸収する魔力膜を張ったの。少なくとも旅行期間中は大丈夫だと思う」
リアン「えっそんなことまでできるの!? すごい! ありがとう、ノルンさん!」
ノルン「ふふ……気にしないで。リアンちゃんのためだもの」
リアン「え、えへへ……それでも、ありがとう……!」
ノルン(……リアンちゃんの綺麗な体を、これ以上他人の目になんか触れさせないんだから)
ノルン(リアンちゃんは、私が守る……)
◆
80 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 20:05:31.62 ID:ukvu7EPQ0
―修学旅行1日目 夜
客室
ルウェリア「そろそろ明かり消そうか」
リアン「うん」
リエム「はい、ルウェリアさま」
ノルン「明日も楽しみだね」
サーナ「ええ! 明日からが本番ですわよ……!」
パチン…
リアン(照明の明かりが落ち、部屋は暗闇に包まれた)
リアン(私の布団にはリエムちゃんも一緒だ。ホテル内の部屋移動は割と自由に行って良いらしい)
リアン(ちなみにアリムちゃんも誘ってみたけれど、断られた。私と一緒に寝るところを誰かに見られたくないのだとか……)
リアン(ふわあ……。初日だけどけっこう疲れたな……。明日に備えて寝てしまおう……)
81 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 20:06:34.45 ID:ukvu7EPQ0
ガサゴソ
サーナ(んんっ……! な、なんですの……? 寝相の悪い誰かがわたくしに足でも伸ばしてらっしゃるのかしら……)
モゾモゾ
サーナ「んぁっ……///」
サーナ(い、いけませんわ……! みんながいるところでこんなはしたない声……!)
サーナ(一体誰ですの!? わたくしにこのような辱めを受けさせているのは……!)
ルル「……」モゾモゾ
サーナ(そ、そんな……まさか、ルルがわたくしに……夜這いを……)
サーナ(…………いえ、ルルに限ってそのようなことはないですわね)
サーナ「んっ…/// る、ルル……何をしてらっしゃるの……?」
ルル「んゆ?」
サーナ「な、何をしてらっしゃるのかと聞いているのですわ……」
ルル「サーナベッドで寝るとこ」
サーナ「……え?」
ルル「んふふ……。サーナ、おっぱいも牛さんだから。寝心地良さそうだもん」
サーナ「…………は?」
ルル「あ、あった! サーナの牛さんおっぱい……! 枕にしちゃお」ポヨン
サーナ「んっんんっ…/// や、やめなさ――」
ルル「えへへ……」ニヘラ
サーナ「…………」
サーナ(もう……気持ちよさそうな顔して……。これじゃ怒れませんわ……)
サーナ(少し重いですが、良しとしましょうか……)
サーナ(重さより……ルルが身じろぎする度に揉まれたり擦れたりするのが……んああっ///)
◆
82 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 20:22:23.88 ID:ukvu7EPQ0
―修学旅行2日目 朝
客室
チュンチュン
リアン「ふわあ〜。んん〜っ」ググッ
リエム「おはようございます、リアンさま。本日の朝は何をお飲みになられますか」
リアン「わっ、リエムちゃんおはよう……! 朝は……バイキング形式の朝ごはんらしいから、それまでお預けにしよ? まだみんな起きてないみたいだし」
リエム「わかりました」コクン
リアン(いつもと違う部屋、いつもと違う布団……)
リアン(それでもリエムちゃんといつものように挨拶を交わしただけで、ものすごく安心できる)
リアン(別に不安だったわけでもないけどね。楽しい修学旅行なんだもの)
リアン(さあ、今日はその2日目だ!)
サーナ「んん〜……。る、ルルぅ……もうおやめに……」zzz
ルル「んへへ……」zzz
―次の遺跡発見率[208/500](※修学旅行中は上がりません)
◆遺跡探索部メンバー
◇リアン (水の魔法:踏破力+2、戦闘力+3、持続力+5)〈水の守り〉
◇リエム (魔導兵装:踏破力+4、戦闘力+6、持続力+4)〈献身〉
◇ルウェリア(硬度変化:踏破力+5、戦闘力+3、持続力+2)〈不壊〉
◇サーナ (風の魔法:踏破力+3、戦闘力+5、持続力+2)〈飛行〉
◇ノルン (光の魔法:踏破力+2、戦闘力+4、持続力+4)〈聖域〉
◇ヒーティ (火の魔法:踏破力+3、戦闘力+4、持続力+1)
◇エンシァン(掘削魔法:踏破力+4、戦闘力+4、持続力+4)〈貫通〉
◇シャロット(治癒魔法:踏破力+2、戦闘力+1、持続力+6)
◇ルル (土の魔法:踏破力+3、戦闘力+4、持続力+5)〈防御強化〉
◇アリム (魔導兵装:踏破力+5、戦闘力+10、持続力+5)〈会心強化〉
☆現在の目標☆
・ルウェインを救出する
・魔鍵を追う
・エピカを止める
2日目朝〜昼の行動です
↓1〜3 自由行動または発生するイベント
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 20:23:17.52 ID:E8PgUy+U0
アリム、迷子の観光客の子供をあやす
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 20:27:13.68 ID:IjXSQSHk0
エンシァンがエピカを止める
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 20:30:37.65 ID:l1l9K/JuO
名物料理を食べに行こう
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 20:30:59.02 ID:+jnlt4Flo
>>83
のやり取りを目撃しあ(あるいはアリムと一緒にいた)面々
子供っていいなぁ、いつか私たちもお母さんになるのかなぁという感じの話題で盛り上がる
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 20:32:47.24 ID:emDokTIiO
>>84
エピカちゃんこっち来てたっけ・・・
88 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 20:34:53.06 ID:ukvu7EPQ0
>>84
は無効とさせていただきます。このレスは安価に含まれません
シナリオ上起こり得ないイベントや、キャラクターの性格や能力を逸脱している安価は無効となります。ご注意ください
89 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 21:03:24.68 ID:ukvu7EPQ0
―修学旅行2日目 昼
運河沿い通り 料理店
リアン(2日目のお昼は、ここの名産料理を食べにいくこととなった)
リアン(そこで来たのが、この料理店だ)
シャーロット「わあ……! カニよ、カニ!」キャッキャ
ルル「カニ、カニ!!」キャッキャ
サーナ「カニ! カニですわ!」キャッキャ
リアン(シャーロット准教授とルルちゃんとサーナさんも大はしゃぎだ)
リアン(そう。ここの名産料理は――カニなのだ)
板前「へい、カニ鍋お待ち!」
カニ鍋「グツグツ」ドンッ!
ルウェリア「おお……! 大きなカニを使った豪快な鍋……!!」
アリム「これはあったまりそうね……!!」
ノルン「ユリトーでもカニは食べるけど……こんなに大きいのは初めて見た……!!」
エンシァン「では私が先陣を切らせていただく。はむ、もぐもぐ……旨い!!」モグモグ
ヒーティ「わ、私も……! あちっ! で、でも美味しい……!!」ハムハム
リエム「リアンさま。とても熱いご様子なのでお気を付けてお召し上がりくださいませ」
リアン「う、うん……!! よし……はむっ……!」
リアン(こ、これは……カニから滲み出た出汁がカニ汁に行き渡り、口内をカニ色に染めて――)
リアン(カニ、美味しい……!!!!!)
↓1
01-90 学生組能力成長
91-00 学生組能力大成長
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 21:04:52.22 ID:aoLMEO8to
カニ!かに!
91 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 22:19:49.64 ID:ukvu7EPQ0
リアン(カニ鍋を食べ終えた頃……私たちは、全身に力が漲るのを感じた)
リアン(そうだ……。私たちは、カニという命をいただいたのだ……)
リアン(カニは、生きていた。私たちと同じように。めいっぱいに、命を燃やして――)
リアン(私たちはそれを奪い――――糧としたのだ―――……)
リアン(私たちは、カニの命を喰らうに値する存在だったのだろうか)
リアン(カニの命を背負い続ける、覚悟があったと言えるのだろうか)
リアン(答えは、わからない)
リアン(いや――。ここから、示し続けるしかない)
リアン(カニを食した者として。私たち自身の、命で――――)
☆学生組の能力が成長しました
92 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 22:24:44.27 ID:ukvu7EPQ0
―修学旅行2日目 昼過ぎ
運河沿い通り
スタスタ
シャーロット「はあ、食べた食べた……! やっぱりカニは最高ね……!」
エンシァン「ああ、ノースオーシャンのカニは最高だな。また食いたいもんだ」
ヒーティ「カニ、良いですね……! スイスちゃんたちへのお土産に買っていってあげたいです!」
ルル「ルルもスイスたちと一緒に食べたい!!」
アリム「良いわね。きっと喜ぶわよ、あいつら」
リアン(食事を終えた私たちは、心地良い満腹感に浸りながら当てなくぶらついていた)
ノルン「お土産と言えば……ここってガラス細工も有名みたいだよ」
ルウェリア「そういえばホテルにも綺麗なグラスが飾ってあったね」
サーナ「ガラス細工……ふふ、美しいわたくしにピッタリのものもありそうですわね」
リアン(お土産……。ヒーティちゃんと同じくスイスちゃんたちと……あと孤児院のみんなに買っていこうかな。遺跡部のみんなはここにいるし)
ノルン「ん……? あ、あの子……!」
幼女「えぐ、えぐ…」グスグス
アリム「」タッ
リアン(ノルンさんが気付いた時、アリムちゃんが素早く駆け出していた)
リアン(私たちも慌てて後を追う――)
93 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 22:25:10.86 ID:ukvu7EPQ0
アリム「大丈夫? どうしたの?」ナデナデ
幼女「えぅ……ママ、いなくなっちゃった……」グスグス
アリム「そうなの」
幼女「うん……」
アリム「……大丈夫よ」
幼女「え……?」
アリム「ママが見つかるまで、私が一緒にいてあげる」
幼女「おねえちゃんが……?」
アリム「ええ。だから安心しなさい」
幼女「うん……」
アリム『リエム。この子の魔力パターンと似た波長を探して』
リエム『わかりました――――やや離れた位置に、似た波長があります。親族である可能性が高いです』
アリム『よし、でかした! わたしはこの子をあやしてるから、その人物を連れてきてくれる?』
リエム『はい』
リエム「リアンさま。あの子供の親族を連れて参ります」シュタッ
リアン「ええ!? う、うん!」
リアン(程なくして、リエムちゃんは迷子の子と似た雰囲気の女性を連れてきた)
リアン(その女性――恐らくその子の母親は――アリムちゃんとリエムちゃんに何度も何度も頭を下げ、子供を抱きかかえながら去っていった)
94 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 22:26:35.12 ID:ukvu7EPQ0
アリム「……ふう。全く……自分の子供から目を離すんじゃないわよ」
リエム「アリム、お疲れさまです。見事なベビーシッティングでした」
アリム「フン、当然でしょう。わたしは万能のリエム型だもの」
リアン「ふふ……アリムちゃん、優しい顔してたよ。お母さんって感じだった……」
アリム「は、はあ!? 誰がお母さんよ、誰が……!!」
キャッキャ ギャーギャー
ルウェリア「…子供、か……」
シャーロット「ふふ……。ここにいる子たちも、いつかはお母さんになるのかしらね」
サーナ「想像がつきませんわ……。自分が親になるなんて……」
ルウェリア「……そういうシャーロット准教授はどうなんですか?」
シャーロット「私はあんまり考えてないなあ。エンちゃんたちやあなたたちと一緒に遺跡探索してる方が楽しいし……」
エンシァン「フッ、ならば私と結婚するか?」
シャーロット「もう、エンちゃんったら。冗談でもそういうことは言っちゃダメよ?」
エンシァン「ククッ、すまん。だがシャーロットなら別に構わんと思っているのは本当だぞ?」
シャーロット「はあ……。別に構わんなんて気持ちで結婚できるわけないでしょ、エンちゃんの馬鹿」
ルル「エンしゃんの馬鹿! エンしゃんの馬鹿!」キャッキャ
エンシァン「シャーロットに正論を言われてしまうとはな……。あとルルは黙れ」
ノルン「……子供。子供かあ……」
ホワンホワンホワン…
リアンとノルンの間に生まれたリアン似の幼女(妄想)『ノルンママぁ……』
ノルン「…………」
ノルン「はっ! いけないいけない……何考えてるんだろ、私……」ブンブン
ノルン「大体、女の子同士じゃ子供は産めないし……」
※この世界では同性愛や同性婚は一般的に認められていますが、同性同士で子供をもうける技術は実現できていません
◆
95 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 22:37:38.46 ID:ukvu7EPQ0
―修学旅行2日目 夜
ホテル「アイスブレイク」 食堂
先生「というわけで今夜が最後の夜だ。皆、心残りのないようにな」
生徒A「うう……もう明日でこことお別れなんて……!」
生徒B「もう一週間……いやもう一ヶ月くらい延長できない!? 先生ェ!」
先生「できるわけないだろ……。どうしてもと言うなら、冬休みとか春休みに自力で来るんだな」
生徒A「旅行が終わったら12月! んで期末テストが終わったら冬休みじゃん!!」
生徒B「燃えてきたあああ!!!!」
リアン(……もう2日目の夜かあ。早いなあ……)
リアン(先生が言った通り、心残りのないようにしないと……)
―次の遺跡発見率[208/500](※修学旅行中は上がりません)
◆遺跡探索部メンバー
◇リアン (水の魔法:踏破力+2、戦闘力+4、持続力+5)〈水の守り〉
◇リエム (魔導兵装:踏破力+4、戦闘力+6、持続力+4)〈献身〉
◇ルウェリア(硬度変化:踏破力+5、戦闘力+4、持続力+2)〈不壊〉
◇サーナ (風の魔法:踏破力+4、戦闘力+5、持続力+2)〈飛行〉
◇ノルン (光の魔法:踏破力+3、戦闘力+4、持続力+4)〈聖域〉
◇ヒーティ (火の魔法:踏破力+3、戦闘力+5、持続力+2)
◇エンシァン(掘削魔法:踏破力+4、戦闘力+4、持続力+4)〈貫通〉
◇シャロット(治癒魔法:踏破力+2、戦闘力+1、持続力+6)
◇ルル (土の魔法:踏破力+3、戦闘力+4、持続力+5)〈防御強化〉
◇アリム (魔導兵装:踏破力+5、戦闘力+10、持続力+5)〈会心強化〉
☆現在の目標☆
・ルウェインを救出する
・魔鍵を追う
・エピカを止める
2日目夜の行動です
↓1〜3 自由行動または発生するイベント
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 22:38:43.54 ID:FgUj1TwSO
なんか運河からでっかい海竜が飛び出してきて総力戦になる(とても美味しいらしい)
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 22:39:32.56 ID:emDokTIiO
温泉に入浴中、生徒Bが皆のバストチェックを行う
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 22:40:59.56 ID:aoLMEO8to
パジャマパーティー イン ノースオーシャン!(遺跡部全員で)
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 22:48:40.95 ID:aoLMEO8to
ごめんなさい連取りになってしました
無効でおねがいします
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/07(水) 22:49:45.41 ID:IhyRNH8P0
コンマの後に安価とる分には大丈夫だったはず
101 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2023/06/07(水) 23:22:23.82 ID:ukvu7EPQ0
>>100
さんの言う通り、コンマは連取りの対象となりませんのでご安心ください
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